矢島舞美、セットリストで何かを語った バースデーイベント2020 Maimi’s Squall vol.3

矢島舞美 バースデーイベント2020 Maimi’s Squall vol.3

はい、というわけで、2020年2月7日の金曜日、東京の代々木は山野ホールにて、元℃-ute 矢島舞美さんのバースデーイベントが開催されました。題して “Maimi’s Squall vol.3“。2回まわしで開催されたイベントの、「開場18:45/開演19:30」の2公演目に参加できましたので、ご報告です。

過去の “Maimi’s Squall” 公演はこちら。℃-ute 解散直後の年にはバースデーイベントがなくって、変則的に3月にソロイベントが開催されたんですけど、以降は順当にバースデーイベント化しております。

イベントは、記事冒頭でも述べたとおり、アナウンスもご挨拶もなく、いきなりの『夏DOKI リップスティック』からの幕開けです。

 夏DOKI リップスティック

言わずと知れた、舞美ちゃんの代名詞的なソロ曲で、比較的初期の楽曲であるにも関わらず、今尚、矢島舞美の “音域の限界” 一杯いっぱいを使い切ってる楽曲でもあります。

デコ出しの舞美ちゃんが美しかっただけでなく、前半の夏仕様っぽいヒラヒラの丈が長めのワンピース衣装が、楽曲のダンスに合わせてヒラヒラ舞っていて、そのヒラヒラを、ダンスしながら手で押さえたり何だりと、舞美ちゃんは自在に制御していて、実に鑑賞していて(矢島舞美がと言うより)ステージ全般が美しかった。

そのまんまライブ仕様で客席が立ったまんま、いろいろトークを続けてくれる舞美ちゃんです。曲のノリのまんま、首をリズミカルにフリながら水分補給したのは、このタイミング。

  • お誕生日当日の矢島家
    舞美ちゃんのお誕生日当日ってことで、お父さんがケーキを買いたがってしょうがなかったんだとか。この日はイベントの現場まで、お母さんに送ってきてもらったそうなんですが、いろいろ忙しいから別に当日じゃ無くても良くない?と掣肘するお母さんに、それでもケーキを買いたがってしょうがないお父さんが面白かったと。
    他にもいくつかエピソードを加えてくれて、一番ケーキを食べたいのはお父さんなんだとか、こんな父なんですよ、とか言って笑ってる舞美ちゃんなんですけど、このトーク中に本人も言及してましたけど、今でも実家暮らしなんですね、舞美ちゃん。
  • 愛犬コロンもお誕生日
    2月7日は、矢島家の愛犬コロンもお誕生日だったんだとかで。
    ウチに来たばっかりのころは、こんな小さくて(← と、ジェスチャーで示してくれる舞美ちゃん)シルエットが “カリントウみたいだった” とか言ってます。今では、すっかりお婆ちゃん犬になっちゃって、耳も遠くなってるけど、甘えん坊なんですよ、って。
    そんな風に愛犬の様子を嬉しそうに語る舞美ちゃんこそが愛らしい一幕でした。

そんな風に、自分と同じ誕生日である愛犬の話題から、「じゃあ、もう1人の今日の誕生日の人の曲を」と、しっかり明言して、ライブは続きます。

 行け!元気君  萩原舞
 都会のネオンが驚くくらいの美しさがほしい  岡井千聖
 通学ベクトル  鈴木愛理
 輝け!放課後  中島早貴

それぞれ楽曲名で検索すれば、いろいろ動画が出てくると思いますが、℃-ute メンバーの、それぞれを代表するソロ曲ですね。こういうのを順番にちゃんと並べてくれるあたり、やっぱり舞美ちゃんらしいなとも。

イベントの後半では、相変わらず自分が “ふわふわ” していることを自分で言及しながら、「相変わらず、こんな私で済みません」とか言って笑ってる矢島さんですけど、舞美ちゃんが、℃-ute のリーダーとして、リーダーとしての重圧を肩から降ろして、メンバーに頼って良いところは頼り始めて、それで自分の “ふわふわ” したところが表に出てくるようになってから、むしろ ℃-ute がグループとしても躍進して行ったことを思えば、本当に舞美ちゃんこそは、メンバーから愛され支えられるという意味で、まさしく堂々とした℃-ute のリーダーだったと思いますよね。そんで、そんなグループが解散して(参考|「℃-ute ファイナルライブ たどり着いて駆け抜けていった さいたまスーパーアリーナ」)数年を経てからの自分のバースデーイベントで、メンバーたちのソロ曲をしっかり並べる辺り、ほんとに数多くの美辞麗句を越えて “舞美ちゃんらしい” という形容が一番かなと。

水分補給で「うぃ~~~」と呻いたのは、このタイミングなんですけども、やっぱりいろんなエピソードも語ってくれます。

  • 舞ちゃんと同時刻にメールのやりとり
    同じ誕生日の元℃-ute メンバーの萩原舞ちゃんに、おたおめメールを打っている最中に、舞ちゃんからの おめでとうメールが届いたんだとか。で、舞ちゃんも、送信してすぐに既読になったことで、舞美ちゃんがメール操作をしてたことがわかったみたいで、お互いにお互いのことを思っていた同じ時間のことを笑いあったのだとか。
    舞ちゃんがいるから、同じ誕生日のメンバーがいるから、だから、私の誕生日は誰からも忘れられないんだと、そう語って嬉しそうにしていた舞美ちゃんでしたけど、もう、上述のエピソードだけで、十分にお腹いっぱいですよね。
  • 令和 感じることありますか?
    続けて「もう令和ですよ!皆さん」とか、「何か令和を感じることありますか?」とか、トークの流れで(次の話題を考える場つなぎとして?)非常に “ふわふわ” した問いかけを客席に投げかける舞美ちゃん、さすがに百戦錬磨の “やじまんず” の皆さんも当惑した様子がストレートに面に出ていたようで、自分の問いかけを「さすがに、ざっくりしすぎ?」と反省しています。可愛いですね。
  • モバイルSuica の話題
    私ももう28歳ですよ、ハロプロに加入したときは10歳だったのに…という話題から、急遽一転したかのように、モバイルSuica の話題に踏み込む矢島さんです。なんでも、モバイルSuica にしておけば、電車に乗るたびにポイントがたまっていってお得なんだとか。そう教えてもらったから、モバイルSuica にしてると自慢げな矢島さんですが、続けて、ポイントがたまるという点から「なんで10歳の頃から、そうしておかなかったのか」と続けて、18年前には、そのシステムはまだ施行されてなかったんじゃないかなとか(NTTドコモ対応機種へのサービス開始は2006年)そんなこと以前に、”私ももう28歳ですよ、ハロプロに加入したときは10歳だったのに” の話題がちゃんと継続していたことに驚く客席だったり。
    そんなモバイルSuica の話題を出して、”私だって、いつまでも機械オンチじゃないですよ” 的なところを、「ちゃんと教わって時代について行ってるんですから」と謎のドヤりを入れる矢島さんでした。

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といった辺りでイベントの前半戦が終了。
ここで一旦、舞美ちゃんは衣装チェンジで引っ込んで、場つなぎのVTRが流れます。以降の後半戦については次のページで。

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