道重さゆみ・田中れいなファンクラブイベント ~2人で創り上げてきた6期の勲章~

2018年7月30日の月曜日、東京は代々木の山野ホールにて、道重さゆみさんと田中れいなさんのファンクラブイベントが開催されました。

これから、そのファンクラブイベントの模様をお伝えしたいと思っているんですけど、あの「さゆ」と「れいな」のイベントですから、そりゃもう言うべきこと、言いたいこと、論じたいこと、お伝えすべきことは、それこそ山のようにあるわけですけど、それを全部記述しようとしたら、とんでもない長文なうえに内容的にも(投稿者の力量的に)支離滅裂となることは必定です。ですから、お知らせのテーマを絞るべきだろうと。

それこそ、とてものことに29歳と28歳だとは思えぬルックスに、愛らしく楽しげにトークに興じる様子は、”超衰え知らず” といった程度の形容では尽しきれぬものがある…といったことから始まって、この日のイベントで受け取ることが出来た感慨のあれこれを逐一述べていっては、ひょっとしたらまともな日本語にすらならない恐れがあります。

ですので、大変に申し訳ないことながら、このレポは、その怒濤のトークが展開した “6期MC” というポイントに絞ったものにしよう思っている次第。いや、まことに申し訳ありません。

このイベントは2回まわしで開催されましたけど、投稿者は痛恨ながら諸般の事情で「開場19:30/開演20:15」の2回目のみ参加。ですので(調べようとすれば調べることは可能だけど)2回目のみのご報告であることも重ねて申し訳ない。

いきなり余談ですけど、道重さゆみさんと田中れいなさんの6期イベントだっていうから、ゲストを一瞬期待しちゃいましたけど、それは叶いませんでした。そりゃそうですよね。
このイベントの数日前に道重さんと一緒に遊んだらしき情報も出てましたから、お手紙だけでもあるかな、って一瞬思いましたけども…むしろ一貫した態度が、かえって好感だったりしますよね、亀井さん(← あっ!)

まずは順番を前後して、先にミニライブから

イベントはトーク中心の企画がメインで進行し、終盤でミニライブで盛り上がって幕を閉じるという構成でした。で、順番的には、めちゃくちゃ前後しますけども、そのミニライブから先にお知らせです。そのセトリは、こんな感じ。

01.レモン色とミルクティ
02.私の時代

ライブは2曲のみ。
私の時代』って選曲は順当ながら、道重さゆみさんと田中れいなさんの6期イベントだっていうから『大きい瞳』の披露を予想してましたけど、これまた、残念ながら今後に期待ってことになりました。

もちろん、それでも、楽しげに山野ホールのステージを縦横に使って、右にも左にも展開して、嬉しげに客席とアイコンタクトしている道重さゆみさんと田中れいなさんを見ていると、それぞれの卒業から4~5年を経て、今でもこうして変わらぬ2人の姿を楽しめていることに、なんだかよくわからない感慨がこみ上げてきます。変わらぬ2人の愛らしい姿や、変わらぬ2人の客席とのコンタクトに…ではなく、そうではなくて、そんな2人の変わらぬ姿を “今尚、こうして楽しめているということ” に対して。
もちろん2人とも、相変わらず(← これが驚異的ですよね)とんでもなく可愛いのは当然としても。

上手に形容できませんが、まさにファンの醍醐味かと。たいへん幸せでした

ライブを終えて、それぞれの今後の活動の告知をする道重さんと田中さんですが、(後述するように)喋り倒した挙句のミニライブとあって、道重さんが少々咳き込んでしまって「れいな、先にお願い」と。
それこそ、楽屋でも2人で喋り倒していたんだそうで、まさか風邪を引いたわけでもないのに “のどぬーるスプレー” が必要になるとはと、自分でも吃驚していた道重さんでした。
と、思い返してみれば、2014年の卒業直前、最後のファンクラブのソロイベント(@Zepp Tokyo)でも、喉の調子が悪くて、のどぬーるスプレーをシュッシュしながらのステージであったことを懐かしく思い出すんですけども、これって、道重さん、意図的に「のどぬーるスプレー」に言及したんですかね(後述するようにトークを上手に回収する道重さんですから、投稿者は、これは意図されたものであろうと思っています)。

