清水佐紀、やっぱり “あの方” たちの面影が見え隠れする FCイベント~SHIMIZU SAKI ちょっぴり早いクリスマス!?~

27歳になった誕生日にお祝いのメールはたくさん届いたけれど、”あの人” からは連絡は来なかったというのは活動停止中 Berryz工房キャプテン清水佐紀さん。って、ハリポタの “名前を言ってはいけない人” レベルの扱いになってるのは如何なものかと思いつつ、お姉さんズは特に連絡を取り合ってはいないそうで、佐紀ちゃん曰く「何してるんですかねー」と。

そんな佐紀ちゃんは12月の2日には、同じく活動停止中 Berryz工房の熊井友理奈さんのカジュアルディナーショーにゲスト(と言うにはかなり激しめに)出演しており、その楽屋では、海外にいる Berryzメンバーである徳永千奈美さんにテレビ電話して連絡していたんだとか。熊井ちゃんのディナーショーの楽屋からテレビ電話したタイミングでは、海外のお友達に日本語を教えている最中だったという千奈美さんが、”名前を言ってはいけない人” とは時々連絡してるので、”あの人” の消息は千奈美さんを介して知るのだと言う佐紀ちゃん。

徳永千奈美さんによる、”年賀状のやり取りだけになると思うけど” 発言とか、ベリDマガBOX Vol.41の「まだだかんな!」発言など、いろんなものを思い出して、荒ぶる感情の波に飲み込まれぬよう踏みとどまることに懸命だったファンも多かったと思われるところですが、連絡を取っていないし、おめでとうメールも来なかったと言いつつ、淡々と、落ち着いた雰囲気で「何してるんですかねー」と述べる佐紀ちゃんの雰囲気に、”あの人” への、あえて言葉にするまでもない深い信頼感(というか、表面的には、むしろ不信感を言葉にしても大丈夫なくらいの、深層での信頼感)が感じられて、むしろ、お姉さんズの、そんな雰囲気こそがヤバかったとする向きもあるようです。

投稿者は、そんな佐紀ちゃんが一時期その育成にコミットしまくっていた つばきファクトリーのリーダー山岸理子ちゃんが、昨今、”チバーズ” としてメンバーの浅倉樹々ちゃんとのコンビを押し出していることに想いを馳せたり馳せなかったり。

そんな “あの人” についてのコメントは、久しぶりとなる清水佐紀さんファンクラブイベントでのオープニングの軽いトークでのことですが、しかし、”あの人” の影は、そのイベントの全般に渡ってつきまとうことになったりします。

清水佐紀 FCイベント ~ちょっぴり早いクリスマス!?~

というわけで、繰り返し、活動停止中 Berryz工房キャプテン清水佐紀さんのファンクラブイベントが、2018年12月9日の日曜日、赤羽橋はパシフィックヘブンにて開催されました。
佐紀ちゃんの FCイベントは3回まわしながら、投稿者が参加できて、ここでお伝えできるのは3回目の「開場18:30/開演19:00」の公演のみとなります(ってか落選しまくりなんですけれども)。

ご挨拶できるほどお互いに知り合いである方も、顔だけ存じ上げている方も、懐かしい Berryzファンの皆様が整理番号順に並んでパシフィックヘブンに入場すると、ハロプロのクリスマスソングメドレーがBGMで流れています。

サンタ帽を被って登場した佐紀ちゃんは、オープニングで上述のようなお喋りに続けて、お誕生日の当日は「さよなら鹿ハウス」の舞台だったという話題から、そのDVDの宣伝なども。

清水画伯とお絵描き伝言ゲーム

今般のファンクラブイベント、コーナー企画が多彩だったことも特筆すべきかと。
その第一弾が、この「清水画伯とお絵描き伝言ゲーム」。清水画伯と抽選された3人の参加者によるお絵かき伝言ゲームです。
抽選の結果、ステージに登ってくれた参加者さんには漏れなく “お菓子つめあわせ” と、じゃんけんで勝った一人には伝言ゲームで描かれた “画伯の作品” がプレゼントされます。画伯曰く「そこらへんに捨てないでね」と。

