熊井友理奈、変わらぬ “くまくま” が誘う涙の謎 FCイベント2021 〜あけおめ!くまよろ!〜

熊井ちゃんオリジナルすぎる文脈が光る 今年の一句

今年の一句と称して、短冊に筆ペンで句を書き込む企画ですが、この段階で駅長さんの帽子を脱いで、なんとなく背が小さくなったようにも見える熊井ちゃん、そのまんまステージの上で、黙って短冊に向っちゃいます。

ファンの皆さんが見てる前で筆ペンを走らせながら、ふいに「ふふっ」と笑ったかと思えば、お正月風のBGMについて、「なんだか料亭に来てるみたいだね」と思ったんだとか。慣れてるはずの私たちも、熊井ちゃんの自由さには若干戸惑ったことを告白してみたり。

熊井ちゃん 今年の一句
1公演 熊井の場合
3度目の正直ではなく
4度目の正直
2公演 あっというまに
まぁさんに抜かされたよ
3公演 2021
ゲームの中では大富豪

1公演めの一句は、初詣のお神籤について。
なんど引いても「末吉」だったけど4回目にしてようやく満足のいく結果が出たんだとか。

2公演めの一句は、Netflix でやってるアニメの件なんだとか。
ジャンプで連載していた(現在は掲載誌を移籍中)『ワールドトリガー』のアニメが面白いんだとかで、須藤の茉麻さんに教えてあげたんだけど、後から見始めた茉麻の方が、あっというまに見終えてしまったんだとか。

3公演めの一句は、人生ゲーム的なボードゲームについて。
熊井家には、何種類もの人生ゲームがあるんだとかで、それらのゲームでは、熊井ちゃんはけっこう強いらしく、ちゃんとお金持ちなってゲームを終えられるんだとか。

こういったことにしても、なんだか熊井家事情だったり、ほんとに身近な知人とプライベートのことを徒然に世間話してるような雰囲気で、話題のチョイスというか、その個的な独特の文脈が通じると信頼してくれているというか、ここでもファンクラブイベントの嬉しさを感じることができたというわけでした。

イベントの終わりに

最後は公演毎に、しっかり一曲歌ってくれて、イベントは終了です。
これまでのものと若干違って(熊鉄のお題の影響もあったのか)わりと当時のダンスの再現度強めでの楽曲披露となりました。

ミニライブ?
1公演 安心感
2公演 勇気を下さい!
3公演 ガールズタイムス

歌い終わって、参加してくれたファンの皆さんにお礼を述べて、イベントは終了です。さすがに “お見送り” は、ありませんでしたけど、上に縷々述べてきたように、熊井友理奈さんの一挙手一投足が、本当にファンにとって嬉しい、楽しいイベントとなりました。

*****

冒頭で述べたことを繰り返します。

ずっとハロプロのファンをやってきた身の上からすれば、この20年ほど、ほんとに、いろんなことがありました。その都度、慟哭の涙を流したりもしてきたわけですが、どんだけ辛いことを経験しようとも、いくら長くファンをやっていようとも、切ないお知らせには慣れないですよね。その都度、真っ正面からダメージを受け続けているといったところです。

ただ、そんな険しいファン歴にあって、Berryz工房というグループの、とりわけ熊井友理奈さんの、その安定性というか信頼性は飛び抜けていると、そう思っています。今でも、こうしてファンクラブイベントを定期的に開催してくれること、そんなイベントにあって、集まってくるファンをあくまでホームとして信頼してくれること、そんなファンの前で披露してくれる熊井友理奈という “人の有り様” の愛らしさと美しさ、これらが(Berryz工房がその個性を全面的に展開し始めた2008年から2009年頃からカウントして)十数年にわたって安定しているってことが、どれほど私たちファンの魂を慰撫してくれることか。

熊井ちゃん、ほんとうにありがとう。とっても楽しいイベントでした。
2021年も熊井友理奈をよろしくお願いしますと熊井ちゃんは言うけれど、2021年もよろしくって、こちらのセリフでしたよ。

*****

とか言いつつ、こんな大事なことを見落としてるんですから、まあ報告者の目が節穴だったのか、駅長さんキャップをかぶっていた熊井ちゃんがあまりに眩しすぎたせいなのか、ご判断は読んでくださった方にお任せってことで。

(文=kogonil)

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