ハロー!プロジェクトの末っ子ユニット、つばきファクトリーの3rd シングルのリリースイベントが始まっています。2018年2月に発売する新曲のリリースイベントは、すでに年内のスケジュールが公開されています。
このリリイべ第一弾は、11月23日の大宮ステラモールにて。
ただ、このイベントは、3rd シングルのリリースイベント第一弾という以上に、つばきファクトリーにとって大きな意味のあるイベントとなったのでした。
ファンの心こそが救われた 浅倉樹々の復活
11月23日の3rd シングル発売記念の大一発目のリリースイベントは、腰の療養のため長らくパフォーマンスから離れていた浅倉樹々ちゃんの復帰の舞台ともなりました。イベントに先立って、本人もブログで次のように告知して、逸る心を抑えきれないようでもあります。
もちろん、このブログでのお知らせを受けた私たちファンの心も沸き立った次第。
3rdシングル『低温火傷』を初披露します!!!
そこで私もパフォーマンス復帰となります。。!
つばきファクトリー オフィシャルブログ 明日は。浅倉樹々 より
当日の大宮でのリリイべでは、3回まわしの公演の、一番最後のご挨拶で「パフォーマンスに参加できない間も、待ってるよって言ってくださったみなさんのおかげで、がんばれました」と述べた樹々ちゃんは、そのご挨拶を最後までやり終える前に、涙をこらえられずに後ろを向いてしまったり。
やはり、ちゃんとしたレポは後日ゆっくりするとして、本日参加できなかった方へ。お知らせ。
樹々ちゃん、「パフォーマンスに参加できない間も、待ってるよって言ってくださったみなさんのおかげで、がんばれました」って泣いていました。#tsubaki_factory#つばきファクトリー#浅倉樹々 pic.twitter.com/4Xwl2rHT13— taka (@kogonil) November 23, 2017
久しぶりの9人のステージ 最後のご挨拶にて
岸本ゆめのさんは、泣いてしまった樹々ちゃんの背中に手を当てて支えていただけではなく、樹々ちゃんの次の順目である自分のご挨拶にあたって、他のメンバーよりも大きく前に一歩踏み出して(ご挨拶するメンバーは全員、自分の順番で前に一歩踏み出すんですが、その踏み出しの歩幅が、樹々ちゃんの次にご挨拶する岸本さんは他のメンバーよりも大きくて)なんだか、泣いちゃってる樹々ちゃんを庇っているような印象があります。
いや、いったい何から「庇う」のかという問題はあるわけですけど、具体的に樹々ちゃんを守って対抗しなきゃいけない何かがあったというわけではなくとも、何となく樹々ちゃんを後ろに隠して守ってあげたくなるような(庇おうとするかのような男前の岸本さんも、守られる愛らしい樹々ちゃんも)そういった一連の動きが、なんだか、樹々ちゃんが思わず流してしまった涙に、とっても相応しいようで。
自分のご挨拶の順番で、なんとなく周囲から囃されて「泣かないよ!」と強めの抗議をしていた新沼希空ちゃんも、ご立腹な雰囲気はあれども、どことなく嬉しそうで。
そんな希空ちゃんをからかいながらケラケラ笑ってる谷本安美ちゃんも、繰り返し、どことなく嬉しそうで。
療養のため活動を離れていて、7月の豊洲でのリリイべで(トークと握手会だけ)復帰したときには、樹々ちゃんは楽屋で他のメンバーたちから、もみくちゃにされたんだとか。
この日のリリイべでも、樹々ちゃんは楽屋で他のメンバーたちから、もみくちゃにされてたんじゃないでしょうか。ひょっとしたら、あの、マネージャーさんと思しき、いつもマスクで強面のスタッフさんからも。
久しぶりの9人のステージ 見学している樹々ちゃんへ
ようやくパフォーマンスに復帰したとはいえ、樹々ちゃんが歌い踊るのは、新曲『低温火傷』のみ(イベントの各部のセトリは後述)。そのほかの楽曲中は、これまで同様、ステージの横手で、他のメンバーのパフォーマンスを見学しています。で、パフォーマンス中、ダンスの位置取りの関係で、入れ替り立ち替り、いろんなメンバーが、ステージ横手の樹々ちゃんと目が合う場位置にやってくるわけですが、それぞれのメンバーの樹々ちゃんとのアイコンタクトというか、(正規のパフォーマンスから逸脱した)微妙な表情の揺れというのか、そういう些細な部分から、表向きのご挨拶で口にする以上に、メンバーたちが内心でめっちゃ喜んでるのが見え隠れするようで。
