矢島舞美、セットリストで何かを語った バースデーイベント2020 Maimi’s Squall vol.3

セトリで語る(?)矢島舞美

会場の照明が暗転したと思ったら、いきなり『夏DOKI リップスティック』が流れてきます。1公演目にも入っていた人は余裕の対応だったんでしょうけど、何のアナウンスもなく、突然、皆さんライブ対応で立ち上がりだすもんだから、2公演目にようやく参加できた者は大慌てだったりして。

そして、いきなりの『夏DOKI リップスティック』パフォーマンスに登場してきた元℃-uteの偉大すぎるリーダー矢島舞美さんは、夏仕様とも言えそうなヒラヒラな(丈の長めな)ワンピースに、なんとデコ出しです。久しぶりにリアルで目にした舞美ちゃんの神々しさに、こちらも大慌てだったりして。

そんな具合に、ご挨拶やらアナウンスやらを一切省いて、いきなり『夏DOKI リップスティック』からスタートしたイベントは、コーナー企画やトークも最小限で、なんと矢島舞美さん1人で10曲を歌いきるミニコンサートです。

つい一昨日の中島早貴さんのイベントもそうでしたけど、かつてのグループで歌割りを配分してパフォーマンスしていた状態で一曲まるっとダンスするのとは異なって、1人で最初っから最後まで歌いながら一曲まるっとダンスするのは、とっても大変だとは、こりゃ改めて言うまでもありませんね。だからなのか、今般の舞美ちゃんのイベント、合間合間の水分補給が見所のひとつだったりして(後述)。

そんなミニコンサートレベルのセットリストを最初に。

Maimi’s Squall vol.3 セットリスト+α
01.夏DOKI リップスティック(℃-ute|矢島舞美)
02.行け!元気君(℃-ute|萩原舞)
03.都会のネオンが驚くくらいの美しさがほしい(℃-ute|岡井千聖)
04.通学ベクトル(℃-ute|鈴木愛理)
05.輝け!放課後(℃-ute|中島早貴)
— VTR 巫女さん姿で書き初めを
06.夢幻クライマックス(℃-ute)矢島舞美 ダンス部復活?
— プレゼント抽選会などなど
07.明日テンキになあれ(こぶしファクトリー)
08.ソラシド〜ねえねえ〜(Buono!)
09.僕らの輝き(℃-ute)
10.My Days for You(真野恵里菜)

オープニングの『夏DOKI リップスティック』から、℃-ute メンバーにとっての定番であるソロ曲を順番に歌ってくれたところから、すでに、舞美ちゃんらしい思い入れのあるセットリストなのかな?という予感がしていたりします。

この日、イベント会場である山野ホールに集まったファンは、基本的には℃-ute のファンであるわけですから、あれこれ詳しくは述べませんが、昨今の個々のメンバーの動勢について、みんな知ってるわけですけど、そうしたことも全部含み込んで、当たり前のように5人分のソロ曲を順番に並べた舞美ちゃんの気持ちを、会場の全員が何となく想像しちゃったりなんかしていたところで…

…イベントの後半戦になって、舞美ちゃんは『明日テンキになあれ』を歌ってくれます。
そう、こぶしファクトリーの曲です。従来、こぶしファクトリーや つばきファクトリーが、(研修生時代から)その背中を見続けてきた偉大な先行ランナーである先輩たちの楽曲をカバーする場面には、めっちゃ遭遇して(さまざまな体液を漏らして)きた報告者ですけれども、逆に舞美ちゃんが こぶしファクトリーの歌を歌ってくれるのは、かなりレアだったのかな、と。

そう思って見れば、今般のセットリストには、℃-ute のナンバー以外からは真野ちゃんや Buono! といった、いわば、ほぼほぼ “同世代” の楽曲からのチョイスとなっている中で(真野ちゃんはちょっと違うけど、そういう突っ込みはスルーで)、この、こぶしファクトリーの『明日テンキになあれ』は、やや異色ではあります。やはり、この3月の東京ドームシティホールでの解散が告知されていることから、結成時のメンバーへのサプライズに立ち会った舞美ちゃんだから、2017年時点の こぶしファクトリーの激震に、しっかり個人ブログで言及した舞美ちゃんだから、だからこそ、この選曲には意味があるのでしょうね。

まあ、もちろん舞美ちゃんのことだから、こちらが思うような意味はなくて、単に前向きで元気な素晴らしい楽曲だから、自分のイベントで歌いたいと思った…ってだけである可能性は否定できませんが。

というわけで「そう思って見れば」を続ければ、真野ちゃんや Buono! の楽曲がチョイスされていること(とりわけ、Buono! にあっては、ラスト横アリ直前の最新リリース曲であること)にも、それなりの意味があるのかもしれません。さらには、ライブ後半戦でチョイスされた『僕らの輝き』において、メインで主旋律を唄っていたメンバー(岡井千聖)のことを思えば、なんか、それでなくとも体育会系の矢島舞美さんのことですから、イベントを介して、客席を越えて、「ほらっ!わたしが歌ってるの、ちゃんと届いてっか!?」とでも言うような、舞美ちゃんなりのエールが込められていたのかも知れませんね。

繰り返し、舞美ちゃんのことだから、ただ歌いたかっただけである可能性は否定できませんが。

見物だった水分補給

そんな楽曲を披露してくれる舞美ちゃんは、繰り返し、最初っから最後まで、1人で全部を歌い切ってくれるわけですから、合間にしっかり水分補給するんですけども。

1発目、『夏DOKI リップスティック』を終えての、最初の水分補給は、まだ楽曲の楽しげなノリが残っているまんま水分補給したもんだから、ペットボトルのストローを口に加えたまんま、ノリノリで首を横に振ってたりします。それで、よく水が飲めるな、と。

後半戦に向うにつれ、水分補給する毎に、「うぃ~~~」だとか呻いています。あの、美しいにも程がある神々しいばかりのルックスで。挙句に、ラスト近いタイミングでの水分補給では、飲み終わって「ぎゅーーー!」とか言ってます。

想像するに、ファンとしてではなく、もしもごく普通に友人として、舞美ちゃんとお酒を飲みに行ったりしたら、めちゃくちゃ可愛く面白いのではないかと(アップデートされていない報告者の脳内知識によれば、舞美ちゃん、あんまりお酒は飲めないみたいですけどね)。

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というわけで、いろいろと見所満載だった元℃-ute 矢島舞美さんのバースデーイベント、その詳細は次ページ以降にて。

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