道重さゆみ、100%のその理由

道重さゆみの配信動画が「とてもよかった」評 100%をマークした。

ゲーム好きで知られる道重は、先だってゲーム関連雑誌と公式にコラボしたゲーム実況番組を配信していた。その『さゆ通LIVE』の おまけ配信が100%の高評価をマークしたのだ。

これは、この「100%の高評価をマークした」ということのみで特筆に値する。というのも、どれほど内容的に優れていようとも、どれほど好意的に受け止められようとも、現在のネット環境に広く拡散されればそれだけ、100%で一方の評価のみということは極めて稀なことだからだ。どれほど好意的なファンばかりが視聴しようとも、広く知られていればそれだけ、どうしても悪い評価は紛れ込むし、世間的に周知されていればそれだけ、いわゆる “アンチ” という一群の人々も出てくることは避けられない。同時に、どれほど内容が悪くとも(その「チャレンジは買う」といったような)一定の高評価もあったりするわけで、そうした広く “世に問う” コンテンツの評価について、一方的な評価一辺倒ということは珍しい。

しかし、道重さゆみが100%の高評価を獲得したことについて、道重ファンの中には大きな驚きは見られない。むしろ、これまで道重が培ってきたファンとの関係からすれば “至極当然だ” というのだ。

そうしたファンの見方を裏付けるようなブログが道重によって更新されている。

道重さゆみは、ソロとしての音楽活動を(現時点で)集大成するようなアルバムを7月にリリースし、その販促イベントのため全国を行脚していた。

その販促イベントの最終日程となる北海道でのイベントを終えたところで、道重は次のようなブログを公開している。

もっと可愛くなるね!
(中略)
そしてまたみんなに会って
さゆかわいーーーって言ってもらうから

道重さゆみオフィシャルブログ サユミンランドール ありがとう♡♡♡

販促イベントの現場に、時間もお金も手間も使って集まってくれるファンの皆さんが、道重と握手するにあたって、「いまでも握手してくれて、ありがとう」「お祝いさせてくれて、ありがとう」と言葉をかけてくれることに触れて、ファンの皆さんが感謝を述べてくれる事柄そのもの(イベントを開催したり、握手会を開催したりできること)は、すべてファンの皆さんがいてくれるからこそ実現できることだと述べ、感謝したいのは自分の方なのだと続けて、そして、このように述べているのだ。

だから 「もっと可愛くなるね!」と。

そして、毎年のお誕生日をファンに「お祝いさせてあげる」道重らしく、しっかり「かわいーーーって言ってもらう」と自己成就的な予告(強要?)までして。

なにより、はっきりと明晰な文章でファンへの感謝を述べた上での、ファンへ向けたストレートな応答としての「もっと可愛くなるね!」という宣言を、道重のファンがしっかりと受け止めているという形だ。

*****

道重さゆみは、モーニング娘。として活動中も、必ずしもグループ内で目立つ立ち位置であったばかりでもない活動歴を通じて、自分を応援してくれているファンへの感謝を語ることも多かった。とりわけ卒業のタイミングで放たれた、ファンを “変な人” と呼ばわるスピーチは、ハロプロの歴史を越えて芸能史に刻まれている。それは、道重以前には、あくまでもファンと隔絶した “タレント” であったハロメンが、ファンに寄り添う “アイドル” となる嚆矢であったとすら、一部で評されるほど。

ハロプロを卒業後、道重は2年半近くに及ぶ休業期間に入ることになったが、その休業中、ほとんど道重からの発信はなく沈黙し続けることになった。だからこそ、忠実に道重を待ち続けていたファンへ、活動を再生させてから改めて道重が感謝を示したことも記憶に新しい。

そして活動を再生させてからの道重は、あれほどの知名度を誇り衰え知らずのルックスであれば、広く地上波テレビなどのメディアへ打って出ても一切遜色はないというのに、どちらかといえば、シール集めや今般のゲーム実況といったマイペースで自分らしいスタイルで、ずっと待ち続けてくれたファン向けに、いわば “内向き” の活動を主軸に展開している(参考|鈴木愛理、12月セカンドアルバム発売決定! 積極的な外への攻勢に℃-uteを彷彿)。

アイドルであることを卒業した後でアイドルであったことを悪し様に告発するようなタレントも多い中、ハロー!プロジェクトのOGにおいては、アイドルとして活動中のことを振り返るにあたってファンへの感謝を口にするメンバーが多いことは指摘されている。それでも、道重さゆみが、その活動の全体像そのものをも含めて示す態度は、その中でも飛び抜けていると言えよう。

その意味で、道重さゆみの現在の活動そのものが特異といえば特異と言えるのかもしれない。

しかし、その “変な人” たちとの “特異な活動” にあって、道重がこれまで培ってきたファンとの関係からすれば、100%という高評価一辺倒も、それが特に大きな驚きをもって受け止められなかったことも、至極、理の当然というべきなのかもしれない。

ただファンとしては、これ以上 “もっと可愛く” なったら、どうなってしまうのか、むしろそちらが恐ろしいということのようだ。

(文=kogonil)

(↓ 【さゆ通LIVE #02】 『スプラ2』&『マリカ8』&『テトリス99』を道重さゆみと一緒に遊ぼう!!)


(↓ 道重さゆみの『スプラ2』/『マリカ8』/『テトリス99』かわいい場面集【さゆ通LIVE】)

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