つばきファクトリー 新沼希空、ハロショ千夜一夜で垣間見せた “空虚” なる魅力の秘密

つばきファクトリーの新沼希空ちゃんは、西口社長と会話してる間中ずっと、つまりはイベント中ずっと、西口社長の方を向いちゃって、客席には横顔しか見せてくれません。
第二部の終わりのご挨拶でも「ひとりだと緊張する」と照れてエヘヘと笑っていたように、どこかのタイミングで「照れて見れない」とも言っていて、自分がちゃんと客席の方を向いていないことは自覚していたみたいです、希空ちゃん。

それでも希空ちゃんの横顔って、めっちゃ可愛いから、客席としても大満足ですよね。
ハロ！ステの企画でメイク紹介をしたときだったか「自分は鼻が低いのが嫌だ」と述べてましたけども、ファンから言わせれば、横から見た時にお鼻が低いからこそ、おでこも強調されて、微妙な逆うりざね顔というか、幼さが際立って、とっても可愛いと思っていたのでした。と、そんな風に “希空ちゃんは幼いのが可愛い” とか思っていたところ、その幼いとの印象はそのままに、なんだかとても美しくなっていて、正面から目を合わさなかったことが逆に救いになっていたり。

ハロショ千夜一夜 第五十四夜　～つばきファクトリー 新沼希空～

そんなわけで、ハロショ千夜一夜に つばきファクトリーから新沼希空ちゃんを迎えて、第五十四夜のイベントが 2018年８月22日の水曜日に開催されました。

ハロショ千夜一夜とは、ハロー！プロジェクト オフィシャルショップ（以下ハロショ）にハロプロメンバーを招き事務所の西口社長がMCを勤めて進行するトークイベント。過去の開催では、様々なトークテーマが設定されたりもしましたが、このところは「〇〇に50の質問」（参加者から募集した質問に応える）を第一部の公演とし、第二部の公演は「もっともっと知りたくて　〇〇」と題して、幼少期からファンの前に登場するまでの “短い” 半生を披露する年表に準じたトークに加えて当人が設定した「これについて話したい！」というパートで構成されるのが定例化しております。

このハロショ千夜一夜に つばきメンバーがソロで登壇するのは希空ちゃんで５人目。
大阪のハロショで、小片リサさんと岸本ゆめのさんがペアで登壇したことをカウントするなら、つばきファクトリーからは６人が登壇したことになります。

第一部恒例の「〇〇に50の質問」については、抽選ボックスから取り出した質問について、内容を（西口社長が）読み上げる前に、必ずメンバーがその質問をした参加者の名前を読み上げて「〇〇さん、いらっしゃいますかあ？」とハロショ内イベントスペースを見渡すので、千夜一夜という企画自体がメンバーその人の魅力に接近しやすい仕様である以上に、メンバーと目が合いやすいイベントとなっています。

といったイベント仕様を（冒頭でも述べたとおり）破壊する希空ちゃんです。
ご本人は緊張してたからとおっしゃってますけども、質問用紙から質問者の名前を読み上げる時も、ずっと西口社長の方を向いてることが多くて、社長から促されないと、なかなか客席に目線をくれません。

それでも、その横顔が愛らしかったことは上述のとおりですけど、加えて、質問者の名前を読み上げる際に必ず発する「おなまえ」って言い方も声質も、あまりにも可愛すぎて、それだけで十分に客席は元を取ったのではないでしょうか。

そんな希空ちゃんは、白のロンパースの私服で登場。その様子は、公式のTwitterで画像が公開されていますので、是非！

希空ちゃんの千夜一夜は、従来通りの構成を踏襲して、第一部が 18時30分スタートの「新沼希空に50の質問」、第二部が 予定の 20時開始から若干遅れてスタートした（終了もシンデレラタイムを30分ほど踏み越えた）「もっともっと知りたくて 新沼希空」で構成されています。