そう、それほど、道重さんが「のどぬーるスプレー」を必要とするほど、6期のファンクラブイベントとしては れいな が卒業を控えた2013年4月30日 Zepp Tokyo から数えて実に5年と3ヶ月ぶりとなる久しぶりのイベントだというのに、ミニライブが2曲だけってほど、それほど “ほとんどの時間をトークに費やした” 喋りまくりのイベントだったのでした。

ええ、それは、道重さゆみと田中れいなが喋り倒す “6期MC” が中心に据えられたイベントだったのです。

さゆ と れいな が育て上げてきた6期MCについて

今更、言うまでもない6期MC…とはいえ、れいな が卒業したのは2013年ですから、2人がしっかり揃ってトークするのも5年と3ヶ月ぶりでもあります。だけじゃなく、多くのファンにとって、2人の “6期MC” って、どんなものであるかは明らかなようでいて、それは実は DマガだったりイベントのDVDだったりを繰り返して鑑賞して(後から)形成された印象にすぎない部分が実は多いのではないかと。

田中れいな・道重さゆみ ファンクラブイベント開催決定で、幻の “6期MC” が白日の下に!?

この上に掲げた当サイトのニュース記事でも、6期MC とは何であるか簡潔にまとめらていますけど、そこでも、こう記述されています。

モーニング娘。のツアーMCとして(従ってツアーに密着したDVD Magazineのコンテンツとして)見ることができる以外には、これほどファンにも知られていながら、その自由なトークが炸裂する機会は(今からふり返るなら)驚くほど少なく、わずかに2人が開催したディナーショーや、道重のラジオに田中がゲスト出演した際、2012年初頭のドラマ『数学女子学園』の放送後記的なミニコーナーなど、数えるほどしかなかった…

そう。“6期MC” は、その知名度のわりに、ファンの前で大々的にお披露目される機会は、意外にも少なかった。そして、それは頻度だけじゃなく、怒濤のトークが展開したとか記述されるような、そのテイストにおいても、それは大部分がDVDなどを鑑賞して後付けで形成された印象によるものが大きくて、最初は(ということは、実はその大部分は)現在ファンがそう思っているようなものではなかったと思うのです。

6期MC、あたかも、2人が現役だった時代から、ずーーっと、このまんまであるように錯覚しがちでもありますけど、実は、現役時代にあっては、道重さんは亀井さんと蜜月で、その “亀井・道重ペア” のラブラブっぷりから、田中さんは微妙に距離を置いていました(ですよね?)。最初の頃は、2人が現役の頃は、れいなのリアクションに逐一過敏に反応する道重さんの態度からも、恐る恐る、探り探り、といった様子が見え隠れしていました(よね?)。

でも、おそらくは(投稿者の見るところでは)亀井絵里さんが卒業した後くらいから、道重さゆみさんも、田中れいなさんも、”6期MC” を、2人の持ちネタとして、プロの仕事として、互いに自覚的に歩み寄り、創り上げてきたように思います。
ですから、ステージ上での奔放さは、正直なキャラの発露であるというよりは、ある時期からは、お互いのプロとしての自覚がなせる技であった一面こそが大きいと。

ですから、6期MC が、その十全のパワーを発揮できていた期間というのは、思っている以上に短い。それが、こうも自由奔放に見え、当人たちにとっても楽しげな、自由で闊達なものへと成長していることは、だからこそ偉大な達成でもあります。
多くのファンが “あの楽しい6期MC” と思っていて、そんな印象こそが多くのファンに共有されているということは、だからこそ、道重さゆみと田中れいな2人の勲章だと思う次第です。

実に5年と3ヶ月ぶりとなる、道重さゆみと田中れいなによるファンクラブイベントは、そんな(上述の意味での)6期MC が中心となった、喋り倒すイベントでもあったのでした。

