コミカルさとは別の、もう一つのスキル
ページが切り替わっていることもあり、冒頭で掲げたセットリストを、ここでも再度。
岸本ゆめのバースデー2019 2回目セトリ |
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01.オシャレ! (松浦亜弥) 02.SHALL WE LOVE?(ごまっとう) 03.Perfect timing(鈴木愛理) 04.いいんじゃない(鈴木愛理) 05.100回のKISS(松浦亜弥) 06.ロマンスを語って(Berryz工房) |
本気のハロ愛を含め、そのセトリの選曲から伺える岸本ゆめのさんの愛らしいパーソナリティーについては、すでに述べたので、ここでは別のことを。
常々、つばきファクトリーのいろんな現場でも、つばきファクトリーの歌唱については(その声質やハーモニーが比較的均質に揃っていることに加えて)このところ小野瑞歩さんと、そして他ならぬ きしもん の存在が大きいとは感じていたところです。で、まあ改めて言うのも何ですが、今般のバースデーイベント、岸本ゆめのさんの歌の巧さが、めっちゃ際立ったと大きくお伝えしたい。
岸本さんが、実に楽しそうに、のびのびと歌っているってことも大きいんですけど、ここで冒頭でも述べた、松浦さんや愛理さんの楽曲がチョイスされてるってことが利いてきます。
これが、つばきファクトリー向けに準備された楽曲であれば、あらかじめ仮歌のデモも渡され、作曲なり、作詞なり、編曲なりの担当からの指示書もあって、しっかりスケジュールとしてレッスンの日程も設けられて、レコーディングまでに十分な準備ができるわけです。レコーディングを終えて、個々の歌割りも固まれば、ライブやリリイべなんかで披露するまでには、ダンスも含めたフォーメーションなどのレッスンもあって、実際にファンの前で歌うまでに、しっかり歌い込んでいるわけですね。そうであればこそ、そんな具合に十分な助走期間を設けられないバースデーイベントでのミニライブで、しかもデモテープも指示書もない先輩の楽曲で、岸本ゆめのさんが、ここまでの歌唱を披露したことは率直に驚きます。
だから、松浦さんや愛理さんの楽曲をチョイスしていたことも、それを “楽しげに、のびのびと歌いこなしていた” ことも、単純に、歌いたいから選びましたってわけでもなければ、楽しいから笑顔で歌いましたってわけでもないのは、明らかすぎるわけで、“嬉しそうに歌うこと” それ自体が、とんでもないスキルであることに思い至ります。
…いや、それって岸本さんだけじゃないよ、って突っ込みがありそうですけど、だとしたら、ほんまにハロプロって凄いよねと思うばかり。
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岸本ゆめのさんのバースデーイベントに参加しようと新宿ReNY前に着いてみると、1回目公演後の物販降臨で売り子さんをやってる きしもん の声が、アイランドタワー前の広場から聞こえたと、そう述べました。2回目の公演終わりに物販降臨した岸本さん、新宿ReNYの曲線の回廊部分に口を開けてるグッズ販売ブースの窓口から大きく身を乗り出して(なんなら手まで振って)「全部セット、あと2人で売り切れですよーーー!」と。
そんな様子を見ていて、わたくし、ほんまにハロプロと つばきファクトリーを知り得て良かったなあって思ったので、岸本ゆめのさんの19歳が、笑顔でいっぱいの1年になりますように、って祈ってきたのでした。

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