【短報】モーニング娘。’20 小田さくら、歌だけでなくアナウンスの声までエレガントな写真集発売記念お話し会

モーニング娘。’20 の11期メンバー 小田さくらさん、めっちゃ可愛かったですよ。いや、元々、前髪を作って目がクリクリしていたオーディションの頃から、とっても可愛いのは言うまでもなかったんですけど、その歌唱力の力強さや、たった一人で加入してきて、しかし物怖じせずに堂々と言いたいことを言う度胸だったりと、他の魅力が注目されることが多くて、小田ちゃんが、めっちゃ可愛いってことは、意外なほど話題にならなかったりします。

今般、愛らしい浴衣で登場したこともそうなら(記事の後半に引用するSNSのリンク先に、お写真あり)何よりも、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、ビニールシートの向こうで、小田ちゃんはフェイスシールドを装着しておりまして。これが使い捨て風のビニールのペラペラなものじゃなくて、しっかりとしたアクリル風のフェイスシールドで、がっちり着用すると、眼鏡をかけたかのような感じにもなるやつです。この、眼鏡をかけた風な感じの小田ちゃんが真面目に可愛くてビックリします(いや別に不真面目に可愛いって状態があるわけじゃないですけども)。

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はい、というわけで、2020年8月5日の水曜日、秋葉原は書泉ブックタワーにて、小田さくらさんの写真集発売を記念するお話し会が開催されました。

従来ならば写真集発売記念ということで握手会が開催されているところなんですが、2020年の春先から猖獗を極めるコロナ禍にあって、言うまでもなく「接触」なんか可能なはずもなく、多くのファンは、残念に思いながらも握手会が開催されないことを納得していたところ、代替として企画されたのが “お話し会” であったという経緯は、当サイトでも既報の通りです。

お話し会のスタートは19時から。これも従来であれば18時30分くらいでも参加予定者が所せましと押し寄せていたところなんですが、コロナ禍の渦中にイベント類が再開されてから極わずかの間に、ファンも(「密」を避けるために)訓練されたのか、ほとんど(書店のお客さんを除いて)閑散としています。”あれえ?やっぱりこのご時世、こうしたイベントに足を向けるファンも少ないのかなあ?” なんて思っていたら、参加券Aブロックの集合時間である18時50分が迫ってくると急に、どこかで見たような顔が集まってきます(この辺りの呼吸は、どの現場でも見事だなと)。

Aブロックの参加券を持つ人たちが、書泉ブックタワーの6階コミック売り場から通用口風の業務用階段での待機列に通されて、しばらくすると館内アナウンスが響きます(報告者はBブロックの参加券だったので、この時点では、まだコミック売り場を散策していた)。ええ、小田ちゃんのアナウンスです。

曰く「お会いできるのを楽しみにしておりました。私は浴衣を着てお待ちしております。イベント開始まで、もう暫くお待ち下さい」と。

小田ちゃんは、もちろん歌が大きな魅力であることは言うまでもないんですけど(超余談ですけど、「さくらのしらべ」は、先行申し込みも当日券も、どっちも、まるっと落選していて、噛みしめた奥歯が数本砕けてしまった報告者です)こうしたアナウンスにあっても、言葉のセレクトも端正ならば、小田ちゃんの声の響きもエレガントで、小田ちゃんに会えなくても良いから、この声だけでも聴いていたいって思いますよね。

待機列が作られている業務用階段の入口に掲示されたタイムテーブルをチラ見してみると、お話し会参加券は少なくともFブロックくらいまでは発券されていた模様で、繰り返し、従来ならば、その辺りの(イベント運営側の)仕切りには頓着せず、現場で旧交を温める的な交歓に興じることが多いファンの皆さんなんですけども、コロナ禍中でのイベント再開以来、こうしたレギュレーションへの従順さが増しているような印象です(報告者の脳内調べ)。

さて、コミック売り場の6階でリモートの検温を一発くらって、業務用と思しき階段(ちゃんとソーシャルディスタンスを遵守すべく立ち位置のマーキングあり)から、お話し会の会場である9階に通されて、待機列の進行に従って、参加券を回収されて、アルコールで消毒して、いざ、小田ちゃんの前に通されます。

ファンの方々に会えるのが本当に嬉しいです
お話しするのが楽しい

モーニング娘。’20 天気組オフィシャルブログ 夏だ〜。小田さくら

小田ちゃん、当日のブログで、こんなことを書いています。こういったタレントのブログの文言については、広く世の中に公開される文面だから、体裁の良い建前に終始しがちなんだろうと、そう思われる方も多かろうと思うんですけど、少なくとも今般のお話し会に参加した限りでは、この小田ちゃんの言葉に嘘はなく、ほんとにその通りなんだなと納得できます。

小田ちゃん、上にたった一人の11期みたいなことも記しましたが、ほんとに肝が太いのか、お話ししようと小田ちゃんの前に歩を進めるファンを待ち構えています。ハロプロの現場で、あちこち個別握手会的なイベントに参加していて、どんなメンバーでも、それなりに緊張しているというか、誰がやってくるのかわからない個別ブースの中で、ある程度は警戒しているというか、そういう雰囲気を感じるところはあるんですけど、小田ちゃんの場合は、ほんとにウェルカムな感じです。それで大きな目をぱっちり明けて、こちらを若干の上目遣いで(小田ちゃん背が小さいから)見上げているわけです。で、繰り返し、がっちりフェイスシールド着用で眼鏡っ子っぽい感じも醸していて… …いや、最高でした。

小田ちゃんとの個別のお話しの内容は特に記しませんけれど、「ライブには行ってましたけど、こういうの初めて来ました」という方から、「やーーー♪久しぶり♪」って方まで、様々なテンションのファンに、それぞれちゃんと応じたテンションで、しっかり “お話し” していたのは印象的でした。それに小田ちゃんの場合、あくまで報告者の個人的印象ですけど、比較的若い女性ファンが多く、報告者が会場に留まっていられた時間だけでも、感極まって泣いてる女性ファンを数名、目撃できたりしております。

だって、当日の小田ちゃん、上に記した態度・姿勢・ルックスの上に、こんな衣装で登場してるんですもの。

僅かな時間のごく限られた出会いでしかないんですけど、それでも直接、そこにメンバーがいる!ってことを実感するイベントは、嬉しいものですね。自分がメンバーの前に歩を進める直前までは緊張感もあってテンションが上がっていますが、手持ちの参加券を使い切った後は、ゆっくりとテンションが下がっていくと同時に、微妙な寂寥感を感じる個別系のイベントですけども、これまた同時に、ぼんやりと静かな満足感が沸いてきたりします。

おまけに、お話し会のブースを去り際、スタッフさんから、こんなお土産ももらったりして(記事署名直下の写真参照)。

いつか、ほんとにコロナ禍が遠い過去の話になって、ちゃんと対面して握手とかできるようになると… …いや、ならなくても、この嬉しさと満足感で十分かも知れませんね。

(文=kogonil)

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