*****

と、それでは、そんな喋り倒されるイベントの模様を、ようやくご報告。

イベント開始までの山野ホールBGMは、プラチナ期以降の、いわゆる短い “カラフル期” のモーニング楽曲を中心に。

オープニングから怒濤のお喋り

愛らしい紅白の衣装で登場してきて、いまさら自己紹介から入るあたり、何だかんだ言って2人とも真面目です。

5年3ケ月ぶりのイベントって細かい数字に加え、この7月30日は2人とってのデビュー曲である『シャボン玉』のリリース日であることにも言及する道重さん。

れいな「さゆは、よー覚えよぉね
さゆ 「一応、Wiki は見てきた

6期としても15周年の記念であると話題は展開して、次の2人のイベントは5年刻みで20周年の時だとか、「それまでやらんと?」とか、もうオープニングのこの段階でお喋りが止まらぬ2人です。
記念のケーキ登場してきても、れいなは道重さんに向って「誕生日やったけぇ、ケーキいっぱい食べたっちゃろ?」とか話しかけていて、会場のチャイムが鳴らなければ、いったいどこまで話しが展開していたことかと。
(そして、その怒濤のトークの内容から、かえって2人がプライベートではそんなに頻繁な連絡をしていないことがわかり、だからこそ、このステージ上での親しげで楽しげな様子が感慨深いという次第)

6期MCのコーナー

最初の企画コーナーは、真っ正面からの “6期MCのコーナー” です。
正面のスクリーンが9分割してテーマが9つ提示されましたけど、2人が喋り倒すもんだから、お伝えしている2回目の公演では、テーマが3つしか消化できませんでした。

今、テーマを消化とか記述しましたけども、2人のトークは、あちこち脱線しまくって、しかも脱線した先での展開の方が面白かったりして、ほんとにテーマが消化されたのかどうかすら怪しかったりして。

テーマ「気になってしょうがないこと」 SNS運営事情他

まず “気になってしょうがないこと” をテーマに選んだのは道重さん。
このテーマのスタートは、こんなやり取りから。

さゆ 「れいなのブログやインスタが、ちょいちょい消されること
れいな「自分で消してる。消せって言われよぉけん

この “消すことになったコンテンツ” を巡って、メンバーのSNS運営事情について、かなり突っ込んだ “ぶっちゃけ話” が展開されることになります。

カラオケを楽しんでいる動画をアップしたところ、それはマズいから消すようにと言われたらしき れいな(誰に言われたのかは…たぶんマネージャーさんに言われたんだろうとは文脈上推測できるところですけど、しかし、明言されず)。いろいろと権利関係の難しい問題があると説明され、それはそれで納得するものの(れいなは筋の通った説明には誰よりもちゃんと納得する明晰なところがありますよね)、しかし納得しきれぬものがあると言います。

れいな「他のメンバーもしてることあるのに、なんでれーなだけ駄目ったい?

自分がNGならば同じ理由で他のメンバーもNGであるはずだと(繰り返し、筋の通った説明には誰よりもちゃんと納得する明晰な れいな です)不満を訴えます。

と、何度か括弧に入れて れいな の明晰さを指摘してきましたけど、誰よりもその明晰さと感情の幼さの危ういバランスを近くで見てきたであろう道重さんは、次のようにも言い、れいなも、それを受けて愚痴を継続。

さゆ 「消えてると、れいなが心配
れいな「マネが変わる度に言うことも違うったい

その他、公式のいろんな活動予定などもSNS経由で告知することもある一方、それがときに滞ることについてもトークは展開していきます。なんでも、コメント欄などで真っ先にファンに指摘されて、それから「よーし、ここから先は、れいなの出番っちゃね」ということで、れいな本人がマネージャーに確認に走るという流れなのだとか。
こういった内容のトークから、ハロプロメンバーのSNS運営実態のかなりの部分が、ずいぶん明らかになっておりました。

他にも、LoVendoЯ の公式アカウントでTwitterを始めて「ラベでTwitterはじめた また何が起こるか知れんけん」と言いつつ、個人としては、なんだか “乗り遅れた感” があるので、しばらくは個人アカウントでの発信には興味がないとするところなど、微妙な乙女心の複雑さを示してくれた 田中れいなさんでした。

上手にまとめられなかったですけど、消えたエントリーが、まーちゃん(モーニング10期メンバー佐藤優樹)との『Memory 青春の光』だったりしたことから、まーちゃんの話題にも枝分かれしたりと、もう初っ端から、たいへんに奔放なトークだったのでした。お2人のお話からは、まーちゃんにあっては、ずいぶん大人っぽい服装のわりに、いろいろとガードが甘い様子なども覗えます。道重さん曰く「あれで19才なんだね」と。そういう道重さんも29歳とは思えぬ愛らしさでしたけれども。

