清水佐紀、楽しい分だけ深めにファンの心が揺れたFCイベント～令和初めてのハッピーバースディ！～

先日のカジュアルディナーショーでの物販グッズに、体温を伝えてガチガチに凍っているアイスもサクサク食べられるというスプーンが含まれていたんですけど、そのスプーンを “佐紀スプーン” と命名したという質問者さん、他に良い名前はと問われて佐紀ちゃん曰く、「じゃあ、おぱょスプーンで」とのこと。

オオスギ（クッキー＆クリーム）、夏限定のサクレのコーラ味、ハーゲンダッツのコーンのチョコかけなどを答えつつ、地元のコンビニに無くて東京にあるのが多いと恨み節を響かせる佐紀ちゃんでした。

記憶力と食べても太らない力で迷ってるという佐紀ちゃん。舞台の台本とかをパッと見て覚えられる力と、どんだけ食べても太らない力が欲しいのだとか。夜ご飯とかは白米を我慢してると言いますが、それはそれで辛いのだとか。「わたし、すぐ丸くなっちゃうから」と。

元気！

ネタバレになっちゃうから、ミニライブが終わったあとで答えますねと佐紀ちゃん。ぶっちゃけ、ほとんどの客席が１公演目も２公演目も入ってるから、あんまりネタバレは気にしなくて良かったんだけどもね。

2019年に参加した舞台を列挙して、最終的に「『神ノ牙-JINGA-転生』～消えるのは俺じゃない、世界だ。～」を挙げておりました。

みんなと一緒に盛り上がりたいミニライブ

ミニライブは３曲。１曲目と３曲目が固定で、２曲目が回替わり。

１曲目の手拍子と３曲目のダンスは、佐紀ちゃん自ら “客席も一緒になってやるよう” 指定され、２曲目は「稲妻イレブン」縛りってことらしいです。

なんでも、みんなと一緒に盛り上がりたいと思ったんだとか。先日のカジュアルディナーショーで何を歌おうかと考えている時に『稲妻イレブン』縛りを思いついたんだと言います。

イントロクイズやMVクイズで、佐紀ちゃんが軽くダンスしてくれてるのに合わせて客席からコールが飛ぶことに、なんとも形容しがたい感動があったことを報告しましたが、『シャイニングパワー』で、「♪きみがつくった　♪にだんがさね　おべんと～」ってところで、一斉に皆さん、両手の人差し指でお弁当箱をかたどって中空に四角を描くのが、響くったらありゃしないってことで。

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おそらく、そんな無理やり参加者さんを感動させようといったような意図はなく、あくまで通常営業のファンクラブイベントとして、普通に楽しく、あたりまえに面白く、久しぶりのメンバーとの触れ合いの機会を企画してくれたまでのことだとは思うんですよ。

それでもメンバーの、今般の場合であれば、活動停止中 Berryz工房キャプテン清水佐紀の、当人にとっては特に何てことのない当たり前の仕草の些細な一つ一つが、そしてそれに触発された客席からのリアクションのあれこれが、こうも深めの琴線に触れまくることになるとは、こりゃ、ファンクラブイベントというものが持つ性質なのか、幼少期からの月日を積み重ねてきたハロプロキッズという “恐るべき子供たち” が培うことになった属性なのか、なんだか、にわかには判断できないところですけども。

ただ、楽しかったイベントを終えて握手でファンの皆さんをお見送りしてくれる佐紀ちゃんは、あの2015年の３月の武道館よりも、ずっと華奢で可愛く、むしろ幼く見えたことを最後に報告して、楽しかったんだか、楽しかった分だけ切なかったんだか、よくわからないイベントのレポを終えようかなと思います。お粗末さまでした。

（文＝kogonil）