熊井友理奈、5年半つとめたブランチレポーターを卒業し、また次の “居場所” へ

無期限活動停止中の Berryz工房メンバー 熊井友理奈が、Berryz工房活動停止後に就任していた『王様のブランチ』のレポーターを卒業した。

ブランチレポーターは、それなりにメンバーの入れ替えがあることが知られ、この3月になってからも数名の卒業が明らかにされていた。これまで卒業が告げられたレポーターの中に熊井の名前がなかったことから、今期も生き残ったかに見られていたところ、2021年3月27日の放送で、熊井の卒業が告げられた。熊井は、実に5年半にわたってブランチレポーターを務めていたことになる。

レポーターとしての経験や、ブランチという居場所について、当人のSNSで、実にしっかりと熊井は語っている。その語りは、直接、下記のリンクをたどっていただくとして、ここでは、レポートについて番組のディレクターにアドバイスをもらったと言及されていることが、数年前に熊井のカジュアルディナーショーで話題にされていたことを指摘して、その語っている内容に嘘がないことを強調しておきたい。あるいは、そんな熊井だからこそ、ひとつの仕事が長く続くことになるのかも知れない。(もう一つの神奈川ローカルのレポート番組も、ずいぶん続いている)

TBS 「王様のブランチ」
本日の放送をもって
卒業しました

Yurina Kumai Official Blog 王様のブランチ

そう、繰り返し、レポーターとしての経験や、ブランチという居場所については、当人が自身のSNSで語っており、それに付け加えるべき言葉は、当人ならぬ身では、持ちようもない。そこで、ここでは、熊井がブランチのレポーターを務めていたことについての、熊井ファンの経験を重ねて指摘しておこう。

熊井が2016年に京都で開催したファンクラブバスツアーでは、平等院前で開催された参加者との2ショット撮影の傍らを、一般の観光客も普通に行き交っていたという。真っ赤な自前だという着物に身を包んで写真撮影している熊井を指して、多くの観光客が「ほら、あのブランチ出てる子だよ!きれいだね」とささやき会っている声を、多くのファンが耳にしている。2017年の四国香川は金比羅山でも、同様のことが繰り返されたという。

いろんなメディアのいろんなポジションは、タレントにとっての「お仕事」であって、そこで求められる役割を果たしたなら、相応の対価をもらって、また次のポジションへと、また別のメディアへと、次々に移っていくのが当たり前だし、一つ一つの仕事は、「タレント」という仕事にとっての個別の経験や通過点にすぎないとも言えよう。しかし、熊井の場合、Berryz工房に続いて、ブランチレポーターもまた、熊井のアイドル時代からのファンすらも巻き込んだ、ひとつの “居場所” として刻まれたようだ。

そんな「タレント」であればこそ、きっとまた、次の居心地が良くファンにとっても自慢の “居場所” が見つかることだろう。

(文=椿道茂高)

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