須藤茉麻&熊井友理奈、4年ぶり『くまぁずディナーショー』 新規も古参も育み続ける “夢の苗”

7月26日 昼公演〔承前〕

会場の照明が落とされ、バンドメンバーが所定の位置について、そして、軽やかに須藤茉麻さんと熊井友理奈さんが登場して、最初に歌ってくれるのは『BERRY FIELDS』 。

この日のディナーショーは、企画されていた “私たちをもっと深く知って欲しい” という裏テーマの一環として、24年前のオーディションを受ける、その以前からの、幼い頃からの自分たちをお知らせするという趣旨の企画があったとのことです。グッズのフォトブックが くまぁずの歴史を表すような写真で埋め尽くされていたように、開演前から La Donna 内のスクリーンに、茉麻と熊井ちゃんの、産まれた頃の自分を描いたイラストが表示されていたように。

だからオープニングの一発目に『BERRY FIELDS』って、「♪夢の苗」は、こんなに大きく育ったよって、なんか感慨深いですよね。… って思ったら、いきなり2曲目で『思い立ったら 吉でっせ!』ですよ、奥さん。上のような裏テーマを企画しながら、その企画にそってセトリを相談しながら、この楽曲をセレクトする茉麻と熊井ちゃんです。さすが。

2曲目を終えて、ステージはMCへ。
ここでのMCは、ご挨拶 → バンドメンバー紹介とカクテルで乾杯 → 裏テーマの説明 といった流れで。

  • ご挨拶
    • 「お足元の悪い中…」といった、悪天候のなか集まってくれたファンの皆さんへの感謝を伝えるにあたっての熊井友理奈さんの言葉のチョイスをご報告です
      雷ゴロゴロ雨ザーザー
  • バンドメンバー紹介とカクテルで乾杯
    • カクテルでの乾杯は定番の「えんじょ~~い♪」ですけども、カクテル名が不確かで熊井ちゃんが戸惑っていたことは上述の通り
    • バンドメンバー紹介と称して、歴戦のバンドのメンバーさんたちを熊井ちゃんがイジっていきます
      ギターのLeeさん、楽譜の上に私物のフリスクかなんかを持ち込んでいたらしく、それが零れ落ちていることを拾って熊井ちゃん「フリスク出てる!」と
      指摘すべきかどうか迷ったことを付言しながらケラケラ笑ってる熊井ちゃんです
    • ピアノの小幡さん、タブレットを使って楽譜を表示させているんだけど、先日、野外のフェスでピアノを弾いたところ、暑さでタブレットが壊れて、記憶で演奏するはめになったというエピソードを
      それを受けて熊井ちゃん「ここは快適なんで」と
  • 裏テーマ「私たちの生い立ちから語る」
    • 茉麻、小さい頃は手のかからない子だったと言います
    • 熊井ちゃん、寝るのが好きじゃなかったけど車の中なら寝たらしいとのお知らせを
    • 小さい頃は性格悪かったと、熊井ちゃん
      目立ちたがり屋で、幼稚園での出し物で、劇のお姫様に外れたら、即座にダンスチームに鞍替えして、何が何でも自分が主役になりたかったことを力説
    • 妹想いの茉麻は、自分が芸能の世界に進んだことで、学校で妹をイジってくる級友がいたら、乗り込んで制裁していたとのこと
    • 茉麻同様、弟のことで男子どころか、担任の先生とも戦う熊井ちゃん

そんな具合に、いろいろ語られる “みなさんが知ってる頃よりも以前の私たち” といったトークを受けて、子供だった頃に好きだったアニソンのメドレーが差し挟まれるという趣向。

【アニソン メドレー】
03・セーラームーン/『ムーンライト伝説
04・おジャ魔女どれみ/『おジャ魔女カーニバル!!
05・『だんご3兄弟
06・デジモンアドベンチャー/『Butter-Fly

アニソンについても、いろいろ語られながら、そんな頃の思い出などもお知らせしてくれる2人です。

熊井ちゃんの「テレビつけたらやってた」という、La Donna 全体が “そりゃそうだわ” となる熊井ちゃんらしい感想も特筆したいんですが、流れ的に、”皆さんが知っている前の私たち” から、緩やかに、”皆さんの前に姿を現した頃の私たち” へとお話は流れていきます。

