清水佐紀、小っちゃさに相応しいタンポポ色強めな カジュアルディナーショー ~おぱょ!と過ごす少し早いクリスマス2020~

タンポポ色強めで、いろいろ甦るセットリスト

冒頭でも述べたとおり、ステージ上の小っちゃくて可愛い佐紀ちゃんを介して、いろんなものが甦ったセットリストはこちらになります。

清水佐紀カジュアルディナーショー ~おぱょ!と過ごす少し早いクリスマス2020~ 12月5日
01.Because happiness(Berryz工房)
02.恋をしちゃいました!(タンポポ 2001年)
03.FIRST KISS(あぁ! 2003年)
04.聖なる鐘がひびく夜(タンポポ)
05.王子様と雪の夜(タンポポ)
06.Winter Story(Buono!)
07.さぼり(Berryz工房|ウクレレ実演)
08.パッション E-CHA E-CHA(Berryz工房)
09.大人なのよ!(Berryz工房)
10.胸さわぎスカーレット(Berryz工房)
↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓
11.真っ白いあの雲(Berryz工房)
12.ガールズタイムス(Berryz工房)

楽曲セレクトについてあれこれ

楽曲のセレクトについては、佐紀ちゃんがいろいろ語ってくれたところもありました。

初っ端の『Because happiness』については、℃-ute側(「幸せの途中」)と合成された『超Happy Song』こそ、披露する機会も多かったけれど、一旦『超Happy Song』という形が知られてしまってからは、かえって合成元の個々のグループの楽曲は披露する機会がなくなってしまったと述べて、「けっこう好きなので」ということで、歌うことにしたとのこと。

合成することによって一つの楽曲として成立させるために、フレーズ毎のインターバルがやや長めで、いわば “間延び” する楽曲であるように思っていて、その点で、℃-ute 側はバラードだったから目立たないところ、Berryz側は目立つよねとか思っていたんですが、こうして改めて聴かせてもらって、やっぱり良い曲だなと。

不思議なのは、特にアルバム曲なんて、実際ちゃんと聴いた回数は数えるほどしかないはずなのに、何故か “懐かしくて” いろいろ甦ることですよね。アルバム曲に限らず、Berryz曲に限らず、ハロプロ曲に限らず、実際のところはほんの数回しか耳にしていないにもかかわらず、なんか懐かしくて、しっかり記憶していて、いろんな感情が刺激されるって、音楽にまつわる記憶って、通常の作業記憶や陳述的なエピソード記憶とは別種の独特な類型であるように思えますよね。

懐かしの「あぁ!」からの『FIRST KISS』については、当時の思い出を。
キッズとして合格して、Berryz工房と℃-ute が出来る前に所属していたユニットってことで、自分が「ZYX」をやってる横で「あぁ!」が活動しているのは、いろんな意味合いで強い関心を持って見ていたんだとか。そんな中でも、やっぱり印象深いのは鈴木愛理さんなんだとかで、愛理さんが如何に幼い頃からハロプロ的なエリートであったかを語ってくれる佐紀ちゃんでした。やっぱりスクール上がりってことは、そうじゃないキッズにとって、それなりに大きな意味を持っていたようですね。

つい先日、Juice=Juice の宮本佳林ちゃんさんが卒業しましたが、そのラストステージにあっては、もはや盟友という言葉が相応しいオリジナルJuiceメンバーの高木紗友希さんの言葉が印象深いですね。ぶつかり合って、場合によっては大きなガチの喧嘩もしあって、そういった経緯を経て強く固まった結束といったお話しだったわけですけど、そういうメンバー相互の微妙なあれこれって、いろんな様相をともなって、いろいろあったんですね。

そう思えば、思わぬ愚痴をリークされてしまったことから謹慎しているメンバーがいるグループだって…とか、いや、これは余計なことでした。すいません。

いや、それほど佐紀ちゃんの一挙手一投足に、Berryz工房を越えて、ハロプロのいろんなものが甦るって次第です。

何より、記事のタイトルにも記したように、いろいろと胸に響いたのが『聖なる鐘がひびく夜』と『王子様と雪の夜』です。これらは、もはや世界レベルのクリスマス定番の楽曲ともタメを張れるほどのものではないかと。実に名曲です。
個人的には『聖なる鐘がひびく夜』は、結成されたばかりの幼く拙い つばきファクトリーが福生市で、初めてのクリスマスイベントで歌ってくれたものが、『王子様と雪の夜』は2016年だかの品川でのバースデーイベントで℃-ute の萩原舞ちゃんがコロコロした歌声で歌ってくれたものが強い印象を残している次第ですが、いや、ほんまに名曲ですよね。

佐紀ちゃんが、小っちゃくて可愛い、ちょっとした手足の挙動が小動物のようで愛らしい佐紀ちゃんが、嬉しげに歌ってくれる『聖なる鐘がひびく夜』と『王子様と雪の夜』、ほんまに、この部分だけでもDVDで映像化してくれないかと思うくらい、すばらしかったです。(← レポしながら語彙の貧困な奴)

そんな流れで Buono! の『Winter Story』ですよ、奥さん!
あのメロディも込みで “I wish Merry Xmas for you / and a Happy New Year for you” ですよ。

これまた個人的には、ゴージャスでビューティフルな夏焼雅さんのイメージも手伝って、冒頭でも述べたとおり、おっさんとしての灰色の日々とのコントラストも鮮やか過ぎるほど鮮やかな、どこまでも(未来にわたって)幸せが約束されているかのような、明るく、若い輝きに満ちあふれた、だからこそ実に切なく、麗しい、すばらしい楽曲であると思っていたわけですが、これまた小っちゃくて可愛い佐紀ちゃんが、ほんとに嬉しそうに歌うもんだから…

いや、すばらしいセトリでありました。

歌を披露してくれる合間に語ってくれたあれこれも、この「小っちゃくて可愛い佐紀ちゃん」に関連するところを上げれば…

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