春と秋に恒例となったハロプロの SATOYAMA イベント、2017年の秋は「SATOYAMA & SATOUMI 秋キャンプ in 小田原」と題して、神奈川県は小田原アリーナにて開催されました。
今更ですけど、SATOYAMA & SATOUMIイベントは、かつて地上波深夜に放送されていた『ハロー!SATOYAMAライフ』という番組のスピンオフ企画。一般発売のDVDとしても『ハロー!SATOYAMAライフ』は30本前後の映像化作品に収められていますが、その番組が終了してからも、イベントだけは毎年、春と秋に継続しています。
そんなイベントとは、アップフロントグループが新しい価値観と新しい生き方を模索することをコンセプトとしたイベントで、いろいろな企業、団体、NGOなどとコラボして、地域の自然と産業のバランスについての取組みを様々に紹介するもので、毎回、コラボした団体が物販ブースを出展する、いわば「ミニ産業展示会:たまにハロプロメンバーも来るよ」的なものとなっております。
例年、メインステージでハロプロを中心としたイベントが繰り広げられる一方、ミニ産業展示会的な物販ブースには随時、ランダムにハロプロメンバーらが降臨することでも注目されているイベントです。
と、そんなイベントの概要について不案内な方々におかれましては、お時間のあるときにご確認いただければと思いまして、いくつかリンクを。
いきなり自由な2017秋のイベント仕様
さて、そんな「SATOYAMA & SATOUMI 秋キャンプ in 小田原」、昨年までの反省を活かしすぎてか、会場内の動線が、いきなり、めちゃくちゃ自由です。
昨年(2016)秋の、千葉県いすみ市で開催されたイベントは、ステージが市民ホール内に設けられる一方、物販ブースがホール敷地内の建屋外に設けられており、外の物販ブースに出向くにしても、メインステージが設置されたホール内から出てしまうと「再入場不可」という縛りが入っていたこともあって、参加したファンは、物販ブース(に降臨するハロメン)とステージでのイベントの間を自由に往来できず、いろいろと不満の声もあがっていました。と、そんな昨年の反省を受け止め、しっかりとイベント仕様に反映した結果なのかどうか、今年は自由に往来できすぎでしたよ。
イベントのメイン会場となるアリーナフロアでは、ステージとその優先観覧エリアから、黄色の四角で示された各種団体の物販ブースまでが、まるっとオープンです。ステージ上では事前に公開されたスケジュールに従ってイベントが順次進行し、物販ブースには、あちこちにハロメンが随時降臨していきます。この一切を、優先観覧エリアに陣取って(入れたならばね)ステージを観覧していてもよし、物販ブースのあちこちを自由に遊弋していてもよし、2階座席に落ち着いてアリーナエリアの人の流れを見極めていてもよしと、かなり自由な動きが可能でした。
さらには、上図赤枠白抜きで「メインホール入口」と示されたところから右側には、アリーナフロアの外側に、お弁当や飲食のブースが並び、ハロプロ関連のグッズの物販もあって、そちらとの往来もまた自由。そして、アリーナフロアの外側のお弁当や飲食のブースにも、時折、ハロメンが降臨するとあって、会場における動線の自由さ以上に、どこで誰が何をしているのかを全般的に把握することがめちゃくちゃ困難で、せっかくの得がたい降臨機会をスルッと取り逃すという、”もったいなさすぎる” 始末にも陥りやすい今般のイベント仕様だったのでした。
そうでなくとも、全部のイベントと、全部のハロメン降臨を、常に十全に体験することは、最初っから不可能な SATOYAMA イベントであってみれば、毎度、参加者なりの見切りと目的の絞込みが要求されるわけですが、今般、会場内動線の自由さ故に、その見切りのシビアさが一層激しいものになっていたという次第。
と、そんなわけで、正直に言えば、とても全般的なレポートは不可能なので、あくまでも一参加者としての投稿者の経験の範囲でしかレポできないことについて、最初にごめんなさい。
(メインのステージ上での進行が動画配信されたことも、限定的レポの言い訳としてカウントしつつ)
SATOYAMA & SATOUMI 秋キャンプ in 小田原
