その儚さに「ハロー継承」の切なさを見るリリイベ 【レポ】つばきファクトリー リリースイベント in 土浦イオンモール

はじめに つばきリリイベ継続中

さすがに握手の時間で伝えられることがなくなってしまって、うっかり小片リサさんの前で、すっかりテンパって「大好きです」と大脳を経由しない正直な気持ちをぶちまけてしまったところ、お隣の谷本安美さんに大笑いされた投稿者です。こんばんは。

小片さんって、握手会の最後で延々ループしてる人が自分の前にまわってくるまでの間とか、メンバー1人ずつのご挨拶で他のメンバーが話してる間とか、つまり ”手持ち無沙汰” ですることがないタイミングで、普通に変顔してるんですね。これまで気がついていないわけではなく、あれは歯の間に挟まった食べかすをベロを使って取り除こうとしているのかしらとか、あるいは、歌を歌って口の中が乾いたから舌を巡回させて湿らせているのかしらとか思って見ていたんですが、あれって小片さんなりの変顔だったんですね。か、可愛いっすよね。

一方で、延々ループしてる人が自分の前にまわってくるまでの間のヒマな瞬間に、新沼希空ちゃんと谷本安美さんは尻相撲して遊んでるし。仲良さそうな様子が、希空ちゃんの可愛さと安美ちゃんの愛らしさとも相俟って、実に見応えのある一場面となりました。そんな新沼希空ちゃん、今日は、ライブ中もMC中も、後ろを向いて咳き込むことが多くて、少し喉の調子が心配ですね。

つばきファクトリー:リリースイベント in 土浦イオンモール

2017年の2月22日にメジャーデビューが決まっているハロプロの末っ子グループ、つばきファクトリー。そのデビューシングルとなるCDの予約販売+握手会という形で、リリースイベントが続いています。12月10日には、茨城県は土浦市のイオンモールにて、3回まわしのイベントが開催されました。
サブリーダーの小片リサさんによる謎の茨城推しで(ブログの記載によれば、おじいちゃん、おばあちゃんが在住らしい)グイグイ来るトークも含め、個性も順調に表に出始めた愛らしい末っ子グループのイベントに、今回も遊びに行ってきました。

まあ、3回まわしのイベントの合間は、時間つぶしも兼ねて会場となるショッピングモール内をうろうろすることになるわけで、日頃運動不足気味の場合は、数ヶ月分の歩行数を稼げてしまうだけでなく、常磐線の土浦駅から土浦イオンモールへ(予約販売開始の時間とバスの時間が微妙だったので)歩いて向ったりした結果、投稿者の場合、レポの投稿段階で数文字タイプしては違和感解消のために座り直さねばならぬほど、太もも、膝、ふくらはぎ、脛のそれぞれが激しく自己主張している始末。みなさまも、今後の遠征に当たっては、そこらへんの準備を怠りなくと注意喚起しておきつつ、とても楽しいイベントでしたよとご報告。

毎回かわりばんこの全体MC

今回のイベントは、全体の仕切りは谷本安美ちゃん。
11月26日の立川立飛がリーダーの山岸理子ちゃん、12月3日の大宮では小片リサさん、12月4日のアリオ橋本では新沼希空ちゃんで、順番にMC役を交代している模様。この調子なら、少なくとも、あと5回は、同じ規模のリリイベをやるんじゃないでしょうか。

理子ちゃんのMCは、すっかり慣れていて然るべきなのに相変わらず「危なげ」なMCが可愛いくて、噛んじゃったりするときの上目遣いでクルクルする大きな瞳が極上ですし、一方まったく危なげなく、むしろ冷徹なお姉様然として時にメンバーに過酷な小片さんのMCも実に味わい深く、希空ちゃんのMCにいたっては、声が可愛くて癒されまくりでした。
そして、イベント開催前から、こうしたMCの順繰り担当を予期して「やらかす予感しかしない」と集まったファンに期待(?)されていた谷本安美ちゃんのMC、いかにも事前に入念に構成した「原稿を暗記」していたことが想像されるような仕切りっぷりながら、そうした舞台裏が顕わになりかねない個所(忘れたり、噛んだり、段取りがわからなくなったり)を自分が楽しんでいるようで、その意味で、むしろ安心して見ていられたことは意外だったかなと。

