℃-ute 中島早貴 健気で真面目な愛らしさ ~℃-ute 個別握手会での様子から~

はじめに

2015年の12月に ℃-ute の個別握手会を初体験してから、℃-ute の握手会に堰が切れたように通い始めており、握手会に行く前のシャワーは必須で、握手前の手のひらには保湿剤を欠かさぬ投稿者です。それでも生来のキモさはいっこも緩和できないのが辛いところですね、こんばんは。

さすがに何度も個別握手会に通っていると、無難に匿名のファンとして握手会をやりすごすための当たり障りのない無個性なフレーズもネタが尽きてきて、最近ではメンバーに、とっぴょうしもないことを話しかけてしまうことも皆無とは言えない日々ですが、投稿者の不躾な問いかけに対して、リーダー矢島舞美ちゃんは、いつもニッコニコ笑いながら、しっかり応じてくれます。こんな感じで。

舞美ちゃん「うんっ!わかったよっ!

これが、投稿者のどういう問いかけに対しての応答なのかは大事じゃないし、握手会の対応について、そんな逐一のレポをしてもどうかなとも思うので、そこは割愛ってことで。

なんなんでしょうね。
投稿者は舞美ちゃんよりずっと年上のおっさんで、舞美ちゃんが自分の娘だとしても全然おかしくないような年齢なのに、舞美ちゃんに「わかったよっ!」と応じられて、母親に微笑みかけられた小さな子供のように、ものすごく安心したことを覚えています。
私たちがファンだから、ハロプロのあれこれを踏まえているから、だから舞美ちゃんが女神に見えるんじゃなくて、そうじゃなくて、矢島舞美さんは本当に女神なのかもしれません。

ええ、投稿者は、ずっと中島早貴さんのレーンに並んでいます

℃-ute 個別握手会 in 浅草橋ヒューリックホール

ハロプロが世界に誇る至宝 ℃-ute は、2016年6月4日(土)と5日(日)の二日にわたって、浅草橋ヒューリックホールにて、個別チェキ会と個別握手会を開催しておりました。こちらに、冒頭でも述べたように、昨年末から ℃-ute の個別に通い始めてしまっているものですから、やはり順調に参加してきましたので、少し、その様子などをお知らせしたいなと思いまして。

レポにそぐわぬ握手会 理由その1:一期一会だから

先だって、Berryz工房の個別握手会では毎度、待機レーンへ向けてコミカルな寸劇を披露してくれたことに触れ、それがメンバーの自主的なサービスであったことを投稿しましたけれど、それだって、個別握手会のおおよその雰囲気として、ようやく投稿できたようなものであって、握手会について、とりわけ個別握手会についてレポするのって、いろいろ難しいですよね。
というのも、参加者ひとりひとりによって、相対するメンバーによって、何をお話しして、それにどう応じてくれたか、全部違うわけですからね。
「こういうことを言ったら、こう返してくれた」とレポしたからといって、「ほほう、そうなのか」とばかりに、レポに登場した同じメンバーに対して同じように話しかけても、同じように返答が返ってくるわけじゃないですしね。

個別握手会は、基本は午前中からいくつかの「部」にわかれて開催され、一日で「6部」とか「8部」とかをこなしつつ、個々の「部」では、それこそ何百人と握手するわけですから、個々の参加者に対応するには、とんでもない反射神経を要求され、仮に同じ参加者が同じ内容を語りかけても、タイミングや、その日の体調や気分によって、全然違った応答にもなるのは道理であって、これを要するに、体験したことを、他のファンや、おもしろがって読んでくれるだろう人にとっても有益な「情報」として一般化できないという次第。「傾向と対策」どころか、一般的な注意点すら、なかなか定式化できず、したがってレポには非常にそぐわないのが個別握手会です(投稿者の能力の問題はスルー推奨)。

レポにそぐわぬ握手会 理由その2:参加者ごとに様々だから

それに個々の参加者にとっても、その人なりの「握手会の好み」みたいなものがあるみたいで、呼び込み早々にお目当てのメンバーのレーンに並んで、メンバーが疲れちゃったりする前に、きれいにお化粧直しをしてきた状態での対面を好む参加者もいれば、なるべく後半で握手して、なるべくメンバーの印象に残ろうとする参加者もいるようです。
人によっては、握手券の複数枚まとめ出しOKになってからレーンに並ぶ参加者もいて、投稿者の知人でも「しっかりメンバーとある程度のお話しをしたいから」ということで、まとめ出し専門の人もいれば、とてものことに握手の時間では話せることなどなく、なるべく、まとめ出しを回避しようとする人もいます。

