つばきファクトリー 秋山眞緒 幼いあどけなさと大人の美しさが共存するバースデーイベント2017

ハロー!プロジェクトの末っ子ユニット「つばきファクトリー」の中の一番の末っ子、秋山眞緒さんの15歳の誕生日を祝うバースデーイベントが、その誕生日から2日後の2017年7月31日、渋谷の Mt.RAINIER HALL で開催されました。

秋山さんにとっては初めてとなるソロイベント、つばきにとっても岸本ゆめのさんのバースデーイベントに続く2回目の、メンバーのバースデーイベントとなります(他に山岸理子ちゃんの写真集イベとか、ソロのイベントはあったけれれども)。

秋山さんは、白のノースリーブのニットにメンバーカラーのカーディガンを羽織ってベージュの膝上丈のシックなスカートと、それこそ休日のOLといったトラッドな出で立ちで、とても15歳とは思えぬ、美しくお姉さんな雰囲気で登場するわけですが、イベントが始まって口を開いたりすると、やっぱり可愛く幼い感じが濃厚で、その大人なルックスと幼げなキャラのギャップが、あまりにも鮮明なイベントとなりました。

秋山眞緒 バースデーイベント2017 in Mt.RAINIER HALL

投稿者は、開場19時15分、開演19時45分の2回目のイベントに参加。
渋谷の Mt.RAINIER HALL が入所しているビルの前に行ってみると、すでに多くのファンが。
つばきのリリイべでよく見たファンがたくさんいて、これは先の岸本さんのイベントのときもそうだったんですが、なんだか、個々の推しメンバーのイベントに参加するだけじゃなくて、個々のメンバーのファンであることを超えて、つばきを箱ごと応援しようという雰囲気が感じられて、ちょっと嬉しいところです。

と、Mt.RAINIER HALL の入口までエレベータで上がってみると、1回目の公演を終えたところで、秋山さんがグッズ販売ブースに降臨してます。ってのを、特にスタッフによる「入場列はあっち」といった強制的な流しがあるわけでもなく、しばらく近い位置から眺めていられるという仕様(なんと、ありがたい)。むしろ、いつまでも見ていたいところを、誰もが自主的に待機列の最後尾を探して移動するといった趣で、つばきを丸ごと応援しようという姿勢に加え、こういうファン側の自主的な節度って、見るたびに感心しますよね。
だって、ぶっちゃけ、スタッフ側から叱られない限りは、ずっとメンバーを間近で見ていられるもんなら見続けていたいだろうに、誰しも、いたずらにその場に留まらずに、ちゃんと最後尾に向けて移動しますもんね。

ご挨拶とお誕生日トーク

イベントは、上々軍団の鈴木啓太さんのMCにて進行します。

上述のとおり、とても15歳とは思えぬシックな雰囲気で、ロングのストレートな黒髪も美しく、秋山さんが登場します。
イベントのスタートは、軽くご挨拶とお誕生日トーク。鈴木啓太さんの質問に秋山さんが答える形でトークが展開します。
15歳を迎えて、今、秋山さんが欲しいもの】というお題に応えて曰く、「プール」と。
「だって泳ぎたいじゃないですか」からの、25mくらいのガチなプールと、そんなプールを備えた豪邸が欲しいと。「誰か買って」という発言があったようにも思うけれど、ここは自信なし。鈴木啓太さんは「子供に浮き輪を買うのですら嫁と “高い!” と喧嘩になったんだから、俺には頼まないで」と、グッと現実的。
14歳でやり残したこと】という話題には「バク転が出来るようにならなかった」と。なんでも、お兄ちゃんが、そういうのが得意なんだそうで。

VTRサプライズメッセージ 元℃-ute 鈴木愛理

顔見知りになった つばきファンの方に伺ったところでは、1回目公演では、サプライズのゲストもおめでとうVTRメッセージもなかったとのこと。
ところが、この2回目公演では、映像機材がスタッフさん(全員、なぜか謎のサルの着ぐるみを着用)によって運び込まれて、サプライズのおめでとうVTRメッセージが。

VTRに出演するのは、元℃-ute 鈴木愛理さん。
愛理さんが登場したら、やっぱり飛び上がって驚く秋山まおぴんです。

VTRメッセージは、相変わらずニコやかな笑顔のまんま、愛理さんに主導される形で「ハッピーバースデー」の斉唱へと移りますが、やっぱり映像の中でも、愛理さんは、やはり謎の動きを。ニコやかな笑顔で挙動不審の愛理さんに久しぶりに出会えて、それは嬉しいサプライズとなった次第ですが、せっかくだから、「ネギ塩チキンの歌」や「煮込みハンバーグの歌」、「フォレストホールの歌」などに続くオリジナルの「まおぴんお誕生日おめでとうの歌」も期待したかったところです。そこは、オーソドックスなんだから、その期待のすかしっぷりも含めて「さすが」ってところかと。

