熊井友理奈、不安も戸惑いも笑顔に変えて カジュアルディナーショー 2022 ~Spring Carnival~

モデルのお仕事 昼公演:SNS に書かないで

7曲目までを終えて、さあこれから後半戦ってタイミングで、もう一回トークコーナーが差し挟まれます。このタイミングでは、基本的に「モデルとしてのお仕事」的なテーマで熊井ちゃんはお話してくれます。

昼公演での、このコーナーでは、メインの話題の関連で、思わず熊井ちゃんが口走ったことについて、いろいろ問題があるから「SNS には書かないでね」との指示が入りますが、ここは SNS ではないので、しっかり記録しなければ、と。

先日、TAE ASHIDA 2022-23aw collection(下記、引用参照)に参加した熊井ちゃん、その際の前髪について(←)いろいろと(「熊井ちゃん、前髪造ったの?」的な)コメントが来ていたのが面白かったと言います。実はこの前髪は付け毛なんだそうで、なのにファンのみんなが、いろいろとコメントしてるのが面白くて、「ほんとは付け毛なんだよ~~♪」と思いながら、でも黙っていたんだとクスクス笑ってる熊井ちゃんでした。

そんな具合に、いろいろとモデルとしてもお仕事しているとお話してくれる熊井ちゃんだったんですけど、そんな中、同じランウェイを、世界的モデルの冨永愛さんとご一緒する機会があったとお話してくれます。

そのランウェイの特殊な形状から、歩くだけでもいろいろ大変だったと語ってくれる熊井ちゃんですが、そのショーでは、足首固定の10センチものピンヒールでランウェイを歩いたと言います。ピンヒールだと、足首を固定するベルトを締めて、しっかりヒールを固定した方が歩きやすくなるんじゃないかってイメージだったところ、冨永愛さんのアドバイスによれば、あんまり固定しすぎない方が、歩きやすいとのこと。そんな風に、経験者じゃないとわからないところを世界的なモデルでもある大先輩にアドバイスしてもらって嬉しかったと言います。

で、その世界的なモデルでもある大先輩である冨永愛さんが、熊井ちゃんにとって、いかに仰ぎ見るような偉大な存在であったか、そのことを喩えるにあたって、熊井ちゃんは、こう言います。「ハロプロなら中澤さんみたいなもので、相談どころか、なかなか話しかけられないんだよ」と。自ら、そう言った後で、「ん?なんか、いろいろ語弊があるな」と脳内で自分の発言を反芻し、SNS には書くなと指示する熊井ちゃんでした。SNS には書くなと指示した直後に「だって小学生だった私には、なんか怖かったし」とも付け加えてたりして。

他にも、実はけっこうモデルとしてのお仕事もたくさんしているってことで、それこそ SNS 経由での宣伝を、むしろ “してはならない” と言われるお仕事も多いんだとか。一例として熊井ちゃんが挙げてくれたのは、某ジュエリーショーのお仕事で、総額数億円を身につけてランウェイを歩いたんだとか。「うわっ!中指だけで三千万だよ」とか思ったんだとか。

最近の私 夜公演:韓流ドラマ逆走

夜公演での「最近の私」では、韓流ドラマにハマっているという話題を。

ようやく『愛の不時着』にハマったという熊井ちゃん、なんだか変なプライドみたいなものがあって、全国的に流行ってるのに飛びつくのは何だなと思って、今ひとつ前向きになれなかった『愛の不時着』だけど、ようやくハマったとのこと。「でも、まだ2話までしか見てないけど」ってことで、着席で観覧していた La Donna の客席が、全員、脳内でズッコケます。

客席のファンが脳内でズッコケたことを察した熊井ちゃん、「それには、いろいろ経緯があるのよ!」と、自分なりの韓流ドラマ遍歴を。
まず、『39歳』というドラマに出ていた女優さん(ソン・イェジン?)が綺麗だってことに注目した熊井ちゃん、その女優さんが出演しているということで『愛の不時着』を、ようやく見るようになったんだとか。

だから、一般的な視聴体験からすれば、ドラマを見る順番としては「逆走」しているとおっしゃる熊井ちゃん、そういうことは熊井ちゃん的にはよくあるんだとかで、「デジャブ?」とか言ってます。”デジャブ” の使い方が間違ってない?ってことは置くとして、ここでまたもや「そーゆーこと、ありません?」と、熊さんバンドメンバーに無茶ぶりを。

