つばきファクトリー 福田真琳、「超幸せッス！」と叫んだバースデーイベント2022 in 横浜

はじめに　あなどれぬ「こんばんワラビー！」

オープニングの初手から「こんばんワラビー」で登場してきた福田真琳ちゃん、表情がくるくる動くので非常に可愛いんですけど、ミニライブで思わぬ強力な攻撃力を発揮します。

ハロプロと つばきファクトリーに入ってから１年ちょっとの新メンバーってことで、サポートの MC として岸本ゆめの先輩が出張ってくれます。岸本さんは、自ら一発ギャグのネタ帳を持ち歩くほどトークの “面白さ” にこだわり（一方で、アイドルがギャグマシーンであることについては忸怩たる想いも抱いているという複雑な乙女）、実際の進行もそつなく達者である上に、実はかなり真面目なしっかり者。ですから過剰に自分をアピールするようなこともなく、適切に、サポートMC としての役割をこなします。真琳ちゃんが何か作業をしているときはトークで間を繋ぐわけですが、その場合でも、真琳ちゃんとのエピソードや、岸本さんから見て真琳ちゃんの可愛いところをテーマとしたトークから外れないのが、さすがです、岸本さん。

真琳ちゃんも、岸本さんが自分についてのあれこれを話題にしている際に、くるくる表情を変化させていて、ぷくっと頬をふくらませていたりして非常に可愛いわけですが、多くのハロメンからも “お上品“（Hello! Project DVD MAGAZINE Vol.76 CM）と言われるように、基本的に端正な言葉使いと控えめな声量を崩さないようでいながら、たまに「超しあわせッス」などと、八木栞さんを始め同期にしか見せないであろう片鱗をのぞかせたりして、たいへんに表情豊かです。

そんなわけで、”やあ、真琳ちゃん、可愛いなあ” くらいの力加減でバースデーイベントを楽しんで観覧していたところ、イベント後半のミニライブで自分でも思ってもみなかった感情の乱れを経験します。

こぶしファクトリーの激しい楽曲（『チョット愚直に！猪突猛進』）を一人でしっかりパフォーマンスし切ることにも驚いた次第ですが、オーディションもお姉さんの薦めで、それまでは、さほどハロプロに詳しいってわけでもなかったやに仄聞する真琳ちゃんですが、『いつもとおんなじ制服で』だの、『告白の噴水広場』といった、遠い先輩たちの、ある意味でこのバースデーイベントの当日の真琳ちゃんに実に相応しい情緒的で微妙な恋愛未満の楽曲をセレクトしていて、かなり揺さぶられます。…そして。

モーニング娘。の『One and Only』を自家薬籠中が如くパフォーマンスする真琳ちゃんを見ていて、思わず泣きそうになりました。

ああ、数年後の、真琳ちゃんがハロプロを牽引する姿を見たいって思って。
でも、そろそろ年齢的に「数年後」が確実じゃなくなってきてる報告者でもあって、そんなこともあって、若いメンバーが、後からハロプロに参加してくれたメンバーが、こうして先輩の歌った楽曲を堂々とパフォーマンスするところに接すると…　…いろいろ耐えられませんね。

つばきファクトリー 福田真琳バースデーイベント2022

そんなわけで、2022年10月17日の月曜日、神奈川県LANDMARK HALLにて開催された つばきファクトリーの福田真琳さんのバースデーイベントに参加してきました。イベントは２回まわしですが、平日につき「開場18:15／開演19:00」の２公演めにようやく滑り込んだ感じです。

LANDMARK HALL の入り口から３点チェックの関門があるまでの通路上には、真琳ちゃん直筆の書が掲示されています。岸本さん曰く、この “書” を書くときに使用された（および後述するイベント中のコーナーで使用された）書道セットは、アンジュルム竹内朱莉さんからお借りしたものだとか。

これまでハロプロの後輩について、特に “推しメン” 的なことは表明してこなかった竹内さん、真琳ちゃん推しであることを公言しており、それでなくとも過去最大規模にメンバーが増えるわ、OG たちも活動のペースを落とさないわってことで、ファンとしては青息吐息ってところなのに、さらなる “見所” が増える一方で、文字通り、嬉しい悲鳴ですよね。

オープニングでは、そんな書道トークも展開された次第ですが、真琳ちゃんは「１公演めよりも緊張」してると言います。今日の衣装は家族と決めた、パフォーマンス面ではダンスを頑張りたい、それは苦手意識があったけど出来た時の達成感があるためだ… など、バースデーイベント恒例の今後の抱負的な話題も、岸本さんの導きよろしく、順調です。

繰り返し、個々の短いテーマが語られるたび、客席からの反応を待つあいだ、ほっぺを “ぷくっと” させてる真琳ちゃん、たいへんに可愛かった次第です。

ダンスパフォーマンスに向けた抱負を語る真琳ちゃんに、岸本さんは、ソロパートを誰に割り振るかダンスの先生がメンバーを吟味している際にも後ろに引くことなく「しっかりフリを覚えてくる」というエピソードを語ってくれます。
そして、岸本さんが「今日は真琳のことが好きなひとばかり、こんなに集まってくれたよ」と促すや（オープニングのトークを落着させる方向に向ける “熟練の技” と言って良いかと）、真琳ちゃんからは、こんな発言が飛び出します。

真琳「超しあわせッス！」

そんな、ふり幅の大きい真琳ちゃんのバースデーイベント、参加できた２公演めの概要を掲示して、コーナー企画以降のイベントの詳細はページを切り替えて。