モーニング娘。’21 小田さくら、「機能性発声障害」による歌唱制限のお知らせ

ハロプロのステージパフォーマンスに魅せられている者にとって、衝撃のお知らせが飛び込んできた。

モーニング娘。’21 の11期メンバー 小田さくらが、他ならぬ “喉の不調” のためにパフォーマンス制限を強いられることになった。

メンバーの小田さくらですが、喉の状態が不調の為
病院で診察を受けた結果「機能性発声障害」と診断を受けました。
その結果を受けて医師と相談をし、
しばらくの間は歌唱をセーブしてコンサート出演するようにと指示されました。

公式サイト ニュース詳細 モーニング娘。’21小田さくらのパフォーマンス制限に関するお知らせ

モーニング娘。の小田さくらと言えば、その愛らしいルックス(ぽってりした涙ぶくろからツルっとした卵型の輪郭まで)や、何かと後輩たちに世話焼きしたがるお姉さんとしての振る舞い方、端正かつダイナミックなステージ上でのダンスパフォーマンスから、リーダー譜久村聖を支えてグループ全体を鳥瞰的に見る策士・業師としての横顔など、語り切れぬ魅力を備えたハロプロを背負うメンバーだが、何よりも、その圧巻の歌唱力をもって知られている。それは、毎年のバースデーイベントも、他のメンバーのように「バースデー」と銘打つよりは、小田の歌唱に軸足を置いた「さくらのしらべ」として開催されていることからもうかがい知れるように。

とりわけ、小田さくらとハロプロの歌唱の冴えを二分した別グループのメンバーがハロプロを去った今、小田の喉の不調とあっては、多くのハロプロファンは居ても立ってもいられぬ焦燥感を感じている。

実際、つい先日開催された『ソロフェス2』にあって、意外なほど、コケティッシュなアイドルに寄せてきた小田だったが、その愛らしい楽曲セレクトにあって、しっかりと楽曲のサビでは歌唱を響かせながら、その際にも、一部、高音部分で苦しそうに一瞬だけ表情を歪める小田に気づいた者もあったようだ。

この喉の不調をもって、現在開催中の「Hello! Project 2021 Summer Ruby」公演では、歌唱をセーブしてのパフォーマンスとなるとのこと。

小田さくらの大きな魅力の一端が封印されることは残念だが、それでもステージに上がろうとする彼女の決意と努力を応援するとともに、順調な恢復を祈りたい。

(文=椿道茂高)

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