午前10時開始予定のオープニングセレモニーに「間に合うように出発すれば良いや」と、過去、そんなふうに安易に考えて出発しては、結果的に痛い目に会い続けてきた投稿者です。というわけで、十分に時間的な余裕を持てるように動き始めた次第ですが、やっぱり、結果的に痛い目に会うことに。
最寄駅だという小田急線富水駅に降り立っても、駅周辺には史跡マップみたいなものしか掲示がなくて、まずはここで「どっちに向かって歩き始めれば良いんだ」と途方に暮れます。情報端末が発達・普及している昨今であれば、周辺のハロヲタと思しき人々の動きに恐る恐る追従してみるわけですが、「よくわからないけど、みんなが動く方に行ってみよう」って、長らく在宅だった投稿者が、かつて初めて(最寄り駅から距離があることでも有名な)ハーモニーホール座間に参戦したことを思い出して、逆に懐かしかったり。
本格的な遊弋開始までの点描
無事、小田原アリーナに到着するも、正面の入口を仰ぐやや斜面になった芝生の広場に、すでに幾重にも蛇行した入場待機列が形成されていたりして。
そのまま慌てて最後尾に並ぶも、もう10月の「秋キャンプ」だってのに、小田原アリーナに向かって上手側から照りつける日差しが強烈で、入場待機列に並んでる間だけでもドッと汗が噴き出してきます。
待機列の進行は、過去の大きな会場でのライブやイベントの例と比べても、比較的順調に流れていて、オペレーションの習熟が感じられるところでしたが、それでも、ようやくアリーナフロア内に案内されてみると、もうオープニングセレモニー、始まってるし(がっかり)。
このように投稿者が会場に入場した段階で、言うまでもなくステージ前の優先観覧エリア的なスペースは、もはや立錐の余地もない有様にて、とてものことに良好な視界は得られません。オープニングセレモニーで、この日の全体のプレリュードとして、つばきファクトリーは『キャベツ白書』を歌ってくれたんですが、「おお、今年のつばきのトレーナーは黄色だな」と見分けるのがやっとだったりして。
入場列をアリーナフロアに送り込んでいる間、販売をストップしていたハロプロ関連のグッズ販売ですが、物販再開は 10:30 ということで、ほとんど豆粒のようにしか見えないオープニングセレモニーを(2階座席すら、ステージに近い座席は、とっくに満席だったので)早々に見切って、グッズ列に並ぼうとするも、投稿者が流されていくその段階で(入場列から通りすがりに掲示されてるグッズラインナップをチラ見したところ)小片リサさんの日替わり生写真が売り切れという始末。リアルに「とほほ」な感じで、この途方に暮れた感覚もまた、なんだかハロプロ現場の醍醐味な気がしてきました。
幸い、2018年のカレンダー撮影の舞台裏メイキングという企画で全グループ一斉にリリースされていた DVD Magazine は、全グループ分が、この小田原で販売していたので、これはちゃんと一式入手。そのバックステージという具合に DVD Magazine に企画を提供していた2018年のカレンダー撮影ですけど、これは「つばきファクトリー」の2018年カレンダーを購入。ネタバレで恐縮ですが、特に「つばきファン」というわけではなくとも、つばきファクトリーの2018年のカレンダーは、とんでもないビジュアルですので、購入超推奨です。
そんなところで、いよいよイベントが本格稼働し始めるあたりで、投稿者もアリーナに戻って、降臨するメンバーを狙って遊弋開始です。
矢島舞美さん 超圧倒的大人気
しかし、今般の SATOYAMA イベントにあっては、すでに述べたように、かなり会場内の動きが自由だったので、ステージ前の観覧エリアからは人が途切れることがなく、このため、ステージ上で展開されるイベントは早々に見切って、特定の物販ブースに密着して、お目当てのOGメンバー(って、熊井ちゃんのことなんですが:後述)に狙いを絞って、今回のイベントにおける投稿者個人の「勝利条件」を限定的に狭めに設定して臨んだ次第。
このため上述のイベント仕様に起因する以上に、全体的なところは、あんまりご報告できないんですが、それでも真っ先に言うべきことは “矢島舞美さんが大人気すぎる” ってことだったりします。
