矢島舞美・中島早貴・鈴木愛理、℃-ute であることを今でも胸に刻むクリスマスFCイベント2021~team℃-uteではじけるぞーぃ!~

ライブ仕様でお送りされたイベント 往年の℃-ute

当初、クリスマスイベントっていう感じで、中島さんも留学しちゃうからと、舞美ちゃん、なっきぃ、愛理さんの合同で行われる予定だった(と、当人たちがお話してくれた)FCイベントは、いったい何がきっかけだったんでしょうね、急遽、ライブ仕様でお送りされることになります。そのセトリは前のページの通り。

でも、これが良かったかなって思います。
“スマイレージはいつもこうだ” って定型フレーズがありましたけど、なんか、「℃-ute はいつもこうだ」って思わないではありません。いろいろモヤモヤしていても、ライブの熱量がすべてを吹き飛ばしてくれるのは、それこそ ℃-ute らしいと言いたいところ。

オープニングの『Kiss me 愛してる』で、いきなり盛り上がります。しつこいようですが、もう中島さんキレッキレです。曲の締めにかかる辺りの「♪愛してる」を歌い忘れちゃう矢島さんでしたけど、これをリカバーとばかりに、続く『世界一HAPPYな女の子』の後のMCパートにて、やり直しさせられてるのも抜群の見所でした。

もう、しつこいけどホントに中島さんキレッキレですし、なんだか鈴木さんも嬉しそうで、心地好い発声もどこか伸びやかです。ほんま『世界一HAPPYな女の子』の、あの文字通り “弾むような” 足元のダンスも、これが間もなく三十路を迎えようかって人物のものとは思えぬ躍動感にあふれていて、たった2曲で、心は2017年以前のコンサートホールへと連れ戻されます。それこそ、文字通り “往年の℃-ute” が、まさにそこにいるんですから。

と、そんな風に心と気持ちが引っ張られているところで、最初の2曲を終えたトークパートで、なっきぃ が自信なさげに客席に問いかけます。「大丈夫ですか、いまんとこ?」って。こんだけ素晴らしいステージを見せてくれながら、なんでいつも自信なさげなのかってあたりも、ほんま℃-ute だなと思いつつ…というわけで、20日月曜の夜公演限定ながら、繰り出されたトークのいくつかをピックアップ。

嬉し気なトークに興じる℃-ute のみなさん

といったところで、まずは冒頭の2曲を終えたところでのトークパート。
繰り返しになりますが、中島さんの自信なさげな「大丈夫ですか?いまんとこ?」から幕を開けることになります。

来年でキッズ20周年だし なきちゃん留学だし
  • 今回のイベントが、こういう形(3人合同でライブ仕様)になった理由を、なんかいろいろ語ってくれます。
  • まずは、来年はキッズ20周年、オーディションに合格してから20年目であることを強調します。舞美ちゃん、誰に相槌を打っているのか「ね~!」との間投詞を発話の冒頭に置きがちですが、「ね~!もう20年も一緒にいるんだもんね」って。
  • その上で、中島さんがしばらく留学に出るってことで、このタイミングでイベントを打つことになったとのこと。なっきぃ は年末のハロプロのライブにも来ないので、ほんとにこれが留学前のラストですよって。
いろいろと懐かしいことも
  • 今回のイベントをやるにあたって、当時の℃-uteのスタッフさんが集合してくれたんだとか。それこそ音響担当の方からコレオグラファーさんから、みんな。
  • 愛理さん曰く「注意されたかった」とのこと。その当時の℃-uteのスタッフさんが集合してくれたものの、それなりに成長もし、大人にもなってる今の矢島、中島、鈴木に対しては、しっかり大人のお仕事の態度で接してくれて、昔みたいに「○○が出来てない!」とか叱られることがなくて、それがかえって寂しかったんだとか
  • 夕方公演が押しちゃって、夜公演の合間の時間がなくなっちゃって、お直しする時間がなくてご飯食べられないのも懐かしいと矢島さん
もちろん当時と変わったところも
  • それでも、いろいろと往時とは変わっているってところもあるのだと。
  • 昔は、どんなに激しいライブでも前髪が乱れないことが自慢だったという鈴木さん、今ではすっかり舞美ちゃんと同じように前髪がヒジキになると。
  • お化粧の崩れ方も往時とは違って、肌質も違って来たのか、「みんな引かないで欲しいんだけど、なんか(肌が)塩っぽくなる?ミネラル?」と微妙な訴えをする矢島さん。
飛ばした歌詞を再演させられる矢島舞美
  • この貴重なトークパートの終わりにかけて、個々に水分補給に走るメンバーたち。これまで3人で話していたところ、補給するメンバーが抜けて、2名ずつで新規の話題を繰り出しながら場を繋げます。
  • 鈴木さんが補給に走って、舞美ちゃんと なっきぃ が残されたタイミングで、『Kiss me 愛してる』の歌詞飛ばしをリカバーさせられる矢島さん。
  • もう一回やりましょ、ってことで、せめて中島さんに前後のつなぎをお願いするも、中島さん「デーデレッデッデ♪」とかリズムを刻みます。舞美ちゃんは、なっきぃの「Come On!」が欲しかったみたいなんですけどね(笑)

