つばきファクトリー、ライブツアー2020春 椿 初日から ~些細な場面から伝わる愛らしさ~

お着替えタイム & トーク “3年前の恥ずかしかったこと”

ライブの中盤で衣装チェンジと、その場をつなぐトークコーナーが設けられます。さて、今般のライブでは衣装もまた超素晴らしいことは外せぬポイントかと。

今回の衣装について短く

ライブの前半戦では、着崩した風の着物チックな和装の下にホットパンツといった、やや露出高めの激しく目を惹く衣装です。着物風で一見したところ丈が長めなんで、たとえば直立していると何も見えないんですが、スリットが超大きめと言うか、着物の帯部分から下が、ちゃんと腰を一周していないと言うか、ちょっと動くと生足がずどんと飛び出す仕掛け。今般のライブツアー、最前近い位置を確保出来る整理番号の方、前世でよほど良いことをしたんだろうと。

そんな妖艶な前半衣装をチェンジして、後半では、メンバーカラーが基調の、ふわふわミニスカートのアイドルらしい可愛いドレス風。…これが、いかにも麗しく透明な つばきファクトリーにふさわしくて、なんだか(メンバーの平均年齢も上昇して、すっかりみんな綺麗なお姉さんになっているのに)2015年から2016年当時の、まだ初々しい時代の つばきファクトリーを彷彿させるものがあったりして、この落差だけで、おじさん、うっかり落涙するところでしたよ。マジで。

せっかく衣装について述べたので続けると、最後のアンコール明けの衣装はツアー物販グッズのTシャツでしたよ。それだけでも、十二分に可愛らしいんですけどね。

3年前の恥ずかしかったこと?

そんなお着替えタイムの時間調整は、メンバーが2チームに分かれてのトークコーナーです。
最初にステージに残ってトークするのは「岸本/小片/小野田/秋山」チームで、仕切りは当然岸本さん。着替え終わってチームが入れ替えになって、「小野/希空/谷本/樹々/理子」チームの仕切りは小野瑞歩さんでした。

トークのテーマは、デビュー3周年記念ってことで、3年前を振り返って恥ずかしかったこと。

岸本/小片/小野田/秋山
  • 秋山眞緒 さおりんと喧嘩
    当時はよく小野田さおりんと喧嘩してたという秋山さんです。って、楽屋でよく喧嘩するというのは谷本さんではなかったかと思ったりして、そんなにあちこちと喧嘩してるのかとも思い、こっちの喧嘩はガチなのかとも思ったり。
    で、喧嘩の挙句の捨て台詞的なところで、「さおりんを見損なったわ!」と言うつもりで、「さおりんを見失ったわ!」とか、よく言葉を間違えていたと続ける秋山さんでしたが、小片さんから「3年前じゃなくない?最近も言葉よく間違えてるよ」といった突っ込みも入ったりなど。
  • 小片リサ マウント
    どこかのリリイベだったか何かで(← 小片さんの発言のママ)何故か岸本と2人だけのトークになったことがあって(小片「他のみんなは水分補給だったのかなあ?」…だそうです)、そのときに、きしもんが何か “ことわざ” のようなことを言ってきて、私の方が頭良いとマウント取りに行った思い出があると、そう語る小片さん。
    結局、その時に小片さんが何を言ったのか、マウント合戦の帰趨はどうなったのかについて、詳細は語られませんでしたが、当時から小片さんに「マウントを取りに行ってる」との自覚があったことや、それを現在は恥ずかしいと思ってるといった辺りが味わい深いですね。
  • 小野田紗栞 ささくれ
    「私はブログでやらかしまして…」って言い出す小野田さおりん に、若干会場がザワついたのは、まあ見なかったことにしつつ。
    ブログのネタに困って、ささくれの写真を載せたことは本当に恥ずかしいと小野田さん、当時まだ中学生だったから、よく分ってなくて、学校で授業中に「今日のブログ、なに書こうかな」と考えていて(← みんなスルーしてましたけど、意外と重大なことでは?)指を弄んでいるときに眼についた “ささくれ” を、そのまま写真に撮ったのだと。過去のブログを掘らないでねとお願いされました。
小野/希空/谷本/樹々/理子
  • 新沼希空 おんまゆ
    3年前じゃなくて、もっと前のことでも良いですか?との前置きから、前髪が短かったころを恥ずかしいと述べる希空ちゃん、もちろん会場からは「可愛かったよ」の声が飛んでおりました。
    その会場からの声に便乗して、お隣の安美ちゃんも「可愛かったよ」とか言ってますが、希空ちゃんは「(私がオン眉だった頃は、研修生時代のことだから)まだ安美ちゃんが居なかった頃のことだから黙ってて!」とか、なかなかに厳しい反応です。
  • 浅倉樹々 ブログの書き出し
    「空飛ぶ魔女の浅倉樹々です」ってブログの書き出しを決めてたんだけど、いつの間にか告知なしにやらなくなったことを、恥ずかしかったからだと告白する樹々ちゃん。
  • 谷本安美 ブログの書き出し
    同じように、「こんにちわに」とか、「おはようございまうすチューチュー」とかってブログの書き出しを決めていたことが、今から思うと恥ずかしいと谷本さん。
  • 山岸理子 電車で
    電車で寝てるときに、よく口を開けて寝ていたと言う理子ちゃん。
    それを3年前のこととして話すってことは、もう今は口を開けて寝ていないのかと突っ込まれて、「もう治った」とか言ってる理子ちゃんですが、仕切りの小野瑞歩さんに、「こないだ、口だけじゃなくて、足も開いて寝てたよ、写真も撮った」と暴露されています。

*****

安美ちゃんが「オン眉きそらん、可愛かったよ」と戯けると、その時代は居なかったんだから喋らないで!と厳しい新沼さん、ライブ終わりのご挨拶で、「きーそーら!コールが好き」と言うもんだから、客席がそれならとばかりに「きーーそーーらっ!」コールを再現してみせるや「して欲しいんじゃないの!喋るから、ちょっと静かにして!喋らせて!」と、髪の毛は、なすがままに任せるのに、トークに関しては、決して、なすがままにはさせない希空ちゃんだったり。

他にも、岸本さんの男前っぷりに応じて、梓のポーズを決めてみせる小片リサさんとか。

それがアンコール明けの会場のどよめきであるのか、それともアンコール明けの楽曲が好評をもって迎えられているのか区別できずに、「みんな、ハナモヨウ好きなの?」と、ライブ終わりのご挨拶で客席に聴いちゃうリーダー理子ちゃんだったり。(それにしても、なんか友達みたいに会場に話しかけるのが、嬉しいですよね)

アンコールと言えば、客席からのコールが「つばき!3周年!」だったことも印象深いですね。

その他にも気になったところを延べ続けていては、いつまでも終わらぬ記事となりそうなので、あえて、この辺りでお仕舞いにすることにして。

それにしても、ほんとに、見ていて9人が9人とも可愛らしすぎて、見ていて可愛いってだけで泣けてくる、素晴らしいライブでしたよ。ライブの構成そのものも、メンバーたちのステージ上での立ち振る舞いも、ちょっと見ないうちに長足の進歩を遂げていることもまた、体液を漏らす一因だったりするんですが、その辺りは、5月まで続くライブツアーの別の参加機会で述べたいなってことで。

というわけで、ページを切り替えた最後のページに、今般のセットリストを掲示しておきます。ネタバレが嫌な方は、最後のページは見ないようにお願いしつつ、つばきファクトリーって、ライブ前のオリジナルSE、変わりました?

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

Sorry, the comment form is closed at this time.