矢島舞美、セットリストで何かを語った バースデーイベント2020 Maimi’s Squall vol.3

巫女さん書き初めVTR

ドラマや映画など出演作品の告知に続けて、まだ全面的に解禁じゃないから全部は言えないけどと、2020年のゴールデンウィーク近辺に、神奈川、名古屋、大阪の三カ所で、矢島舞美ソロライブが開催されますよと、詳しくはまた後日お知らせしますと、嬉しげな告知を済ませて、一旦引っこむ矢島さん。ステージでは、スクリーンにVTRが表示されます。

VTRの中では、巫女さん衣装の舞美ちゃんが、書き初めをしています。
って、ご親戚の竹内朱莉さんが資格保持者であることは存じ上げていましたが、舞美ちゃんも、毛筆の習字、めっちゃ上手なのね。

それはともかく、巫女さんだから神様と通じ合えてるという矢島さん、”今年の漢字” を先回りして(神様に教えてもらって)書き初めです。神様に教えてもらってる、私は巫女だからわかるんだ、とか言いながら、画面の外側のスタッフに向って「何だったっけ?」とか言ってる矢島さんです。

書き初めされたのは、「三者面談」と、「月曜最高」という四文字の成句2つ。実は、本来書き初めされるはずだったものは「月曜最悪」だったのに、うっかり舞美ちゃんが間違えて「月曜最高」になったようで、それでも舞美ちゃん、「土日が楽しかったら、そのまま月曜最高!ってことで、楽しい日が続くことになるじゃん!これなら、みんなも、会社や学校が嫌じゃないでしょ!」とか、盛んに「月曜最高」を擁護するもんだから(その嬉しげな笑顔とも相まって)我々矢島舞美さんを愛する者たちは、今後、日曜の夕方に憂鬱になることも、週明けの月曜に世の中が改めて動き始めることを嘆くことも、どちらも出来なくなりました。これで2020年に日本の生産性が回復したりしようもんなら、どんなエコノミストが何を言おうが、その最大の貢献者は舞美ちゃんですよね。

報告者は自分が参加出来た2回目のイベントについてレポしていますが、1公演目は、「雨天決行」と「既読無視」だったようで、「雨天決行」が、実に舞美ちゃんと℃-ute を体現しているところで、この点で1公演目に参加できた方、羨ましいなと。

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…と、スクリーンも暗転し、なにやら℃-ute 楽曲の『夢幻クライマックス』MVの背景で見たことがあるような静止画が映し出されると…

 夢幻クライマックス  ダンスのみ

パンツスタイルにTシャツという衣装に着替えてきた舞美ちゃん、往年のダンス部ばりに、『夢幻クライマックス』を一曲ダンスのみで魅せてくれます。

たとえば つばきファクトリーの山岸理子ちゃんのように、ちっちゃいんだけど、ダンスとなるとステージ上で大きく見えるメンバーっていますよね。で、矢島舞美さん、そんなにちっちゃくもなく、どっちかっていうと大きい部類なので、そのまんま縦横に思いっきりダンスしちゃうと、大きく見えるどころか、山野ホールのステージが狭すぎる感じです(舞台関係者の皆さん、誰かこのイベント観に来てなかったかなとキョロキョロしてみたり)。素晴らしかったです。

プレゼント抽選コーナー

…って、巫女さんVTRから、このダンス部復活編への流れで、立ったもんだか座ったもんだか、客席の皆さんも一瞬迷うところもあったりしつつ、ステージには、やっぱり巫女さん姿のアシスタントのスタッフさんや、神主に扮した上々軍団 鈴木啓太さんらが登場して、プレゼント抽選コーナーとなります。

啓太さん、声がカスレまくっていて、よく聞き取れないほど。幸い、声がアレなだけで、身体は超元気だとか言ってましたけども。

このタイミングで(記事の最初のページに引用したインスタにあるような)ケーキが登場して、会場全体で「♪ハッピーバースデー」が歌われます。

プレゼント抽選会ということで巫女さんVTRでの書き初めが、客席から抽選された2名の参加者さんにプレゼントされます。追加で1人だけ、抽選で当った人からインスピレーションを得て、舞美ちゃんがその人をみて思いついた言葉をその場で毛筆で書き初めて、そのまんまプレゼントする企画もあって、都合3つの書が進呈されました。”神様と通信できてるから言葉は浮かんでくるんだけど漢字がわからない” という苦しい言い訳を連ねながら巫女さんスタッフにスマホで調べてもらって書き初めしてる矢島さんでした。2公演目で当選した方から得られたインスピレーションによる書は、「確定申告」ということに(なんでだ?)

続いて、節分の季節だけど山野ホールじゃ豆撒きは出来ないってことで、豆撒きの代わりに、繰り返し抽選された参加者さんの年齢を見た目だけで舞美ちゃんが当てるクイズに移行。年齢相当分の豆をプレゼントするって趣向ですけど、年齢を当てるのに、ちょうど良い具合に外す矢島さんですが、コーナー終わりでステージからの引き際に、啓太さんが「俺は何歳?」と聞いたところ、舞美ちゃんは「36歳?あ、38歳!」と応じながら、実際には啓太さんは37歳であって、なんとも、ちょうど外すのも芸の域に達しつつあったようです。

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そのまま舞美ちゃんはステージに残ってミニコンサートの後半戦へ突入です。

 明日テンキになあれ(こぶしファクトリー)
 ソラシド〜ねえねえ〜(Buono!)
 僕らの輝き
 My Days for You(真野恵里菜)

この後半戦が、楽曲のチョイスにあたって舞美ちゃんの内心を去来したものについて、いろんなものを想像させるようなものとなっていたことは、すでに述べたとおりです。

舞美ちゃんは、後半戦の楽曲チョイスについて詳しいことを語ってはくれませんでしたが、ダンスしながら最初っから最後まで1人で歌い切って、汗もかきつつ、しかし、ものすごく晴れやかな笑顔でニコニコしてる舞美ちゃんを見ていると、余計なことを詮索してるような気にもなって、そのまんまのステージを楽しめば良いのかなとも。

最後の水分補給で、水を飲んでは「ぎゅーーー!」って鳴いてたのはこのタイミング。

最後のご挨拶で、「28歳も良い年にするからね!」って、それまでに増して晴々とした笑顔を魅せてくれます。変に「皆さんも」的なことを言わず、あくまで自分について、「28歳も良い年にするからね!」って言うところから、なんだか、“舞美ちゃんのファンは、舞美ちゃんが幸せであることを一番に望んでいて、舞美ちゃんが幸せであることが自分の幸せだと感じている” ってことを、舞美ちゃん本人がよくわかった上でのことでもあるようで。

(新型肺炎対応でマスク装着義務の)お見送りのあとは会場出口で全員にプレゼントのお神籤シールを配ります…ってお知らせを忘れてステージから降りようとして、慌てて改めてお知らせしてる矢島さん、自ら自覚するところがあったようで、「28歳も、こんな私で、ごめんね!」って。

そんな矢島舞美さんだからこそ、みんな℃-ute が解散して何年たっても山野ホールを満員にするほど集まってくるんだよね、ってのは、言うまでもない蛇足ってことで。

配布されたおみくじシールは、イラストが可愛かったから、”きょう” が良かったなと思ってたんですけど(変換ミスじゃなくて、ほんとに “きょう” ってシール。「凶」にはしたくなかったという舞美ちゃんの発言もあり)幸いなのか、何なのか、ダイ吉でありましたよ。

(文=kogonil)

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