抽選された参加者さんがステージに登ると、なんと呼べば良いかニックネームを聴いたりする佐紀ちゃんですが、決まって「みなさん、絵に自信はありますか?」と尋ねるシークエンスが。そして、決まって「(絵に自信が)私はあります!」と続くわけですが、この絵心への自負は、他のハロプロの画伯にも共通のことで、非常に謎ですよね。

お絵かき伝言ゲームは、参加者を変えて2回行われたんですけど、1回目の正解の「牛」なんて、どこの現代アートだってくらいシュールな作品だったし、2回目の「だるま」も、最初に清水画伯の絵を模写する参加者さんが懸命にいろいろ(想像で)補ったりしていたけれど、端っから無理のある絵だったし(画伯本人も「これはヤバいかも」と発言)。

先日ファンクラブツアーに参加して目の当たりにした道重さゆみさんの画伯っぷりや、つばきファクトリーの谷本安美さんや、PINK CRES. 小林ひかるさんなど、最近はハロプロ界隈でも画伯が増えたよねって思っていた投稿者ですけど、やはり清水佐紀さんの画伯っぷりは、そこらの画伯を超えていて、安易にファン参加のゲームの題材に使うのは慎重であるべきレベルかと。

清水サンタがお願い叶えます

続いての企画は、事前にファンクラブのサイトから募集された “お願い” を、清水サンタが叶えてくれるというもの。サンタが叶えてくれるファンのお願いは、髪型、ダンスの楽曲、お好みポーズの撮影、セリフの4種類。

その1:髪型

たくさんのファンの方がこの髪型を要望したことについて、”何で?” と若干ご不満げだった佐紀ちゃん。イベントの冒頭から被っていたサンタ帽をスパっと脱いで見せてくれたのは、ももち結び(風)の髪型(佐紀ちゃんブログに写真が掲載されていますので是非)。
あの人” よりお似合いだとの声も飛んで、もはやご立腹な佐紀ちゃんでした。

その2:おどらせてみた

踊って欲しい楽曲リクエストも、髪型に続けて『ももち、許してにゃん体操』がリクエストされ、事ここに至って、ついに悲鳴をあげる佐紀ちゃんです。

それでも、しっかり自らのセリフ「そこ言わんのんかい!」まで含めてダンスし切る佐紀ちゃんでしたが、この佐紀ちゃんによる『ももち、許してにゃん体操』の披露に、パシフックヘブンは大盛り上がりで、やっぱり「なんでえ?」とご不満げ(ながらも嬉しげ)な佐紀ちゃんでした。

その3:お好みポーズで撮影権

もう、ももち結びから『ももち、許してにゃん体操』と来て、こうなっては、もはや “あの人” の影を払拭することは不可能な流れとなります。

抽選で選ばれた参加者さんが2名、佐紀ちゃんにお好みポーズを指定してポラ撮影できるという「お好みポーズで撮影権」ですが、みなさん指定するのは、当然、”ゆるしてニャン ポーズ” 。佐紀ちゃんは「良いんだよ、好きなポーズを指定して。みんなの圧力がかかってない?」とか、会場の圧に抗しきれずにいる(との佐紀ちゃん内で想定される)参加者さんを気遣うようなセリフで微妙に抵抗しますが、壇上に上がった参加者さんはキッパリと “ゆるしてニャン ポーズ” を指定します。

最初の参加者さんが ”可愛く ゆるしてニャン” を指定し、続く参加者さんが “躍動感あふれる ゆるしてニャン” を指定するに至り、「躍動感あふれる ゆるしてニャンって、どーやるのよ」と、改めて悲鳴をあげる佐紀ちゃんでした。って、この “悲鳴をあげる佐紀ちゃん” って、修辞ではなく、文字通り、「いやだーー!」って悲鳴をあげてた叙事的記述だったりしますよ。

