清水佐紀、楽しい分だけ深めにファンの心が揺れたFCイベント～令和初めてのハッピーバースディ！～

はじめに　３公演とも違う髪型で

登場してきて、いきなりのオープニングトークから「もう28歳ですよ」とか「最近は誕生日もそんなに嬉しくない」といったようなことを、ほんとに嬉しそうに語ってるのは、活動停止中 Berryz工房キャプテンの清水佐紀さん。

ファンクラブのサイトを介して事前に参加者に募集していた髪型で登場です。その髪型は、公演毎に切り替えて、下記のとおり（実際の画像は、佐紀ちゃんのこちらのブログでも確認できます）。で、それぞれの髪型について、募集に応じた参加者さんの一言が紹介されるわけですが、もちろん、その一言に触発されて、いろいろ展開するのが肝であることは言うまでもなく。

初めて「ピスタチオヘア」（← って、「この名称が正しいかどうかもわからない」とは清水佐紀さん談）を目にしてから15年…という要望者さんの述懐を紹介して「じゅうごねんかああ～～」と感慨深げです。

２公演目の「ハーフツイン」については、６年前の初単独武道館のときにしていた髪型だとの話題も。髪型の話なので「あのころは、髪長かったから、今と印象が違うかも」というのがメインですけど、やっぱり「もう６年前かあ～」とか、「どこで（初単独武道館を）発表したんでしたっけ、読売ランドだっけ？日比谷だっけ？」とか、「11月29日、いい肉の日、つんく♂の日だから、おまえらやれなかったらシャ乱Ｑがやるぞとか言われて♪」と、細かいところで、いろんな思い出が蘇るような話を（ここが大事 → 客席と会話しながら）小出しにしてくれます。

３公演目では、これまでの１、２公演でやっていなかったので「ももち結び」を期待する人が多いだろうと思ったので、あえて外して別の髪型にしたと佐紀ちゃん。その時点で、「ももち」の呪縛圏内に捕われていることが明らかなんですが、佐紀ちゃん的には “してやったり” といった感じだったみたいです。もう、それだけで、ちょっとしたエピソードトークなんかより、ずっと “あの頃” が思い出される人々ばかりが客席に集っているわけで、いろんな想いがあふれるパシフィックヘブンでした。

清水佐紀FCイベント～令和初めてのハッピーバースディ！～

はい、というわけで、現在は女優としていくつもの舞台を経験している清水佐紀さんの28歳をお祝いするファンクラブイベントが、お誕生日当日（22日）から一週間ほど後の2019年11月30日の土曜日に、大江戸線の赤羽橋はパシフィックヘブンにて、３回まわし（「開場13:00／開演13:30」、「開場15:30／開演16:00」、「開場18:30／開演19:00」）で開催されました。

こちらに３回とも参加できましたので、ご報告させてください。

イベントは、いろいろ企画もあったり質問募集もあったりスタッフによるサプライズもあったりミニライブもあったりと、それはファンクラブイベントの定形を踏襲したものではあったんですが、順番にお知らせする前に、２公演目と３公演目のイントロ企画とMVクイズ企画に、先に触れたいところ。

というのも、２公演目のイントロクイズや３公演目のMVクイズでは、問題としてハロプロ関連の楽曲が流されるんですけど（詳しくは後述）その都度、佐紀ちゃんが軽くダンスして見せてくれるんですよ。イントロクイズなんかで、「曲名が出てこない～（汗」とか言いながら、思い出すためにその曲のフリをナゾってみたり、特に思い出すため的な目的があるわけじゃなく、曲が流れてきたから身体が反応しちゃった的な感じだったりと、その時々によって違いはあれど、ちっちゃく佐紀ちゃんが軽く小刻みにダンスしてくれているのがこんなに響くとは （しかも必ずしもBerryz楽曲ってわけじゃなくて｜楽曲リストは後述）実際、自分でもビックリなんですよ。

思えば、2015年３月３日以前の Berryz工房のステージにあっても、熊井ちゃんは大きいし、雅ちゃんは華やかだし、茉麻は目力の圧がすごいし、ももちはももち結びだし、千奈美は超スレンダーだし、梨沙子さんは声からして目立つってわけで、“個性派” ってのは、まだまだ穏健な言い方でしかないくらい、目立ちまくるメンバーばかりの戦場のようなステージにあって、ちっちゃくて華奢なのに、そんなメンバーたちに伍して、しっかり存在感を放っていたのがキャプテン清水佐紀であったことを思えば、企画コーナーの一環として、軽くパシフィックヘブンのステージの隅っこで小さく身体を音楽に合わせて動かしてくれるだけで、いろんなものが蘇るわけです。

この辺は後述しますね。

関西弁の私を観に来てね

そんな、いろんなものが蘇るファンクラブイベント、１公演目のオープニングで、”誕生日になった瞬間は何をしていたか” トークを展開してくれる佐紀ちゃんですが、来年2020年早々に出演する舞台で関西弁を演じるので、そのテープを聴いていたんだとか。けっこうお仕事を家に持ち帰ってることも多いという佐紀ちゃん、しかし真面目に頑張ってる姿を家族に見られるのが恥ずかしいので、自室にこもって作業したり練習したりすることが多いのだとか。今回は、関西弁での演技になるのでマスターテープを聴きながらイントネーションなど練習していたということですが、「わたしの関西弁なんてレアでしょ？」ってことで、”ファンの皆さまとお会いできるのは今年は今日で最後になります、12月は台本と関西弁に挑み続けることになります、だから、来年の１月は是非わたしの関西弁を聴きに来てね♪” という趣旨のお知らせが、３回まわしの公演を通じて何度も繰り返されることになります。

【更新】2020年1月「三山ひろし特別公演」出演

J.PROOM　公式　【更新】2020年1月「三山ひろし特別公演」出演

そんなファンクラブイベントの具体的な様子は次ページ以降にて。