明らかに美しく透明で初々しく、そして深まる謎 【レポ】つばきファクトリー応援企画 ~キャメリア ファイッ!vol.2~

はじめに

メジャーデビューの日程も2017年2月22日と高らかにアナウンスしつつ、渋谷の Mt.RAINIER HALL で、つばきファクトリー応援企画のFCイベントが開催されました。ラストのお見送りは高速だったけれども、先頃、誕生日を迎えた新沼希空さんに「お誕生日、おめでとう」と声をかけたところ、ちゃんと目を見て、とびっきりの笑顔で「ありがとう!」と応えてくれました。一回目の公演も三回目の公演も、2回とも。

物販で入手してきたバースデーDVDも、新沼希空さんは、バースデーDVDという企画の中でも、推しを越えて広く一般にお薦めできるほどの、出色の面白さ。

そんな希空ちゃんの笑顔も可愛らしすぎた つばきファクトリー応援企画のFCイベントは、題して『~キャメリア ファイッ!vol.2~ in Mt.RAINIER HALL (2016.10.22)』。ナマのリアルな現場で目にするメンバーはたとえ遠くてよく見えなくとも液晶越しの画像より100倍可愛いとは、ヲタには周知された事実であって、投稿者としても日々実感しているところですが、かくも強烈に “ナマのリアルな現場で目にするメンバーは、液晶越しの千倍可愛い” ことを改めて目の当たりにすると、長生きはするもんだなと思いますよね(← 申し訳ない、未だに錯乱中).

4ヶ月連続で開催されるFCイベントの2回目は、コレクションスタンプも、希空ちゃんと谷本安美さんの自画像にて。安美ちゃんのスタンプは、公演中のMCでも、何かと物議を醸しておりましたよ。

20161022-tsubaki

あらかじめ総評的に結論的なことを最初に言っておくと、なんだか、今回のイベントは、全体を通して新沼希空ちゃんの謎っぷりが鮮明になったような感じでしたとさ(「謎っぷり」が「鮮明」とは、いかにも謎ですよね)。

ちなみに、過去の つばきファクトリーのイベントのレポは、こちらになります。

つばきファクトリー応援企画 第二回

2回目となる「つばきファクトリー応援企画」は、イメージコンセプトも前回の応援企画を踏襲しつつ、よく見てみると、毎回のコレクションスタンプ担当メンバーのメンバーカラーが背景にあしらわれているという趣向。
なんだか、こんなあたりも「控えめに美しい」という「椿」らしさが配慮されているようで、嬉しくなりますよね。

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さて、そんな2回目となる「つばきファクトリー応援企画」は、3回まわしのそれぞれの公演で、メンバーから3名ずつフィーチャーされるという趣向。
イベントの構成は、こんな流れで。

ご挨拶 → キャメリアなんでもベスト3 → 前回のイベントの宿題披露 → ミニライブ → お見送り会

このうち【キャメリアなんでもベスト3】は、ぞれぞれの公演でフィーチャーされる3名が、それぞれのお題に応じてメンバーをランキングするという企画であり、【宿題披露】も、それぞれの公演でのフィーチャーメンバー3名による披露であって、他の6名は後ろで応援団というか賑やかしというか微妙な役回り(それでも黙々と宿題を披露するフィーチャーメンバーよりも目立つ場面が多々:後述)。さらにはミニライブは全公演で固定の全員曲に加えて、ラストに公演ごとのフィーチャーメンバー3名による回替わり曲があったりして。
最初にお知らせされていたよりも、ずっと個々の公演でのフィーチャーメンバーの見せ場が多い工夫されたイベントとなっていました。

しかも、いずれ通販されるであろう日替わり写真などをご確認いただければおわかりのように、フィーチャーされる3名毎に微妙に異なる3セットの衣装で登壇していたメンバーたちです。可愛かったですよ。

そんなフィーチャーメンバーは、第一回公演は、山岸理子、谷本安美、小野田紗栞。第二回公演は、小片リサ、新沼希空、秋山眞緒。そして、第三回公演が、岸本ゆめの、浅倉樹々、小野瑞歩という組み合わせ。
そして、なんとも痛恨なことに、このうち、第二回公演にのみ投稿者は落選してしまっております。
その第二回公演については当日券の発券もなかったので、顔写真付きの身分証明書と当選メールの照合が必須なFCイベントであってみれば、これは如何ともしようがなく、以下のレポは第一回と第三回の観覧体験のみによってお送りせざるを得ないところ、最初に謝っておきます。ごめんなさい。
第二回のフィーチャーメンバーによる回替わり曲は、どうも℃-ute の『最高ミュージック』だったらしいとか、調べられないわけじゃないけれど、日頃から主観ありきのレポをみなさまに押しつけている手前、自分が経験してない内容をレポに混ぜ込むわけにはいかないということで。

