勝田里奈、ご挨拶で「本当は毎回感動してました」と告白した アンジュルム 2019秋「Next Page」~勝田里奈卒業スペシャル~

アンジュルム 2019秋「Next Page」~勝田里奈卒業スペシャル~

というわけで繰り返し、アンジュルム秋ツアーの日程の一環として、2019年9月25日、パシフィコ横浜 国立大ホールにて、勝田りなぷー 卒業コンサートが開催されました。

パシフィコの国立大ホールは、℃-ute だったりモーニング娘。 だったりで何度も来たけど、3階席は初めて(1階席の最後列で何も見えないってのはあったけど♪)。角度があったからよく見えたけど、まあ遠いってことで(笑)。朝晩はずいぶん過ごしやすくなったけど、まだまだ夏を引きずる9月末、平日のコンサートでもあれば、慌ててパシフィコに駆け込んで大汗かいて、取り急ぎ水分を調達しようとすると、グッズ販売会場の自販機まで封鎖されてたりします。
ま、いろいろ開演前のすったもんだもライブの楽しさの一環ってことで。

スクリーンに抜かれるメンバーたち

さて、そんなパシフィコのステージ、オープニングはスクリーンに勝田里奈さんのどアップから。毎度、誰に対しても同じことばかり言ってるような気がしますけど、美しくてビックリします。

今般、ステージ正面の左右に2面で展開されたスクリーンですが、楽曲に応じてモノクロ風の描写だったり、まるごとの動画ではなく部分的にコマ送り風に演出されていたりと、スタイリッシュなエフェクトが効いていて見応えがありましたよ。新披露の楽曲の場合、歌詞がテロップ風に表示されるんですが、映像が消えてて歌詞だけ表示されてる場面もあって、それはエフェクトなのかどうか迷うところですが(生配信とライブビューイングではどうだったんでしょうね)。

そのスクリーンに抜かれた場面で(全員の全場面についてお伝えしたい誘惑を断ち切って)一件だけ。

ライブ中盤メドレー中の(セトリ後掲)『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』で、笠原桃奈さん、一部声が裏返っちゃいます。そして、声が裏返ってしまったことで “悔しそうに顔を歪めている” ところがスクリーンに抜かれちゃいます。それは、単純にミスを悔しがっているというよりも、今にして思えば、時系列的にはその場面の後になるご挨拶のタイミングで笠原さんが示した態度と合わせ技で、やはり、この日のメモリアルなステージでのことであったから一層悔しかったんだろうとも思えて、その笠原さんの “歪んだ顔” こそが実に魅力的であったことは強く主張したいところです。

一件だけと言いつつ話を続けますが、すっかり泣いちゃってる上國料萌衣さんはともかく(← めっちゃ可愛かった)、いろんな場面で決して泣くまいと頑張ってるメンバーたち(そして泣くまいとすることに失敗していくメンバーたち)が、涙がこぼれぬよう顔面に力を入れることにより、揃いも揃って超変顔大会となってるのが愛らしく、とりわけ上述の笠原桃奈さんに、佐々木莉佳子さんと、リーダー竹内朱莉さんについては、その超変顔こそが、いかにも魅力的でした。けっこう短くない期間ハロプロのファンをやってますけど、変顔こそが魅力的って、昨今のアンジュルムであればこそ、って思いますよね。

なお余談ながら、川村文乃さん、いつのまにか、すっかり、とんでもない美人さんになってません?

セトリの構成を考慮するまでもない攻撃的な楽曲

もうタイトルのまんまです。先だっての和田彩花さんの武道館でも思ったんですけど、アンジュルムは楽曲ごとの押し出しが強すぎて、もう “セトリの緩急による構成で見せる” ってことは、考えなくても良いほどです。一曲一曲が強すぎ。

個人的には『タデ食う虫も Like it!』の、「魂をこがす姿は美しい」からの(自分が “これが好き” だという気持ちを抱いたことそのものを)「誇れ!」と歌われるところは、毎回、いろんなものが溢れてきますよね。名曲です。

ただ、『大器晩成』から『46億年LOVE』の連続は卑怯ですよね。ハロプロどころか、昭和歌謡の時代にまで遡っても、この2曲の連続に匹敵し得る強めの曲って、ちょっと思い浮かばないほど。アンジュルム、ディフェンスを一切考えない攻撃型のチームですけど、なるほど、ディフェンスを考えるまでもないかと。もう鎧袖一触、その強めの楽曲に、ちょっと触れただけで吹っ飛ばされますもんね。

と、いかにもアンジュルムの最近の楽曲が強めであることばかりを強調するようですが、ライブ中盤のメドレーなんかに顕著だったんですけど、スマイレージのものもまた(知ってましたけど)イントロだけで心の柔らかい部分を攻めてくる楽曲が多すぎだってことで。

と、そんなわけで、ライブ全般の流れも込みで、当日のセットリストを次のページに。

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