つばきファクトリー、聖地中野で見せた “麗しい嫋やかさ” から “健やかな疾走感” への変化!

はじめに
麗しい透明感は、いつしか健やかで力強い疾走感へ

秋山眞緒さんなんですけども、私の聴き間違いだったら申し訳ないんですが、「中野サンプラザ」を「お腹のサンプラザ」と言い間違えたか、あるいは、あたかも言い間違えたと言うことにして、その若干滑舌悪めだった発言を見咎めたかのように周囲のメンバーが(あえて)突っ込んで「お腹のサンプラザ」という発言に焦点が当たります。(当人が言い間違えたのなら、その自分の発言を)恥ずかしそうに流すようゼスチャーで主張するか、あるいは(周囲が悪ノリして突っ込んでいたのなら、その他メンバーによるツッコミを)嬉しそうに受け止めてイジられている秋山眞緒さん、なんだか熟練の末っ子仕草ですよね(末っ子ではないですけれども)。

それはライブ終盤、この日のステージが最後の中野サンプラザとなることから、メンバーがそれぞれに中野サンプラザの思い出を語っていた場面のこと。

初お披露目の楽曲である『17才』をパフォーマンスしたことから、6人で初お披露目となった2015年の研修生実力診断テストについて触れられた後、実は “6人の つばきファクトリー” だけでなく、私たちも同じ日に初お披露目だったのだと秋山さんが語ります。その秋山さんの語りを受けて、その実力診断テストでは、自分が披露すべき楽曲の歌詞がわからなくなってしまって、一緒に出番を待っていた一岡伶奈先輩(現BEYOOOOONDS)に「ど、どうしよう」と相談したんだけど、”実力診断テスト” だから、研修生一人一人披露すべき楽曲が違うわけで、相談された一岡さんとしても、どうすることもできない道理なわけですけれども、「それでも一緒に “どうしよう” と悩んでくれた」といった微笑ましくも研修生たちの人柄が偲ばれるエピソードを小野瑞歩さんが開陳してくれます。そこで、研修生だったから『おへその国からこんにちは』をパフォーマンスして、リハーサルからたくさん実演しすぎたのか、脇腹を手刀でチョップするようなフリをやりすぎて、脇腹が痛かった… … そう面白おかしく思い出を続けて語ってくれる流れの中で、秋山さん、「中野サンプラザ」を「お腹のサンプラザ」と。

いえ、冒頭の段落でも述べた通り(わかりにくい記述で申し訳ない)これは、明確に秋山眞緒さんがうっかり言い間違えたのだとは断言できないところがあって。秋山さんの発言も、若干、滑舌悪めではあったんですけど、どうも、敢えて周囲のメンバーが意図的にそのように聴き間違えて、秋山さんイジリを楽しんでいたような… そんなところも見受けられたりします。

自分が言い間違えたことに突っ込まれているのであれ、自分は何も悪くないのに周囲からイジられているのであれ、いずれにせよ、周囲からの茶々で、自分の発言が妨げられちゃって、「もう、いい加減にしいや!」とばかりに、小さい子供のように足をジタバタさせて、そのイジリに抗う秋山さん… という流れなんですけれども、上に “熟練の末っ子仕草” としたように、その抗いの中にも目の奥から嬉しそうな光が滲み出ております。

そして、その “仕草” は、秋山さんに限らず、秋山さんを面白くイジっている谷本安美ちゃんも、小野田紗栞さんも、意地悪く見せる笑顔の奥に嬉しそうな表情が滲んでいますし、その全体を「あはは」と落ち着いて見ているリーダー山岸理子さんも、いつのまにか、すっかり熟練のリーダー見守り仕草です。

冠番組である『行くぜ!つばきファクトリー』で、グループに参加した時期ごとに分かれて(初期メン{Rakky♡}|さにこ|リトキャメ)それぞれの思い出を問う企画では、インディーズ時代の辛い思い出ばかりをふり返りがちであった初期メンバーたち。実際、ずっと追っていたファンとしても、つばきファクトリーは、現在のようにハロプロの欠くべからざる一翼として大きく活躍しているのが嘘のように、ある時期までは、なかなか活躍の機会を与えられず、せっかくのポテンシャルを活かせない日々が長かったようにも思います。それでも、そんな日々にくじけず、明るく頑張ろうとするメンバーたちの様子は、その愛らしいにも程がある、幼く未熟な様子とも相まって、ファンには “麗しい初々しさ” と感じられ、そのように受け止められてきました。いつしかメンバーたちの側も、自分たちのカラーは “初々しさ” であると、そう自覚的にアピールするようにもなっていたものです。