まったくもって、小片リサさん推しの風上にも置けぬ投稿者です。
しかも、何です?二回目のラストでは、希空ちゃんにハッピーバースデーでお祝いしたんですって??。くっそーー!!
(↑ あくまで上述の理由で第一回と第三回のみの報告なので誤解なきよう。悔しさから第二回公演に触れないわけではないですからね)

第一回公演:キャメリアなんでもベスト3

山岸理子
私に心を開いてないメンバー
谷本安美
妹にしたいメンバー
小野田紗栞
男前メンバー
1:小野田紗栞 1:秋山眞緒 1:小野田紗栞
2:秋山眞緒 2:新沼希空 2:小片リサ
3:小野瑞歩 3:山岸理子 3:山岸理子
9:A.T(谷本安美) 9:R.O(小片リサ) 9:K.N(新沼希空)

なぜかか各ランキングの最下位をイニシャルで表示する【キャメリアなんでもベスト3】、イニシャルであっても明らかに誰だかわかってるのに本人も「すっとぼける」など、おちゃらけ要素を意図的に強めに押し出していて、しかもその「慣れてなさ」までがあからさまで、そんなところも含めて、とっても可愛かったです。

私に心を開いてないメンバー 山岸理子

リーダー理子ちゃんは、「私に心を開いてないメンバー」ランキングで、新メンバーの3名を挙げます。「心開いていますよ!」と抗議の声を上げる新メンバーから小野田紗栞さんが「りこりこ呼ばわり」を強要されて、いろんな心理的抵抗を無理矢理押さえつけて、かろうじて「りこりこ」と発言する場面、その「無理矢理がんばってます」的な演技までがあからさまで、そんなところも含めて、とっても可愛かったです。いや、いきなりのドSであることに驚いた小野田さんですが、めっちゃ可愛いです。

ちなみに心を開きすぎな谷本さんとは、理子ちゃん、時間の流れが一致してるらしいですよ。「時間の流れが一致してる」とは、愛理さんとの関係を評して述べていた℃-ute 矢島舞美さんの言葉でもあります。いずれ、舞美ちゃんと愛理さんのような絵になるカップリングも期待したいですね、つばきファクトリー。ええ、心から期待したいです。
なお、リーダー山岸理子さんと「時間の流れが一致してる」ことについて、強い自負があるらしき新沼希空さんから「私とも(空気が?)似てるよ!」とのクレームが入るも、それは「僅差」であったと強引に押し切る山岸理子さん。このあたり、後述する「男前メンバー」の片鱗を見せつけていたわけですよね。

妹にしたいメンバー 谷本安美

妹にしたい2位に、年上だけど希空ちゃんを挙げる安美ちゃん。なんでも、希空ちゃんの声が、めっちゃ可愛いんだそうですよ(短くない人生で最大限の「賛成」を捧げたい)。この評価に「声だけ?」と不満げな希空ちゃんでしたが、MCのさわやか五郎さんから、その可愛い声で「おねえちゃん」と言ってみてはと促され、まんざらでもないどころか、実に嬉しげにやり切る希空ちゃんでした。
こうした際の、希空ちゃんの嬉しそうな笑顔って、ほんとに猫娘みたいで、ほんとに飾らなくて、ほんとに嬉しそうだから、希空ちゃんは本当に喜ばせてあげたいですよね。

なお、「(妹に)したくないわけじゃないんだけど、なんか大人だから、ちょっと違うかなって」とシドロモドロになりながら最下位を発表する(せざるを得ない)谷本さんの取り乱し方が非常に面白く、その際、「R.O」とイニシャルだけなので、あえて「誰?」と訝しげにご立腹気味な演技を続けていた小片リサさんと併せて、個人的には【小片さんのご立腹を恐れてあたふたする谷本さん】の図は今回のイベントのハイライトということで。
小片さん「じゃあ、お姉ちゃんになってあげますよ」とのこと。

