はじめに
10年前のあの日… だけじゃない!
10年前のあの日も、こんな小雨だったなあ… と思います。
ライブの開演前、横浜 Bay Hall 横で待機しているとき、滴が小さく細かい静かな雨が降って来て… ああ、10年前の横浜アリーナで物販列に並ぼうとしているときに降ってきた雨も、こんな感じの雨だったなあと、なんだか、しみじみしちゃったのでした。
天候までも10年前を思い出しているかのようです。
とはいえ、ライブを終えた帰路は、傘をさしていてもびしょ濡れになるほどの、とんでもないドシャ降りだったので、帰路を同道した友人の さゆヲタ 仲間とも、ライブの余韻を語り合うよりも “雨がキツイね” って話に終始してしまったほどなので、風情も何もなく、とにかく駅にたどり着くことに集中していた次第で、しみじみと10年前を切なく思い出すことに専念できなかったということまで含めて、そこらへんもまた、”さすが道重さゆみ” といったところかと。
2024年11月26日、火曜日。あの鮮烈だった2014年11月26日の横浜アリーナ(下の関連記事リンクを参照してね)から、きっちり10年を経て、同じく横浜のライブハウス、Bay Hall にて、モーニング娘。のレジェンドであるだけでなく、オルドバイ峡谷以来、人類という種の “可愛い遺伝子” ポテンシャルを底まで発現させた “可愛い” の化身である道重さゆみさんが、卒業10周年を祝うライブを開催しました。
実は、この記念のライブは2Days で開催されていて、前日25日の月曜日には、道重さんを “みにしげさん” として慕う後輩の佐藤優樹さんがゲストで出演しています(参照記事 →「 道重さゆみのインスタライブにも、佐藤優樹がサプライズでゲスト出演!」)。
往時の2人の様子もそのままに、あまりにも自由な佐藤まーちゃんに対して、道重さんが「ここは10年前の話をするところだったのに!」とご立腹… といったエピソードも漏れ聞こえてきますが、残念ながら、そちらには諸般の都合で報告者は参加できなかったのでした(「往時の2人の様子」について、こちらを参照して欲しい →「まーちゃんの物語(書評:『まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団』)」)。
返す返すも痛恨の判断ミスってところですが、それでも、10周年の記念日ライブに参加できたので、その火曜日の方のライブを、しっかりレポしたいなと思っていたところ…
ええ、冒頭で述べたようにお天気まで10年前のようでした。
ずっと以前に、こちらの記事(「道重さゆみ、Web配信番組アプカミで「あの日」を語る。そして…」)で取り上げたように、あの日のメドレーをもう一度… って趣向もライブにはあったし、あの日のあの曲も、道重さんは歌ってくれました。道重さん本人も、そしてこの日、横浜 Bay Hall に集った多くの “謎のピンクの集団” も、10年前のことが、めっちゃ念頭にあったことは言うまでもありません。
さらには、道重さんはご挨拶で、会場に集ったファンに向けて(おそらくは10年前を共有していない新規のファンやサポートダンサーさんたちへのねぎらいと気遣いも含めて|そういう気遣いのできる道重さんですから)、10年前やそれ以前のグループ時代だけじゃなく、この卒業してからの10年を積み重ねてきたから、10年を積み重ねられるようにファンのみんながいてくれたから、今ここで、こんなライブが実現できました… って、そう言ってもくれたけれど。
それでも。
この日フィーチャーされた “10年前” よりも、やっぱり、今現在の、2024年の道重さゆみが、あまりにも素晴らしかったということを強調したい。
先日の夏のライブについてもレポしたように(こちら →「道重さゆみの示した圧倒的正しさ 『SAYUMINGLANDOLL~さゆとファンと夏~』)、道重さん、ものすごい大迫力の大パフォーマンスです。2時間を通じて全部で30曲ですよ、奥さん!