愛理さんの登場は、やっぱり秋山眞緒さんが、℃-ute のツアーに帯同していたから(2015秋:℃an’t STOP!!、および、2016春:℃ONCERTO)。と、これは映像の中の愛理さんも言っていましたが、リーダー山岸理子ちゃんと並んで、℃-ute ツアーへの帯同歴が多いのが秋山さんだったのでした。
そう、他にも新沼希空ちゃんはモーニングのツアーに帯同してるし、岸本ゆめのさんは℃-ute のツアーにも、Berryz工房のツアーにも帯同しています。そうやって、お姉さんたちの背中を見てきた後輩たちが、場合によっては、あるいはタイミングによっては、お姉さんたちを見送ってきた後輩たちが、今、こうしてグループを組んで、リリイべに、バースデーイベントにと、自らが主役となってステージに臨んでいるという、この奥深い歴史たるや、投稿者は形容の言葉を持ちません。
って、上の段で「お姉さん」として言及したベリキューにしてからが、それ以前の創成期から黄金期を支えた偉大な先輩たちに可愛がられて愛されて、その先輩たちを遠く仰ぎ見ながら、時に自らの低迷に苦しんで、そうした風雨に耐えて、あの、すばらしい達成に至ったわけですよね。偉大な先輩たちを追いかけていたベリキューが先輩となり、今度はそのベリキューの背中を追ってきた(従ってベリキューが仰ぎ見た先輩たちをリアルでは知らない)後輩たちが、こうしてステージに立ち始めている…と。

鈴木愛理さんが、秋山眞緒さんのバースデーイベントにVTRで登場するという、ただそれだけのことに、どれほどの文脈と意味が封じられていることか。
投稿者は、ほんまに、世の中にハロプロがあって良かったなと思うと同時に、「そりゃ自分も “おっさん” になるよなあ」と納得しているところです。

盛りだくさんの企画コーナー

気を取り直して(?)秋山さんのバースデーイベントは、用意されたコーナー企画へと移ります。
あらかじめ参加者さんから募集した質問や要望に応える「質問BOXコーナー」と、「まおぴんキャンディ」のプレゼントがある「まおぴんチャレンジ」のコーナーです。

質問BOXコーナー

  • つばきで直して欲しいことがあるメンバーは?
    いっぱいいる!
    小野田さん、握力強すぎ
  • 大阪弁で好きなものを説明して
    アンジュルム 佐々木さん
  • でこ美人ライバルは?
    やっぱりアンジュルム 佐々木さん
  • 全力セクシーポーズをおねがい
    振り向きさまの「あっはん」
  • 動物ものまねとそのポイント
    イルカ ジャンプ中のイルカの模写と「キュー」という鳴き声

小野田紗栞さんは握力が強いだけでなく、常に必ず「強い」ので、メンバー同士手をつないでいたりすることも多い中、小野田さんとは手をつなぐことすら避けるのだとか。握力が強いだけじゃなく、楽屋で話していて、お互いに笑い合って、「もーやだー」とか言いながら肩をバシっと叩くその打撃もまた、激しく強力で痛いんだそうで。
イルカの物まねは、ジャンプ中の物まねだという姿が、あたかも虚空に向かって見えない誰かのボケに激しく突っ込んでいるかのよう。イルカの鳴き声だという「キュー」という謎の発話も、物まね対象がわからないというMC啓太さんに促され何度も繰り返すうちに、どんどん変わっていったことから、物まねの難解さが増していた次第。

まおぴんチャレンジ

2つめの企画コーナーは、「まおぴんチャレンジ」。
2つのゲームにチャレンジして、成功する度、抽選で客席横一列に「まおぴんキャンディ」を。2つとも成功すれば、秋山さんにもフルーツ盛り合わせセットをプレゼントというもの。チャレンジ種目と、その結果は次のとおり。

  • フラフープ チャレンジ
    15回で成功とされ、靴を脱いでチャレンジするも1回目は失敗。
    カーディガンのせいってことで(なんでも1回目の公演の流れがあったらしい)ガーディガンを脱いで再チャレンジして、かなり無理のある姿勢で、しかし成功!
  • けん玉 チャレンジ
    大皿に一回のっけるというレギュレーションで、これが大成功!
    しかし謎の掛け声「せっ!」が飛び出す

「プリンセスまおぴん」の何かしらの関係者登場

順調に企画コーナーを終えて、イベントはミニライブへ…と告知され、その準備のためにと秋山さんは一旦引っ込みます。
ここでMC鈴木啓太さんより、サプライズゲストのお知らせ。なんでも1回目の公演の際に来てもらったマジシャンの方が、比較的残念な結果に終わったため、その1回目のゲストであった「プリンセスまおぴん」の何かしらの関係者の方に、改めてゲストとして登場してもらうのだとか。