男前メンバー 小野田紗栞

小野田さんの男前メンバーランキングに名前が挙がって「あんまり自覚ない」というリーダー理子ちゃんですが、初のクリスマスイベントの3回目公演で、いろいろあっても押し切った司会ぶりだったり、メジャーデビュー発表の現場で客席から視線を外さなかったりと、確かに男前です。ステージ上の自分の振る舞いにメンバーからクレームが来ても、しれっと、ほわほわしたまんま押し切ったりしますからね。

小片さんが「みんなが迷ってるときに断言してくれる」という評とともに男前2位であることは、昨今、毒舌というか歯に衣着せぬズバズバ娘であることを明らかにしている小片さんの様子とも一致し、岸本さんが「ドアを空けてくれたりエスカレーターを譲ってくれる」という評とともに男前1位であることも、男前というよりも、周囲に配慮して気を使って、空気を読んで「仕切り役」を買って出ている(そして時に失敗している)きしもっちゃんの健気な様子とも一致していて、新メンバーの評価であるとはいえ安心して聴いていられたところながら、最も男前ではないメンバーに新沼希空ちゃんがランクインしているところが、今後のつばきヲタの注目点かもしれません。
だって、ほわほわした天然である一方、表情を消して客席を観察していたり、急に滑舌もなめらかに辛辣な発言をしてみたり、そして Dマガ Vol.2 での「辛さを耐えるためのステップ」といった一連の謎の振る舞いから、「そこらに転がってる並の天然ではない」との観測も強まってきている希空ちゃんです。にもかかわらず、【やはり】最もほわほわしていて男前ではないと評価されるとは。
今後の希空ちゃんから、一層、目が離せなくなりました。

第三回公演:キャメリアなんでもベスト3

岸本ゆめの
ぬいぐるみと話してそうなメンバー
浅倉樹々
おっちょこちょいなメンバー
小野瑞歩
女子力高いメンバー
1:浅倉樹々 1:小野瑞歩 1:新沼希空
2:小野瑞歩 2:小野田紗栞 2:小片リサ
良い匂いがしそうだと
すると匂いを嗅ぐ希空ちゃん
3:新沼希空 3:岸本ゆめの 3:秋山眞緒
9:Y.K(岸本ゆめの)
抗議する希空ちゃん
9:K.N(新沼希空)
失敗しても動じないのだとか
9:Y.K(岸本ゆめの)
たくましくあって欲しい

ぬいぐるみと話してそうなメンバー 岸本ゆめの

天然なのか、天然を越える超逸材なのか、ますます目が離せなくなったところで、ぬいぐるみと話していたのは本当(細長いブタさんの「ちくわ型」のぬいぐるみ)だと明かす新沼希空さんですが、ぬいぐるみと話してそうランキングの最下位に自分をランキングして「つばきのなかでいちばんまとも」だと自らを評する岸本さんに、一番に喰ってかかってクレームを入れたのもまた希空ちゃんでした。
そんなことを言いながら、過去の舞台の現場にぬいぐるみを持ち込んでいたんだそうですよ、岸本さんとこの ゆめのちゃん。

で、岸本さんが自分を指して「つばきのなかでいちばんまとも」と言うところから、まだまだ私たちに明かされていないメンバーの濃いめの味が何枚も隠されていそうなところは楽しみでしょうがないとして、そんな岸本さんに真っ先にクレームを入れたり、前々回のイベントで「肉を食わない」との小片さんが押す謎キャラを、ナチュラルに潰していたりと、希空ちゃんの自由な振る舞いこそは、つばきにおいて、最も恐るべきモノなのかも。

おっちょこちょいなメンバー 浅倉樹々

樹々ちゃんは、おっちょこちょいなメンバーランキングを披露。
ここでも、小野瑞歩さんの名前が挙がり、やっぱりメンバーの破天荒さ具合は、まだまだ私たちに明かされていないものが多そうで、今後の つばきファクトリーが楽しみでならないわけですが、やっぱり、ストレートな納得を阻害するのが希空ちゃん(ここらで念のため言っておくと、投稿者は小片さん推しなんですよ)。

おっちょこちょいなメンバーランキング最下位、すなわち、実はしっかりしているメンバーとして評価された希空ちゃん。やっぱり天然なんだなあと思うところも多い一方で、失敗したときなども落ち着いて対処していることの方が多いのだそうで、やっぱり「そこらに転がってる並の天然ではない」模様です。