イベントの具体的な詳細は、ハッシュタグ「#微熱」を検索すれば、超有能な参加者有志によるリアルタイムの tweet レポが大量に発掘できるかと思いますけど、それに適わぬまでも、当記事の末尾に当日のメモを箇条書きでまとめておきますね。

具体的な個別の応答は、ハッシュタグ「#微熱」を検索するか記事末を参照いただくとして、レポ本文では、希空ちゃんの愛らしさの中でも印象深かったところを中心に。

大いなる空白　新沼希空

繰り返しになりますけど、希空ちゃん、イベント中、基本はずーーーっと西口社長の方を見ていて、客席には横顔を向けています。

希空ちゃんは横顔が可愛いんだから、それで全然OK！ってのは既述のとおりですけど、ずっと話してる西口社長を見てる様子や、なにかしら言われたらコクンとうなずいている仕草のひとつひとつが、横顔そのものと同様、幼い感じが際立っていて、ほんとに可愛いわけですけど、もちろん、それだけではなく。

第一部「新沼希空に50の質問」の第50問め「どんなところがアイドルらしいですか？」との質問に応えて、客席とのアイコンタクトを重視していると話してくれる希空ちゃん、もちろん、その応答の現場で、西口社長からも「全然見てないじゃん！」との突っ込みも入ります。と、そんな社長からの突っ込みをもらってからの第二部でも、希空ちゃんは、やっぱり客席になかなか目線をくれません。

これは、普通に見れば、態度と言明で矛盾してるって指摘できることではあるんですけど、希空ちゃんの凄みはここから。客席に目線をくれないことも（可愛い）、それなのにアイコンタクトを重視してると言うところも（可愛い）、その矛盾を指摘されてエヘヘと笑ってるところも（可愛い）、すべてがあまりに自然にあどけなくて、個々の疑問点や矛盾点を突っ込む方が野暮に見えるほど、大いなる幼さに仰天する次第。

この目線とアイコンタクトの矛盾する言動が顕著だったので例示しましたけども、他にも、食べたことのない名古屋飯を名物としてお勧めしてみたり（【質問29】）、好物や特技などのプロフィールが変わっちゃってたり（新沼希空の　これについて話したい！）、基本的に中学２年生以前のことを覚えていなかったり（新沼希空年表）、西口社長も過去に類を見ない苦戦を強いられるほど、発言の根拠や背景がふわふわで、むしろ根拠レスで、何か問われたからと条件反射的に反応しているだけな感じで、ふんわりとお話している希空ちゃんだったのでした。

もう困り顔はしていないと言うけれど身体全体で困っているように、何かしらの語りかけに対して、大脳の一部に宿った “新沼希空としての意識” が応答しているというよりは、意識を介する前に、身体全体で反射的に応じているかのような、そんな “ふんわり” した応答が印象的で、いってみれば “大いなる空白の魅力” といったところ。
希空ちゃんの、美人さんなのに、あどけなく幼い印象も、そんなところに由来しているのではないかと。

新沼希空のかげに新沼母あり

そう、希空ちゃんの言うことは、ふんわりしてるだけじゃなくて、根拠に薄い。第二部の年表関連のトークでも、自分はほとんど記憶しておらず、基本はお母さんからのメールに書いてあったとおりに申告していたようです（新沼希空年表）。

2016年の品川でのファンクラブイベントでのお題で初披露した “あいうえおきそらん” がお母さんの提案によるものであること、2018年の４月のイベントでの “キャメリア川柳” もお母さんに作ってもらっていたこと、さらにはこの８月の山野ホールのイベントでも、夏休みの宿題をお母さんにやってもらっていたと告白していたこと…一人っ子の希空ちゃんは、基本、いろいろ面倒なことはお母さんに甘えているようです。

この辺り、上述の “大いなる空白の魅力” と併せて考えるに、希空ちゃんの（表面上のトークや態度を基層的に支えるところでの）幼さと甘えんぼなところが明瞭になってくるようです。

