つばきファクトリー、幻の楽曲を甦らせるカバー曲から多彩なオリジナルまで 新木場デビュー2周年スペシャル

最後のご挨拶に託して

アンコールでは、リーダー山岸理子ちゃんがお手紙を書いてきました、と。「なんだか、わたしがお手紙書くのも恒例になってる」とニコニコ、ふわふわ微笑みながら。

理子ちゃんのお手紙ってことで、緊張するメンバーたちですが(参考:これから刻んでいく歴史の最初の一歩 【レポ】つばきファクトリー メジャーデビュー in ディファ有明)、理子ちゃんは、今回は、いつも私たちを応援してくれるファンのみなさんにお手紙を書いてきたと言います。それで微妙に緊張を解くメンバーたち。

そんな理子ちゃんのお手紙は、ファンのみなさんへの感謝を綴ったもので、読み上げられるところを聴いていた多くのファンは、そんな風に感謝してくれる理子ちゃんに対して、むしろこちらが “応援させてくれて、ありがとう” と言いたかったのではないでしょうか。

そんなリーダー理子ちゃんのお手紙から続けて、メンバーたちの最後のご挨拶の様子をお伝えして、レポを終わりたいと思います。(セトリは最終ページに)

秋山眞緒
ライブ冒頭のご挨拶MCの段階ですでに泣きそうだった秋山まおぴん、最後のご挨拶でも泣きそうで、しかし泣くまいとして、一生懸命に堪えた結果、スクリーンに抜かれるアップが、終始一貫して変顔の連続ということに。しかし、その連続する変顔すら美しいのは、さすが数年後のハローのビジュアルトップであろうかと。
いつか、もっと大きなステージで、つばきの単独を” と述べた最年少に、泣きそうになったのは、こちらも同様だったりして。
小野田紗栞
いつも上手に思ってることを話せないから、ゆっくり話しますね” と、リハーサルが少なくて本番前は不安だったというところから話し始めてくれた小野田さおりん。
それでも結局、いつものように、ライブが楽しかった、みなさんの顔を見られると安心する…といった、”いつも上手に思ってることを話せないから” と言いつつ、いつも通りのフレーズに終始します。やっぱりね、小野田さんて、思った以上に不器用なんだと思います。
“不器用” ということで言えば、ハロプロの大運動会(ハローDマガ Vol.52)でリレーなどでも大貢献してるのに、足が速いって上手にアピールできず、ようやく足が速いことが周知されるのがお化け屋敷で逃げちゃった場面(つばきDマガ Vol.4)だってのも、さおりんらしい不器用さだなって思えますね。そう思って見れば、あの “わたし可愛い” アピールも、精一杯のアピールなんだとわかって、愛らしさも一層ですよね。
小野瑞歩
先輩たちのように、いつかは…と述べて、その「いつかは…」の後に続く言葉を濁したのは、なんか瑞歩さんらしい奥ゆかしさでした。
でも、言葉こそ濁したものの、その時の小野瑞歩さん、これまでのように目線まで彷徨わせることなく、しっかり客席を見据えていました。だからきっと、飲み込んだ言葉は、瑞歩さんの脳内で高らかに響いていたはずですし、そのことは客席にも、しっかり伝わっていました。
浅倉樹々
樹々ちゃん、”わたしは、つばきファクトリーで良かった” と述べます。つばきが大好きだと、つばきファクトリーのメンバーが大好きだと続けます。ご挨拶を続けて “メンバーの良いところも悪いところも” と述べて、「メンバーの悪いところ」??と、並んでいるメンバーも、聴いてる客席もザワつかせたりしながら、フレーズの適不適に頓着しない樹々ちゃんです。
ただ、樹々ちゃんが腰の不調から一時離脱を余儀なくされたことに加え、この日発売になったオフィシャルブックの座談会でも、そのことに触れられていることを知った上で、樹々ちゃんが “わたしは、つばきファクトリーで良かった” と述べるのを聴いていると、いろんなものが溢れてきますね。
岸本ゆめの
すでに各地で報道されてますけど、岸本さんはバラエティ番組で活躍したいんですって。
それは個人的な目標でもあるけれど、もっと世の中に つばきファクトリーのことを知って欲しいから、だから自分が率先してバラエティ番組に切り込んでいきたい、と。…かつて、世の中にもっとモーニング娘。を知って貰いたくて、無理をしてまでバラエティ番組に出まくっていた道重さゆみさんを知る者としては、この岸本さんの決意にエールを送らないわけにはいきませんよね。
加えて岸本さん、リーダー理子ちゃんへの苦言も。
