そして、道重さゆみ は可愛かった
カッコ良くて美しかった、この7月13日で30歳を迎えた道重さゆみさんは、そりゃもう、ぶっちぎりで可愛かった。だってわたくし、Zepp DiverCity のステージ、前から3列目くらいで見てましたから、断言するわけですよ。腰を抜かすほど可愛かったって。
上述のカッコ良さや美しさはわかるんですよ。年齢を重ねたことがもらたす余裕だったり内面の成長だったりが、パフォーマンスの表現型としての “カッコ良さ” や “美しさ” として帰結するのは、話の筋道として、とてもよくわかります。それに、なんだかんだで30歳です。それはタレントとして人前に立ち続けた経験値もあれば、ヒトとしての人生経験も、それなりに詰んでいるわけです。そうした内面の蓄積が、客席から観ている私たちに、余裕を持ったカッコ良さだったり、輝かんばかりの美しさとして感得されることは、わかりやすい話でもあります。道重さゆみ は着実に成長している、って(…って、本当は、これだけでも驚嘆すべきことではあるんですけどね。“アイドル” として愛されたタレントが、30歳を越えてなお、ステージに立つことで “成長を示すことができる” ってこと、それ自体が希有のことではあるんだけども)。
しかしね。
そんな具合に年齢を重ねたからこそ、ステージ上で醸される味わいが濃厚に漂っているというのに、しかして、この “ぶっちぎりの可愛さ” ってのは、これは、わからない。
明らかにカッコ良く、誰の目にも美しく、その “カッコ良さ” にも “美しさ” にも、きっちり説得力を持たせられるほどの独特な立ち位置を確立したタレントであって、しっかりと30曲をたった一人で2時間歌い切るパフォーマーでありながら、しかし、とんでもなく可愛いというのが、ファンとして知ってはいても理解が追いつかない。
客席からのコールを嬉しそうに受けている道重さんも、ちょっとした折りに “ペロ” っとくちびるをベロで舐める仕草も、ステージの左右に設えられたお立ち台に駆け上がるときの微妙な内股も、もう全部が全部、ひっくり返るほど可愛かったのでした。
さすが、”職業、可愛い” と称するだけのことはあるな、と。
だって、あの方、あんだけカッコ良いラメの衣装で登場しておきながら、アンコールには、物販のピンクTシャツに、うさちゃんヘアーで登場するんですよ!
SAYUMINGLANDOLL~BIRTHDAY LIVE 2019~
というわけで繰り返し、2019年7月13日の土曜日、まさしく30歳を迎えるお誕生日当日に、東京は台場の Zepp DiverCity にて、開場17:00、開演18:00 の一回限りの、一夜限りの、この日だけの、もったいないくらいの道重さゆみソロライブが開催されました。
「お祝いさせてあげる」お誕生日
この日のソロライブでは、7月24日に発売されるアルバム(ソロライブ当日先行物販あり)に収録される新曲も披露されるとのことで、そのうちの『 OK!生きまくっちゃえ』について、きっとソロライブ当日までにファン側でもフリ付を覚えてもらえるよう、あらかじめTwitterで練習課題を出してくれていた道重さんです。
さすが、”お祝いさせてあげる” にも(ライブ中のMCでも何度かこのフレーズは道重さんの口から発せられましたけど)しっかり念の入った配慮があるところが道重さんらしいですよね。
と、この『 OK!生きまくっちゃえ』って楽曲、すでにMVも公開されてますけど、かなりアップテンポで明るい(そして激しい)楽曲で、今後の道重さんの定番曲ともなるんじゃないでしょうか。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=1b5je8Dx7zw&w=560&h=315]
すでに、道重さゆみソロライブについて、いくつかの点で驚きが過ぎてファンであっても理解が追いつかないところを述べていますけど、この現役アイドルを退いてから、休業から再生してから、なお “定番” とするような楽曲を “量産” していることは、率直な驚きです。
この『 OK!生きまくっちゃえ』も定番になるだろうと言いましたけど、たとえば SAYUMINGLANDOLL 公演の楽曲にあっても『Loneliness Tokyo』あたりの定番化は著しいですから。
と、もちろん楽曲パフォーマンスに重きが置かれた今般のソロライブですが、そこは道重さんのことですから、しっかりお喋りも全開だったりします。
その模様は次のページにて。
Sorry, the comment form is closed at this time.