是非、現場に聴きに来て欲しい Berryz曲
さて、そんなショーの開催仕様とかお食事のアレコレとか、本来は、重要ではありませんね。
本来重要なのは、ディナーショーでのライブの模様こそ。ってわけで、まずはそのセットリストをどうぞ。
熊井友理奈カジュアルディナーショー 2022 ~Spring Carnival~ 2022年4月24日(日) |
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01・『BE』 ご挨拶、バンドメンバー紹介、乾杯♪ 02・『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』 03・『勇気をください!』 04・『愛のスキスキ指数 上昇中』 最近の私|昼:オレンジ/夜:韓流ドラマ逆走 05・『私がすることない程 全部してくれる彼』 06・『秘密のウ・タ・ヒ・メ』 07・『愛には愛でしょ』 モデルのお仕事|昼:SNS に書くな/夜:SATOYAMA♪ 08・『抱きしめて抱きしめて』 09・『なんちゅう恋をやってるぅYOU KNOW?』 10・『Loving you Too much』 11・『ライバル』 ↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓ 12・『安心感』 ご挨拶 こんなにディナーショーが出来るなんて思ってなかった 13・『ちょっとさみしいな』 |
本来重要なのはライブの模様。それは、重々わかっているんですけど、これが一番、文章では伝えられないところ。
熊井ちゃんは、今般、終わりのご挨拶で、こんな風に述べてくれます。
7人で歌っていたものを1人で十何曲も披露するってことが、とても大変で、これまでのディナーショーでは、リハーサルで出来なくて泣いたこともあった、と。もうディナーショー出来ない!と思ったこともあったと。
それでも頑張って続けていくうちに、客席の皆さんが笑顔で喜んでくれている様子だったり、こんなに継続できることは珍しいとスタッフさんからも言われたりして、いつしか、その苦労も悩みも、喜びに変わって行ったと、そう続くわけですが、確かに “7人で歌っていたものを1人で十何曲も披露する” のが、いかにも歌い手として厳しい試練だったかと思わずにはいられません。その上で、これまでの過去のディナーショーのレポでも何度も触れたように、熊井友理奈さんの歌は、実に伸びやかで声量も十分で、聴き応え満点です。ご本人は、そんなに歌が得意じゃないとおっしゃいますけども。
オープニングの『BE』、2014年の春ツアーを思い出しますね。
すでに十分盛り上がる楽曲を何曲も連ねた後で繰り出される、しっとり落ち着いた『BE』ってわけじゃなく、いきなりの『BE』なのに、やっぱり染みわたります。名曲ですよね。
そこから、ご挨拶、バンド紹介、カクテルの乾杯(今般、熊井ちゃん声を出して「えんじょ~~い♪」と)を経て、比較的、ファンにも馴染み深い3曲(『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』、『勇気をください!』、『愛のスキスキ指数 上昇中』)を。今、”ファンにも馴染み深い” と述べましたけど、なんだか『愛のスキスキ指数 上昇中』が、全然別の曲のように聴こえたりしまして。それは、今般、ピアノのアラハタさんの編曲がかなり気合も入っていたって理由にもよるのかも知れませんが、やっぱり熊井ちゃんの歌い方が、なんか一段、これまでのものよりも位相を変えたような印象もあります。素晴らしかったです。素人が勝手なことを申し訳ないけど。
熊井ちゃん本人も言うように、あんまり歌ったことのない曲も今回はセトリに組み込んだってことで、『愛には愛でしょ』とか、『私がすることない程 全部してくれる彼』とか、久しぶりで嬉しかったですね。とはいえ、やっぱり『秘密のウ・タ・ヒ・メ』や、『ライバル』といったところは、何度披露されても、その都度、胸に迫るものがあります。超名曲ですよね。
アンコールでは『安心感』から、最後に『ちょっとさみしいな』を歌ってくれます。
『ちょっとさみしいな』って、個人的には、徳永千奈美さんの印象が強くて、後述するように、なんだかやけに “オレンジ” を強調していた熊井ちゃんだったので、もしかして千奈美ちゃんが見に来たりしないかなって思わないではなかったんですけど、さすがに、そんなことはなく。
それは懐かしいのではなく
もちろん Berryz楽曲それ自体の素晴らしさは、ここで繰り返し強調するまでもありません。
それでも、もし、当サイトでの熊井ちゃんディナーショーのレポを(過去のものから、ずっと)読んでくれているという奇特な方がいらっしゃったなら、いつもいつも Berryz楽曲で、こうも「素晴らしかった」とか、同じようなことばかり言ってるのは、定型文をコピーしてるんじゃないとすれば、やっぱり信用ならないよね…と、非常に、まっとうな見解をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
