どうやら本当に「正解」がない舞台 【観劇レポ】演劇女子部『ネガポジポジ』 in 池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER

はじめに 正解のない舞台?

11月3日から池袋シアターグリーンでスタートしている演劇女子部公演『ネガポジポジ』、その公式パンフレットには、プロデューサーや脚本・演出の言葉が掲載されています。

かつて青山円形劇場で、Berryz工房の熊井友理奈さんを泣かせたことから、一部(含む投稿者)の怨嗟を浴びたBS-TBSの丹羽多聞アンドリウ氏は、こう言います。

出演者のみなさん、理解できなくてもいいから江本ワールドにのってみよう

公式パンフレット より

また脚本・演出の江本純子氏は、こう書いています。

正解はあなた自身が作ること
と、わたしは今回の作品に際し、皆さんに話しました。
皆さんに求めたのは、感性を自分自身で育てていくこと。

公式パンフレット より

その江本氏は、舞台のレッスン風景を配信したWeb番組での一場面でも「正解はありません。自分で考えて」と繰り返していました。

こうした「正解はない」発言について、投稿者は、 “演出や脚本が意図した「正解」は、もちろんあるんだけど、その正解を探すようなことに拘らず、演技の厚い肉付けのためにも、自分の感覚や自分の経験に照らして、脚本をしっかり「自分なりに」解釈することに努めてください。その、あなたなりの解釈を演出家とぶつけ合うことによって、より深い解釈が産まれていく” …といったような意味合いで捉えていました。
が、しかし。
もしかしたら、本当に舞台『ネガポジポジ』には正解はないのかもしれません

ひとつのパターンだけを追跡してみる

演劇女子部『ネガポジポジ』は、つばきファクトリー、演劇女子部、ハロプロ研修生を3つのチームに分けて、3パターンで上演されます。物語や筋立てが違うわけじゃなく、同じ配役を異なるキャストが演じる形で、いわばトリプル・キャストによる競い合いといったところ。

舞台となる一家の母親役である梨木智香さんと、長女役の我らがプレイング・マネージャー須藤茉麻さんは、3パターンのすべてのチームに登場です。
キャストは、その舞台となる一家の、次女、三女、四女(四姉妹ってことですね)、そして次女と浅からぬ因縁を持つことになる友人役、四女のクラスメート(?)の男子役の5名がメインとなって、その他に、場面の展開を助けたり、場面ごとの小道具を上手にステージに運び込んだりする、いわば妖精さん的で黒子的な役回りのアンサンブルさんたちが登壇します。

【チームA】は、主要キャストに、山岸理子さん(つばき)、加賀楓さん、堀江葵月さん、金津美月さん(インフルエンザにて休演 → 代役に一岡伶奈さん)、清野桃々姫さん。
アンサンブルに、小野瑞歩さん(つばき)、高瀬くるみさん、前田こころさん、川村文乃さん、横山玲奈さん、吉田真理恵さん、西田汐里さんという陣容。

【チームB】は、主要キャストに、高瀬くるみさん、小野瑞歩さん(つばき)、前田こころさん、吉田真理恵さん、小野田暖優さん(演劇女子部)。
アンサンブルに、小片リサさん(つばき)、浅倉樹々さん(つばき)、一岡伶奈さん、小野琴己さん、川村文乃さん、横山玲奈さん、西田汐里さん。

【チームC】は、主要キャストに、小片リサさん(つばき)、浅倉樹々さん(つばき)、一岡伶奈さん、小野琴己さん、西田汐里さん。
アンサンブルに、山岸理子さん(つばき)、加賀楓さん、堀江葵月さん、清野桃々姫さん、川村文乃さん、横山玲奈さん、吉田真理恵さん。

正しくは、全部のチームの公演を観劇するのが望ましいのでしょうが、投稿者は(小片リサさんがチームCでメインキャストなもんだから)11月5日、11月10日、11月12日、11月13日と、すべてチームCの公演を観劇
テンション高めでも上品な小片さんだったり、ふてくされる小片さんが西田汐里さんに引きずられる様子だったりを、心の底から堪能してきたわけですが、同じチームCの公演ばかりを見てきたからこそ、この『ネガポジポジ』には、ほんとうに【正解がない】のではないかと思い至った次第。

先行発売サウンドトラックCD お渡し会

チームCの初日ともなった11月5日は、小片リサさんの18歳のお誕生日でもあり、劇場で先行発売されるサウンドトラックCDのお渡し会の担当も小片リサさん。また、11月10日のお渡し会担当は浅倉樹々ちゃんでした。