どんだけ慣れていても、やっぱり推しはテンパるってことで、いきなり自分の推しのところへ握手しに行っても、ちゃんと話もできないから、先に別のメンバーのところで気持ちを慣らしてから推しと握手しようとする人もいます。で、ここら辺が面白いところなんですけど、上記のように「まとめ出し」をしない場合、各「部」で普通に使える握手券は、投稿者の感覚で6~7枚くらいが時間的に限界。この限られた回数を、どのように使って最大限の満足を得るかに、参加者それぞれの個性が出ます。
先に推しではないメンバーに2~3枚使って気持ちを慣らしたところで、残りをおもむろに推しに時間を使うかどうか。ここが、なかなか微妙です。
後になればなるほどメンバーも疲れてきますし、開始早々は元気いっぱいでお化粧もバッチリだったりもしますから、一概にそうした方が良いとも言い切れないところ。それに、昨今では、各「部」において、呼び込み開始の早々から各待機レーンに長蛇の列ができる場合ばかりでもなくて、開始早々の段階では、(上述の「なるべく後が良い参加者心理」も影響してか)待機レーンはほとんどスカスカで、最初の数名だけで「列が途切れる」なんて事態もあったりする始末。なっきぃ レーンに並んでいると早々にお隣さんが途絶えちゃって、ブースの中から「あれ?お終い?」なんて声が聞えてくる、なんて例も。予定された時間の半分くらいが過ぎてから、ようやく参加者が殺到してきてレーンが長くなる…なんてこともありまして。ですんで、先に推しに行っておいた方が、ゆっくりお話しできるってこともあったり、後にするつもりでいたら(レーンが長くなって)時間がなくなって、無理矢理「まとめ出し」するハメになってしまったりと、いろいろと状況との駆け引きがあったりするのでした。

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そんな次第ですので、具体的に個々のメンバーと、どんな応答をしたのかについて、個別の対話事例については、レポしたところで、しょうがないので、今回は、一点だけ、がんばって、あまりにも可愛らしい 中島早貴さんの様子だけをお伝えしてみるテストです。

中島早貴さんの可愛らしさを記述するという高すぎるハードル

もう涙が出るくらいに可愛らしい中島早貴さんについては、こんなことを投稿してしまったこともあり、記述不可能って言いつつ、そこにトライしてみる次第です。がんばってみます。

この投稿者の、なっきぃ についての記述を意外に感じられる方は、是非一度、℃-ute の握手会に行ってみてください。(中略)
…なっきぃ、ほんとに可愛いんですよ(記述不可能)。
エンタメアライブ記事 (【レポ】 SATOYAMA&SATOUMIへ行こう2016 in パシフィコ横浜 2016/3/19 ~継続と笑顔に見るアップフロントの本気~)より

未だ握手会については在宅を決め込んでいる一部のファンだったり、参加したいと思っていても(参加の段取りじゃなくて)メンバーと相対することに気後れして二の足を踏んでいる方々には参考になるところもあるんじゃないかと言い訳してみたりしつつ。

基本的にフレンドリーに相対してくれるメンバーたち

まずは前提として。

基本的にメンバーは、どんな場合であれ、握手会では、フレンドリーに微笑みかけてくれます。これが前提その1ってことで。

投稿者は、個別握手会という形では、モーニングにも、Berryz工房にも、そして当記事にあるように ℃-ute にも、かなり参加しています。イベントやライブに併設された握手会やなんかで、基本的に他のグループについても、薄く広く握手しています。
そこでは、ネット上の沈痛なレポにあるような経験は(幸いなことに?)なく、基本的に、どのグループの、どのメンバーも、フレンドリーに対応してくれます。

いつも「はじめまして」な私

そして前提その2ということで。

上に述べたところからは、かなり頻繁に握手的な接触イベントに顔を出しているかのように思われたかもしれませんが、それでも投稿者はメンバーに一切認知されていない自信があります。言うほど頻繁には行っていない、通っていても各「部」では、せいぜい数回しか握手しないっていう頻度の問題もありますし(この点、すごい人は、ほんとに凄いですからね)、冒頭で述べたように、無難に匿名のファンとして握手会をやりすごすための当たり障りのない無個性なフレーズに終始するという態度の問題もあります。

あんまり認知されたくないと思っていた(過去形)こともあり、どちらかといえば淡泊な対応だったりしたので、まず間違いなく、つねに私は「はじめましての人」として、登場しておりました。

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そう、前提として、メンバーはデフォルトでフレンドリーです。基本、そんなに重い話しじゃなければ、にこやかに普通に、拍子抜けするほど、あたりまえのように「お話しして」くれます。そして、メンバーに認知されていない私は、都度、はじめましての人として個別握手のブースに入るのですが、その都度、初対面であっても、メンバーはきちんと笑顔で接してくれます。

ええ、だってお仕事ですからね。
それでも矢島舞美さんの笑顔は強烈すぎるわけですし、時にフレンドリーすぎて逆に対応に困惑したりしますけれども。それでも、やっぱり(あたりまえですが)メンバーは「個別握手会」というお仕事をしています。