ステージの横手でパフォーマンスを見学する樹々ちゃんと、パフォーマンス中にアイコンタクトして、微妙に表情を揺るがせているメンバーたちの様子は、今般のリリイべにおける、実に見応えのある醍醐味ともなっていました。
そして、もちろん、ステージ上から目を合わされ、楽曲のフリによっては、指を突きつけられるようにしていた樹々ちゃん当人の、メンバーとのアイコンタクトと表情の揺れもまた同様ってことで。
久しぶりの9人のステージ 待っていたファンに【してくれた】涙
そして何より、「パフォーマンスに参加できない間も、待ってるよって言ってくださったみなさんのおかげで、がんばれました」と、樹々ちゃんがそう述べてくれたことで、このご挨拶は、私たちファンの「心」を【事後的に】そのようなものとして造り上げてくれたのだということも述べておきたい。
どういうことか説明しますね。
確かに私たちファンは(「少なくとも投稿者は」という意味です。以下同様)樹々ちゃんの状態を見守り、その恢復を祈っていました。それは間違いないところです。が、真摯に樹々ちゃんの恢復のみを一途に祈り続けていたかといえば、そうではなくて、いろんな夾雑物が混ざっていたのが本音ではないかと思います。それは、いかにも「訳知り顔」で過去のヘルニア事例と比較して「長引いている」みたいな無意味な評論をしてみたり、そのように評論することで、真摯に祈り続けるという位相から自らを「高みに」引き剥がし、樹々ちゃんの状態にハラハラする境地から距離を取ってみたり、そして予測される最悪の事態に予め備えて内心身構えていたりと、いろんな夾雑物が混じっていたのが本当のところです。
意識的に “自分を守ろうとする斜に構えた態度” を取っていたというわけじゃなくとも、むしろ意識的には「祈り続けよう」としていても、自分でも制御不能な感じで、上記のような夾雑物が、どうしても心に浮かんでしまっていたのが本当のところです。
いわば弱さに由来して真摯になり切れぬファンの心を、当のファン自身が、どこかしら自覚して、どこかしら後ろめたく思っているところに、「パフォーマンスに参加できない間も、待ってるよって言ってくださったみなさんのおかげで、がんばれました」とご挨拶してくれることで、”真摯に祈り続けてきたファンの気持ち” なるものを、あたかも、それまでも、そこに、ずっとあったものであるかのように、樹々ちゃんは創造してくれたのだということ。
換言すれば、真っ直ぐに樹々ちゃんを信じられずに、いろんなことが意識に浮かんでしまって、そのことを後ろめたく思っていたファンを、言ってみれば「騙す」べく、自ら騙されたがっているファンの目の前に、装着すべき正しいファンの心の有り様を示してくれたと。
つまりは、この一連の経緯によって、樹々ちゃんは自らの復帰劇を通じて、真摯になり切れずにいることを、後ろめたく自覚していたファンの心をこそ救ってくれたのではないかと。
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涙を流しちゃってから、ちゃんと改めてファンのみなさんに向き直ってからも、目を真っ赤にして唇をふるふるさせていた浅倉樹々さんは、自らの故障と復帰(途中)という一連の経緯を通じて、かえって、つばきファクトリーの個々のメンバーの麗しい個性も、メンバーたちの積み重ねてきたお互いの関係性も、そして真摯な(そうさせて欲しいと願う)ファンの心をも、改めて浮き彫りにしたのではないでしょうか。
と、思って見れば、こんな風に、改めてファンが(繰り返し、自ら騙されたがっているファンが)装着すべき態度が、メンバー側から示唆された事例って、けっこう多いかもと思い至り、そうであればこそ、そうした高度な相互作用の一方の主役ともなった樹々ちゃんの、その復帰以上の成長こそが如実だったのではないかと。
願わくは、これから数年先の未来から振り返って「樹々ちゃんの故障は、今の つばき があるために、むしろ必要なプロセスだった」と評されるような、そんな未来が待っていますように。
つばきファクトリー3rd シングル リリイベ in 大宮ステラモール
そんなドラマがあった3rd シングルリリース行脚の一発目、大宮はステラモールでのリリースイベントに参加してきました。
11月23日は、朝から大雨。公式のイベント告知にも、場合によってはミニライブは中止して握手会だけの予約販売会となる可能性が明記されるほど。