まだまだ話したいことは一杯あるって感じの3人なんですが、やたらステージ奥となにやらアイコンタクトしてます。どうやら、奥のスタッフさんから、先に行けと進行を促されている模様。愛理さんが、「それでは次の楽曲」とステージを進行させようとして、楽曲を「がっひょく」と謎の噛み方をして言えなかったのは、このタイミング。

メドレーも含めて7曲目まで披露して、いよいよライブも終盤戦…に向けたところで、再度トークコーナーが。こちらも、ほんとに時間が足りないのが眼に見えるようだった次第ですが、このパートからもいくつかの話題をピックアップ。

ファンのみなさんどうですか 太った?
  • ℃-ute が解散して、ライブツアーというものをやらなくなって、運動の機会が減ったことに言及する鈴木さん。以前は、食べても食べても太らなかったのは、ライブツアーでめっちゃ有酸素運動してたからだと。
  • その流れで、客席に向かって「どうですか、みなさん、太った?」と。
  • 横から舞美ちゃん、「℃-ute がなくなって気持ちが落ち込んで、むしろ痩せたって人もいるかも」と。
  • 引き続きライブ会場の運動量について話を続ける愛理さん。今はジャンプ禁止だけど、℃-ute 当時はまだ会場でジャンプできたからと、個々の観客が占有可能なスペースの狭さにも触れておっしゃるには「よくそんな狭いスペースで真っすぐ飛べるよね?」と。「なんで飛べるの、みんな」と。
  • 今の現役のメンバーは、ファンのみなさんの “そんな姿” を見たことないから、コロナ禍が収まって、ライブ会場で声が出せるようになったら、びっくりするんじゃない?と。
  • 自分の名前をコールしてもらったら嬉しくて泣いちゃうかもね」と、ああ(客席からのコールを)そんな風に聴いてくれていたんだと、かえって嬉しい証言をしてくれたような格好の舞美ちゃんと中島さん。
  • ハローのコンサートではジャンプ禁止になったけど「私は飛んで欲しいな」と鈴木さん。
「お恥ず」な愛理さん
  • やっぱりコロナ禍で、全員着席で観覧している KT Zepp Yokohama です。
  • コールが無かったりジャンプしてないことも違和感だけど、着席観覧で、客席のみなさんの目線が下からなのも違和感だと。
  • そこで、あたかも下からスカートを覗かれているかのような仕草をして、鈴木さん「お恥ず」と。なんか大人になった感じですよね、愛理さん。
3人の自主練トーク
  • 本来は、通常のFCイベントとして開催されるはずだったこのライブ、スタッフさんとしても3曲くらい元℃-ute 曲を歌ってくれればといった程度の要望だった模様。
  • だから、3人のスケジュールを調整した上でのレッスン日も、たった1日しか取られていなかった。
  • もちろん練習が足りないってことで、手配してもらってスタジオを借りてもらって、自主的にレッスンしていた3人。
  • それでも時間が足りなくて借りてもらったスタジオも時間切れになって、カフェで確認しようとしたらカフェも閉まっていたので、結局、近場の “公園” で、自転車道路に面して、自主練を続けた3人。
  • 場位置で「3」番の位置って、砂場で砂遊びをした形跡があったと中島さん。
  • でも、公園でおさらいした分は、めっちゃ覚えてると(さすが、記憶のフックのために台所で英単語を暗記したりしていただけある)愛理さん。

うっかりトークのピックアップばかりで文字数を費やしてしまいました。
楽曲パフォーマンスの素晴らしさについては、文字数をどれだけ尽くしても尽くしきれぬものがあること、こうしたメンバーのトークをこそ楽しんでくれる方も多かろうことなど、いろいろ言い訳しつつ、もう一回ページ区切りを。

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