最初から最後まで熊井ちゃんづくしの「熊太郎電鉄~KUMAI~」
年末に人生初の桃鉄を経験したという熊井ちゃん、それでなくとも “人生ゲーム” 的なボードゲームはお好みだったということで、すっかり桃鉄にはまってしまった模様です。そんなわけで、今般のイベントでは、桃鉄風の双六ゲームを企画したという次第。
シダックスホールの座席ブロックでA~Cの3チームに分けて、それに熊井ちゃんが加わって、都合4チームで熊太郎電鉄ゲームが戦われます。
おそらくコロナ禍以前のイベント仕様であれば、チームの代表者がステージに上がったりもしたんでしょうけど、今の状況ではそんなことは許されません。というわけで、全チームの分のサイコロは、全部熊井ちゃんがふります。さらには、サイコロの出目に応じたお題のあれこれについても、たとえばクイズが出題されて答えの選択肢がスクリーンに表示されたりしても、それぞれの選択肢を読み上げて該当チームの挙手を促したりするのも全部熊井ちゃんが担当します。だから、自分がリアクションしなければいけないお題以外でも、全部のお題について、何かしら熊井ちゃんのリアクションなりコメントなりがいただけるというわけで、もう最初から最後まで全部熊井ちゃん尽くしのゲーム企画となっていたのでした。私たちが、ゲームそのものじゃなくて、ゲームの進展に応じて一喜一憂する熊井ちゃんをこそ心の底から楽しんでいたってのも、ご理解頂けるのではないかと。
サイコロの出目に応じたお題には、「キングまあさ」、「ミニまぁちゃん」、「仙人まあさ」、「スリのまぁちゃん」といったキャラクターが登場します。それぞれ、どんな役割を果たすのかは、ゲームの進捗を述べる部分に譲りつつ、茉麻のキャラクターを登場させることについては、事前に本人に了解を取ったんだって自慢げな熊井ちゃんでした。
上に述べたとおり、サイコロは全部のチーム分を熊井ちゃんが転がすわけですが、どのチームが先攻するかっていう順番は代表者(ステージ上から熊井ちゃんが指名)によるジャンケンで。その代表者によるジャンケン、開始のタイミングを揃える「良いですか?」の合図を「良いですよ」とか言っちゃってる熊井ちゃん。他にも、今になって桃鉄にはまったことなんかを、きっと「遅ればせながら」と言いたいんだろうと思うんだけど、「おそばせながら」みたいに言っていたり、おそらくはMC的な進行も全部一人で引き受けて、細かい口上も乱れがちです。
でも、わたしらからすれば、それもまた熊井ちゃんらしくて、もう本当に嬉しいんですけどね。
熊太郎電鉄 1公演目
1公演めの熊鉄、サイコロをふる順番は「A → 熊 → C → B」ってところで。
1巡目 | ||
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A | くまいちゃん、セクシー or ぶりっこ で「あけおめ」を → 「ぶりっこ」を選択 | 5億bear |
熊 | 「海星」はなんと読む? サンゴ/ヒトデ/ヤドカリ → ヒトデが正解 | 10億bear |
C | Berryz工房デビュー曲は? 「生きていいけない」など微妙な差が | 10億bear |
B | イタリア発祥の料理は? ドリア/カルパッチョ/プリンアラモード → カルパッチョ | 10億bear |
- 「ぶりっこ」熊井ちゃんの可愛らしい様子は、いったいどう記述したもんかと。
もちろん恥ずかしがってるし、お題だからこそ嫌でもやってるって雰囲気を出しまくってる友理奈さんなんですけれども、そうやって「しょうがなくやってるんだよ」というレベルまで含めて多重に楽しめるメタな一幕となっていて、こういった多重構造の楽しみに是非ともエライ先生方は名前をつけて欲しいですよね。
- ご存じの方は、あの「BZS1422」の “ギャル熊ちゃん” あたりを想定して頂ければと。
2巡目 | ||
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A | 仙人まあさ → 得点5倍 | 5→25 |
熊 | ミニまぁちゃん → 得点2倍 | 10→20 |
C | 全員でこゆビーム | 10→13 |
B | スリのまぁちゃん → 得点半分 | 10→5 |
- 「全員でこゆビーム」について、「全員で、こゆビーム」じゃなくて、「全員【でこゆ】ビーム」と読んでしまい、「「でこゆ」って何?」と困惑してる熊井ちゃん。
最終的に事なきを得たものの、長年、熊井友理奈さんの “ほんわか天然” には慣れっこである我々も、これには少々驚いた次第。
3巡目 | ||
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A | キリンの平均睡眠時間は? 12時間/2時間/20分 → 20分 | 25→35 |
熊 | キングまあさ → 得点をすべて失う | 20→0 |
C | カタツムリを漢字で書くと?→ 蝸牛 | 13→23 |
B | 全員で許してにゃんポーズ | 5→8 |
