つばきファクトリー、ライブツアー2020春 椿 初日から ~些細な場面から伝わる愛らしさ~

点描その1:きそらんツインテール(&『今夜だけ浮かれたかった』の新沼希空)

当日の自身のブログにもある通り、この日の希空ちゃんはツインテールで登場です。ラビットツインテールと言うらしく。

今回の髪型は
ラビットツインテール
高いツインテールのことだよ‼️

つばきファクトリー オフィシャルブログ きそ、デビュー日!新沼希空

必ずしも全部の場合がそうじゃないけれど、ご挨拶の時にはリーダーから年齢順に並びますよね。その際は、新沼希空ちゃんは谷本安美ちゃんとお隣になります。べつに年齢順ってわけじゃないときにも、ご挨拶や告知なんかで全員が一列に並ぶときには、基本、希空ちゃんと安美ちゃんはくっついています。

で、必ず、きそらんツインテールの片方(左側)は、安美ちゃんに遊ばれてるという次第。
希空ちゃんも、トークの邪魔をされたときは「喋らないで!」とお怒りなのに(後述)、ツインテの片方を弄ばれているのは、基本的に、なされるがままです。普通に髪の毛をイジられてるのに、何事もなかったかのように客席の方を向いて無表情だったりして(希空ちゃん変顔率高めですけど)。

こういう場面は(とりわけ安美ちゃん、あんだけ美人さんなのに子供っぽいところが際立って)ほんとに観る者の魂を癒しますよね。

せっかく希空ちゃんに言及したので、楽曲披露における新沼希空さんについても一言。 先のDマガ(月島もんじゃからインドアスカイダイビングに挑んだ Vol.9)にて、画面の外側で岸本さんが「きそらは隠れエースだから」みたいなことを口走ってるんですけど、これ、ほんとにそうだなって。

たとえば、『今夜だけ浮かれたかった』の2番で、リーダーの理子ちゃんを中心に全員が輪になって囲む場面の直後から、岸本ゆめの浅倉樹々小野瑞歩小野田紗栞 の独唱ソロパートが連続するキメ部分まで、わたくし、場位置を移動させながらずっと特徴的なダンスをキメまくってる希空ちゃんから眼が離せない次第。他のメンバーの推しの方も、是非、上述のパートでの希空ちゃんの場位置移動とダンスの一切を連続的に鑑賞してみることを(一回で良いから)オススメです。希空ちゃん、すばらしいパフォーマーでもあります。

点描その2:3曲目を終えて最初のMC 仕切りが通りまくる岸本ゆめの

ライブ前半戦のMCが(中盤のトークコーナーの次ぐらいに)やや長めです。
このMCパートでも見所満載で、3曲目を終えて整列する前に、いきなり水を飲みに行く希空ちゃんだったり、そんなわけで希空ちゃんが居ないもんだから、お隣さんを「あれっ?」って感じで一瞬探して左右を見回す小片リサさんだったり、自由な振る舞の合間にも、メンバーの仲良し具合が見て取れたりします。

ですけど、ここで驚いたのはMCを仕切る岸本ゆめのさん。声が通るし滑舌超明瞭っす。

それでなくとも声が大きくて、こういう仕切りの場面では目立っていた岸本さんですが、本人、バラエティでも活躍したいとの希望もあってか、もしかしてトークというか司会というか、そういう方面で特別にレッスンしたりしてるんでしょうか。特に大きく声を張っているわけでもないのに、その通りの良さと言ったら。しかも、トークが明瞭で、起承転結がしっかり構成されていて(しかも長め)それらを滑舌良く、明朗にはきはきと言葉を吐き出すという形容が相応しいくらいに、場面をしっかり仕切る岸本さんです。

いや、実際、この岸本ゆめのの滑舌と発声とトークの明朗さには、かなり驚きました。
リーダーの理子ちゃんも、世界一頼れるサブリーダーの小片さんも、客席の私たちも、そして、おそらくは関係者席にいたであろうスタッフさんも、これほど安心して観ていられるMCも珍しいのではないかと。

昼公演では、デビュー記念日だからファンの皆さんに「おめでとう」って言って欲しいと、欲しがったリーダー理子ちゃんだったようですけど、そのエピソードを語って、「おめでとーーーー!!…って理子が言って欲しいんだって!」と、夜公演でもニコニコしてる理子ちゃんと客席とのコール&レスポンスを促したのも岸本さんでした。

このツアーでは是非とも注目して欲しいことがあると言い出して(それ自体は “凜としたつばき” に注目してして欲しいということでした)、それは私のことでしょ?とばかりに自分を指さす安美ちゃんなどメンバーのボケを誘発しながら、まるっと無視することで微妙なボケを明確な笑いに転換していたのも岸本さんでした。

…って、この岸本さんの明朗すぎるMCっていう一点だけでも、つばきファクトリー、一刻も早くホールツアーの常連になって欲しいところです。

点描その3:浅倉樹々の声

声が通るといえば、樹々ちゃんの声です。
言うまでもありませんが、昨年の『月光』ツアーでは、腰の療養のためにお休みしていた樹々ちゃん、2020年の春ツアーは初日からフル参戦です。

“9人揃って” というフレーズは、ご挨拶のタイミングでも何人かのメンバーから聴くことができましたが、やっぱり9人揃うと違うのが個々の楽曲の声のハーモニーです。これは、自分でも本当に驚いている次第ですが、たとえば『抱きしめられてみたい』の樹々ちゃんの声など、特徴的なソロパートで、樹々ちゃんの声が響くのは当然として、特に樹々ちゃんのソロパートがあるわけじゃない楽曲やパートでも、樹々ちゃんが居なかったときの楽曲披露と比べて、もう、全然響きが違うんですよ。

これ、誤解があるといけないので慌てて追記しますが、これは樹々ちゃんが つばきの歌唱を支えてるとか、樹々ちゃんが居ない状態の8人だと歌唱に難があるとか、そういう意味では、全然ありません。むしろ、つばきの歌唱は、岸本さんが大きな柱で、瑞歩さん、小野田さおりん がそれに続いているといったところです。

そういう意味じゃなくて、やっぱり9人の声が揃うと、つばき曲のハーモニーが本来の響きを取り戻すというか、つばきファクトリーは誰か歌唱をリードする特筆すべき歌姫がいるというよりも、全員の声質を揃えて歌うところに つばき楽曲の醍醐味があるというか… …っていうか、全員の声の中に、ちゃんと樹々ちゃんの声が混じっていることで、伸びやかさも、明朗さも、全然違うんだなって。

上の段落で記述に困っているように、ほんとうに報告者自身がかなり驚いたところで、メンバーが揃ったところで、本来の歌割りで披露される楽曲は、やっぱり、そうじゃない場合よりも、一段響きが違うぞと。

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さて、ライブは中盤に差し掛かってトークコーナーに移行します。その模様は、次のページにて。

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