つばきファクトリー 小野瑞歩、ハロショ千夜一夜が告げた “癒やしの笑顔” に潜むもう一人の小野瑞歩

癒やしの笑顔の奥に潜む本気の小野瑞歩に期待中

イベント終わりにハロショのコレクションバレンタインチョコを引いて、なんとか推しであるモーニング娘。’19 佐藤優樹さんの写真をゲットしようとする瑞歩さんですが、1ステージ終わりでは船木結さん、2ステージめ終わりでは和田彩花さんという結果に終わりました。イベントの合間にも楽屋でコレクションバレンタインチョコを引き続けていて、シルエットから「これ私だ!」と思ったら、同じ つばきの小野田紗栞さんだったといった、ささやかながら愛らしいエピソードも披露してくれて、全体的にニコニコと茫漠としたイベントが終了したわけですけど。

参加者さんたちの質問にいろいろコメントがあることに対して「どうして私が知らない私のエピソードをファンの人が知ってるんだろう?」と首をかしげては、それは以前にどこかでインタビューなりで小野さん自身が答えていることを、ファンはしっかり覚えていて、こういうタイミングでアピールしてくるんだよと西口社長に教えられて、小野瑞歩さん曰く「自分の発言に責任を持たねば」と。イベント後半の年表も含めて「私のことを皆さんに知ってもらえた以上に、私自身、私のことを知れた」とも言います。

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と、ここで終われば、”茫洋とした癒やしの笑顔” がキーワードになって、それなりにまとまるかとも思うんですけど、どうも小野瑞歩さん、その笑顔の奥に何やら隠し球を持っているようで。

全般的に自分の発言もよくわかっていない茫洋とした雰囲気のままニコニコしているかと思えば、小野瑞歩さん、その茫洋としたところに、昭和ネタ的な、おっさんネタ的な突っ込みを入れる西口社長に対してだけは、時に “反射的に・厳しく“、その突っ込みを撥ね除ける場面がありまして。全体的に、ほわほわニコニコしてるんだけど、西口社長に対してだけ、なんだか厳しいって感じで。

千夜一夜から離れるようですが、つばきファクトリーの初ワンマンライブの映像商品の特典映像なんかを見てると、”追加メンバーで入ったから、こういう記念日に私は泣いて良いのかどうか、わからないと言いながら泣いている小野瑞歩さんの様子なんかも確かめられたりします。

初ワンマンの特典映像だけじゃなく、記念日のファンクラブイベントのご挨拶でも、しっかりファンの前で、”追加メンバーだから、記念日にはどういう気持ちで居れば良いのかわからない” と述べたこともありました。

そんな小野さんの様子から、自分の置かれた状況を思った以上に客観的に捉えていること、その上で出てくる上記のような控えめで一歩後ろに下がるような迷い方をするところから小野瑞歩さんという人の愛すべきところが見えてくるように投稿者は思っていたのです。そんなところで目の当たりにした千夜一夜というわけで、上に「はっきり事柄に白黒つけるのを避けるために “覚えていない風を装っている” ような感じ」もあるとも述べました。ニコニコと状況に流されているようでありながら、西口社長の突っ込みには厳しく反応するとも述べました。

茫洋と微笑んでいるだけであるかのような小野瑞歩さんの、その笑顔の奥には、どうやら、まだまだ計り知れぬ小野瑞歩さんが隠れているようです。

そんなわけで、今後の つばきファクトリーと小野さんの動向から、ますます目が離せなくなった千夜一夜であったかな、といったところです。

余談ながら、これは全然別のイベントでのことなんですけど、イベント終わりにファン仲間と談義していて “平成の子たちは、コミュニケーションの様式や踏まえている前提そのものが、昭和の俺たちと異なっている可能性がある” という結論に至ったこともありまして。
なんだか、総じて、これからがとっても楽しみですね!

(文=kogonil)

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