中島早貴、2月5日で25歳の、2525(ニコニコ)テンション高めで距離も近めなバースデーイベント2019

謎の場面多発から、微妙にスベった演出の愛らしさまで

開場予定時間になって山野ホールに入場してみると、あちこちで不可解な場面が展開されています。

なんだか、あからさまにわざとネクタイを曲げたスタッフが “突っ込み待ち” としか言えないような形でファンを迎えていたり。もう開場してファンの入場が始まっているのに、そんなに重いようにも思えない荷物を、いかにも辛そうに、入場の流れのど真ん中でわざとらしく運ぶスタッフがいたり。さらには、上々軍団の鈴木啓太さんが、三々五々入場してきて座席の埋まり具合もまばらな山野ホール内を、あからさまにボタンを掛け違えた上着で、地味にさまよっていたりします。

2回目のみ参加となった投稿者は、こうした光景を訝しみながら、いったい何だろうと思って眺めていたところ、その謎のスタッフさんや啓太さんに、ナチュラルに話しかけるファンが多発します。「ネクタイまがってますよ」と。「重たそうですね、大丈夫ですか」と。「ボタンかけちがえてますよ」と。

で、「重たそうですね、大丈夫ですか」と声をかけられたスタッフさん、その場で「ありがとうございます!」と返事して、(それまで屈めていた腰を)すくっと伸ばして(重そうに持っていた荷物を)小脇に抱えて、スタスタと(荷物を運んでいたルートを逆走して)奥に引っ込んでは、しばらくして、また(同じ荷物を)重そうに抱えて腰を屈めて、えっちらおっちら、ファンで混雑するロビーに出てくるのです。「ネクタイまがってますよ」と声をかけられたスタッフさんも、その場で「ありがとうございます!」と返事して、でもネクタイは直さないという展開。

さらには、山野ホールのロビーには “中島学園合格発表” なる数字が張り出されていて、これはいったい何だろう?1回目の公演でネタだったのか?などと、頭上にクエスチョンマークを浮かべながら眺めていると、自分の番号が貼り出されているかどうかわからないと困惑している “スタッフさん” が登場します。

そして、上述した謎の光景と同じように、実に気さくにナチュラルに、貼り出された数字を確認してあげる参加者が多数という展開。
(ちなみに「910」が多数確認できるのも、”あえて” だった模様)

…実は、これはすべて仕込まれたもので、なんでも2月5日に25歳ってことで、今般のイベントのテーマを2525(ニコニコ)と定め、そのニコニコ笑顔で会場を満たすために仕掛けられたネタであったという次第。

ミスしたり困ったりしているスタッフさんに暖かい言葉をかけてあげて、スタッフさんもファンのみなさんもニコニコするって、そんな場面をあちこちに仕掛けるのが開演前の演出であったとのことです。スタッフさんの困っていることを解決してあげた方には、中島さんお手製のステッカーがプレゼントされたんだとか。

ただ、これが1回目の公演で告知されたものであったのか、事前にSNSでお知らせされたものであったのか、まるでわからず、平日につき定時まで業務に忙殺され、ようやく2回目の公演にのみ間に合った参加者さん(含むわたくし)にとっては、何が何だかわからなかったという次第。

いえね、だから “演出として脇が甘い” とか “自分の都合ばかりで参加してくれるファンのことをちゃんと考えてない” とか、そういうことが言いたいのでは、まったくなくて。

この演出が上手に周知されなかったことは2回目公演の檀上で、”やっちまった” とでも言わんばかりに、当の中島早貴さんとMCの鈴木啓太さんが話題にしていまして。「まずかったね♪」、「次はもっと上手にやろうね♪」と、プチ反省会をしている始末。そして言うまでもなく、実際に2回目の公演だけに参加して、何が何だか、まるでわけがわからなかった投稿者も、そんな具合にいろいろ考えて、しかし、いろいろスベっては、そうした顛末を「やっちゃった♪」とばかりにテヘペロしてる なっきぃ の様子を見ていて、”も~~、ほんまに可愛いな” と心から癒されたと、そのことのみを言いたいのでした。

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