12月10日(土) 土浦イオンモール 握手会:露わになる個性など

握手会のメンバーの並びは以下の通り。

第一部
【岸本 → 新沼 → 浅倉 → 山岸 → 小片 → 谷本 → 小野 → 秋山 → 小野田】

第二部
【小野 → 岸本 → 山岸 → 小片 → 谷本 → 小野田 → 秋山 → 新沼 → 浅倉】

第三部
【山岸 → 小片 → 浅倉 → 秋山 → 岸本 → 小野田 → 新沼 → 谷本 → 小野】

かつてのひなフェスでの握手川口での初リリイベ、前回のFCイベントでの握手会から、このリリイベの立川~橋本までの握手を経て、メンバーの個性も順調に表に出てきているやに思える一方、かつての謎が解けたり、かえって謎が深まったりしております。

握手会を楽しんでくれているようなメンバーたち

使い回していた定型句を使い切ってしまって(以前にも指摘したとおり、流れの握手会なのに異様に時間が長いんですよ)、だから、いろいろと大脳を経由させていない本音が漏れがちな握手会。で、希空ちゃんの前で「ライトブルーのペンライト、買うね」とか言っちゃって、お隣の並びの浅倉樹々ちゃんにクスクス笑われます。とか思ったら、小片さんに「写真集、待ってますね」とか言っちゃって、その時にもお隣の並びだった樹々ちゃんに、またクスクス笑われます。それからというもの、樹々ちゃんがどうにもニヤニヤしてるようにしか思えなくなった投稿者なわけですが、投稿者の感受性はともかく、大事なことは、上述のとおり、希空ちゃんや小片さんに向けて話していることに、お隣のメンバーが絡んで来るってことだったりします。異例な長時間ということに加え、こうした点でも つばきファクトリーの握手会は、投稿者の経験の限り、他のグループのリリイベとは、ずいぶん趣を異にしています。それも、参加者にとって嬉しい方向で。

秋山眞緒ちゃんは可愛いし、小野瑞歩さんは落ち着いているし、小野田紗栞さんはグリップも強めの前のめりだし、上に樹々ちゃんに笑われたと述べましたが、同じように面白そうに他のメンバーとの対話をイジってくれるのが谷本さんだし(だから、メンバーとの会話に「失敗したっ!」と思っても、流れていく先々で救われます)、いつも身体全体でウェルカムを表現してくれているのは岸本ゆめのさんだし、山岸理子ちゃんは瞳がくりくりしてるし、つばきファクトリーの握手会は、なんだか、ほんとに楽しいですよ。

小片リサさんは、上品なまんま、ちゃんと「はっちゃけ」ていた

これまで小片リサさんについて、謎は深まる一方だと記述してきました。「薄い美しさ」だとか「残念な学級委員長」だとか「前世の不幸を覚えてる」とか、好き勝手に描写してきました。すみません。
これは、思うに、その薄幸感の源でもあった上品で端正な美しさに引きずられてしまってのことかと。その一方で、トレイニー時代からのファンから漏れ聞こえてくる「案外、はっちゃける人」との評判もあり、いつ、その被っている猫を脱いで、本来の「はっちゃけ」を出してくれるかと楽しみにしてもいました。ごめんなさい。

小片さん、ちゃんと、すでに「はっちゃけ」ていたんですね。
でも、表情があまりに変わらないから、楽しく戯けてくれていることが伝わらなかった、と。小片さん、イベントを楽しく盛り上げてくれていたのに、上品すぎるから、美人だけど、その美しさが落ち着きすぎているから、ちゃんと楽しんでいることが伝わらなかったと。
でも、小片さん、実はちゃんと「はっちゃけ」てくれています。冒頭でも書いた通り、ちゃんと平常運転として変顔も披露し続けてくれており、握手会やミニライブを終えて裏に引っこむタイミングで、いつも、いつも、その時々のBGMに乗っかって軽く戯けてダンスしてくれていたり、2階から観覧しているファンに向けて、激し目にアピールしてくれていたり。