劇場でサウンドトラックCDを購入すると、その当日のチケットを確認された上で、お渡し会に参加できます。
劇が終わると、お渡し会に参加する人は劇場の前の出入り口から、参加しない人は劇場の後ろの出入り口からと、退出が分けられます。劇場の前の出入り口から階段へ続く短い通路の一角にお渡し会担当メンバーが待っているという感じ。

お渡し会には、担当のメンバーが、ステージの最後の衣装のまんま登場してくれます。
後述しますが、小片リサさんはパジャマの衣装で。しかも、なんか舞台が終わったばっかりだからか若干息も粗めで、しかも初日で初めての実演とあって気分も高揚していたのか頬も赤らんでいて、とてもとても可愛らしかったです。
11月5日はお誕生日だったこともあって、「おめでとう」と声をかけたわけですが、小片さんは「ありがとうございます」と照れくさそうに返してくれました。でも、投稿者の前の人も、その前の人も、後ろの人も、この日はみんな小片さんに「お誕生日おめでとう」と言っていたので、流れの早いお渡し会ですから、小片さんの「ありがとうございます」は、私に対してのものじゃなかった可能性が濃厚です。

11月10日の浅倉樹々ちゃんも、尋常じゃなく顔がちっちゃくて、「楽しかったです、ありがとう」と声をかけるや、実に嬉しそうに「ありがとうございます」と、目が漫画のようなニコニコマークになった上に、思いっきり垂れ目に。この、とびっきりの笑顔にあたって広く共通して「垂れ目」が印象深いのは、ハロプロの不文律か何かなんでしょうか。
(愛理さんも雅ちゃんも、そして道重さんも)

とにもかくにも、小片リサさん、浅倉樹々ちゃん、めっちゃ可愛くて、むちゃくちゃ美しかったです。

実はよくわからなかった劇の概要

物語は、昭和最後の年に、舞台となる「オープンハートせんべい」を販売する「まんでん家」に、その次女の友達がお泊りに来るところから始まります。この、次女(チームCにおいては小片リサさん)とその友達(同じく浅倉樹々ちゃん)の関係性をめぐって、一家の人々を巻き込んで、物語は展開します。

ですが劇そのものは、これは投稿者が鑑賞者としてすら演劇については素人以下であることを割り引いても、正直、よくわからない演出や効果やセリフ廻しが多く、劇中では昭和最後の年から Windows 95 が発売された年まで時代が変遷するんですけども、その時代の移り変わりを説明するために暗転時に挿入されているニュースのナレーション的なものが、これが必ず噛み噛みで「…すいません」って一言が追加されていたり、なんだかよくわからないものが多かったです(だからつまらなかったってわけじゃないですよ。楽しかったけど、投稿者には理解できない細部が多かったってことです。お恥ずかしい)。
とりわけ、「どけ、どけ、どけ、邪魔でえぃ、邪魔でぇ!」といったセリフや、終幕後の会場アナウンスでの「~で、やした」といった、謎の江戸弁も、わからなかったなー。下町の煎餅屋さんだからなのかな。だとしたら「~だべ」「~だべさ」という神奈川方面の俗語(当時にあっては…だよね?)の頻出も解せないところ。
どころか、主要な登場人物すら、「うーん、この役、必要?」と思うところも、ないではなかったり。

大きな枠組みというか主要なプロットはわかりやすいけど、それを主軸に添えるにあたって、この舞台というか時代背景が何故に選ばれたのか、無理矢理こじつけて見れば、バブル前夜の狂騒に踊ってしまって、それ以前の「昭和の人間関係」が焦土のような焼け野原になった(とされる)社会情勢を踏まえて、そんな背景から主人公たちの関係性の変遷を跡付けているのかとか想像してみることは不可能じゃないけれど、手がかりや根拠になりそうな細部の演出やセリフが、やっぱり生半可な解釈を拒絶しているようで、なんだか、よくわかりませんでした。ごめんなさい。

だからこそ「素」で味わえた演者の魅力

でも、だからこそ、舞台の「物語」を追うことだったり、ステージの「演出」効果といったものに左右されずに、そのまんま、舞台に登ったメンバーたちのテンションの高さを堪能できた部分が大きかったように思います。
それこそ、いろんな調味料で「味付け」されてしまった結果を味わうんじゃなくて、素材の味をそのまま活け造りしたように。
ってか、それこそが、この舞台の狙いだったんじゃないかと思うくらいです。

アドリブ許容で、正解がない?

