2021年8月6日、金曜19時からの公式配信番組として『M-line Music』がスタートした。
この金曜19時には従来、同じく公式の YouTube 番組『tiny tiny』が配信されていたが、その後を引き継ぐ形となる。
この『M-line Music』は、ハロプロOGのファンクラブである「M-line club」を中心としたメンバーの音楽活動を主軸にお送りされる配信番組とのこと。(一部、「Bitter & Sweet」など M-line とは別枠のアーティストも参加している)
初回の放送では「Bitter & Sweet」の長谷川萌美と、Berryz工房・PINK CRES.を経てソロ活動を継続する夏焼雅が MC となって配信された。その具体的な映像コンテンツは下記の通りだが、そのコンテンツの間をブリッジする形での長谷川と夏焼のトークも楽しい動画となっている。
【M-line Music#1】番組概要 |
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3:09~ M-line Special 2021 〜Make a Wish!〜 高橋愛・田中れいな・夏焼雅『およげ!たいやきくん』ライブ映像 7:42~ 最新たいやき紹介「鯛のないたい焼き屋 OYOGE」たい焼き(イワシ・アジ・アサリ) 10:01~ 鈴木愛理×宮本佳林「ひとりで生きられそう〜」COVERS – One on One – 14:19~ 小片リサ「真夜中のドア〜stay with me」インタビュー 21:04~ 宮本佳林 LIVE 2021春~アマリリス~ 「若者ブランド」ライブ映像 |
最初のコンテンツの『およげ!たいやきくん』ライブ映像について、長谷川が「”およげ!たいやきくん” って渋い印象があったけど、こうして見ると POP ですね」と発言しており、「”およげ!たいやきくん” が渋い」という印象に、古参の後期中年以降の世代のファンが軽くめまいを覚えるなど、楽しい配信となった次第だが、そのコンテンツについて、ファンが沸く声が聞こえている。
上掲のコンテンツリストを一瞥したところでは、ステージ映像やREC動画など、従来の配信コンテンツと大きな企画上の差異はないように見える。しかし、一部のファンに言わせると、こうした動画が配信されること自体が画期的なのだという。というのも、M-line club に所属するハロプロOGたちは、当たり前だがハロプロを卒業しており、こうした動画供給が非常に乏しくなるのが一般的だったからだ。現役ハロプロ時代ならば、ハロプロ全体の DVD Magazine に、グループ毎の DVD Magazine、さらには個々のバースデーイベントのDVDなど、現役であるというだけで、豊富な映像の供給もあり、ファンのコレクションアイテムのリリースにも事欠かなかった一方で、卒業後は DVD Magazine が無くなるだけでなく、ごく一部のメンバーを除いて、バースデーやイベントの DVD も販売されなくなっており、ファンはOGメンバーの映像コンテンツに飢えていたというわけだ。
とりわけ、最近 M-line に移籍した元つばきファクトリー小片リサのインタビュー映像に快哉を叫ぶ声が大きいようだが、今後、これまで長らく欠乏状態が続いていたハロプロOGの映像コンテンツの供給源として、この配信番組『M-line Music』は大きな役割を果たしていくのではないだろうか。
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