でも、やっぱりメジャーデビューも決まって、どこか安心できたところがあるのかなと思えるのは、いつしか、かつての代名詞でもあった「薄幸感」は見事に消えて、「端正で落ち着いた上品さ」に置換されていること。小片さん、実に上品で美しいと、握手の距離で痛感します。

その端正な上品さに引きずられて、ちゃんと「はっちゃけ」ているのに気付くのが遅れたように、ところどころ意図とちぐはくな「残念さ」はキープしつつ(笑)。

むしろ深まる謎は新沼希空

せっかく茨城に来たのだからと、谷本さんに促されるまま、「納豆はどんなものがお好みか」について(挽き割りが良いか、豆の大きさは如何ほどかについて)激論を戦わせる つばきファクトリーのメンバーたち。最後は、この話題を振った谷本さんの独断によって「挽き割り最高」というところに落着しますが、何より驚いたのが、この議論にあたって大演説をば、はきはきとした口調で繰り広げた新沼希空ちゃん。

あんだけ、ふにゃふにゃ、ふわふわしていながら、バースデーDVDで「案外、考えてることが多くて」「勉強だって出来ないわけじゃない」と自ら力説し、2015年のクリスマスイベントでは小片さんに「もっとしっかり話せるでしょ!」と突っ込まれてもいた希空ちゃんですから、だから驚いたってわけじゃなく、かえって普段の「天然」気味な態度の謎が深まった次第。これまでのイベントでも、妙に芸達者なところを急に見せたり、すーっと表情を消している場面も観察されてきたところですから、かくも(発話だけじゃなく論旨も)明瞭にしゃきしゃきと、はきはき、きっぱり、かなりの長時間にわたって発言すること自体は、やっぱり「意外」というわけではありませんが、だからこそ、普段の、ふにゃふにゃ、むにゃむにゃした感じが「謎」と化したというか。ま、可愛いですけども。

ほんとに謎が深まります、つばきファクトリー。可愛いですけども。
大事なことなので繰り返してみました。

補足で。上述した希空ちゃんの大演説に「私も小さい頃は小粒が好きだったけど、今は中粒が好きだから」と、大豆の粒の好みと人生の成長過程をシンクロさせる論がありまして、それを受けて、大演説を続ける希空ちゃんのお隣で「(自分が大粒が好きだから)私って大人だ。ふふっ」と不敵な笑みを漏らす小片リサさん。やっぱり、気付くのが難しいところで、しっかり、ちゃんと「はっちゃけ」てくれていましたよ。

12月10日(土) 土浦イオンモール ミニライブ セトリ

さて、そんな今回のミニライブのセトリは、こんな感じ。
9月の「キャメリア ファイッ!vol.1」で披露してくれた『21時までのシンデレラ』が嬉しいセトリです。それら継続中の「キャメリア ファイッ!」でも先輩の楽曲を歌ってくれ(これは大宮でのリリイベで再現してたり)先日のアリオ橋本でも Berryz工房の楽曲をセトリに組み込んでくれたのが、ほんとうに嬉しいですね。

第一部 第二部 第三部
私がオバさんになっても
Just Try!
夢見る 15歳
(スマイレージ:全員)
僕らの輝き
(℃-ute:新メンバー)
17才
(オリジナル6名)
21時までのシンデレラ
気高く咲き誇れ!