理子ちゃんのお手紙に、”自分はこんなだから” と、ふわふわしたところがリーダーらしからぬと卑下した一節があって、岸本さんは、それにご立腹です。曰く、理子ちゃんがリーダーで良かった、理子ちゃんは立派なリーダーだ、理子ちゃんがリーダーだからこそ、つばきはここまで来れたのだ、そんな自分を下げるようなことは言うな、と。この日、新木場に集った全員が諸手をあげて大賛成したんじゃないでしょうか。
谷本安美
伝統の泣き芸が炸裂した安美ちゃん、話の途中、文節の切れ目でも何でもないところで、急に電池が切れたかのように固まって、上を向きます(涙がこぼれないように)。そのまま、どこ見てるんだ安美ちゃん、って感じで(メンバーや客席を見ちゃうと泣いちゃうから、あらぬ方向を向いて)電池が切れたご挨拶の続きを始める谷本さんです。
まあ結局、泣いちゃうんですけども、泣きながらのご挨拶を終えて、こんなつもりじゃなかったと「あーーあ、もーーー、くっそーーー」とボヤいています。安美ちゃんって、良い奴に違いないですよね
新沼希空
“7人目ともなると、もうご挨拶することも、話す内容もなくなる” と不満げな希空ちゃん。
それでも、”最近、わたし、幸せなんですね。楽しく毎日を過ごそうって思って、そう思って、毎日を過ごしてる。そしたら、最近の希空ちゃん楽しそうだね、って言ってくれるファンの人が多い。ファンの人は、そんなふうに、わたしたちのことを気付いてくれる。毎日楽しくしていようと思って、そんで本当に楽しいことも多いけど、辛いことや嫌なことだってあるんですよ。でも、ファンの人は、家族でもないのに、いつも私たちを心配してくれてる。握手会なんかでも、希空ちゃんが幸せならそれで良いよとか、嬉しいことを言ってきてくれる方が多いんですよ。わたし、そんなファンのみなさんを幸せにしたい!” と。
こんな感動的なことを話してくれた可愛い希空ちゃん、冒頭の「最近、わたし、幸せ」が、別の意味に取られかねないことに気付いて慌てて訂正してるのが愛らしかったりもしましたね。
十分長く話した後で、「も少し話して良い?」と左右(小片さん、谷本さん)に確認して曰く、”こういう記念日って、みんなに言われるんですよ、希空ちゃんって泣きそうだよねって。でも、今日、わたし、泣かなかった!” と。
どうしたら、こんな可愛い子が育つんでしょうね。
小片リサ
3年目のスタートは、メンバー9人だけじゃなく、今日、ここに集まってくれたみなさんと一緒に始められた…といったようなことを言いたくて、「3年目のスタートは、この9人じゃなくて」と、口を滑らせてしまう小片さん、一瞬(メンバーも含めて)会場が “えっ?ここでサプライズ??誰か卒業すんのか??新メンバーか??” と緊張しますが、小片さん、テヘペロ気味に「びっくりしましたか?」と。
たぶん意図したイタズラじゃなく、小片さんも自分が発したフレーズが意図せず持つ意味に(自分が発話しちゃってから)気付いて慌てて訂正したんだと思うんですけど、回収の仕方が流石だったかなと。
山岸理子
最近は家に帰ってもすぐに寝ちゃうばっかりなので、もう家族といるよりもメンバーといる時間の方が長い、もうメンバーが家族になっちゃってる、と述べる理子ちゃん。
そのままメンバーへのラブコールを続けますが、それは、「好きだなって思います…だから、好きです」と、こうして文字にすると、フレーズとして含む有意な内容が少ないようでありながら、そこに込められた真摯な愛情の実質が、いかにも深く大きなものであると、STUDIO COAST の全員がたちどころに了解した、すばらしいご挨拶でした。

そんなリーダーだから、自分を「わたしはこんなだから」と卑下する理子ちゃんに、ご立腹だった岸本さんに、全員が賛成だったという次第。
繰り返し、そんな麗しの9人がパフォーマンスしてくれたんですから、感動的で素晴らしいライブとなるのは必然ですよね。

デビュー前の写真をネタにトークするコーナーで、先輩ぶってた樹々ちゃんの話題や、敢えて頭にクリームをつけてた希空ちゃんなど、割愛した楽しいシーンも多くなっちゃいましたけど、すでに長文となっているので、こんなところで。

では、最後のページにセットリストを掲示しておきますね。

(文=kogonil)

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