ここでも鷹揚に熊井ちゃんの無茶ぶりを受け止めたバンドメンバー、ピアノのアラハタさんは「ありません」と正直にお答えして、ギターの Lee さんは、熊井ちゃんの言う通り、『39歳』→『愛の不時着』の順番で見れば良いのね?と、熊井ちゃんに追従する姿勢を見せます。

そういった流れの中で、熊井ちゃんの「デジャブ」体験ってことで、「ようやくBTSの良さに気付いた」と言う熊井ちゃん、”BTS” が防弾少年団の略称であることからの流れで、熊さんバンドを「KSB」などと言って嬉しそうに笑っております。次回のカジュアルディナーショーで、そう称しているかどうかお楽しみにってことで。

モデルのお仕事 夜公演:SATOYAMAウォーキング

夜公演の後半戦へ向けての「モデルのお仕事」的な話題では、先日、幕張メッセで開催された(ひなフェス併設の)SATOYAMAイベントでのモデル風ウォーキングについて。

ハロプロのファンの皆さんの前でモデル風ウォーキングを見せるのは、なんだか恥ずかしかったと(アイドルとしての自分とモデルとしての自分を、しっかり峻別しているかのような感じのアレコレをモゴモゴと付け加えながら)言う熊井ちゃんでしたが、一方で、ほら、こんなにしっかりモデルもやってるんだぞって見せつけたい気持ちもあったとも言います。熊井友理奈さん、複雑です。

現役のハロプロメンバーには、ファッション雑誌のモデルを勤めて、ファッション関係に関わりの深いメンバーも多いことに触れつつ、BEYOOOOONDS 江口紗耶さんが、すくすくと成長して背が伸びて、熊井ちゃんみたいだとの評判があることについて、「まだまだ私の方が背が高いから」と、”かかって来いや” 的なこともおっしゃいますが、これまた一方で、「でも悩みも多い年頃だよね、私もそうだった」と、コントロールが効かない身体の成長について経験者として述懐したり、「悩みがあるならいつでも」と言う場面もあったりします。熊井友理奈さん、複雑です。

熊井ちゃんのディナーショー現場に集う熊井ちゃんファンの中には、もちろん “熊井ちゃんだけを推している” って立派な方もおられますけど、私を含め、現役のハロプロも推してる方が多く、知人の中でも、BEYOOOOONDS ファンを公言してる者もいらっしゃいますので、この熊井ちゃんの江口さんへの想いも、何らかの経緯で伝わるんじゃないでしょうか。…ってか、やっぱり、今でも、OGの中でも比較的ハロプロに近い位置にいてくれる熊井ちゃんってところでした。

「これからも“パワースポット”のような」場所であれたら

最期のご挨拶では、熊井ちゃんは、こんなことを述べてくれます。
すでに上でも触れたように、これまでグループで披露していた楽曲を1人で歌うことは思った以上に大変で、もう諦めようかと思ったことも一度や二度ではない、と。これまでのディナーショーのリハーサルで出来なくて泣いてしまったことだって、あったのだ、と。

その上で、熊井ちゃんは、ディナーショーに(あえて、自分がやり切れるかどうか不安だった、そんなディナーショーに)皆さんが足を運んでくれて嬉しいと笑顔を見せてくれます。そして、これからも、この場所が、皆さんにとっての元気の源となる「“パワースポット”のような」場所であって欲しいと、そう言ってくれます。そう述べてから奥に引っ込む前に、会場の隅から隅まで、目線を投げて手を振ってくれて。

今般、熊井ちゃんはいつにも増して、モデルとしての自分、モデルとしてのお仕事を獲得するために今も日々オーディションを受けてることを語ってくれました。皆さんから見えないところでも、私は頑張ってるんだよって知って欲しくて、とも。それは、ディナーショーが不安で、リハーサルで泣いてしまったことにも通じるのかも知れません。不安も、戸惑いも、全部抱えて、でも頑張っていることも

この上、報告者の追加の所感を書き連ねるまでもありますまい。
もうね、わかりきってることなんだから「ベリヲタで良かった」って言うの禁止ねって自分でも思います。

ええ、それでは、最後に。
ベリヲタで…、あっ!何をする!!

(文=kogonil)

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