新宿の全労済ホールで演劇女子部に参加している中島早貴さん以外は、ファンの前に登場するという意味で、元℃-ute メンバーが久しぶりに「現場」に出てきたということもあって、鈴木愛理さんも、岡井千聖さんも、そりゃあもう、とんでもない人気っぷりだったわけですが、矢島舞美さんについては、どう形容して良いもんか悩むほど、めちゃくちゃ大人気でしたと言うのも愚かなくらい、この日の小田原アリーナは、舞美ちゃんを中心にすべてが展開していたと言えるかと。
投稿者は、過去の例も踏まえて、SATOYAMAイベントでは見切りが大事だと学習しているので、今回は、つばきファクトリーと熊井友理奈さんに狙いを絞って、二兎を追う者は一兎をも得ずと覚悟してイベントに臨んだ次第で(すでに「二兎を追」っていることはスルー推奨)、だから自分が目指すところの周辺で誰がどのように降臨しようともよそ見せずに、あえて視野を狭くしていたんですね。
むしろ、周囲で元℃-ute メンバーが何をしていようとも、Juice=Juice がどんなにはしゃいでいようとも、いかにちょろちょろと こぶしファクトリーが出没していようとも、夏焼雅さんがどれほど艶やかであろうとも、ビタスイの2人が、そのまんま目の前を普通に歩いていようとも、そういった当初の狙い以外のものにはチラ見すらせず、鉄の意志をもって、熊井ちゃんとつばきファクトリーしか念頭に置いていなかったのです。そんな私が「この日の小田原アリーナは、舞美ちゃんを中心にすべてが展開していた」と述べざるを得ないでいることを改めて強調したい。
会場全体の人の動きや小田原アリーナ全体を揺らす響めきに、どうしたって注意を惹かれ、どうしたって認識せざるを得なかったところです。”矢島舞美さんが大人気すぎる” ってことに。
どこかに誰かハロメンが降臨していたら、そこは、ものすごくファンが押し寄せて、とんでもない人集りとなるわけですが、この押し寄せる人集りが、舞美ちゃんの場合は2まわりほど大きくて、どうしても目立ちます。狙ったお目当てのメンバー以外は注意の焦点から排除していても、それでも「うおおおおぉん」という会場内の響めきに「なんだ?」と注意を奪われるや、そこには必ず、矢島舞美さんが降臨しているという次第。
と、矢島舞美さんについて、ただ人気が凄かったというだけのことについて、その凄さをどう記述したもんかと悩んだ挙句、かなり文字数を費やしてしまった次第ですが、話しはそれだけに留まらず。
矢島舞美 一瞬も途切れぬ女神の微笑み
つばきファクトリーと熊井ちゃんしか念頭になかったと言ってるわりに、矢島舞美さんの記述が続きますが。
この日の舞美ちゃんは、オープニングセレモニーのMCから始まって、メインステージ上で進行するイベントにも頻繁に登壇します。にもかかわらず、メインステージに登壇していないときには、時に研修生メンバーを従えて、各団体の物販ブースから、アリーナフロア外の自転車企画のブースにいたるまで、あちこちに降臨しまくりで、いったい何時、楽屋に引っ込んで休憩してるんだか、余計な心配までしてしまうほど。
そして、矢島舞美さんをご存じの方にとって、今更、こんなことを述べるのも愚かしいことは重々承知しながら、上記の一切にあって、常にニッコニコな女神の微笑みを絶やさぬ舞美ちゃんです。
急に語り口を変えて申し訳ないんですけども、いや、この日の舞美ちゃん、ほんとに美人だったわ。きれいだったな~~~…
ハロメンの中では背も高くがっしりと筋肉質であるはずの舞美ちゃんは、リアルで間近に接すると、顔も小っちゃくて、全体に細くて華奢で、そして、とんでもなく可愛くて美人です…とか、こういうことをレポとして書いてる自分がアホに思えるほど。
そんな美しい矢島さんが、常に絶やさず嬉しそうに湛える微笑みは、まことに天女の微笑みにして慈母の微笑みとしか形容できぬほど。いや、ほんま。
久しぶりにファンの前に登場してきて、久しぶりにリアルに接した矢島舞美さんは、知ってたはずなのに、腰を抜かさんばかりの美しさでしたよ。
各所の降臨も含めてイベントも順調に展開し出したお昼すぎ 13:30 前後には、アリーナフロア外の、ハロプロ関連グッズの物販ブースに矢島舞美さんは降臨します。購入するファンのみなさんと一言二言、言葉を交わしていて、さすがにこれは、いかに二兎を追う者は一兎をも得ずと覚悟していようとも、大慌てでグッズ列に(お目当てのグッズはとっくに購入済みで、既に諭吉を飛ばしてたというのに)改めて並ぶ投稿者です。