このテーマでの奔放なトークは、れいな による次のコメントで締め。
トークテーマは次に移っていくことになります。

れいな「さゆのファンごめん、れーなばっかり喋りようと

テーマ「パニクった話」 親友依存の道重さん

パニクった話ということで、道重さんが次のようなエピソードを話します。

家に見知らぬ “緑の傘” があった。自分のものではなく見覚えもない。お母さんに聞いてもお姉ちゃんに聞いても知らないという。誰のものかわからない傘が、ある日忽然と家にあるだなんて、気持ち悪い。そこで、もしかしたら自分が忘れているだけかとも思って、データフォルダー内の雨の日のデータを全部確認してみるけど、それらしい傘は見当たらない。その過程で、唯一、とある友人が雨の日に緑の傘を買っていたことだけは思い出せた。でも、この(家にある緑の)傘は、それとも違う。
それでパニックになって、(傘を買っていたと思い出せた友達とは別の)親友に相談したと。すると、その親友曰く「うん、見てないし、わからないけど、でも、そのとき、君(さゆ)は買った」と。

そう言われて、ほんとに安心できた。他にも、お仕事に向かうとき、家に鍵をかけたかどうかとか、いろいろ細かいことが限りなく心配になるんだけど、その都度、親友に連絡しては「大丈夫、鍵、閉めてる」とか言われて安心していると道重さん。
道重さんの全てをわかっているという親友と、(本人の言葉 → )「ウザい さゆみ」という顛末のお話でした。

こうした、道重さんの些細なパニック話を受けて、田中れいなさん曰く…

れいな「さゆの友達はダンゴムシだけかと思っとったけん、安心したったい

こうした道重さんの友達依存体質についても、れいな の辛辣さは一切緩まず「さゆは絶対に騙されるったい」などと展開します。

また、道重さんの交友関係だったり小心さといったポイント以外でも、発端となった謎の緑の傘について、以下の通り。

れいな「さゆのことやけぇ、コケとか生やしたっちゃろ、って思った
さゆ 「”さゆのことやけぇ” って何!

テーマ「つい買っちゃう」 ようやく年齢に気がついた?

“つい買っちゃう” というテーマそのものについては、一瞬で終了。

れいな「ポテチ、塩、終わり

ところが、ここから、スーパーで売ってるお菓子が安いという話題が展開。客席に向かっても「西友行ってみて、ほんとお菓子やすいけん」とか、しばしスーパーのお値段をはじめとした節約トークが展開します。このトピックの展開について、自分たちで「おばさんみたい」と笑い会ったかと思ったら、その「おばさんみたい」という自覚から一転、今になって急に気づいたとでも言うかのような、ある種、魂の叫びを聴くことになります。

れいな「もう、おばさんったい!

そこから、最近は仕事の現場でも「まわりに年下が多い」といったことを、道重さんも れいな も、お互いに向けて愚痴り始めるフェイズに移行。しばらく「ちょっと同年代とか年上がいると安心する」といった話が展開し、「もうアラサー」だとお互いに吃驚して見せては、「どーするったい!」とか、今更、焦って見せる 田中さんだったり。

そういう2人は、全然アラサーに見えないどころか、ほんとに余裕で10歳若く年齢を申告したって余裕で通る健在っぷりなわけで、それこそ、どこかの絵画や漫画から抜け出てきたようなリアルお人形様っぷり(投稿者、前から3列目のドセンターで、しっかり目視確認済)ですから、この「どーするったい!」といった大騒ぎそれ自体が、まことに極上のエンタメでもあったという次第。

とはいえ、田中さんは「押し寄せてくるものがあるよね」と、かなり深刻な模様でもあって、いろいろと年齢話は展開します。

さゆ 「れいなはまだ20代の誕生日が一回のこってるやん
れいな「そうっちゃん、さゆは次の誕生日はもう…どんな感じ?
さゆ 「どんな風になるか、本気でわからん!

「周りに聞いてみると、30歳になったらなったで、あんま変わらんって言うとよ。きっと、30から前半、34、5くらいまでは、”ふ~ん、余裕っちゃん” って感じであんま変わらんとっちゃけど、35過ぎがやばいっちゃね」などと、いろいろ先取りして恐れる田中れいなさんでした。と、どこまでも先回りしての「どーするったい!」という大騒ぎが続くかと思われたところで、「15周年の区切りでイベントができてよかった」と上手にまとめる道重さん。

なんだか、自由奔放に自分たちも楽しんでトークしているようでいながら、お互いに、要所要所で締めるところは締めるあたり、プロの技としての “6期MC” も堪能できたのでした。

人生カスタマーセンター お悩み相談室

コーナー企画は、定番の参加者からのお悩み相談へと移りますが…何故か “お悩みBOX” からの抽選に先立って、当日の物販グッズの紹介が始まっちゃいます。
ゲットしていただけましたか?から始まったグッズ紹介も、こんな調子で自由な発言が飛び出す始末。

れいな「拍手少ないよ 買ってなくない?

