衝撃的すぎる告知もまたファンの心を揺さぶった『清水佐紀・須藤茉麻・熊井友理奈FCイベント2021～普通、この日なしではやってらんないでしょ！？2～』

はじめに　ある告知の衝撃

正直、いつもと異なってイベントの詳細について（ちゃんと後述しますけど）お伝えできる自信がなかったりして。というのも、今般のイベントの一番のポイントは、コーナー企画でもメンバーたちの愛らしさでもなく、ある告知にこそあったから。

このイベントは下記の仕様で配信されるってことなので、いっそ、そのことだけニュース記事にしちゃって、レポは「配信見てね」で逃げようかと思ったほど。

2021年３月３日、世間はひな祭りでも、私たちにとってはBerryz工房の記念日である、この水曜日、横浜ランドマークホールにて、開演14:30、開演16:40、開演18:50 の３回まわしで、清水佐紀さん、須藤茉麻さん、熊井友理奈さんによるファンクラブイベント『清水佐紀・須藤茉麻・熊井友理奈FCイベント2021　～普通、この日なしではやってらんないでしょ！？2～』が開催されました。タイトルの「～2～」については、本来ならば2020年の3月に開催されるはずだったイベントがコロナ禍で中止となって、その代替という形で2020年の11月に３人でのファンクラブイベントが開催されたという経緯から、もうパート１は開催したんだってことにして、今回はパート２なんだよ、ってことらしいです。

そうであれば、お互いにお互いの言動が面白くってしょうがない感じで、ステージ上でケラケラ笑いあっている３人の様子、最年長なのに小動物のように可愛らしい佐紀ちゃんの “ちょこちょこ” した様子、めっちゃ色白で振り返るほど美しいのに、脳内におっさんを飼ってる須藤の茉麻さんの豪快な様子、そして文字通り魂消るほど美しい熊井ちゃんの菩薩な様子などを、コーナー企画の趣旨に照らしながら記述していく記事になるはずのところですが、いつものように記録してきたはずのメモを見ても、どうにもイベントの様子が鮮明には思い出せないで困っています。

というのも、本イベントでは、なんとも衝撃的と言って良いのか、温かく柔らかく理想的なファンとの関係が可視化されたと言って良いのか、どうにも表現に困るある告知があったから。それに脳容量もメンタルの許容量も体力も、何もかも（ひょっとしたら寿命まで）浸食されてしまって、こうして記事を構成しようとしても、すでに青息吐息だから。

もう言うまでもないですよね。すでに、あちこちのニュースサイトで報じられているし、当サイトのニュース記事でも速報された、清水佐紀さんの入籍と引退のお知らせです。
この日のイベントでは、すでに３月３日の時点で、かねてよりお付き合いしていた一般男性の方と入籍済であること、30歳を迎える2021年の11月をもって芸能界から引退すること、このことが直接、佐紀ちゃんの口から告げられたのでした。

スタッフさんによるイベント開始のアナウンスに続いて会場の照明が落ちたなと思ったら、いきなりのオープニングで、３人のメンバーによる、懐かしくも麗しい『BERRY FIELDS』の楽曲披露となります。この “小さな夢の苗を植えましょう” と歌う楽曲を終えて、オープニングのトークパートに移行するわけですが（上述のタイトルの「～２～」の由来なども、ここで語られたんですけどもね）そこで佐紀ちゃんは、直接、自分の口でファンの皆さんに伝えたかったからと、上述のお知らせを。

もちろん、活動停止からも６年を経て、多くのファンは、何なら “佐紀ちゃんもそろそろ” みたいなことを思っていたりしました。それも “衝撃のお知らせに身構えて” というニュアンスよりはずっと ”親戚の娘さんの就職を心配するおじさん目線” 濃いめで。さらにはアイドル稼業が過酷であることを鑑みても（参考｜「笑顔が眩しすぎるから（GIVE ME MORE LOVE ～道重さゆみ卒業記念スペシャル～ ブルーレイの特典映像）」）、私たちに癒しを与えてくれるタレントをプライベートで心身ともに支えてくれるパートナーの存在は（ファンにとっても）ありがたいわけだし、佐紀ちゃんが入籍したことは、そりゃ心からお祝いしたい目出度いことです、もちろん。さすがに “引退” しちゃって、もう会えなくなることは寂しいけれど、それが寂しいってこととは別に、私たちにたくさんの笑顔をくれたアイドルが幸せになることは、ほんとに喜ばしいことだと、そう思っていました。

いや、一般論として、そんなふうにアイドルを思ってるファンが多数派だとは、もちろん言えないけれど、ベリキューというか、少なくとも Berryz工房については、活動停止からの年月も手伝って、そんな風に思ってるファンも一定数存在したんじゃないかなと。事実、当日の会場で接触できた範囲での参加者は、基本的に（寂しい気持ちは抱えながらも）祝福ムードだったと思います。

いや、しかし、そうであっても。

やっぱり内容が内容だけに、上述のようなことを意識的かつ陳述的に認識するよりも、佐紀ちゃんからのお知らせを受けて、まずは「え～～～～っと」って感じで思考停止するわけです。で、客席が反応できなくて固まってるスキをついて（？）茉麻と熊井ちゃんが「おめでとう」的な雰囲気を出すもんですから、「いやいやいや、ちょっとまあ、待ちたまえ」って心の中での突っ込みも入れられず、やっぱり「え～～～っと」って感じで左右を見回す感じになったりして。

そうこうするうちに、ゆっくりと状況が認識できて、上述のような「おめでとう」って認識も意識に上ってくるわけですが、そうなってみると、今度は、『サンクユーベリーベリー』ではありませんが、”永遠じゃなかった” と、ちゃんと時間は流れていたんだと、そう思い知らされて（しばらくしたら佐紀ちゃんとは会えなくなるということとは別の意味での）寂しさに囚われたりして。

というわけで、その告知の衝撃をやり過ごしてから一拍おいてからは、佐紀ちゃんの幸せを喜ぶ気持ちも沸いて来た次第ですが、まずはしばらく思考停止からの寂しさってコンボに襲われて、イベント会場では、心の容量の大部分が空費されてしまったというわけです。
そんなわけですから、今回に関しては、イベント内容の詳細なレポは自信がありません。申し訳ない。

FCイベント2021～普通、この日なしではやってらんないでしょ！？2～

まあ、せめて “いつも通り” ってところを強調すべく、熊井ちゃんの衣装とルックスは神懸かり的に美しかったよと（とりわけ１公演めの髪形）。

*****

って愚痴ってばかりもいられません。衝撃のお知らせで幕を開けたイベントの詳細は次のページから。

ちなみにイベントの概要は３公演とも同じで、こんな感じ。

ついでに言うと、佐紀ちゃんからのお知らせも３公演ともあったりして。