もちろん、遅々として進まぬグッズ列に焦れるうち、時間切れで、矢島舞美さんは別の降臨現場へと移動してしまって、あとには大勢のポカンとしたヲタの群れが残されましたとさ。
さすが鈴木愛理 宇治商工会議所に密着
と、記述の時間を戻して、そんな次第で、一部の止むに止まれぬ衝動的な動きを除いて、投稿者は基本的には、活動停止中 Berryz工房の熊井友理奈さんをお目当てに、宇治商工会議所のブースに(誰も降臨していない段階から)密着します。
誰かが降臨していると知ったタイミングでは、すでにその降臨場所には大人数のファンが押し寄せているわけで「あ、あそこに誰か来てる」と思ってから向かったのでは既に遅く、遠巻きに後ろの方から無数のファンの後頭部越しに、ようやく幽かにメンバーを視認できるのみである…と、そう学んでいた投稿者は、まだ誰ひとり降臨などしていない段階から自らの忍耐力を試すかのように宇治商工会議所のブースに密着。もちろん誰も降臨していませんから、非常に良い位置で、降臨時の良好な視界を確保します。
と、そのように有利で良好な位置取りを確保できていたようでありながら、お目当ての熊井ちゃんが、抹茶ーずが降臨するや、有利だったはずの投稿者は、あっという間に押し寄せたファンの群れに飲み込まれ、右へ左へと揉みくちゃにされ、まともに写メすら撮れぬ有様。…と、それほど、この2017年の秋キャンプでの人出が凄まじかったというわけ。小田原アリーナすら(自由すぎる遊弋動線もあって)ハロプロのイベントにとっては狭かったということかと。
そんな具合に、最前近くで超有利なポジションを確保していたはずの投稿者すら、もみくちゃになって泡を吹いてるくらいの密度と圧力に、さすがに危険だということで、スタッフさんが「もう一歩ずつ後ろに下がってください」と警告しますが、その警告するスタッフさんの仕草とセリフを、そのまんまコピーして、しかし℃-uteのバックステージで見せる、あのニコやかな表情と謎の動きと微妙な滑舌のままに「ふぁい、みなひゃん、もう一歩ずつ後ろにひゃがって」と、危ういファンの密度をコントロールする鈴木愛理さんでした。
でね、肘撃ちで強烈な打撃を投稿者の脇腹に入れてくれた怒涛の女性ファンの一群も、愛理さんに言われたならば、おとなしく言うことを聞いて圧力を緩めるんですよね。
このあたり、鈴木愛理さん、さすがだな、と。
さすがの鈴木愛理を見せつけつつ、宇治商工会議所の降臨からは、愛理さんは早々に引き上げちゃいましたけど(痛恨)。
と、痛恨と言いつつ、スタッフさんの案内に従い損ねて、バックヤードの入場禁止エリアに向うはずが、途中まで、うっかり普通に2階座席の方に登って行こうとしちゃってたのは、この点でも、鈴木愛理さん、さすがだな、と。
もちろん、さいたまスーパーアリーナ以来、久しぶりにリアルで(しかも超間近で)目にした鈴木愛理さんは、ほんとに横顔が端正でスッキリしていて、可愛かったですよ。
あちこちで八面六臂の大活躍 岡井千聖
と、そのように、お目当てのブースに密着して有利なポジションを確保したかのようでいながら、実際にメンバーが降臨したなら、押し寄せるファンの波に飲み込まれるわけですが、そんな具合に後から押し寄せるファンの人波に揉みくちゃにされちゃってる場合も含め、会場内をあちこち遊弋しているヲタ同士が会話してるのが、聴くとはなしに耳に入ってきます。
そんな意図せず飛び込んできたヲタの会話の中で、かなりの割合を占めていたのが「岡井さんが〇〇に降臨したらしい」という情報交換の会話。多くのファンが、とりわけ team ℃-ute と思しき一群の女性ファンが、岡井さんの動向に注視していたことが印象的です。
