清水佐紀、楽しい分だけ深めにファンの心が揺れたFCイベント~令和初めてのハッピーバースディ!~

あまり驚かなかったベリ猫サプライズ

さてパシフィックヘブンでの3回まわしの佐紀ちゃんファンクラブイベント、佐紀ちゃんの登場前に3回とも(懐かしの)ベリ猫が登場します。

ベリ猫の登場は、会場へのサプライズ協力をお願いするためなんですが、(1)そのサプライズが、ベリ猫トリガーによる「せーの」でハッピーバースデーを歌うこと(あんまサプライズじゃない)、(2)会場への説明のスケッチブックが(猫の着ぐるみのせいで)めくれない、(3)3回とも同じタイミングでの同じサプライズなので、すっかり佐紀ちゃんも慣れちゃってる(ますますサプライズじゃない)…といった要素が重なって、客席としては “あのベリ猫の中に入ってる人物こそが真のサプライズなのでは?” 的な期待も静かに醸成されちゃったりもしていて、その分、3回目の公演に期待が集まったりもしたんですけど(報告者脳内調べ)、特にそういったサプライズはなく、普通にスタッフさんだった模様。

と、上でも述べたとおり、あんまりサプライズじゃなくなったので、2回目以降は、すっかり自分でも(サプライズのはずの)ハッピーバースデーの指揮をしちゃったりする佐紀ちゃんですが、そもそも、最初の1公演目から、ベリ猫について佐紀ちゃんはあんまり驚いてなかったので、個人的には “真のサプライズ” を期待しちゃったんですけどね。

さて、イベント自体の構成概要は、こんな感じ。

  1. 企画コーナーその1:ジャンボジェンガゲーム(共通)
  2. 企画コーナーその2:クイズ企画(回替わり)
  3. 企画コーナーその3:質問・言いたいことに応えます(共通)
  4. ミニライブ(共通|3曲中1曲だけ回替わり)

ジャンボジェンガゲームと回替わりのクイズ企画は、客席から抽選で選ばれた参加者さんがステージに呼び込まれ、佐紀ちゃんと争うことになります。

なかなか見応えがあった ジャンボジェンガゲーム

3名が抽選されてステージで佐紀ちゃんと戦うジャンボジェンガは、倒してしまった人の(順番的に)直前の人が勝ちになり、勝者にはプチプレゼントとして清水画伯の作品入りの缶バッチ的なものが与えられるという仕様。

抽選されてステージに向かう参加者さんは佐紀ちゃんに問われるままにニックネームを答えますが、このあたりが(ハロコンなんかで他のメンバーの立ち位置まで全部覚えていたという)さすが佐紀ちゃんで、参加者さんが応じたニックネームをしっかり記憶していてゲーム中にちゃんと語りかけたりしてるのが凄いなと。さらには、ジャンボジェンガは、3回までタッチありだけど、3回目にタッチしちゃったブロックは、もう無理であっても引き抜かなきゃならないというルールがありまして、けっこうこの辺りのルールにも厳しい佐紀ちゃんだったのが、なんか “キャプテンっぽかった” りしました。こういう些細なところでも、所々に佐紀ちゃんらしさが滲み出ていて、やっぱりファンクラブイベントって楽しいなと。

このジャンボジェンガ、意外にも盛り上がるとわかって2公演目からは2回戦で戦われることになります。 上述のとおり、来年の公演のために訓練してるという大阪弁が出る佐紀ちゃん、ゲームの進行に応じて「あかん」とか言ってます。

佐紀ちゃんらしさが所々に滲んだと述べましたが、ファンクラブイベントってことで、参加しているファンもまた積極的に楽しもうと前に出ておりまして(参考|PINK CRES. 積極的に前に出るファンを嬉しげに受け止めてくれる、Halloween Petit Party!~NIHE OME PORM☆PORM NIGHT~)、3公演目の2回戦めなんぞ、めっちゃ良い勝負でファインプレーの連続となり非常に見応えがあったのでした。このジェンガのファインプレーって、文章で示すことが報告者の力量では厳しく、もう、このためだけにでも、このイベントのDVDを発売してくれないかと思うほど。

1公演目 この写真は誰だクイズ

回替わりの企画コーナー、1公演目は『この写真は誰だクイズ』。
ハロメンの現役、OGを問わず、眼だけが写っている写真を見て、誰の写真なのかを当てるクイズです。こちらも抽選で客席からの参加あり。

実際、眼だけとはいえ、けっこう表情が色濃く残っているもので、熊井ちゃんなんかは(客席の我々も)すぐにわかったりしますが、案外、佐紀ちゃんが苦戦しています。このためフロアからスタッフさんがスケッチブックでヒントを出すんですけど、これがかえって混乱を呼んだりして、そのドタバタもまた楽しいコーナーとなりました。

全部で7問、出題されたメンバーは、出題順に、1・清水佐紀(Berryz工房)、2・中島早貴(℃-ute)、3・熊井友理奈(Berryz工房)、4・山岸理子(つばきファクトリー)、5・岸本ゆめの(つばきファクトリー)、6・須藤茉麻(Berryz工房)、7・矢島舞美(℃-ute)と、それぞれ佐紀ちゃんに縁のあるメンバーばかりとなっていましたが、このうち、印象的だったステージ上のドタバタをいくつか。

フロアからスタッフさんが出してくれるヒントがステージの混乱にかえって油を注いでいたと述べましたが、たとえば舞美ちゃんの場合、舞美ちゃんがよく描くヒヨコのイラストがヒントに出されて、舞美ちゃんの動向をSNSで追ってるファンにとってこそヒントとなったものの、そのイラストでかえって佐紀ちゃんが迷ったりしています。さらには最初の問題で自分が出題されているところにヒントを求めて、”毎日メイクする際に自分でさんざん見てんだろーに” という意味を込めてスタッフさんが「なんで?」とヒントを出したところ、その「なんで?」が正解メンバーの口癖なのか、正解メンバーの歌割のセリフなのかと、あらゆる可能性を求めて混乱の度合いを強めていく佐紀ちゃんだったり。

黒目に写り込んでる背景からヒントを探ろうと写真を(客席からの視線をブロックしてまで)覗き込んだり、必ず「℃-ute ですか?Berryz ですか?」と(何故かベリキュー限定で)確認したり、細かく挙げていくと、佐紀ちゃんが愛らしかったところは、そりゃもう山のように指摘できるわけですけども。

その自分が正解だった一問目のクイズに、佐紀ちゃんは「嗣永?」とか答えてみたりしていて、何だかんだ言っても、やっぱり佐紀ちゃん、あのお方の影響圏内に巻き込まれ続けてはいる模様です。

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回替わり企画コーナーの2回目公演以降は次のページにて。

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