女子力高いメンバー 小野瑞歩

女子力高いランキング2位に選ばれて「よしっ!」とガッツポーズを披露してくれた小片さん。イベントから帰ってみると、こんなブログをアップしていて、案外「女子力高い」とされたことが嬉しかったみたいで、可愛らしいですよね、小片さんって。

謎キャラで押す隙間から、こうした可愛らしさが垣間見えるところ、小片リサさんって推し甲斐がありそうで、今からワクワクしています。

で、ここでも言及せざるを得ないのが希空ちゃん。
小野瑞歩さんが小片さんを評して「いい匂いしそう」とか言うと、小片さんの隣にいた希空ちゃんが小片さんのことをクンクンしてるんですよ。まことに恐れ入った自由さです。
そして女子力ランキングで一位に輝いたのが、そんな新沼希空ちゃん。評して曰く「満場一致だろう」とのこと。

謎が深まるばかりの つばきファクトリー

いや、小片リサさんについて「前に出ようとして辞めちゃう」だとか「薄い美しさ」だとか「不幸な前世の記憶を持っている」だとか「残念な学級委員長」だとか、いろいろその謎っぷりを評してきた投稿者でしたが、メジャー・デビューも決定して、いろいろ安心するところがあったのか、謎なところを押す様子は後景に引いて、むしろ自然な笑顔や、本来のキャラが前に出てきたようにも感じています。その、ゆっくりと前に出てきた本来のキャラってのが、ある場合には毒舌とも言われかねない辛辣な歯に衣着せぬズバズバ娘であるあたり、ほんとに見ていて面白い小片さんです。
さっきもチラっと言及した Dマガ Vol.2 の特典映像で、メジャー・デビュー決定をお知らせされて、バックステージで大泣きに泣いていて、こぶしファクトリーの広瀬彩海さんに慰められていたシーンにやられたヲタも多かったのではないかと思われ、ほんま、可愛らしいですよね、小片さんって。

小片さんが、そのように、ゆっくりと謎のベールを脱いでくれたところで、傍らに、ますます謎を深めているメンバーが。
それこそ、従来、ほわほわした天然さんと衆目の一致していた新沼希空ちゃんです。
天然さんと評されながらも、時に表情を消して客席を観察していたり、天然成分として挙げられる定まらぬ視線が、実は誰も見えていない大事なものを見ていたり、時に一番の場慣れっぷりを示したりするところは、これまでも観察されていました。単なる天然ではない、と。
しかるに、メンバーの振る舞いに一番に喰ってかかってクレームをいれたり、メンバーの押し出そうとするキャラを潰してみたり、その自由な振る舞いだけでなく、メンバーから男前と評されてみたり女子力最高と評されてみたりと、ちょっと引っかかるフックが多すぎじゃありませんか。
その上、冒頭で述べたとおり、めちゃくちゃ可愛い笑顔で、ほんとに嬉しそうに「ありがとう!」と笑ってくれて。

いや、こりゃ本格的に、つばきファクトリーからは目が離せませんよね。

前回公演の宿題披露

第一回公演 第三回公演
バルーンアート
紙切りパフォーマンス 紙切り三姉妹

前回のイベントで予告されたパフォーマンス宿題の披露。
第一回公演では、フィーチャーメンバー(山岸・谷本・小野田)によるバルーンアート。
第三回公演では、伝統芸能の紙切りパフォーマンス。フィーチャーメンバー(岸本・浅倉・小野)は ”はさみ家一門” の三姉妹という設定。
作成されたバルーンアート/切り絵作品は、抽選で客席にプレゼントという趣向。

みなさん、初孫を見るような優しい目で見てあげて下さいね、というMCさわやか五郎氏のフォローがあって、だもんだから、かなり覚悟していたところ、さほど見苦しい顛末に落ち込むこともなく、バルーンアートでの谷本さんなど、器用に後ろを向いて手の感触だけでキリンを作ったりと、なかなか見せてくれました。