正しくは、全部のチームの公演を観劇するのが望ましいのでしょう。けれども投稿者は、小片リサさんをお目当てに、チームCのチケットばかりを求めてしまいました。が、むしろ、その結果、同じチームの舞台を繰り返し鑑賞したからこそ、この『ネガポジポジ』には、ほんとうに【正解がない】のではないかと思うのでした。「素材の味をそのまま活け造りした」ことが狙いなんじゃないかと思うほど。

ネタバレ回避ということで詳しくは書けないけれど、たとえば、樹々ちゃん扮する次女友人がお風呂を使ってる間に、天ぷらに使う油と次に誰が入浴するかを巡って次女(小片リサ)と三女(小野琴己)が激しく口論する場面、毎回、細かいセリフが違います。13日の公演では、小片さんが憎々しげに「ばーか、ばーか」とか言っています。小片さんが(お姉さん的取り繕いではなく、わりと素直な感じで表情ゆたかに)「ばーか、ばーか」とか言ってるのを聴けただけで天にも昇る心地であることは、まあ置いておいて。

他にもたとえば、メインで展開する場面の背後で、アンサンブルさんたちも含めて、舞台の隅っこのあちこちで、いろんなことが起こっている『ネガポジポジ』ですが、長女(須藤茉麻)や四女(西田汐里)がフィーチャーされる場面の背景で、次女(小片リサ)は、こたつに入って注連縄的な作業に従事しているんですが、アンサンブルの数名も一緒にこたつに入っており、12日の公演では、客席に見えない位置どりでアンサンブルさんたちに向かって小片さんが変顔していたようで、川村文乃さんがケラケラ笑っていたり。小片さんの変顔を見たすぎて地団駄踏んでるってことは、まあ置いておいて。

他にも、けっこう物語の大事なポイントに関わるところで大失態を演じることになった次女友人(浅倉樹々)が四女(西田汐里)に責め立てられて転がされる場面なんかも、あるときは両手で丸太を運ぶように転がしたかと思えば、あるときは足で樹々ちゃんのお腹を押すようにして転がしていたり。
あるいは、次女(小片リサ)と次女友人(浅倉樹々)が対峙する芝居に「間」を取りすぎてしまって、それこそ間が持てなくなった長女(須藤茉麻)と四女(西田汐里)がアドリブで三女(小野琴己)に突っ込んで、思わず三女が素で応じてしまって長女と四女が笑ってしまったり。

細かいセリフや、細かい背景のあれこれが、比較的自由だってだけではなく。
物語の最終幕の大団円手前で、次女(小片リサ)と次女友人(浅倉樹々)が再会し、お互いに感情をぶつけ合って、お互いに求め合う重要な場面があります。この大事な場面のセリフが、観劇のたびに違ってるんですよ。
あるときは「お母さんのように好きなの!」と叫ばれたセリフが、あるときには「なんだかわかんないけど、とにかく好きなの!」と叫ばれたり。

これらのことが、”たまたま「正しいセリフ」を忘れたから、アドリブで誤魔化した” というわけではなく、明らかに意図的に、都度、自由なアドリブによって演じられています。
そのアドリブでドライブされることによって表面化する演者の魅力を、脚本や演出によっては具現化しにくい演者の魅力を、短い公演期間の間にめきめきと音を立てて成長していく演者の魅力をこそ見せること、そのことがこの舞台の狙いだったんじゃないかと思うくらいです。

後述するパジャマ姿の小片さん、場面の途中で靴下裸足だったところから靴を履くんですけど、これ、最初に観劇した際は「小片さん、段取り間違えちゃったのかな?」とか思ったんですが、観劇した全部の公演で同じように途中で靴を履いていたから、これは細かく定められた演出のようで、大事な場面のセリフにアドリブが許容されているような一方で、やっぱりよくわからないところでした。バタバタと靴をはく小片さんは可愛かったですが。

演技の引き出しが順調に増加中 須藤茉麻

素材の味をそのまま活け造りしたよう…だと書きました。

我らが活動停止中のBerryz工房、須藤茉麻さん、登場早々の雄叫びが茉麻らしすぎて、すばらしかった。
だけでなく、先の『眠れぬ夜のホンキートンクブルース』でも思ったことだけど、派手目で押し出しの強い女性役を演じたら、すでにして須藤茉麻さんは、演劇界屈指の女優ではないかと。今般の「バブル前夜のイケイケ女子大生」なんて、(リアルに演じるんじゃなくて)現在から振り返ったバブル前夜のイメージを正しくデフォルメして演じるに、茉麻以上の激しさを表現できる女優さんなんて、いないんじゃないかと。

ともあれ、浅倉樹々ちゃんをお姫さま抱っこしてぐるぐる旋回しつつ、後から飛び込んで来ようとする小片リサさんをスルーする場面だけは、茉麻にお姫さま抱っこされたすぎて地団駄踏んでるってことは、まあ置いておいて。

