2019年の新ハロプロリーダーは、モーニング娘。’19 より譜久村聖が襲名!

アンジュルム和田彩花の春の卒業により、次のハロプロリーダーが誰になるのか、それが明らかにされた。

従来、ハロプロのフラッグ・シップたるモーニング娘。のリーダーが、ごく自然にハロプロ全体のリーダー的な立ち位置を占めてきていたが、2014年にモーニング娘。8代目リーダー道重さゆみが卒業してからは、℃-ute 矢島舞美、そして現リーダーのアンジュルム和田彩花へと、ハロプロリーダーの座は継承されてきた。
この経緯を踏まえ、年長者が優先される傾向から、次期ハロプロリーダーには、Juice=Juice からすでに卒業がアナウンスされている宮崎由加の代わりに金澤朋子を有力視する者も一部にはあったほどだ。(ただし年齢だけでなくハロプロにおいてのキャリアも加味されるはずとの視点から、主流派の意見ではなかった)

そのように注目も集まっていた次期リーダーは、2018年12月31日に中野サンプラザで開催されていたカウントダウンライブ第1部の最終MCにて、現リーダー和田彩花より発表された。次期のハロプロリーダーには、モーニング娘。’19 より、譜久村聖が就任する。
カウントダウンライブ第1部のラスト、モーニングパートの締めとなる48曲目の『ラヴ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。』が披露されて、MCの上々軍団、熊井友理奈、中島早貴に促される形で前に出た和田彩花より、次のハロプロ・リーダーとして譜久村聖が指名された。

これで、℃-ute 矢島舞美 → アンジュルム 和田彩花と継承されてきたハロプロリーダーが、4年と少しの期間を経て、モーニング娘。に戻って来たことになる。そして多くのファンは、モーニング娘。にハロプロリーダーが回帰してきたこと以上に、9期メンバー譜久村聖がハロプロリーダーを襲名することで、大きな世代交代(が、すでに起こっていたこと)に改めて気付いたようだ。

中には、こう語るファンもある。

ハロマゲドン的な大きな変化があったわけじゃないですけど、ハロプロが世代交代していたんだなって、ずっと見てたはずなのに、改めて突きつけられたようです。ずっと見ていたからこそ、改めて驚きます。
なんだか印象としては、エルダークラブのお姉さんたちが卒業して行ったことに匹敵するくらいで。

上述のファンが述べるとおり、アンジュルムの和田彩花が卒業することで、20周年を迎えたハロプロにあって、その歴史の大きな部分を実際に担ってきた10年以上の経歴を誇るメンバーが、ついに全員、卒業してしまうことになる。2010年以前を肌で知っているメンバーが、ついに皆無となり、モーニング娘。の9期、アンジュルム2期がハロプロの最年長として次の20年へ向けてハロプロを牽引していくことになる。

譜久村がハロプロリーダーを襲名することが明らかにされるに先だって、このカウントダウンライブ第1部にあっては、飯窪春菜の卒業によって、生田衣梨奈と並んで新たに10期メンバーから石田亜佑美がモーニング娘。’19 のサブリーダーに就任することも明らかにされた。

2019年を迎えて、モーニング娘。もハロー!プロジェクトも、新たに陣容を整えて、走り出そうとしているようだ。次のハロプロを牽引する世代が、先輩たちの後に見事に続いてくれることを祈りたい。

(文=椿道茂高)

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