他にも、今般のグッズのタオルのサイズに関連して、過去グッズの “使えなさ” について、ひとしきり愚痴ったりと楽しい一幕が続くも、田中れいなさん、なんだかんだ言って(当レポでも “プロの技” などと称揚しつつ)道重さんと一緒で、ほんとに嬉しいんでしょうね。もう、ニッコニコなんですもの。

さて、ようやくお悩み相談に移行するわけですけども、これもお悩みをきっかけとして自由にトークが展開するところこそ妙味であり、同時に、奔放に展開したトークを、最終的にはお悩みに対する(一見ちゃんとした)応答へと落着させるところもまた見事でありました。

お悩み【駅から家までの道に虫がでます】

どうすれば良いでしょうか?というお悩み相談に、「殺虫剤」と即答する田中さん。家中のあちこちに殺虫剤が常備されているのだとか。その殺虫剤を使って虫に対処した結果(ま、要は、虫を殺すこと)についても、「けっこう言葉、選んだっちゃけど?」と、”ちゃんと大人な気遣いだって見せられることを示した” 田中さんでした。

この話題から展開して、自転車通学をしていた中学生の頃の痛恨のトラウマを話し出す道重さん。なんでも、帰り道に、虫が(蚊柱のように)まとまって涌いてるところに自転車で突っ込んでしまったのだとか。自転車で突っ込んでいく勢いで、風が起こって、虫が避けてくれるかと思ったけど、そのまま “目の中” にまで虫が入ったのだと語って、それから十何年を経て、改めて田中さんと一緒にステージの上で大騒ぎです。

結果、最終的に、虫がいる道をどうすれば良いかというお悩みについては、こんな応対で締め。

れいな「その道、通らんとこ! 引っ越そ! 自然のないところへ
さゆ 「アップフロント、いろいろ自然推しやけどね

お悩み【カラオケ 点数あがらない】

このお悩みを受けて、まずは自分たちのカラオケの楽しみ方について一通り開陳するお2人です。田中さんは、点数をつけること自体に否定的で、歌を楽しめなくなるので、やらないのだとか。
さらには、音の高低が明示されて歌唱のサポートをしてくれるカラオケの機能についても、画面に表示されるサポートの高低と実際の自分の歌唱のズレが許せないと、れいな。

れいな「やりはじめたら1ミリでもズレるのが許せん
さゆ 「え、さゆみは、ぎゅんぎゅんだけど」(それだけズレるということらしい)
さ・れ「一生わかりあえんかも

最終的には、カラオケ側がサポートしてくれる表示に「忠実に」というところに落着しつつ、「動画もアップできないしね」と、さっきのコーナーの話題を上手に回収する道重さんでした。

お悩み【私のことを好きだと言ってた男性に新しくできた彼女が私に似ていてモヤっとする】

お悩みの内容を改めて自分たちの言葉で言い直して把握し直してから、結局、そのお悩み主がどうしたいのか、「仕返し したいったい?」と、お悩み主の本当の目的に踏み込もうとする田中さんに、モーニング現役だったころの経験から、なんとなく気持ちがわかると言い出す道重さん。
なんでも、モーニング時代に、自分と(髪型だったり押し出し方だったりキャラだったり)似ているメンバーに対して、どこなくモヤっとした気持ちを抱いていたのだとか。そんな気持ちが、相談者の抱いてる気持ちと似てるのではないかと道重さん。

れいな「れいなに似てるメンバー、おらんやん
さゆ 「言えんけど

と、話題がまたもやあちこちに飛ぶかと思われるも、「つきあいたくないなら、ほっとけば? ほんとはその人のこと、ちょっと好きっちゃない?」と、わりとストレートに応答して、お悩み主さんのペンネームが “タピオカ姐さん” とかいったものだったので、「タピオカ飲んで一旦落ち着いて」というところでお答え終了です。