刮目すべき演者たち

めきめきと音を立てて成長していく演者の魅力…と書きました。

今般の演劇女子部、投稿者はチームCしか観劇していないので、非常に狭い範囲の見聞であることを断った上で、四女役だったハロプロ研修生の西田汐里さん、そしてアンサンブルとしての参加だった、はちきんガールズからの移籍組である川村文乃さんには目を見張りました。可愛かったし、演技もすばらしかった。
西田汐里さんなんて、ちっちゃいのに、声も通るし、川村文乃さんは、個々の動き(足踏みしてるところの左右のステップだったり、のぼりを持ってうさぎ飛び風に舞台を横切るところだったり)が躍動的で、すばらしかった。
研修生として注目していた小野田紗栞さんが、つばきファクトリーのメンバーとして加入したこともあって、もう俄然、西田汐里さんと川村文乃さんに大注目ですよね。

言葉の本来の意味で、つばきファクトリーを「推す」

そして、やっぱり、小片リサさんと浅倉樹々ちゃん。

激辛カレー対決でライスばっかり食べてるとご立腹の小片さんに「樹々、そんなに食べてないもん」と応じる樹々ちゃんから、続く「箱の中身は何だろな」コーナーで、蛇を首に巻いて「可愛い」と異様なまでの爬虫類耐性を示す小片さんに対して、本気で蛇を怖がって隅っこに逃げてる樹々ちゃんに、追い打ちをかけるように蛇をけしかけてステージでも見せたことのないような満面の笑顔の小片さんと、つばきファクトリーの DVD Magazine Vol.2 で、思わぬバトルを見せてくれた小片リサさんと浅倉樹々ちゃん。開演前の公開記念トークショーで、お互いがぶつかり合う場面も多く、小片さんも感情的になって泣きそうになることも多いと語っていて、その意味でも、期待大だったのでした。

しかし、そんな、いってみれば下世話な関心は失礼なくらい、本気で(演劇的な意味で)ぶつかり合う小片リサさんと浅倉樹々ちゃんには、圧倒されました。すばらしかった。

これまでも、キラキラしている輝きの奥が深いと、その逸材ぶりに刮目していた浅倉樹々ちゃん、他の演者さんと横一列に並ぶことによって明確になる身体のちっちゃさも、そのちっちゃさで舞台を所狭しと縦横無尽に動き回る躍動感も、表情の大きな変化具合も、声の通り具合も、低音から高音までの歌の響き具合も、まったくステージに上がるために産まれてきたかのようです。細かい場面場面のいちいちが魅力的です。

そして小片リサさん。
テンション高めであってすら、どこか上品な小片さんです。
他の演者が「イタ飯!イタ飯!」と盛り上がっているところ、事柄の展開に納得いかずに、階段状の大道具の下にこたつを持ち込んで、不貞腐れて小さく突っ伏してるところなど、「萌え死ぬ」かと思うほど可愛かったです。この場面も、当初は、こたつに突っ伏すだけだったけど、12日の公演では、客席に向かって不貞腐れて微妙にご立腹な表情を見せてくれて、投稿者はそのまま立てなくなるかと思うほど可愛かったです。
舞台終幕、パジャマ姿にサングラスでマイクスタンドを操って歌う場面がありまして。サングラスで目元を隠した小片さんの、鼻筋から輪郭が強調されることによる美形さは、まさに驚愕レベル。この、グラサン小片さんは、文字通り魂消るほど美しかった。しかも、その際の衣装がパジャマ。小片リサさんの、落ち着いた(つまり、いわゆる「ぼんっ、きゅっ、ぼんっ」的な意味でのグラマラスなスタイルではない)バランスの取れたスタイルの良さも顕著で、この 【小片リサ with グラサン wearing パジャマ】を鑑賞するためだけにでも、劇場に足を運ぶ価値があろうかと。しかも、前述のとおり、そんなパジャマ姿でお渡し会に出てきてくれるので、ますます大事なものを持って行かれている投稿者でした。

*****

細かい演出の意図など、ちゃんと理解できなくて、ある意味、演出家さんやプロデューサー氏には、とても申し訳ない次第となった今般の演劇女子部の観劇ですが、だからこそ、投稿者的には、回を重ねるごとに明瞭になってくる「演者の魅力」それ自体をストレートに鑑賞できたようにも思います。

12日のお昼の公演では、かつて『サンクユーベリーベリー』で共演した女優さんたちが観覧しているところに遭遇することもできました。このような関係が継続していることも、つばきメンバーの魅力を裏打ちしているようで、嬉しいですね。

演じる側に「正解がない」のであれば、観る側も、こう観なければならないという「正解はない」と強弁させてもらいつつ、演者が、キャストが、メンバーが、とんでもなく魅力的であることだけは、答え合わせをするまでもなく、花丸の「正解」ですよね。

(文=kogonil)

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