しかし、個々の作品やフィーチャーメンバーの奮闘の様子以上に、会場に集まったファンを楽しませてくれたのは、フィーチャーメンバー以外の6人。
第一回公演では、予備のバルーンを手に持って、フィーチャーメンバーによるバルーンアート中に、ステージ後方で謎のダンスを。横一列に展開した6人の端っこは、上手が浅倉樹々ちゃんで下手が岸本ゆめのさん。おそらくはアドリブで、岸本さんが始めた謎の動作をなぞって樹々ちゃんまで届くと、今度は樹々ちゃんが謎の動きをしてみせて、それを岸本さんまでマネしていくというもの。途中、バリエーションがなくなっちゃって樹々ちゃんが困ってるのが可愛かったけれども、「なにこれ?」と内心思っているであろうことが明らかな小片さんのニガ笑いや、無表情でやり切る希空ちゃんなど、まことに見所満載ってことで。

第三回公演では、無言に徹してスケッチブックに大きな文字を一人ひとつずつ掲げ、紙切りパフォーマンス中、随時ラウンドガール風にメッセージを表示。
ラウンドガール風に前に出るたびに、MCさわやか五郎さんを睨んでいく秋山ちゃんや、スケッチブックをめくり忘れてメッセージを完成させられなかった希空ちゃん、小道具を仕舞いに壇上に出てきたスタッフさんと衝突しそうになってラウンドガール風の移動を躊躇する小片さんなど、それだけでも見所満載ながら、 ”はさみ家一門” の三姉妹という設定に乗っかって「何代目?」といったネタ的な突っ込みと、それに応じようと奮闘するフィーチャーメンバーの様子に、笑い出すのを堪えていた小片さんが可愛かったです。

第一、三回公演:ミニライブ

第一回公演 第三回公演
キャベツ白書
独り占め
あすはデートなのに今すぐ声が聞きたい
(スマイレージ)
夕暮れ恋の季節
(スマイレージ)

ミニライブは、固定で(第二回は見ていないので「おそらく」ですが)『キャベツ白書』と『独り占め』に加えて、フィーチャーメンバーによる回替わり曲が。
すでに長文になっちゃってるので詳述しませんが、今回、投稿者はめっちゃ良い席だったこともあって、『独り占め』のステップを堪能したこと、『キャベツ白書』の控えめに地道に受け継ぐ感じが、まことに「つばきファクトリー」に相応しくて、やっぱり目頭が熱くなったこと、これらのみをお伝えして。
どっちも良い曲ですよね。『独り占め』は、もっと評価されても良いように思います。

デビューは2017年2月22日にトリプルA面シングルにて

かくも楽しく、改めて様々なキャラというか味を見せてくれて、この先も、掘れば掘るほど、いろんな味が飛び出して来そうで、ますます今後が楽しみになるばかりの つばきファクトリーですが、昨年の舞台『サンクユーベリーベリー』で示してくれた「産まれてくる次の声」としての初々しい透明感が、いまだ鮮明であることには驚かされます。
それが明瞭なのが、ミニライブで披露された『キャベツ白書』。
そして個人的には、オリジナルMVがDVD化されている『私がオバさんになっても』。

これらに加えて、上記舞台のサウンドトラックに含まれる『サンクユーベリーベリー』を併せて、この3大つばきカバー曲は、オリジナルへのリスペクトをどれだけ重ねようとも、やっぱり、つばきファクトリーが結成されることを待っていたかのような楽曲だとの思いを拭えません(ちなみに、投稿者ベリヲタにつき、こう述べることに血が滲むような痛みを感じていることを追記中)。

かくも透明で初々しい つばきのカラーは、どうやら個々の特徴的なメンバーの味が合算された総和として紡ぎ出されたものではないようで、新メンバーの秋山ちゃんも、小野田さんも、わずか数回のステージながら、すっきりした顔立ちの額あたりに滲む美しさに、C列から見ていた投稿者は釘付けになった次第。
個々のメンバーの美しさの総和としてグループの味が醸成されているのではなく、つばきファクトリーは、おそらくグループそれ自体が控えめながら明らかに美しい

そんな つばきファクトリーのメジャー・デビューは、来年2017年2月22日に、トリプルのA面シングルにて。
もうレコーディングも済ませているようで、来月の「つばきファクトリー応援企画」には、トリプルA面シングルから一曲だけ初披露してくれるとか。

来月の「つばきファクトリー応援企画」は当然として、来年に向けて、リリイベに、個別の握手会に、発売記念の様々なイベントにと、我々としても、諸々準備しておかねばなりませんね。いろんなリソースも準備しておかねばならないとして、何よりも彼女たちの透明さと美しさの一方で深まり行く謎に対峙できるだけの心の強さを。

(文=kogonil)


独り占め/私がオバさんになっても

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