でもね。
もちろん Berryz楽曲それ自体の素晴らしさは、もう繰り返すまでもないとして。
同じ曲でも、今回、どこか別の曲みたいに聴こえたって述べたように、生バンドのアレンジの違いだけでなく、熊井友理奈さんの歌が、ほんとに素晴らしくて、とりわけ、この数回のディナーショーでは、熊井ちゃんの声量がとんでもないんですよ。それは、低音がしっかりと響いてるとか、高音が伸びやかだとか、そういう個別的な “歌唱についての記述” として相応しいアレコレではなく、熊井ちゃんの声それ自体が La Donna に響き渡るような感じで、まさに “声量がとんでもない” と言う他ない迫力だったります。
このように、熊井ちゃんの歌い方に託して述べたように、たとえ同じ楽曲セレクトであっても、それは “ああ、あの懐かしい Berryz曲だ” ってところで感動しているわけではなくて(もちろん、それで感動してる部分も大きいんだけど)都度、新しいパフォーマンス、そのまんま二度と再現されない、そのとき限りのパフォーマンス、ラングとしての Berryz楽曲に対するパロールとしての熊井ちゃんのパフォーマンスだからこそ、毎回、新鮮で感動的だったりするのだなと改めて。
それは、後述する終わりのご挨拶にも通じつつ…
やっぱり癒しの “くまくまトーク”
と、そんな熊井ちゃんのディナーショー、感動的ですらあった終わりのご挨拶へ至る途中には、ライブの中盤に差し挟まれるトークによって、十分な “癒し” もまた供給されました。
最近の私 昼公演:オレンジの話
4曲目を済ませて前半戦終了といったところで「最近の私」的なテーマでしばしトークを。従来的な “くまくまトーク”(参考|こちらのレポの「くまくまトーク その真髄とは?」の項目参照)と、その構成要素的なところは大きな変化はないようなのに、どこかトークが “しっかりしてきた” といった声が(上記クマヲタ仲間より)聞こえる熊井ちゃんのトークです。
昼公演では、”オレンジにハマっている” という話題を。
この日の衣装も鮮やかなオレンジの衣装だったんですけど(記事末参照)オリジナルのアーティストカクテルにあしらわれたフルーツもオレンジ、最近購入した私服のカラーリングもオレンジってことで、最近、すっかりオレンジにハマってるんだそうです、熊井ちゃん。「まあ、グリーンは殿堂入りってことで、でもパープルやブルーにハマってる時期もあったし、いつまでオレンジにハマってるかは、わからないけどね」と、自ら語るところに対して若干メタな立ち位置も強調しながら。
同様に、「まあ信じるかどうかは別だけど」とか、「ちょっとスピリチュアルめくから、そういうのが苦手な人はアレだけど…」と、やっぱり自ら語るところに対して若干メタな立ち位置を取りつつ、多様な観点を当然のように前提にしながら、それでも熊井ちゃんは続けます。オーラを見てもらったら、オーラがオレンジ色だったこと、そしてオレンジを身につけることによって運気が上がったということを。
運気が上がったということについては、後述の「モデルとしてのお仕事」についても関連して来ますが、この場では、オーディションでの合格率が上がったんだと言います。後から熊井ちゃん本人も語ってくれますが、やっぱり日々、モデルとしてもオーディションを受け続けているんですね。私たちが知らないところでのお仕事も、いっぱいあるみたいです。…で、オレンジを身につけるようになってから、そうしたオーディションにも合格することが多くなってきたんだと。「あるんだって、そういうの!」と熊井ちゃんはおっしゃいます。
そのまま身につけるカラーリングによる運勢の上下動について例証すべく語り続けるわけでもなく、自分の体験的なところは「あるんだって、そういうの!」でケリをつけ、熊さんバンドのメンバーの皆さんに、「ありません?そういうの?」と、やっぱり無理やりなパスを投げる熊井ちゃん。いつものように、熊井ちゃんからの無茶ぶりを喰らって困惑するアラハタさん、Leeさんの図…かと思いきや、ギター担当 Lee さん、実は普段からお守りを身につけていて、何かの折に、無くしたり、落としたりしても、しばらくしたら必ず手元に戻っているんだといった話を開陳してくれます。熊井ちゃん、長らく一緒にステージを勤めて来たけど、Lee さんの不思議なお守りのお話は初めて聴いたって喜んでおりましたとさ。
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癒しのトーク後半戦については、もう一回、ページを切り替えて。
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