… それが、どうでしょう。
もう、ステージの上の軽いメンバー同士のやり取りですら、上に述べてきたように熟練の技です。

“技” ってことなら、最後のご挨拶で、岸本ゆめのさん、自分の一発ギャグのことを「技」と言います。ギャグを技と言い換えたことに(発声やコールも解禁ですから)客席がザワついていると、そのザワつきを受け止めて、ファンが何に違和感を表明しているのか的確に理解した上で、繰り返し “技” である旨、強調する岸本さんだったわけですが、このように、単純な客席とのコール&レスポンスに留まらぬ、熟練の技を見せてくれる つばきファクトリーです。

そして、そんなライブステージで魅せてくれる楽曲の数々も、かつての麗しく乙女の嫋やかな情景を歌う楽曲よりも、いつしか、激しい疾走感で、向かい風の風圧を楽しむかのような、健やかで、しかし足腰の強い楽曲が多くなっていたりします。

2015年、あの結成当初、嬉しさを表明するにあたっても、ふにゃふにゃと、後ろに引っ込みがちであった、あの6人が… こんなに迫力の疾走感で客席を煽る11人となって、聖地中野の最後のステージをお送りします。… もう、それだけで感無量なんですけどもね。

*****

いや『初恋』とかいったツアータイトルから、昨今の『灼熱』だとか『シュンカン』といったタイトルへの流れを見ても、どうもスタッフさんたちにも上述の経緯(”麗しい嫋(たお)やかさ” から “健やかな疾走感” へという変化)は共有されているのかとも。

つばきファクトリー さよなら中野サンプラザ音楽祭

そんなわけで、ハロプロの聖地中野サンプラザで、2023年6月10日の土曜日、18時30分からの開演となる つばきファクトリーのライブが開催されました。

根強い反対の声もありながら、残念ながら近日での閉鎖が決定した中野サンプラザでは、2023年の5月から、ゆかりのあるアーティストを招いての連日のライブが『さよなら中野サンプラザ音楽祭』として開催され、その最後の日々を盛り上げておりました。もちろんのこと、中野サンプラザを聖地とまで呼ぶハロー!プロジェクトも、各グループが続々とその音楽祭に参加し、思い出の詰まったステージの最後の日々に華を添えていたところ。

そんな中、上述の日程で、つばきファクトリーも、その中野の音楽祭に登壇したというわけです。

上に “健やかな疾走感” が強い印象を残したと述べた、そのライブのセトリを下記に掲示して、そのレポの詳細はページを切り替えて。

2023年6月10日(土) さよなら中野サンプラザ 音楽祭
つばきファクトリー 開場17:30/開演18:30
01・『七分咲きのつづき』【新曲】
02・『スキップ・スキップ・スキップ
↑「♪愛してる」←河西/左右のシンメでバレエだんす八木真琳
03・『うるわしのカメリア
ご挨拶のMC 瑠乃ちゃんからライブ中の注意と、意気込みは小野田さんと真琳ちゃん
04・『ふわり、恋時計
05・『春恋歌』 瑠乃ちゃんと理子ちゃんがセンターで向き合って…
06・『ナハモヨウ』 会場「はい、せーーの!」が復活
07・『純情cm(センチメートル)
08・『三回目のデート神話』 きそ、真琳、シンメ
MC リトキャメ 加入してから成長したこと
→ 入れ替わりでお姉さんたちトークでつないで → 全員登場
↓↓↓行ったり来たりのメドレー↓↓↓
09・『恋のUFOキャッチャー
10・『アイドル天職音頭
↓↓↓出たり入ったりのメドレー↓↓↓
11・『断捨ISM
12・『だからなんなんだ!』 → 『断捨ISM』|岸本・秋山・小野田・河西・真琳
↑↑↑メドレーでした?↑↑↑
13・『約束・連絡・記念日』|山岸・希空・谷本・小野・八木・豫風
14・『独り占め
MC これから後半戦
15・『マサユメ』 小野田さん、すげえ! きそあみ、隅っこでイチャイチャ?
16・『間違いじゃない 泣いたりしない
17・『涙のヒロイン降板劇
18・『アドレナリン・ダメ
19・『愛は今、愛を求めてる
MC 一人一人、今日の感想を♪
谷本安美サブリーダー発表
20・『ふりさけみれば・・・
↓↓↓↓↓アンコール↓↓↓↓↓
21・『17才
はじめてのお披露目だったから…
22・『初恋サンライズ
大好きなサンプラザに思いを込めて♪
23・『My Darling ~Do you love me?~

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