横浜 Bay Hall はライブハウスですから、もちろんスタンディングです。座席が一定の幅をキープしているホールでのライブとも違って、まあ立錐の余地もないって感じでの詰め込まれたスタンディングです。10年を経て、おっさん から初期高齢者へと進化した報告者にとって、2時間のスタンディングということで腰と膝について開演前から不安材料が漂っていたわけです。しかしながら、2時間なんて、あっというまでした。冒頭で述べたように、終演後の帰路では、雨が本降りになっていて、たいへんだったんですけど、それもなんだか楽しいくらいに内心ウキウキとしていたほど、それほど、すばらしいライブでした。
なにが “すばらしい” のか。
道重さゆみさん、可愛かったし、美しかったし、トークも面白く、客席イジりも道重さんらしさ全開だったんですけど、しかし、パフォーマンスの躍動感と、身体全体を使ったステージングこそ、ほんまに素晴らしかった。
何度かこのサイトで、たとえば Berryz工房の夏焼雅さんについて “現役時代は怖いくらいに美人だったけど、ソロになってから、かえって、どんどん可愛くなっている” といった趣旨のレポートを投稿させていただいていますが、道重さゆみさんは、このところ、現役時代の言動とは裏腹に、30歳を超えてから、ますますパフォーマーとしての凄みを見せつけている… と言うべきかと。素晴らしかった。
痛む腰にも気がつかないくらい、ステージの道重さんから眼が離せなかったよ!
SAYUMINGLANDOLL~GIVE ME MORE SAYU~
そんなわけで繰り返し、2024年11月26日の火曜日に、横浜 Bay Hall にて「開場18:15/開演19:00」となる道重さゆみさんの単独ライブが開催されました。ゲストダンサーさんは SAYUMINGLANDOLL お馴染みのお二人で、こちらも見応え・迫力十分で。
下記に概要を掲示して、詳細なレポはページを切り替えますね。
SAYUMINGLANDOLL~GIVE ME MORE SAYU~ 2024年11月26日(火) 横浜Bay Hall 「開場18:15/開演19:00」 |
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01・『OK!生きまくっちゃえ』 02・『へゔんな人たちに捧げる歌』 03・『PINK FREEDOM』 MC しゃがんで水分補給からのご挨拶 04・『Fantasyが始まる』 05・『恋人には絶対に知られたくない真実』 06・『大きい瞳』 07・『ばりかわよかROCK』 10年前と、同じ横浜です(ちょっとした裏話) 道重主義:さゆの言うことは~~? ぜった~~い! 天才道重:さゆみちゃんは~~? てんさ~~い! 「言わせる」のが気に入ってる道重さん 08・『キュン or NOT』 09・『白い beautiful』 10・ダンスパフォーマンスからの『時空を超え 宇宙を超え』 ↓↓↓あの時のメドレーを↓↓↓ 11・『シルバーの腕時計』 12・『Help me!!』 13・『恋愛レボリューション21』 14・『恋愛ハンター』 15・『ラララのピピピ』 16・『A B C D E-cha E-cha したい』 17・『ワクテカ Take a chance』 18・『ブレインストーミング』 19・『好きだな君が』 20・『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』 21・『青春コレクション』 22・『LOVEマシーン』 23・『Give me 愛』 ↑↑↑メドレー↑↑↑ 客席からのコールを全身に浴びる道重さん 10年たって急にできたわけじゃない、積み重ねがあってのメドレーです♪ 24・『シャバダバ ドゥ~』 25・『サユミミライ』 26・『形而上的熱視線』 「最後の曲です」→ すさまじいエーイング 「じゃあ、tea time にする?んふふ♪」 27・『SAMSALA』 ↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓ 28・『赤いフリージア』 29・『歩いてる』 「じゃーーーん」とドレスを自慢する道重さん 泣いちゃった道重さん あの日のスピーチを再現して…「へんなひとたち!」 30・『Happy大作戦』 |
その前にチラッと。
ライブを終えて、アンコールも終えて、道重さんがご挨拶して引っ込んでから、会場はダブルアンコールを要求する “さゆみんコール” が響きます。それが、なかなか鳴り止まないし、会場の “退場を促す” 終了アナウンスが、あたかも客席のコールとバトるかのようにぶつかり合うもんだから、こりゃダブルアンコールあるかな… と思ったものの、裏で道重さんも慌てていたのか(← 想像するだけで楽しいですよね)結局、道重さんは出て来ず、ダブルアンコールはありませんでした。
なんかね、そんなところも、全部ひっくるめて、とても楽しかったよ。
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