モーニング娘。’21 小田さくら“背部挫傷”との診断でパフォーマンス制限へ

ハロー!プロジェクトの春のライブツアー『花鳥風月』ツアーに、十分なパフォーマンスが叶わぬメンバーがまた一人、お知らせされた。それは、ハロプロの旗艦たるモーニング娘。’21 の歌姫にしてパフォーマンスの要(かなめ)、11期メンバー小田さくらだ。

メンバーの小田さくらですが、昨晩より首と背中に痛みが出た為、病院で診察を受けた結果「背部挫傷」という診断でした。
ダンスパフォーマンスで痛みが出る懸念がある為、今週末の山梨及び千葉で開催する Hello! Project 2021春「花鳥風月」のチーム鳥公演は、動きを制限してのパフォーマンスで参加させて頂きます。

公式サイト ニュース詳細 ​​モーニング娘。’21小田さくらのパフォーマンス制限に関するお知らせ

お知らせによれば、今後の『花鳥風月』ツアーでのパフォーマンスが制限されることになるという。その制限も「動きを制限」とあるように、どうやら小田の一番の武器である “歌唱” は温存されるようで、ファンも一安心といったところだ。しかし、その特別に目立つ歌唱の輝きに隠れる形で、小田さくらの端正かつエネルギッシュなダンスパフォーマンスもまた、ステージに大きな華を添えていたことからすれば、やはり痛恨の制限と言えよう。

さらに2年前には、頸椎椎間板症の加療のため活動自体から一時期離れていたこともあって、その経緯を踏まえて、今回の「背部挫傷」についても楽観できないとするファンの声もある。2年前の小田さくらの一時離脱は、モーニング娘。にとっての大きな舞台を控えた時期のことでもあり、その離脱と復帰が、ファンだけでなくメンバーにとっても大きなトピックであったことは記憶に新しい。実際、首を無意識にかばうことによって、結果として背中を痛めたのではないかとの観測もあり、その観測が正しければ、小田の2年前の頸椎椎間板症は、今尚、完治せずに燻っているのではないかとも見られる。

しかし、それほど心配される一方で、劇的な復帰をもってロッキンジャパンにひとつのドラマを添えた2年前と同様、コロナ禍にあってどことなく不完全燃焼気味な昨今、この先の小田の完全な復調を待って、夏以降のモーニング娘。’21の新たなステージへと、このパフォーマンス制限が新たな盛り上がりを呼び込む契機となることを望む声もある。それは、ファンの期待も含めて。その意味でも、ハロプロ屈指の歌姫、小田さくらの無事な回復を祈りたい。

(文=椿道茂高)

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