つばきファクトリー 2年ぶりのイオンモールつくば での “秋の感謝祭”ミニライブ&握手会イベントは、やっぱり2年ぶりのソロ祭!

やっぱりソロで歌っちゃう!? ミニライブ&握手会

さて、この日のメインイベントとも言うべきソロ楽曲披露です。

このときの岸本さんの様子をば公式Twitterから引用する欲求に逆らえないわたくし。

オープニングで意気込みを述べる段にあっても、ソロで歌うことの緊張に、口々に触れるメンバーたちです。

それでも、ほとんどのメンバーが、それなりに「がんばります」的なところで落着させるなか、谷本安美ちゃん、「しんどいですねえ」と。「みなさんも知ってる曲ですから、大きな声で一緒に歌って、私に歌詞を教えてください」とも。これって場合によっちゃプロ失格な感じもないではない発言ですが、かえって、こんなふうに客席に、ファンに “甘える” ことができるようになったほど、しっかりプロになったなと思わせるものがありました。

新沼希空ちゃんも、自分が意気込みのご挨拶をするとき以外(他のメンバーが意気込みを述べている最中)ずっと、歌詞を口ずさんで練習してまして。その間、ずっと目線があらぬ方向を向いていましてね。

先の安美ちゃんの例でもそうなんですが、こういうところを普通に客前で見せてくれるところが、なんか嬉しかったりしませんか。

というわけで、メンバーたちも(バースデーイベントやなんかでソロには慣れているはずなのに)何故か異様に緊張していたソロライブ、そのセットリストは、こんなところです。

やっぱりソロで歌っちゃう!? ミニライブ セトリ
01.秋山眞緒/Midnight Temptation (℃-ute)
02.新沼希空/私の魅力に気付かない鈍感な人 (光井愛佳)
03.小野瑞歩/ハピネス~幸福歓迎!~ (Berryz工房)
04.小野田紗栞/ドッキドキ!LOVEメール (松浦亜弥)
05.谷本安美/タチアガール (スマイレージ)
06.小片リサ/ (森高千里 → 矢島舞美)
07.山岸理子/アダムとイブのジレンマ (℃-ute)
08.岸本ゆめの/羨んじゃう (℃-ute)

秋山眞緒の『Midnight Temptation』

℃-ute から疾走感も甚だしい『Midnight Temptation』をチョイスしたのは最年少の秋山まおぴん。

℃-ute にあって、あたかも誰かと戦ってでもいるかのようなダンスで、舞踊というよりは、武道と言いたくなるような、その滑空するような足運びで私たちを魅了した矢島舞美さんですが、わたくし、まおぴん こそ、数年後には、その “戦う美女” 矢島舞美の後継者となるんじゃないかと睨んでおります。…と、そう述べるや、コアな舞美ちゃんファンから、一斉に批判されそうな気もしますけど、そういう向きには是非とも つばき現場での秋山眞緒のパフォーマンスの躍動感を見てくれ!と言いたかったりして。

まだまだ舞美ちゃんの滑らかさ、しなやかさこそありませんが、疾走する躍動感にあっては、武道の運足のようなステップも鮮やかで(その美貌と併せて)数年後の まおぴん が楽しみでなりません。

実際の楽曲披露は、あのベースの響きも重厚な間奏が完璧で、最盛期の℃-ute の記憶を持っているはずの自分も、秋山さんの『Midnight Temptation』には目を見張った次第です。終わりの振り返りのご挨拶でも、緊張したこと以上に、自分がいつまでも子供ではないという自覚を語ってくれた秋山まおぴんだったのでした。

新沼希空の『私の魅力に気付かない鈍感な人』

声量がすごいわけでもなく、高音が涼やかに響くわけでもなく、低音がズッシリと重たいわけでもなく、そういった意味でボーカルに特筆すべきところがあるわけではないんですけどね。でも、ただ一点、その声質の可愛らしさという一点だけで、新沼希空というメンバーは、ハロプロの歴史に名前を刻むことになるかもしれません。

この、光井さんの『私の魅力に気付かない鈍感な人』は、それでなくとも、その完成度によって好きなハロプロ楽曲として挙げるファンが多い楽曲であるだけでなく、多くのメンバーも、その可愛さに惹かれてソロイベントで歌ってきた歴史があるわけですが、これが希空ちゃんの声で歌われるだけで可愛さが100倍くらいになります。

今回は、希空ちゃんのチョイスが『私の魅力に気付かない鈍感な人』だったわけですけど、“新沼希空の声” という魔法で、それでなくとも可愛い楽曲の可愛さが超増幅されることになるなら(つい先日のバースデーイベントでも実感したことですが)ファンは処理しきれぬ程の可愛さの波に翻弄されることになるわけで、もう完璧に可愛いもんですから、どうしたもんでしょ(← すでに許容量を超えてる)。

振り返りのご挨拶でも、「どーでしたか?」と、「わたしの魅力に気付いて欲しかったので選びました」と述べる希空ちゃんです。この最後のご挨拶の希空ちゃんの「どーでしたか?」の可愛さが文字では伝わらないのが悔しいほど。

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続く他のメンバーについても、次のページ以降で…

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