という啓太さんのアナウンスに従って、「プリンセスまおぴん」の何かしらの関係者が登場します。曰く、テキサスから来た何かしらの関係者は、「プリンセスまおぴん」の孫?なのだとか。
(言うまでもないですが、「プリンセスまおぴん」も、この「プリンセスまおぴん」の何かしらの関係者も、みんな秋山眞緒さんご本人)

そのまま「プリンセスまおぴん」の何かしらの関係者としてマジックを披露する秋山さんです。
基本、出来合いのショップで購入するマジック・グッズをそのまま、都合、3つほどマジックを披露します。マジックを終えて次の演目に進むときの「プリンセース!」というブリッジの掛け声だったり、「まちがえた」とか言っちゃうプリンセス秋山さんだったり、この “「プリンセスまおぴん」の何かしらの関係者” の段、本気で声を出して笑ってしまうほど、めちゃくちゃ面白かったです。
もちろん、秋山さんも自ら意図して笑わそうともしているし、MC啓太さんは、そういう秋山さんの意図から外れたところで面白いところを拾ってくれるわけですけど、そういう本人の意図やMCのマメな回収からもすり抜ける細々としたいろんなこと(たとえば、「まちがえた」とか言っちゃうときの妙に真面目な秋山さんの表情とか)が、ほんとに面白くて、文字通りゲラゲラ笑った次第。

と、ひとつひとつの個別のコーナーも大変おもしろかった一方で、ミニライブと組み合わせるわけだから、こうしたコーナーはひとつだけだったとしても(それなりに)イベントは成立するというのに、上述のとおり盛りだくさんに3つもコーナーを設けてくれて、しかも初めてのソロイベントだっていうのに、果敢にもたくさんの企画にチャレンジしてくれて…つばきファクトリーの対応の厚さは、こんなところにも現れているのかなと思ったり。

お待ちかねのミニライブ

そして、いよいよお待ちかねのミニライブです。
ライブのセトリは、こんな感じ。

01.Crazy 完全な大人(℃-ute)
02.もしも… (ハロー!プロジェクト モベキマス)
03.愛して 愛して 後一分(モーニング娘。)
04.FIRST KISS(あぁ!)
05.好きな先輩(モーニング娘。)

秋山さん、『Crazy 完全な大人』や『FIRST KISS』など、かなり背伸びした楽曲にチャレンジしてます。『もしも…』なんて可愛いものを含め、ダンスのフィジカル面については、かなり魅せてくれる一方で、発声や歌唱面では、やっぱりまだまだ発展途上で不安定なところも多いけど、一生懸命背伸びしているその伸び代が期待大だな…とか思っていたところで、『好きな先輩』でやられちゃいます。

述べたとおり、秋山眞緒さんは、ハロー!プロジェクトの末っ子ユニット「つばきファクトリー」の中の一番の末っ子です。そして、述べたとおり、先輩たちの背中を見続けてきて、今、こうして自分が主役となって、懸命に背伸びしながらステージをつとめています。
と、そんなことをファンの脳裏に思い浮かべさせないではいないような演出を積み重ねてきて、そこへもってきての『好きな先輩』です。
「今日のわたし元気ですか」とか、「今日のわたし美人ですか」とか歌われちゃったら、胸が締め付けられるような気持ちに襲われたことも、ご理解いただけるのではないかと。

おわりに 可愛さに戸惑う原点を思い出す

イベントは、お見送り会で終了。…のはずが、やっぱりイベント終わりに物販ブースにメンバーが降臨します。物販ブースで2名のスタッフさんがそれぞれ窓口になっていたので、待機列が流れていくタイミングによっては秋山さんからはスルーされちゃって物販スタッフさんにお会計されちゃうかもなとか覚悟してたんですが、会計してくれたスタッフさんは、ちゃんと商品を秋山さんに渡してくれて、ファンがしっかり秋山さんから購入商品を手渡しで受け取れるようにしてくれておりました。

購入商品を秋山さんから受け取るタイミングで、「楽しかったよ」と、これは偽らざる本心を伝えてみたところ、ほんとに嬉しそうにニコっとしてくれました。

何でしょうね、なんだか、つばきを追っていると、特に “積み重ねた文脈” みたいなもんは、もしかしたら夾雑物でしかなくって、純粋に「か、か、か、可愛いっ!」ってことに戸惑うのが、正しいファンのあり方であるような気がしてきました
そんなに短いわけでもないヲタ歴にあって、つばきファクトリーに、自らのスタンスを揺さぶられる。
そのくらい、愛らしく可愛らしいイベントでしたよ。

結局、登壇するスタッフさんがサルの着ぐるみを着用していたのは何故なのか、最後までわかりませんでしたけども。

(文=kogonil)

 

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