予報ではお昼から晴れるとのことだったので、イベントの開催は大丈夫だろうと思って、雨の中、ステラモールに向かったものの、低く垂れこめた雲は厚く、雨は比較的大粒で激しく「まじで止むのか、これ」と不安になったり。
イベント開始まで 雨模様が悟らせたもの
そんな雨の中、午前中にCDの予約販売は開始です。
CD予約購入列は、ステラモールの屋外ステージ周辺に形成されますが、ちゃんと屋根のあるところで列が蛇行するように、待機中のファンが雨に濡れないように配慮されています。2016年の「ひなフェス」の、パシフィコ横浜での早朝握手会では、早朝から待機してるファンが雨に濡れようが何だろうがお構いなしだったことから思えば、なんだか隔世の感があります。
「スタッフの態度」を云々する向きもあるようですが、ファンに対するケアというか気遣いは、徐々にではあれ、このように、ちゃんとされてる(部分もある)みたいですよ。
やがて小雨になってきて、スタッフさんたちが野外ステージを大きなT字のモップで排水処理に取り掛かり、大まかなところをモップで処理したあと、スタッフ総がかりで雑巾でステージを拭き始めます。一見そうとも見えなかったのに、ささっと拭いただけで絞るとボタボタ水が滴るくらいには、ステージは水浸しだった模様。
と、なんでこんなことまで書いてるかっていうと、「スタッフさんたちに頭が下がります」って以上に、やっぱり、少しでも濡れたままになっているところが残ったりしてステージでメンバーが滑って転んでケガしないようにと、イベント開催にあたっては、かなり細部にまで細かい作業が積み重ねられているのだなと、改めて明らかだったから。
関連して、公開リハーサルでは、今回、メンバーたちは『ハナモヨウ』の転がるフリを執拗に練習しています。というのも、この大宮でのリリイべで初披露となる新曲『低温火傷』の衣装のヒールがかなり高いから。ヒールの高さが違うので、転ぶフリも、寝転がってから起き上がるフリも、これまでと勝手が違うようで、希空ちゃんなども(さっきまで雑巾がけされていたステージの床に)何度も転んでは寝転んで、執拗に練習(というか、高いヒールの場合での、振り付けの確認を)していまして。
うっかりすると、単なる「ファンサービス」かと思っちゃいかねない「公開リハーサル」ですが、その準備に入念なスタッフさんの仕事も、メンバーの、慣れない現場での執拗なパフォーマンスの確認も、やっぱり一歩間違えれば「危険」でもあるステージなのだと再確認することになりました。
だからこそ、そうしたリリイべを続けてくれること、それでもファンの前に出てきてくれることに、改めて頭が下がります。
イベント開始直線まで雨模様だったからこそ、「ファンサービス」の背後にプロの仕事が隠れていることが改めて明らかになり、そしてそれは、メンバーのフィジカルにとってこそ重要なものであるとも知らされた次第。
このことは、事前に、腰の故障を抱えていた浅倉樹々ちゃんが、この大宮で復帰すると聞かされていたからこそ連想できたことでもあり、こうした、スタッフさんの仕事やリハの確認作業が、メンバーのフィジカルにとってこそ大事なことであると理解できたからこそ、当日の樹々ちゃん復活もまた鮮烈さの度合いを深めたのかな、と。
そんな公開リハでは『気高く咲き誇れ!』と、新曲の『低温火傷』を。
『低温火傷』には、樹々ちゃんもリハに参加していましたよ。
大宮ステラモール 1回目公演
イベントの概要は次のとおりです。
樹々ちゃんのパフォーマンス参加は、新曲の『低温火傷』のみ。すでに述べたとおり、それ以外の楽曲披露のときには、樹々ちゃんはステージの横手から見学しています。
それでも、ステージから降りるときも颯爽としていて、時には次の楽曲のイントロ部分だけ何気に軽くダンスしてみたりしていて、これまでのような「寂しさ」は感じず、いよいよ「浅倉樹々復活」といった明るい雰囲気に満ちています。
今般の大宮リリイべ、樹々ちゃんの参加は『低温火傷』のみとはいえ、各部のセトリに『低温火傷』は2回ずつ組み込まれていて、樹々ちゃんの参加が極端に少ないってこともありません。と、一方、握手会ではヒールの高い衣装の靴から底の平たい運動靴に履き替えていて、まだまだ完全復活というわけではないようです。
大宮ステラモール 第一部 |