先日のリリイベで谷本さんに伝え、お隣の並びだった理子ちゃんに「そーなんだー」と言われたとおり、なんだか つばきファクトリーがパフォーマンスしているのを見ていると泣けてきます。

個人的に泣ける理由を考えてみた

というのも、実は楽曲的には相当作り込まれているやにも思えるオリジナルの楽曲で(このあたり音楽に専門的に詳しい人フォロー、プリーズ)、形はなくとも夢があるから頑張れると歌い、どんな自分になるのだろうという不安を歌う少女たちは、先輩たちのことを、ハロー!プロジェクトを「継ぐ」と言ってくれているから。
かつてニュース部が端的に記事にしたように。

つばき が歌う『キャベツ白書』

Berryz工房が得意とした「コミカルなお約束」や攻撃的で実験的な楽曲リリースは、こぶしファクトリーが継承していくのかもしれません。グループの結成を ℃-ute 矢島舞美さんに告げられて泣き崩れた浜浦彩乃さんの物語も、先輩への少し軸が歪んだ愛情も(藤井梨央)、メンバー相互の、お互いに信頼し切っているからこその相克も(小川麗奈、田口夏実)、研修生時代からの積み重ねという独自の味を加えて、そうしたコミカルな「要素」を基調に、明日のハローの本流として、こぶしファクトリーは、いろんなものを継いでくれるでしょう。

ガチのパフォーマンスにおいて世界すら狙えた ℃-ute が、自分たちの活動を大切に考えるからこそ、その節目を自分たちで決めたその時に、まさにそのパフォーマンスにおいて ℃-ute を射程圏に捉えた実力派グループが育っていました。Juice=Juice は、℃-ute 解散後は、実は一番のお姉さんグループとなることもあり、いよいよ「実力派」であることを隠さなくなっていくでしょう。そろって、とびきりの美形ぞろいでもあり、きっとこれから、積み重ねられてきたハロプロの「技の粋」を体現してくれるでしょう。

いろんな痛恨があったその背景で、咲くべき花は育まれていました。
森戸知沙希さんの他を圧する美少女っぷりも、梁川奈々美さんのウザがられて隙だらけのところまでも含めた芸達者ぶりも、カントリー・ガールズはまさしく多士済々です。
ええ、痛すぎるほどの痛恨の、その背後で、咲くべき花は、しっかり育まれていました。

そして、発言そのものは撤回されたものの、その姿勢そのものとして依然、ハローの旗艦であるモーニングに迫り、追い詰め、がっぷり四つに組んでみせようという勢いは、微塵も衰えていないアンジュルム。苦労人揃いの2期メンバーも、佐々木莉佳子さんと上國料萌衣のビジュアル2トップも、どこまでも攻撃的です。相川茉穂さんの「ふんわり」しながら空気を読まないようでいながらの辛辣な一言もまた、攻撃的です。
アンジュルム、その攻撃の姿勢を緩めるつもりはないようです。

でも、そうした一切の「背景」で、地道に、控えめに、でも、しっかりと、ハロプロの言葉に出来ない「らしさ」を、きちんと継いでくれるのは、つばきファクトリーだろうと思っています。
おばあちゃんが守ってきた田畑を継ぐと、これからは私たちが稲穂を守るからと歌うこの曲は、だから、実に つばきファクトリーに相応しいと思うのです。
社会の様々な場面で派手に見栄え良く活躍するどんな職種であっても、ご飯は食べなきゃならないから。利益率とか効率という点で「遅れている」と評価されようとも、食べ物を作る仕事は、世の中からなくすわけにはいかないから。どんなに地味と言われようとも、それこそ泡沫に現われては消えゆく「流行」で「最先端」のお仕事とは違って、継いでいくことそのものが人の営みに他ならないのだから。

これからは私たちが稲穂を守るからと歌ってくれる つばきファクトリーこそ、地道に、控えめに、でも、しっかりと、ハロプロの「らしさ」を継いでくれると思うのです。

つばき が歌う『私がオバさんになっても』

かつて2012年の夏ハローで『私がオバさんになっても』を歌ってくれた多くのメンバーは、ハローを旅立っていきました。だから、改めて、今になって『私がオバさんになっても』を歌う つばきファクトリーが初々しくも切ないという事情について少し。