希空ちゃんがハロプロに入るきっかけとなった「モーニング娘。12期メンバー 未来少女 オーディション」でも、ブリブリに可愛くバッチリ決めてくる女の子が多いだろうと予測して敢えてすっきりと地味に白のワンピースで勝負するといった、新沼お母さんの戦略があってこそ、最終選考にまで勝ち進むことができたのだと。

そんなエピソードを話す希空ちゃんは「お母さんのおかげでえす」と、やっぱりエヘヘと照れくさそうに笑っていましたよ。もう、なんだか、ほんとうに可愛らしいですよね。

空虚なる魅力に抗えない大人の一人として

自ら語りたいテーマを持ち寄るはずの「新沼希空の　これについて話したい」についても、自分からテーマを設定して率先して語るというよりは、西口社長に促されるままに（ある局面では西口社長に誘導されたり詰問されたりしながら）それに反応してお話してる（大いなる空白！）って感じで、いつしか “お悩み相談” になってしまっていたり（詳しくは記事末参照）。

お悩み相談になってしまっていることは、自分からそう述べただけじゃなく、お仕舞いのご挨拶では “次にやるならもう一回お悩み相談して、今度は皆さんのお悩みも聞きたい” とまで言うほど明瞭だったりして。

そして大事なことは、そうした場面の一切について、ハロプロのコミカルな展開に慣れたファンとしては “やれやれ、希空ちゃんも、しょうがねぇなあ（笑）” といったスタンスで見かねないような一切について、結局のところ、常識的で大人である西口社長が、ほんわかした希空ちゃんのペースに巻き込まれてしまっていること。
トークプランも持ってなさげな希空ちゃんを誘導しているようでいて、なんだかんだと、結局は、けっこう真剣に、真面目に、希空ちゃんのお悩み相談に、正面から応じてしまっている西口社長でした。これが一番に大事なことかと。

実際、投稿者の経験の範囲で、登壇するメンバーと西口社長のトークの掛け合いが、極上の練り上げられた会話芸のように、お互いに丁々発止で展開していた先輩メンバーによる千夜一夜（たとえば道重さんの場合や元℃-ute の中島さんの場合など）と比べ、つばきメンバーが登壇した千夜一夜は（上掲リンク集参照）西口社長が、結果的に、タジタジとなって、まっすぐな若いメンバーたちに振り回される場面が多いような印象があります。

それほど、つばきファクトリーのメンバーは抗い難い愛らしさを備えているってことなんでしょうかと、振り回される大人の一人として思うのでした。

何より、第一部で、あんだけ「ポニーテールが好きじゃない」と言っておきながら、希空ちゃんのポニーテールが可愛かったと、たくさんの質問用紙に書かれていたからか、第二部ではポニーテールにして登場してきた（そして嬉しそうに恥ずかしそうにエヘヘと笑っていた）新沼希空さんが可愛かったってことは言うまでもなく。

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といったところで、以下、千夜一夜イベントにおける個別の応答の詳細をどうぞ。

（文＝kogonil）

新沼希空に50の質問

延々、質問BOXで遊んでいた希空ちゃんのモジモジと身体全体で困っていたような様子が可愛かったことは言うまでもなく
西口社長曰く「一問めで弱音を吐いたのは初めてです」

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新沼希空年表

UFOに掠われたかのように、中学２年生以前の記憶がほとんどない希空ちゃんに、過去最大の苦戦を強いられる西口社長。
自分でも初めて見る写真もあったとのことで、年表の文言なども、お母さんからメールで送られたものをそのまま提出した模様。幼い頃の写真（チビきそらん）が、比較的、今の希空ちゃんのまんまで、わりと会場騒然（可愛くてね）。
写真の背景は自分で処理したとのことだが、西口社長曰く「処理の甘さがね」と。

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新沼希空の　これについて話したい！

希空ちゃんが話したいテーマについて語るというよりも、ほとんど西口社長による誘導と、一部ガチ説教やお悩み相談など

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