お悩み【5人目の子供が産まれます 一度聴いたら忘れられぬ名前を】

その5人目のお子さんが男子ということで「野球と書いてベスボ」などと危うい方向へ流れが向くかと思わせつつ、漢字とその読み方の組み合わせを検討するという、至極まっとうな方向へと向かうお2人です。”輝” という感じを使いたいとかで「きらお」といった候補が飛び出したりしながらも、「ろっきー」くんという案に、漢字を検討しながら、”路輝”、”露輝”、”六輝” といった字を当てていくといった展開。

昔、まだ山口にいた頃、寝る前に将来の自分の子供の名前を考えるのが趣味だったと告白する道重さん、チョコレートが好きだから “ちょこ” とか、双子で “あんこ” と “ちょこ” とか考えていたのだとか。どんなお題であっても、こういうエピソードを必ず一つは入れてくるあたりも、さすがですよね。
最終的に、お悩みそのものに対しては「ゲッターズさんに会いに行こう!」というところでお答え終了。

お悩み【自撮りが苦手 コツは?】

れいな「ライト持ってます、れいなは。影ができるとブスやけん、ロケに最適の顔
さゆ 「白壁、白い床の部屋で

他にも「服が黒いと顔が白飛びする」、「スマホの角度、超重要」、「壁に寄りかかることで足を長く見せる」などなど、一番に真剣に、まともに、応答してもらえたお悩みだったのではないかと。それでも「壁に寄りかかることで足を長く」というところで、「それ二重あごになっちょらん?」とか、いろいろ脱線の契機はふんだんに盛り込まれておりました。

個人的には、「服が黒いと顔が白飛びする」という段での “ふく” のイントネーションが、道重さんも田中さんも、それぞれ山口弁、福岡弁全開で、たいへん耳に心地よかったことをご報告。

最終的に、自撮りについては詳細な要求条件がたくさんあるお2人であってみれば、そういう条件についてもスタッフ側で共有しておいて欲しいという愚痴・暴露に落着します。曰く「マネが人事で変わる度に言う」とか。
前のコーナーの SNS 運営事情とも併せて、いろいろ(これまで推測するしかなかったことが)明らかになった次第でもあったかと。

お悩み【家に帰るとびしょ濡れの女の幽霊がキッチンで何か作ってます】

お悩みを読むや「もうやめよう!」と れいな。
美容室のお兄さんが怖い話をし始めたときにも、「うちは良い人やけん」、ちゃんと聴いてあげていたけど、聴いているうちに気分が悪くなってきたのだとか。だから、こういう話はしちゃいけないと真剣に語る田中さんです。こういう話は、心が弱っているときにはダメなのだと。

というわけで、このお題は、読み上げられただけで終了でした。

*****

れいなは、やっぱり道重さんと一緒なのが嬉しいんでしょうね。
道重さんも、やっぱり、れいなと一緒が楽しいんでしょうね。
2人とも、ほんとに子供のように愛らしくて、道重さんについては、つい先日もバースデーイベントで間近に接してきた(そこでも喋り倒していた)というのに、印象がかなり違っていて、幾分か幼さが前に出ているようでした。

やっぱり、お互い、一緒にイベントができて嬉しかったんでしょうね。

お見送りで実感したリアルお人形さん2人

とまあ、このように延々と喋り倒す2人のトークは、まさしく怒濤のようでした…といったところでレポをまとめたならば、その冗長さも含めて、それなりに伝えたいことが絞られたレポになったのかな、と。
その “6期MC” が、必ずしも、面白おかしいだけじゃなくて、道重さゆみと田中れいなの、その歩み寄りと、結果としての “同期の絆” を象徴するものであることについても語ることができたわけですし…

…って、これで終わるのは、それでも投稿者には無理でした。

だって、お見送りで、めっちゃ近い距離で最後にご挨拶できた道重さゆみさんと田中れいなさん、ほんとに、どこか二次元の世界から抜け出てきたみたいで。とてものことに29歳と28歳だとは思えぬルックスなんてもんじゃなくて、本気でお人形さんのよう。

“衰え知らず” だなんてレベルじゃありません。ますます若返ってます
率直に、真面目に、生身の生きたリアルな存在だって、今でも信じられません

いやもう本当に、どんだけ可愛かったことか!(← フォントをめっちゃ大きくしてあると思って下さいな)

(文=kogonil)

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