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01.低温火傷 02.I’m so cool!(Berryz工房) 03.気高く咲き誇れ! 04.就活センセーション 05.低温火傷 理子ちゃんお誕生日につき、やりたい放題コーナー:大縄跳び 06.笑って 07.初恋サンライズ –樹々ちゃんセリフ代替は理子ちゃん– |
第一部 握手会 |
小野 → 新沼 → 小片 → 秋山 → 谷本 → 山岸 → 岸本 → 小野田 → 浅倉 |
つばきファクトリーの『I’m so cool!』
この第一部では、つばきが『I’m so cool!』を歌ってくれます。
2014年秋ツアー、Berryz工房ラストのホールツアーのセトリにも組み込まれていた『I’m so cool!』は、大人っぽいアレンジの美しくシックなライブ中盤のパートから、明るく激しい後半への転調を告げるタイミングの曲でもあり、Berryz工房の楽しく自由な雰囲気を十分に表現する、すばらしい楽曲でもありました。
と、そんな具合に、セトリ構成上の文脈や、Berryz工房という演者の属性に託して、その楽曲の楽しさを述べてみた次第ですが、そう思えば、そのようなセトリ構成や 演者としての Berryz工房 なくしては、この楽曲を十全にパフォーマンスすることはできないのかと、当方ベリヲタにつき、今の今まで、そう思い込んできたんですけども…つばきファクトリーが披露してくれる『I’m so cool!』は、すばらしかったです。
あのメンバー同士手をつないで両手を万歳しながら輪になってぐるぐるするフリ、万歳する小片リサさんが(美しいのに顔が丸くて)可愛くて。
また、その後のタイミングのMCで、自分がトークしなきゃいけないのを忘れて明後日の方を見てた谷本安美ちゃん(ほんとに遠くを見てた)は、まだ発売してない新曲を「発売した」と言っちゃって、メンバーたちから一斉に突っ込まれていて。
トークを忘れてたのを指摘された時も、発売したと言っちゃって周囲から一斉に突っ込まれたときも「あはは」と明るく笑い飛ばす谷本さんに、どこまでも楽しいばっかりのシーンだというのに、2014年秋の Professional 公演での『I’m so cool!』が示した明るい自由さを重ねて見たりして、うっかりいろんなものが甦りそうになりました。
うっかりついでに、つばきファクトリーは、先輩グループだけじゃなく、先輩グループが体現していたハローのエッセンスを継承している、とか思っちゃいますよね。(これについては、続く池袋~新三郷でのリリイべにて詳しく再記述予定)
理子ちゃんやりたい放題 大縄飛び
この日のリリイべは、翌日(24日)にリーダー山岸理子ちゃんの誕生日とバースデーイベントを控えていたこともあって、毎回「理子ちゃんおめでとう」企画が差し込まれます。
これは、「私(山岸)が誕生日で、おめでたいから、私が好き勝手に自由にやりたいことが出来るコーナーだ」ということで、理子ちゃんのやりたいまんまの企画なんだそうで。その企画が(ミニライブの間つなぎという以上に)あまりにもガチで、翌日のバースデーイベントの企画が心配になるほど(そっちはそっちで後日レポさせてくださいね)。
その一発目は、メンバー全員での「大縄飛び」。
理子ちゃんが「やりたかった」と言うからには、この日だけは誰も逆らえません。
マネージャーさんと思しき「大人」が縄を回す係となり、樹々ちゃんが数をカウントする係りとなって、理子ちゃん翌日で19歳につき、最後の18歳の一日ということで、メンバー全員で18回の縄跳びにチャレンジします。
結果は、4回目のトライで成功。
1回目のトライは、2回のジャンプでNG。縄を踏んじゃったのは希空ちゃん。何やら自分のせいではない的な抗議をしている希空ちゃんでしたが、具体的な抗議内容はわからず。
2回目のトライは、14回のジャンプでNG。踏んだのは岸本さん。ここでも岸本さんは「潔く」て、男前です。
3回目のトライは、2回のジャンプでNG。踏んだのは小片さん。自分が縄を踏んだ途端に、隣の岸本さんの後ろに隠れる様子が可愛くて、やっぱり小片さん、毒舌で仕切り屋さんであっても、愛らしい乙女です。
この「大縄跳び」について特筆したいことは、縄跳びに挑むにあたってメンバーたちが衣装のヒールから運動靴に履き替えていたこと。って、その履き替えてる様子が(投稿者がたまたま位置取った優先エリアの場所から)まるっと、丸見えだったこと。
「靴を履き替える」ってだけなのに、なんだか、ちょっとエ○かったことを特筆中。(申し訳ない!)
