セレモニー代わりのご挨拶
アンコール明けの一発目に、勝田さんのソロ曲である『とっておきのオシャレをして』が披露され、勝田さんのご挨拶もありましたけど、恒例のお手紙朗読はなく、特別に仕立てられた卒業セレモニーはありません。でも、ライブ終わりのメンバーご挨拶が、このセレモニー代わりとなって、非常にエモーショナルな場面となりました。その詳細を下記にメモできた限りでご紹介。
そのメンバーのご挨拶に対して一貫して勝田さんの突っ込みが冴えまくっていたことは上述のとおり。
勝田里奈 卒業スピーチ |
- ソロ曲、今日初めて歌いました…もしかしたら最後になるのかな。難しかったです。レコーディングでもリハーサルでも、何度も歌いましたけど、今日のこの本番が一番出来がよかったから、良かったです。
- スタッフさんへ、いつもどの現場でも、愛あるお仕事をしていただいて感謝しています。
- メンバーへ、加入してから私たちは最年少でいる期間が長かったんですけど、高校生くらいかなあ、改名して、後輩もたくさん出来て…。後輩が出来て、いろんなことが変わっていったように思います。
- ファンのみなさんへ、みなさんはアンジュルムを知ったきっかけも、応援してる期間も、いろいろだろうと思うけど、ずっと、どんな現場でも熱く応援してくれて、とてもそうは思えないだろうけど、実はけっこう、毎回、感動していたんですよ。アンジュルムに出会ってくれて、ありがとう。
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セレモニー替わりのご挨拶 |
橋迫鈴 |
- 鈴ちゃん、いきなり大泣きしています。
- って、(スクリーンに抜かれた)泣いてる鈴ちゃんが可愛くて、わたくし、ちょっと吃驚です。
- 「やさしかった勝田さん、これからの私の成長を見守っていて下さい」とご挨拶をしめて、勝田「はい♪」と。
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伊勢鈴蘭 |
- お披露目から2回目のパシフィコになります、少しは成長できていますか?と問いかけ。
- 「勝田さんは強い女性です」と。ほんとに後輩たちに口々に褒められて、しかし、堂々として確かに「強い女性」の勝田りなぷーです。
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太田遥香 |
- なかなか逢えなくなるけど…とご挨拶する太田さんに、勝田さんは「いやいや、逢うだけなら簡単に逢えるよ?」と。
- そうやって突っ込まれて困った太田遥香さん、突っ込みに反応するでなく、とにかく用意していたであろう挨拶を完遂することに集中することにしたみたいで、(少し固まった後)特に反応せず、ご挨拶を続けたのも可愛かったですね。
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川村文乃 |
- 和田さんに続けて勝田さんと、どんどんアンジュルムが変わって行くけど、勝田さん、これからも文乃のお姉ちゃんでいてください、と。
- そんな率直なご挨拶に、勝田さんがニコニコしながら「はい♪」って答えてるのが、実に麗しくて。
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船木結 |
- 一人っ子なので甘えるのが苦手だったと言う ふなっき。だけど、そんな私も上手に甘えさせてくれる…と、ご挨拶を続けようとして、比較的、しどろもどろな感じになってる結さんです。
- 自分でも自分の発言がしどろもどろになってることを受けて、船木さん、「泣いてへんで!」と強がりを。
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笠原桃奈 |
- 泣くことが予測され過ぎていたことを自覚してか、「泣きませんよ?」と笠原さん。事実、ご挨拶の最中は、涙を見せずに乗り切っていたようにも思えます。
- 和田さん、勝田さんと、大人っぽいメンバーが続けて卒業していってしまうので、これからは「私が大人になります」と宣言して喝采を浴びていましたよ。
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上國料萌衣 |
- 普段なら、ひょっとしたら一番にしっかりしている上國料さん、もう最初っからぐちゃぐちゃに泣いててご挨拶になりません。
- でも、ご挨拶できないくらい泣いちゃってる上國料さんは、だからこそ美しかったです。
- 卒業されても、勝田さんとはプライベートですぐに遊びに行くので、皆さん、ブログをお楽しみにと、ようやく搾り出すように。
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佐々木莉佳子 |
- パシフィコ広いしペンライト美しいと、感慨深げに語りだす佐々木さん。
- もうね、最初っから泣くのを我慢して大変顔しています。
- 直接、勝田さんのことを語るのではなく、佐々木さんはこう言います。「6スマが長かったところに私たち3期が加入して、いろいろ思うところもあっただろう」と。
- ずっと鈴ちゃんの立場だった私も、上から4番目になるから、これからはお姉さんだと宣言します。
- 「泣く泣かないじゃなく、もう(泣くのを我慢するのは)無理だってわかったから」と、メタな言い訳なんかも。
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室田瑞希 |
- 勝田さんの竹内さんイジりが好きだったし、イジられて文句を言いながらも喜んでるタケさんが好きだった。
- だから “スネ蹴り隊長” として竹内イジりを引き継ぎます。
- 日本一丸い竹内さんを世界一丸くすると、よくわからない宣言ながら、会場大喝采。
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勝田里奈 |
- セレモニーじゃなく通常の終わりのご挨拶だから、勝田さんにも順番が巡ってきます。
- やっぱり、始まってみれば、あっという間でした。
- 卒業のご挨拶は、あらかじめ考えてあったご挨拶じゃなくて、その場で思ったことを言おうと思っていましたけど、ぐちゃぐちゃになっても嫌だなと思っていました。結果、ちゃんと気持ちを伝えられたと思います。
- 『交差点』での、11人分のもらい泣きはヤバかった。
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中西香菜 |
- 卒業することについては2期は事前に相談もされていて、先に知ってたんだけど、それでも告知されたときには泣いた。
- 中西「笑顔でこっち見ないで!」 勝田「じゃあ、どんな顔をしてれば良いのよ」
- 結果、勝田を視界に入れると泣いちゃうってことで、終始、あらぬ方向を見ながらご挨拶とメッセージを続け、最後の一礼も、全然違う方向に向かってペコリとやってる かななん でした。
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竹内朱莉 |
- エッグの思い出から語りだすタケちゃん。
- メンバーとは家族よりも長く一緒に居るわけだから、勝田は人生で一番長く居た人だと。
- どうしてエッグの頃から組まされることが多かったのかと、先日も、つんく♂さんにLINEしたと。
勝田「あとで見せて」 竹内「見せる、見せる♪」
- 泣くのを我慢して、超変顔のタケちゃん。
勝田「よくNG出ないよね」 竹内「うちは大丈夫なんじゃん?」
- 竹内「またご飯いこうね」 勝田「うん、気が向いたらね」
竹内「やべえ、来年とかになる」
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最後に、アンジュルムのメンバーが異口同音に述べてきた勝田里奈さんの “裏番長” っぷりについて、少し行数を費やしてレポを終えようと思いましたけど、もう上に述べてきたメンバーご挨拶の詳細で十分かなって思います。わたくしの追加のテキストは、文字通り “余計” かなと。
パシフィコから帰路の みなとみらい線に向かう途中で、周囲にいらっしゃったアンジュルム ファンと思しき集団が語っていた一言を最後にご紹介です。「俺も、あんな仲間が欲しい」と。
最後に、ありきたりな言葉になっちゃいますけど、実にすばらしい卒業コンサートでした。
そんな勝田さん、さっそくインスタグラムのアカウントも開設したみたいですよね。
(文=kogonil)
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