ハローを旅だった2012年の夏ハローで『私がオバさんになっても』を歌ってくれたメンバーから見ても、その「負けるわ」と歌われた当の「若い子」である つばきのメンバーたちが、いつか自分たちが「オバさん」になる日のことを先取りして歌っているわけですよね。
2012年の夏ハローのその当時、たとえば道重さゆみさんだったり、Berryz工房メンバーが「若い子には負けるわ」と歌った時、投稿者のようなおっさんは、森高千里さんが歌った時代から隔世の感を強くしながらも、だからちゃんと月日の流れに正しく想いを馳せながらも「いやいや、あなたたち十分若くてフレッシュで瑞々しくてピッチピチですから」と、そんな風に的外れなことを思っていたわけですが、そんな2012年時点のメンバーよりも、ずっと遥かに若いメンバーたちが、今、「若い子には負けるわ」と歌うのに接するとき、この楽曲が時代を超えて歌い継がれていることの意味を悟って衝撃を受けますよね。

ここで、効いてくるのが、やっぱり『キャベツ白書』です。
「若い子には負けるわ」と歌う、その当の「若い子」である彼女たちも、どんな自分になるのだろうと歌う少女たちも、やがて、いつの日にか、老いていきます。
これからは私たちが稲穂を守るからと歌ってくれる孫たちの前には、やはり自分も上の世代から受け継いで、これまでその稲穂を守ってきた老婆がいます。今、先輩たちが培ってきたものを「継ぐ」と歌ってくれている少女たちは、それを「継ぐ」からには、やがて後から産まれてきた者たちに、自分が継いだものを継がせることになります。いつの日にか自分たちがステージを去って行く。そのことまで含めて「継ぐ」ということ。

私がオバさんになる頃には偉そうなことを言ってもお腹の出てきた「あなた」もオジさんなのよと歌う彼女たち。そんな彼女たちを応援する私たちは、すでにメタボ検診にも引っかかるほどのヤバいお腹のおっさんなわけで、つばきファクトリーがオバさんになる頃には、お爺さんです。この世にいるかどうかもわかりません。そう、いつの日にか自分たちがステージを去って行く。いつのに日か・・・
そんなことまで含めて、「継承」してくれる少女たちの姿がまぶしくてなりませんよね。

いつの日にか『サンクユーベリーベリー』

その意味で「消えていく声の余韻」と「生まれて来る声の予感」の、「そのあいだの一瞬」を、そのまんま体現したかのような、儚い末っ子ユニット。

ハロプロのステージを守って戦ってきた先輩たちは、やがてステージを去って行きます。やがて、現在のメンバーたちが煌びやかな輝きを纏っているステージは、未だ誰も知らない未来の後輩たちに受け継がれていきます。ハロプロについての比喩であるに留まらず、”私が来る前にこの場を去って行った先人” と “私が去ってからやってくる者“ とを繋ぐ「そのあいだの一瞬」を担う者とは、あらゆる人生に該当することでもありますね。そんな次第だから、「永遠だと思っていた時間、永遠じゃないから」と歌うこの楽曲は、権利関係でそう簡単には行かないのかも知れないけれど、いつかメジャーデビューした後の単独ライブでパフォーマンスされようものなら、私はちゃんとその場に立っていられる自信はありません。

「消えていく声の余韻」と「生まれて来る声の予感」の「そのあいだの一瞬」をつないで、先輩たちの積み重ねてきたものを継いでくれる つばきファクトリーがパフォーマンスしているのを見ていると、やがて去って行くであろう彼女たちの姿までもが、すでにそのステージに織り込まれているかのようで、やっぱり泣けてきます。

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ええ、思い込みが過ぎるとは自分でも思います。
上に述べたようなことは、メンバーにとっても、思いもよらないことかも知れません。
それでも、こう思って開き直りたいところです。音それ自体は単なる媒質の振動でしかなくとも、そこに「旋律」を見出すのは聴いている側の心ですから。

私は、つばきファクトリーが継いでくれるその先を、楽しみに(泣きながら)見守る所存です。

(文=kogonil)


独り占め/私がオバさんになっても

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