大宮ステラモール 2回目公演 何かとさすがな小片さん
2回目公演の概要は、下記のとおり。
先輩カバー曲は、アンジュルムから『次々続々』。これもまた、『大器晩成』に続けて、ある意味、風が吹いて勢いに乗ったアンジュルムの、グループとしてのタイミングが、その名曲度合いに大きく影響していたものと思っていた次第ですが…いや、真面目に、つばきファクトリーのコピー力は刮目です。
なんか、そんな能力を持ってるバトルもの漫画のキャラクターっていませんでしたっけ?
いざコピーした能力を見抜かれてみると、それとは別にオリジナルの強力な能力を持ってたりするところも含めて。
このリリイべでは、メンバーたちは新曲『低温火傷』の衣装で登場してくれています。これが、ブーケとベレー帽が可愛いくて、とんでもなくコケティッシュなものとなっているんですが、谷本安美ちゃんが、この2回目の公演中にベレー帽を飛ばしてしまいます。
安美ちゃん本人もベレー帽を飛ばしたことに気づいていて、ダンスの場位置が再度事件現場に巡ってきた際に、拾って回収しようとするんですが、すでに(安美ちゃんがベレー帽を飛ばした瞬間に)小片さんが拾ってステージ横に投げ入れており、その他のこともあって(後述)小片さんの「さすが」度合いが光った公演でした。
大宮ステラモール 第二部 |
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01.次々続々(アンジュルム) 02.ハナモヨウ 03.低温火傷 04.笑って 05.独り占め 理子ちゃんお誕生日につき、やりたい放題コーナー:ジェスチャーゲーム 06.低温火傷 07.うるわしのカメリア |
第二部 握手会 |
浅倉 → 山岸 → 小野 → 岸本 → 小野田 → 新沼 → 谷本 → 秋山 → 小片 |
理子ちゃんやりたい放題 ジェスチャーゲーム
2回目の公演のリーダーやりたい放題は、表現力とチーム力を競うジェスチャーゲーム。
3人ずつ3チームに、クジ引きでチーム別けします。結果は「秋山、小野田、新沼チーム/小片、岸本、山岸チーム/小野、谷本、浅倉チーム」。
この3チームが、それぞれ持ち回りで出題を担当したりして、制限時間内でどれだけ正解できるかを競います。その概要は下記の図を参照して下さい。
これ、上図を見ていただくとお分かりの通り、ジェスチャーするメンバーだけに見えるようにお題を出してると、客席にお題が見えないわけです。制限時間内にどれだけ正解できるかというタイムトライアルな側面もあったり(だからメンバーも焦る)、お題が書かれているのがお馴染みのスケッチブックだったりして(手でスケッチブックをめくらなきゃいけない)、かなりメンバーもアップアップな「やりたい放題企画」だったわけですが、これがさすがに小片リサさんは、先に客席に向けてお題を示してから、ぐるっと向き直ってジェスチャーするメンバーにお題を掲示します。このように、ゲームの流れを崩さず、しかし客席にちゃんと配慮したのは、小片さんだけ。
この他、岸本さんが「本当に即興でやってます!」と絶叫するほど、いろいろ慌ただしく、ゲームの仕様にメンバーが翻弄される場面が多々あったんですが、逐一、面白くしようとするだけじゃなく、正しくゲームの仕様に則って、しっかり客席にも配慮するところは、小片リサさんの「さすが」が光った企画コーナーでした。
あまりにも小片さんがさすがだったもんだから、お題や、どのチームが勝ったかなど、肝心なところがメモできなかったほどです。ごめんなさい。
大宮ステラモール 3回目公演
さて、3回目公演の概要は、下記のとおり。
今回のカバー曲は、モーニング娘。から。気がついたらSEXYに成熟し始めているメンバーのパフォーマンスが刮目だったりしましたが、さすがに冗長なので、この【つばきのコピー力/レガシー楽曲の破壊力/それらを介して明らかになるメンバーたちの成長】といったあたりは、今後も続く つばきリリイべの別の記事のどこかで再論することにして。
大宮ステラモール 第三部 |
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01.低温火傷 02.Just Try! 03.就活センセーション 04.SEXY BOY~そよ風に寄り添って~(モーニング娘。) 05.青春まんまんなか! 06.初恋サンライズ –樹々ちゃんセリフ代替は理子ちゃん– 理子ちゃんお誕生日につき、やりたい放題コーナー:山岸理子を褒めよう選手権 07.低温火傷 |