妹のついででオーディションを受けたから、あんまり乗り気ではなかったという茉麻のエピソードは夜公演で語られたので後述するとして、モーニング娘。3期メンバー後藤真希さんに会いたくてオーディションを受けたという熊井ちゃんは、生写真などのグッズも「後藤さんとその他全員」という区別をしていたとのこと。

この “後藤さんとその他全員” という言い方が、うっかりすると悪く響くから、みんなSNSには書かないで!って慌てる熊井ちゃんですが、ここはSNSではないので、しっかりご報告です。

*****

企画されていた “私たちをもっと深く知って欲しい” という裏テーマに沿って、自分たちの来歴を語る流れが24年前のオーディションの頃に差し掛かったところで、自分たちがオーディションで歌った曲から、初めてキッズとして参加した楽曲へ。

【オーディションで歌ったの♪】
07・熊井:タンポポ/『恋をしちゃいました!
08・茉麻:三人祭/『チュッ!夏パ〜ティ
09・『がんばっちゃえ!

タンポポの『恋をしちゃいました!』や、三人祭の『チュッ!夏パ〜ティ』を、こうして、それぞれソロで歌って、それぞれの楽曲のコケティッシュなところやコミカルなところといった、特徴的なところを、しっかり表現できているのは、さすが20年以上ステージに立ってきただけはあります。須藤茉麻さんは、改めて “歌が苦手” であると繰り返し、”苦手な歌と向き合わなきゃ” とお話してくれますけど、どうして、どうして、ソロで歌って楽曲のらしさを余裕で表現し切っております。

なお、『がんばっちゃえ!』については、生バンドのイントロからもう、いろいろ心にも涙腺にも厳しかったことを伝えるだけで精一杯であること、ご了承ください。

続くMCで、しっかり台本を抱えながら「ん?私だった??」と進行に戸惑う熊井ちゃんが、あまりにも熊井ちゃんであったことをご報告。

上の『がんばっちゃえ!』撮影の当時、「~~だね!」というパートの振り付けで足をひねってしまって激痛に耐えていたという須藤さん、「辛くても何事もなかったかのように仕事を続ける先輩の背中を観て来たから「だね」如きで弱音を吐いちゃ駄目」と思って我慢していたんだとか。

その後、Berryz工房としてデビューすることになりますが、小学生だったから “Berryz” も “工房” も読めなかったと、今では三十路を超えたお二人はステージの上で笑っております

繰り返し裏テーマが設定された今般のディナーショー、その企画に殉じて「平成時代に流行ったものリスト」なるものが準備されていたんですけど、せっかくのリストがあんまり言及されなくて、好き勝手にお喋りを続けていたことをこそ特筆させてもらって。

ライブは、続けて『Shy boy』から『Be 元気』へと展開します。『Be 元気』なんて、あの衣装と、7人そろってこそ、それらしく披露される楽曲であろうかとばかり思っていたところ、茉麻と熊井ちゃんの2人だけで、盛り上がること!

本編ラストは『Loving you Too much』。
これまた長年のファンにとって、非常に想い入れが強い楽曲でありながら、「♪浮気なんかは許さない」という歌割のところで、何故か La Donna の客席に睨みを利かせる須藤さんでした。そして、客席のファンに圧をかけてる茉麻を、そのお隣から嬉しそうに喜んで笑ってる熊井ちゃんってわけで… 若い新規のファンについて記事冒頭で触れましたけど、やっぱり長年の呼吸は、古参にとってこそ、沁みますよね。

アンコールを経て、くまぁず 定番とも言うべき『グランドでも廊下でも目立つ君』から、ラストは『真っ白いあの雲』を歌ってくれて、昼公演は終了です。

最期のご挨拶で、熊井ちゃんは「30年ちょっとだけど素敵な人生」だと述べてくれ、茉麻は「リハでは正直、楽しく終えたことはありませんでした」と述べた後、「でも、ステージでファンの皆さんの前だと楽しいんです」と。茉麻と熊井ちゃんが語ってくれたことに加えて、報告者のコメントなんて不要ですよね。

といったところで、夜公演については、ページを切り替えて。

エンタメアライブでは、皆様からの投稿を募集しています。
詳しくはこちらを御覧ください『寄稿について

コメント

名前*必須