- カタツムリの漢字候補について3つの選択肢がスクリーンに表示されるんですけども、当然のように表示された個々の漢字が読めない熊井ちゃん、あーいうの、こーゆうの、そーゆうの、というコメントで乗り切っておりました。
4巡目 | ||
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A | 仙人まあさで得点5倍 | 35→175 |
熊 | 全員でくまぁずポーズ 熊「全員って、私だけじゃん!」 | 0→3 |
C | ゴールドの衣装はどのシングルのとき? → ゴールデンチャイナタウン | 23→33 |
B | スリのまぁちゃん → 得点半分 | 8→4 |
5巡目 | ||
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A | 熊井ちゃん早口言葉にチャレンジ 武具馬具 武具馬具 三武具馬具 あわせて武具馬具 六武具馬具 NGで得点ならず |
175 |
熊 | ミニまぁちゃん → 得点2倍 | 3→6 |
C | 「belong」の意味は? | 33→43 |
B | ミニまぁちゃん → 得点2倍 | 4→8 |
- 早口言葉「武具馬具/武具馬具/三武具馬具/あわせて武具馬具/六武具馬具」について、人生で最難関の早口言葉に遭遇したとおっしゃる熊井ちゃん
- おそらくは「武具馬具」の語感に引っ張られて、熊井ちゃんが言うには「言いにくいだけじゃなく、なんだか口の中が、ムガムガする」とのことです。
- この早口言葉を言えないでいる熊井ちゃんに、早口言葉にチャレンジしながら途中で言えてない自覚を持った熊井ちゃんから、チャレンジを終えて言い訳に走る熊井ちゃんまで、その一連の楽しさと可愛さを、どうテキストで表現したものかと。スタッフさんが後ろで確認用に撮影していた映像でかまわないから、本当に映像化して欲しい。
6巡目 | ||
---|---|---|
A | 「ant」の意味は? | 175→185 |
熊 | スリのまぁちゃん → 得点半分 | 6→3 |
C | 全員でくまぁずポーズ | 43→46 |
B | アルバム『5 (FIVE)』収録の3曲目は? 流星ボーイ/思い立ったら吉でっせ/バカにしないで → バカにしないで 正解できず得点なし |
8 |
7巡目 | ||
---|---|---|
A | ぴったりゴール! | 185 |
熊 | 仙人まあさで得点5倍 | 3→15 |
C | SATOYAMAイベント、2019年の会場は?パシフィコ/幕張メッセ/くまがやドーム → 幕張だったけど正解できずに得点なし | 46 |
B | キングまあさ → 得点をすべて失う | 8→0 |
8巡目 | ||
---|---|---|
A | ゴール中 | 185 |
熊 | 熊井『胸さわぎスカーレット』を踊る | 15→20 |
C | キングまあさ → 得点をすべて失う | 46→0 |
B | 熊井『胸さわぎスカーレット』を踊る | 0→5 |
- このお題に従ってベリ曲をしっかりダンスする熊井ちゃんってのが、今般のイベントの白眉だったかも。
- しっかりダンスしてくれる熊井ちゃんってのが、活動停止以来のレアな場面だってだけじゃなく、「けっこう、ちゃんと覚えてるもんだね」といった熊井ちゃんの述懐も得難いものであった上に、なんだかレッスンとか自宅での自主練とかで、あたかもそうしていたかのように、振り付けごとに「はい♪はい♪」とか(歌詞ではなく)調子を取っていたり、「移動♪移動♪」、「わたしの歌割り♪」、「ここで ちぃ と目を合わせて♪」とか、ダンスレッスンの振り付けリストのト書きに書いてあるようなことをブツブツ言いながら踊ってくれてる熊井ちゃんを見ていられる至福の時間となりました。
9巡目 | ||
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A | ゴール中 | 185 |
熊 | キングまあさ → 得点をすべて失う | 20→0 |
C | 全員で許してにゃんポーズ | 0→3 |
B | 仙人まあさで得点5倍 | 5→25 |
1公演めでの優勝は、上記の経過から明らかなようにAチームとなりました。
優勝チームには、牛の着ぐるみ熊井ちゃんの特製年賀状がプレゼントされて、チームの中から1名様に抽選で、その場で撮って出しのポラをプレゼントという趣向です。
抽選BOXは、いつものものと異なり、透明なプラスチック製。そのことを指して3公演とも熊井ちゃんが「真っ裸の」と形容していたのは(以下略
そんなことに気を取られたバチがあたったのか、報告者は3公演それぞれで、座席の位置から、いろんなチームに所属することになったけれども、一度として優勝の特製年賀状はゲットできず終いでしたよ。はっはっは(優しい知人さんが写メさせてくれました|後掲)。
というわけで、2公演めのゲームの進捗は、ページを切り替えて。
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