ハロプロに新しいイベントの形 つばきファクトリー山岸理子「写真集発売記念オンラインミニトーク」矢島舞美と中島早貴「しましまトーク」などライブ配信

コロナ禍への対応として、ライブやイベントの自粛が続くハロプロだが、TikTokアカウント開設を初め、それぞれのグループが公式のチャンネル(Twitter、Instagram、YouTube)を通じて、毎日、何かしら動画を公開しているような状況だ。

そんな中、ついに下記のようなお知らせが告知されて、一部のファンには動揺が走っている。

山岸理子(つばきファクトリー)セカンド写真集「R-21」の発売を記念して、SHOWROOM「オンラインミニトーク&メイキング動画鑑賞会」とWithLIVE「オンライン個別お話し会」の開催が決定しました!

公式サイト イベント詳細 山岸理子(つばきファクトリー)セカンド写真集「R-21」発売記念オンラインイベント開催決定!!

このお知らせ自体は、先頃セカンド写真集を発売した つばきファクトリー山岸理子が、写真集発売記念として、「オンラインミニトーク&メイキング動画鑑賞会」と「オンライン個別お話し会」を開催するといったものだ。

参加するにはイベント詳細ページの参加要綱を確認する必要があるが、それぞれ「期間内にHMV&BOOKS online にて対象商品を全額内金で購入」とある上に「ローソンWEB会員限定」ともあって、必ずしも希望するすべてのファンが参加できるわけでもないようだ。また開催されるオンラインイベントも、SHOWROOM 経由であったり WithLIVE 経由であったりと、従来の動画配信経路とは異なっており、ファンの中には戸惑っている者もいるようだ。

イベントの内容も、オンライントークやメイキング動画鑑賞会は、ファンとの双方向通話が可能なものであるとは(公式のお知らせの限りで)読み取れず、山岸がファンの質問に答えたりメイキング動画を振り返ったりしているところをファンが鑑賞するというものになりそうだし、双方向で通話が可能な「オンライン個別お話し会」も、ビデオ通話での対話という初めての試みに、どういうイベントになるのか左右を見回す者も多い。

必ずしも双方向ではないとはいえ、いずれにせよメンバーと接する機会が増えることは、ファンとしては歓迎すべきところであるはずだが、初めての試みで慣れていないという以上に、このオンラインでのイベントが、これまでのような写真集販促の握手会といった対面イベントの楽しさや嬉しさを代替できるものとなるのかどうか、そこが多くのファンにとって見定めがたいところに戸惑いの原因があるようだ。

そう、”これまでのような写真集販促の握手会といった対面イベントを代替できるものとなるのかどうか” がポイントとなっていることに明らかなように、この山岸のオンラインイベントのお知らせは、アップフロントが新しいイベントの形を模索していることの表れではないかと見られている。新しいイベントの形を模索するとは、すなわち、コロナ禍が終息したとしても、もはや従来のような握手会や対面イベントが開催不可能になっているとアップフロントが認識しているからではないかと。もう、メンバーとの握手会に足を向けることは出来ないのではないかと、そうした不安をファンが感じているのだ。

つばきファクトリー山岸理子のオンラインイベントのお知らせが、上記の通りファンに波紋を呼んでいるところへ、元℃-ute 矢島舞美中島早貴が、有料のオンライントークショーを開催するとの告知が出た。

公式に J.PROOM のサイトからもアナウンスが出ている。

OPENREC.tvにて矢島舞美・中島早貴の2人によるオンライントークショーの開催が決定しました!

J.PROOM お知らせ OPENREC.tvにて「矢島舞美・中島早貴のしましまトーク!」ライブ配信決定!

ファンクラブからの告知がないところを見ると、2018年~2019年に開催された沖縄のダイビングツアーと同じように、主催は別のところである可能性もある。

つばきファクトリー山岸の写真集購入特典としてのオンラインイベントに、矢島&中島の有料オンライントークショーが続いて、一部には、いよいよリアルで対面できるイベント開催が難しくなり、代替のイベントの形が模索されていると見る向きが多い。

果たして、特にMCを立てることもせずテーマも不詳なトークイベントに、リアルでメンバーに接することも出来ず、敢えて参加のための視聴環境を整えるといった手間をかけて、多くのファンが有料で参加するものかどうか、ここはアップフロントも探っているところなのではないだろうか。

山岸に続く他のメンバーが、同様に写真集発売関連でオンラインイベントを開催するのかどうか、矢島&中島のイベントが継続するのかどうか、他のOGメンバーが追従するのかどうか、そして何より、やはり対面での握手会といったイベントは、この先しばらくは開催が難しいのかどうか、続報を固唾を飲んで見守りたい。

(文=椿道茂高)

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