歌い継ぐほどに胸に迫る Berryz工房
とまあ、そんな具合に、面白おかしい場面ばかりを切り取ってご紹介してきたわけですが、今回のディナーショーにあっては、セットリストがとても良かった。
というわけで、ページも切り替わっていることだし、セトリを再掲ってことで。
セットリスト |
---|
01.コイセヨ! 02.単純すぎなの私… 03.図書室待機 04.ハピネス~幸福歓迎!~ 05.ガキ大将 06.恋愛模様 07.バカにしないで 08.なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW? 09.シャイニングパワー 10.すっちゃかめっちゃか~ 11.ダーリン I LOVE YOU 12.安心感 13.そのすべての愛に |
活動停止直後は、やっぱりさみしい気持ちになるから、しばらくBerryz工房の歌は聴きたくなかった、とか。当たり前のようにそこにあったことや、毎日逢ってたメンバーといったことが、なくなるのは不安でしかなかった、とか。活動停止してから4年、今でもこうしてみなさんにお逢いできるだなんて思ってもみなかった、とか。……とか、とか、とか。
終始、楽しく面白く “くまくま” しているようでありながら、公演終わりのアンコールのご挨拶では、こんな具合に、きちんとしたことを伝えてくれる熊井ちゃんです。
けれども、そうしたことも、いわば熊井ちゃんのカジュアルディナーショーの定番でもあります。季節の風物詩ともなった熊井ちゃんのディナーショーでもあれば、こうしたご挨拶もまた、言ってみれば “いつものこと” でもあります。もちろん、過去には、Berryz工房のメンバーがゲストにやってきたり、もしかしてプライベートで何かあったのか、やたら熊井ちゃんがエモーショナルだったり、ご挨拶に込められる気持ちが特別に真剣だったりと、その時々で、いろいろと揺さぶられるようなことがあったのは事実です…けれども。
けれど、2019年初っ端の、このディナーショーでは、特にそういうエモーショナルなこともなかったのに。なのに、多くの参加者が、最後のお見送りの握手待機で並んでいる時に、「いやあ、年を取ると涙腺がゆるくなって困りますよね」的な会話に興じていたりして。
思うに、最後の『そのすべての愛に』がいけなかったのか、あるいは『そのすべての愛に』を、あの熊井ちゃんの声と、熊井ちゃんの佇まいで、静かに奏でられたのがいけなかったのか、あるいは『そのすべての愛に』に至るまでの『ダーリン I LOVE YOU』までの盛り上がり方と『安心感』からの落差がいけなかったのか。
いったい何がいけなかったのか、結局はわからないんですが、今般のカジュアルディナーショー、その後半部分の流れに、この日、原宿のミュージックレストラン La Donna に集った多くのファンが、それぞれに琴線に触れられて、ある者は涙腺の弱さを愚痴り、ある者は明日からの日常に向かう力を貰ってきたというわけ。
原宿のミュージックレストラン La Donna では、本来はペンライトの使用は禁止されていたディナーショーでしたけど、熊井ちゃんのショーの場合、熊井ちゃん本人の意向もあって、グリーンのペンライトを掲げることは黙認されています。だから投稿者も、グリーンに光らせたベリーズハンマーを掲げながら、そっと熊井友理奈さんに手を合わせて拝んできました。
8月にもディナーショーを開催すると予告してくれた熊井ちゃん、最後はポラ撮影と握手会でお見送りしてくれました。”熊井ちゃん史上、最高に怖い顔で” とリクエストしたら、困った挙句、こんな具合の表情をしてくれて。
今でも、こうしてファンクラブのイベントを開催してくれる熊井ちゃんに逢いに、もちろん8月のショーにも申し込むつもりです。

Sorry, the comment form is closed at this time.