ここまでが前提です。
さて、そんな個別握手会において、℃-ute 中島早貴さんはどうか、と。

ゆるやかに表情が変化する なっきぃ の愛らしさ

個別握手会では、メンバーごとにブースが仕立てられています。
待機レーンに並んで、ブースに入るまで後3人くらいになったところでボディチェックがあり、折りたたみの事務机の上に荷物を置いて、握手券を提示して、両手のひらチェックなんかをしてるうちに、前の握手参加者さんがブースの中で「おじかんでーす」とか言われてるのが聞えてきて、握手券を受け取って手のひらチェックをしてくれたスタッフさんに促されてブースに入ります。と、そこでは、ブース内に設けられた仕切りの向こう側にメンバーが待っているわけです。
メンバーによりますが、そこで興味深そうに、あるいは警戒心もあらわに、のっそりとブースに入ってきた「はじめまして」のファンの人を、メンバーは見ているわけです。

もちろん何をどう話したところでメンバーはニコやかに応じてくれますが、このブースに入っての最初のご対面の瞬間は、やはり警戒心が表に出ていることもあるようです。
特に なっきぃ は

そして、その「部」中に何回かループするじゃないですか。
そうすると、だんだん、最初にブースに入っていたときのご対面のときの「緊張」が和らいでくるのがわかるんですよ、なっきぃ。初見時には深かった眉間の皺も、ゆっくり浅くなっていって、瞳の中の警戒心が緩んでくるのがわかるんですよ、中島さん。

お仕事だから、これまで逢ったこともない大人の人とも笑顔で(無理して?)接してくれるわけですが、それが何度が繰り返されて「あ、さっきも来た人だ」とか思うんでしょうか、だんだん警戒レベルが下がってくるのがわかります。
で、「部」が切り替わって、再度、その「部」内で最初に なっきぃ のブースに入ると、また警戒レベルが上がってるんですわ、眉間の皺も深めで。

ある握手会の開催日に、たとえば午後の「3部」から最終の「8部」まで参加したとしましょう。そうすると、「5部」くらいで、なっきぃ はこちらの顔を覚えてくれて、ブースに入ったタイミングで、わりと「ぱあっ」って感じで最初から笑顔になってくれます。
先に述べたように、「無難に匿名のファンとして握手会をやりすごすための当たり障りのない無個性なフレーズに終始する」こちらの態度から、「4部」くらいまでは、「もっと、いろいろ思ったこと話して良いんだよ」的なことを言ってくれますが、覚えられてからは、こちらの淡泊な態度を面白そうに流してくれるようにもなります。
そう、だんだん覚えてくれて、ちゃんと合せてくれて、しっかり相手してくれるんです。

で、そしてまた別の日程の個別握手会に参加すると、最初から「はじめましての人」として、上記の流れが繰り返されるという次第。
やっぱり「しらない人だ」と最初は警戒され、やがて何度かループするうちに覚えてくれて警戒レベルが下がり、いくつも「部」に入るうちに、合せてくれるようにもなる…けれど、また別の日には最初から、と。

これ、おわかりいただけますでしょうか? 伝わってますか??

健気で真面目な愛らしさ ℃-ute 中島早貴

プロフェッショナルとしての技と、そこにどうしても滲む真心と、そのバランスの絶妙さについては、それを理解して自分たちでも演出していたのが Berryz工房でした。

個別握手会における中島早貴さんは、そうした「お仕事としての割り切り」と「そこに滲む真心」の、Berryz工房が意図的に理解していたバランス部分が、意図せぬ表情の変化から読み取れるところがあって、これが実になんとも言えぬ「愛らしさ」になっているのかなと考える次第です。

毎週のテレビ出演(P-League)やラジオ番組などを律儀にきちんとブログで告知する なっきぃ です。短くても、その日、どんなに大きなイベントやライブがあっても、たとえ武道館とか大きなステージがあって疲れているときでも、かならず真面目に告知する なっきぃ です。
握手会でも、お仕事なんだから、ちゃんとやらなきゃ!っていう意識が、最初の警戒レベルの高さからも、なんとなく伝わってくるところは、そうした真面目さを感じられるところだなあと思います。その真面目さが、素の中島さんにしてみれば、がんばって、一生懸命造り上げた「お仕事のペルソナ」だってことまでが伝わってしまうのが、なんとなく顔を覚えてからの警戒レベルの下がりっぷりなわけで、そうしたところに素が滲むからこそ、健気にがんばっているということが、逆説的に伝わってしまう早貴ちゃんでした。
お誕生日のイベントでその「嬉しさ」が客席にまで伝わってきたように。

よーし、記述できないといったところを、かなり頑張った!

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個別の対話事例については書きませんよと述べたけれども、ひとつだけ。
これは 2015年の握手会、飯田橋だったか西新宿だったか、記憶は曖昧だけれども。

そして、これは握手会とは関係ないけれども。

℃-ute 中島早貴さんについて、その記述困難な「愛らしさ」について、果たして、この記事は少しでも世の中にお伝えできているでしょうか。

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やっぱりライブでは青のTシャツを着ないといけませんかと質問したところ、応接時間の9割を使って悩んだ挙句、「ん~~~!そこは着ときまほ!」と言ってくれたからには、バスツアーのミニライブ用に、今から投稿者はTシャツ入手というミッションに挑むので、「現場からは以上」ということで。

(文=kogonil)

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