第三部 握手会 |
秋山 → 新沼 → 谷本 → 山岸 → 小野 → 岸本 → 小片 → 小野田 → 浅倉 |
理子ちゃんやりたい放題 山岸理子を褒めよう選手権
さて3公演目の「山岸理子 お誕生日につき」やりたい放題企画は、「山岸理子を褒めよう選手権」。定められた制限時間内に山岸理子の良いところを列挙せよというもので、数多く挙げられた者が優勝するという仕様。
それぞれのメンバーが挙げた山岸理子の良いところは、順不同で、誰が言ったかも無視して、それこそ列挙すれば、こんな感じ
山岸理子の良いところリスト | ||
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この山岸理子の良いところ発表順と、挙げた個数の結果はこちら
安美ちゃんと小片さんが同点決勝となって、最終決勝で谷本安美ちゃんの勝ちとなりました。
と、このゲームで印象的だったのは、やっぱり「さすが」な小片さん。制限時間内に多数挙げられた者の勝ちという仕様に正しく則り、多くのメンバーが「髪がサラサラしてるところ」などと、しっかり文章にした形でリーダーの良いところ挙げる一方、小片さんは、「耳!」「ほくろ!」「髪の毛!」「ヒザ!」などと体言止め作戦に出ます。発言に時間を食わない分、数を列挙できる作戦ですが、慌ただしい自らの発言も手伝って、なんだか、どんどんテンパっていって、挙句に、自分の身体を指差して「ここ!ここ!」などと。
この「さすが」っぷり。第一に「ちゃんと正しく、いろんなレギュレーションを踏まえて、企画をしっかり面白くしようとするところ」もさすがならば、そうした中で、ところどころ、はしゃいで壊れる小片さんや、可愛い乙女な小片さんが顔を出すところも、アイドルとして「さすが」です。
また、優勝者にはリーダーの理子ちゃんからご褒美があるとのことで、それは「理子ちゃんとお出かけした時にご飯をご馳走してもらえる権利」なんだとか。「やったー」と喜ぶ谷本さんに、それでも制限金額3000円までと後付けで正す理子ちゃんだったんですが、このご褒美が発表される前、優勝者にはご褒美があるとだけ告げられていたタイミングで、メンバーみんな「なんだ?なんだ?」とザワつく場面で、ゆっくりニヤニヤと「ペンくれるんじゃな~い?」とか楽しそうに言っていた新沼希空ちゃんの “なんか悪巧みしてる” みたいな表情も特筆しておきたいところ。
何より、3回のイベントを通して、意外なリーダーのSっぷりも明らかになったことは大きな収穫だったかな、と。
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繰り返し、今般の11月23日の初発のリリイべは、長らくパフォーマンスから離れていた浅倉樹々ちゃんが復帰する記念すべきリリイべとなりました。
樹々ちゃんの復帰、それこそが印象的なイベントでしたけど(投稿者も冒頭から大々的に述べちゃってますけど)、そんな大きな画期を迎える個々のメンバーの側の個性も光って、つばきファクトリーが、ほんとうに、いろいろ熟してきたこともまた明らかなイベントでした。
今回の記事に特筆した範囲で言えば、岸本ゆめのさんは男前で潔く、小片リサさんは愛らしく、しかし諸々配慮が行き届いていて、新沼希空ちゃんは自由で、谷本安美さんは明るくカラっと元気です。そしてリーダー山岸理子ちゃんは、あんだけ眠そうにフワっとしていながら、意外とS気が強めでした。
あまりに冗長で長文になるので涙を飲んで割愛しましたが、小野瑞歩さんの蕩ける笑顔も、小野田紗栞さんの愛らしい笑顔(と、若干手加減を覚え始めた握力)も、秋山眞緒さんの急激な美人化と迫力のダンスも。
そして何より、チームとしての つばきファクトリーのパフォーマンスの全般的向上も。
これから来年の2月まで続くであろう各地のリリイべが実に素晴らしいものになることを予告するかのような、ほんとうに “これからが楽しみになる” イベントでしたよ。
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