その4:言って欲しいセリフ

これはセリフを発声するだけでなく、ご希望のセリフをクリスマスカードに書き入れてプレゼントするという趣向。こちらも抽選で選ばれた参加者さんが2名、壇上に招かれますが、定まった流れは揺るがず。

最初の参加者さんが ”ゆるしてニャン” を指定し、続く参加者さんが ”こゆビーム” を指定します。”こゆビーム” にあっては、セリフだけと理解していた佐紀ちゃんに客席から「手がなかったからもう一回」との厳しい指導が飛んで、2回やらされる羽目になったりなど。

先ほどの画伯作品は「そこらへんに捨てないでね」と言った一方、”ゆるしてニャン” と “こゆビーム” が書き入れられたクリスマスカードについては、「そこらへんに捨てて良いから」とおっしゃる清水さんでした。

利きアイスのコーナーからハピバのサプライズ

佐紀ちゃんが冬でも一日一アイスというほど愛するアイスについての企画コーナー。
イチゴのアイスが3種類並べられて、どれがどれか、利き酒ならぬ利きアイスに挑むというもの。1回目や2回目の公演では、バニラとチョコが課題に出され、それぞれ正解し切ったとのこと。

最初に一口アイスを味わってから、それぞれのヒントを見て利きアイスに挑みます。
それぞれのヒント(抜粋)と正解(カッコ内)は次のとおり。

  1. 豆乳26% コクがあってスッキリ(Soyイチゴ
  2. 中までイチゴで濃い味(ハーゲンダッツ
  3. 静岡産イチゴで、甘酸っぱいイチゴとミルクのバランス(イチゴの甘さをミルクで包んだイチゴアイス

佐紀ちゃんはアイスを “モグモグ” 食べるんだねって発見はともかく、「これは…○○かな?」とか探りを入れる佐紀ちゃんと、その暫定的な仮の答えが正解であろうとなかろうと、「おおーー」といった歓声で応じる客席との微妙な駆け引きがあったりして、最終的に佐紀ちゃんが出した回答が以下。

1.ハーゲンダッツ、 2.イチゴの甘さをミルクで包んだイチゴアイス、 3.Soyイチゴ

というわけで、全部間違える佐紀ちゃんでしたが、この結果に対して客席から「ちゃんと謝って!」のフリが飛ぶも「さっき、散々、あやまったんだから、もうやらない!」と一矢報いる佐紀ちゃんでした。

ここで、会場全体でハッピーバースデー斉唱のサプライズ。
これは事前にスタッフさんから、この3回目の公演のサプライズとして(開場してから)開演までの時間に、こっそりお願いされていたもので、ハピバに伴って、ケーキも登場します(こちらも佐紀ちゃんブログに写真がありますよ)。

このサプライズのタイミングで、佐紀ちゃんからは27歳を迎えての抱負が語られます。曰く「毎日たくさん笑っていたいし、みなさんにも笑顔をお届けしたい」と。

質問コーナー

多彩なコーナー企画はまだまだ終わりません。当日、開演前に募集された質問をBOXから抽選する質問コーナーです。

この読み上げられる質問に、元℃-ute の中島早貴さんと矢島舞美さんと思しき方からの質問があったんですけど、ペンネーム欄にしっかり「ほんもの」と書き添えてあったり、抽選されやすいように塩梅されていたらしきところから、本物によるものだろうと思われますけど、ぶっちゃけ定かじゃありません。

中島早貴(ほんもの)より
コンビニで売ってるアイスで、本当は何が好き?
ちなみに私はピノが好き
ハーゲンダッツ!
安いのなら、雪見だいふく?
セブンイレブンの、ロイヤルミルクかき氷的な夏に売ってるのが美味しかったけど、年中売ってるので、やっぱり雪見だいふくかな
矢島舞美(ほんもの)より
足の爪を切ってるとき、気持ち良いのは何指?
ちなみに私は人差し指
えーーっつ!足の指の爪切って “気持ち良い” なんて、あるの??
親指と人差し指が、少し巻き爪気味だから、ちょっとずつ浅く切ってる。強いて言うなら、それかな?
女子高生を演じるにあたって意識した点は?
演出からは、とにかくアホになるように指示された
真面目な方なので、アホになるってのが難しかったけど、共演者を観察してテンション高めにいるようにしていた
たくさん舞台に出演していますが、観劇する方で印象に残っているのは?
私は忘れんぼだからな
舞美が主演してた『LADY OUT LAW!』は凄かった。単純に、舞美がカッコよかったし、殺陣もすごかったし、360度どこからも見られていて気が抜けないのに、すごかったよ!
今日の晩ご飯、何を食べたら良い?
パスタ!
ここで佐紀ちゃん行き付けのパスタ屋さんが公開されるも自粛

時間の制限から限られた質問でしかなかったけれど、アイスを “モグモグ” 食べるように、いろんなことが明らかになった質問コーナーでした。…って、Berryz工房時代から、けっこう長く佐紀ちゃんを見てきたけれど、佐紀ちゃんがタレントとしてファンに公開しても良いと思ってることについても、まだまだ知らないことって、たくさんあるんですね。

ミニライブ

イベントのラストはミニライブ。2曲披露してくれたミニライブですが(『素肌ピチピチ』は固定で2曲目が回替りだった模様)、こちら、パシフィックヘブンで全員着席のままのライブとなります。新宿ReNY みたいに “下の階” があるわけでもないから、パシフィックヘブンがスタンディング禁止ってことも考えにくくて、これって、もしかして佐紀ちゃんがライブに移行するにあたって “みんな立って” 的な促しを入れ忘れただけなんじゃないかしらと思ってみたり。

1.素肌ピチピチ(Berryz工房)
2.白いTOKYO(ZYX)

やっぱり『白いTOKYO』は名曲ですね。たくさんの後輩がイベントでカバーしてくれてますし、佐紀ちゃんもこうして披露してくれる機会もありますけど、この曲も(ユニットのZYXも)また、”あの人” のことを思い出さないわけにはいかなかったりして。

*****

後輩の育成に関わる立場からソロとしての活動に復帰しても、普段は舞台に参加してることが多いから、なかなか “清水佐紀として” ファンのみなさんにお話する機会が少ないので、こうしてファンクラブイベントが開催できることが本当に嬉しいと、そう佐紀ちゃんはご挨拶してくれます。

佐紀ちゃんソロのイベントやディナーショーなどに参加して、いつも印象深いことは、佐紀ちゃんがソロで登場し佐紀ちゃんがソロで活躍するものでありながら、そこに佐紀ちゃん以外の Berryz工房メンバーの影が見え隠れすることではないかと思います。今般も、熊井ちゃんのディナーショーにゲスト出演したことも話してくれましたし、海外にいる千奈美さんと連絡をとってることも話してくれました。ゲーム企画に参加するファンを抽選するにあたって「38番」を引いたら、”みやーーー!” とか言ってましたし。そして、ずっとお姉さんズの “あの人” の影が付いてまわって佐紀ちゃんが悲鳴を上げていたことは本文に記述したとおり。
佐紀ちゃんがいるだけで、そこには居ないはずの他のメンバーの面影も見え隠れする…。やっぱり清水佐紀さんは、偉大な我らがキャプテンなんだと思いますよね。

握手会でお見送りしてくれた佐紀ちゃんは、けっこう厚底な靴を履いてたのに、それでも小さくて、相変わらず、とんでもなく可愛かったのは言うまでもないとして。

(文=kogonil)

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

Sorry, the comment form is closed at this time.