って、お目当てのメンバー(熊井ちゃん)の降臨のみを狙って、部分的に止むに止まれぬ衝動的な動きを挟みながらも、当初の意図通り会場内外を自由に遊弋していたわけですが、会場内外のあちこちを彷徨っていながらも、大きなスクリーンに動画が映し出されたりするだけじゃなく、ステージ上からマイクで音声が会場内に広く拡散されるわけで、常にメインステージ上での動向は会場内のどこからでも追えるようになってはいるわけです。で、あちこち彷徨いながら、メインステージ上のイベントでは、岡井千聖さんが、いろいろなメンバーと絡みながらイベント進行を勤めているって場面に気付くことが多くて。ふと気付いたら、岡井ちゃんが何かやってる、と。
しつこいようですが、わたくし、今般の SATOYAMAイベント、早々に様々に見切りをつけて、狙ったものだけを追っていたわけです。それでも、イベントを楽しんで帰ってきてみれば、なんだか、いつもどこかに岡井ちゃんが居たような印象が残っています。
岡井千聖さん、℃-ute 解散後のバラエティ出演ラッシュにも似て、久しぶりの生の現場でも、八面六臂の大活躍だったみたいです。
鈴木愛理さんについても述べた事ながら、やっぱり、こう言いたいですね。さすが岡井さん、と。
意外と上手にファンを転がします 熊井友理奈
さて、お話しはちょっと前に戻って。
さすがの鈴木愛理を見せつけつつ、宇治商工会議所の抹茶ーず降臨からは、愛理さんは早々に引き上げ、熊井友理奈さんだけが残ります。宇治商工会議所の物販のお手伝いをしている熊井ちゃんは、美しく、久しぶりに前髪を作っていて異様に可愛く、そしてやっぱり背が高かったわけですが、物販のお手伝いとしては比較的短めの時間で熊井ちゃんも引き上げていきます。
若干余談ながら、わたくし上述のように降臨前からポジショニングしていたお陰で、熊井ちゃんが引き上げるタイミングで、もう、ほんとに目の前を(なんら障害物なしに)熊井ちゃんがスタスタ歩いているってことになっちゃったりしまして。
いや、昨年の京都のバスツアーだったりディナーショーのポラ撮影だったり、超近い距離で熊井ちゃんに接する機会がないわけじゃなかったのに、何度経験しても、これには慣れませんよね。目の前をスタスタ歩いてる熊井ちゃん、とんでもなく美しかったです。
それ以降、熊井ちゃんは、けっこうあちこちに降臨しており、投稿者は、宇治商工会議所のブース密着モードから、熊井ちゃん追従モードに切り替え。あるときは、熊井ちゃんは、カントリー・ガールズの山木梨沙さんと一緒に「地方ふるさと納税」ブースに降臨します。
さて、ブースの担当の方が「地方ふるさと納税」についてプレゼンをするわけですが、それを、先着15名様に限って、メンバー(山木さんと熊井ちゃん)と一緒に説明を聴いて貰いますということになって、一通りの「地方ふるさと納税」についてのレクチャーを受けることになりました。「先着」って仕様には弱いですよね。
さてこの「地方ふるさと納税」についての説明なんですが、担当の方のプレゼンが拙いってことは全然ありませんでしたが、それでも、目の前のハロメンにザワつくファンを前に、ハローとまったく無関係な「地方ふるさと納税」について説明しようという過酷すぎるほど不利な状況にあって、聴衆側の注意も散漫であり、ザワザワしちゃって、なんだか昭和の時代の不良映画における不良高校の授業風景的な雰囲気になることは如何ともし難いところ。そこを察してか、担当者さんの説明に合せて「はい資料の次の頁をめくって」とか担当者さんの説明をアシストしたり、「このお肉があるところですよね」とか適切に応答を挟んで聴衆の注意を説明に向けて促してみたりと、絶妙の補佐役だった熊井ちゃん、意外としっかり、意外と視野が広くて、そして、意外と ”くまくま” していません。
そう、SATOYAMAイベントは、新しい価値観と新しい生き方を模索することをコンセプトとしたイベントで、いろいろな企業、団体、NGOなどとコラボして、地域の自然と産業のバランスについての取組みを様々に紹介しています。と、一方、参加者はと言えば、広く一般に開かれた無料のイベントとはいえ、多くはハロプロのファンであるヲタが参加しているということで、率直に言えば【ハロメンを観に来たのであって、SATOYAMAイベントのコンセプトなんざ、どーでも良い】わけです。もちろん、ハロメンのブース降臨目当てに押し寄せるファンの大部分が、降臨していたメンバーの移動に伴って去って行ってしまっても、数名ではあっても、ブースの展示内容そのものに興味を引かれて残る参加者がいたりして、ヲタ気質丸出しのファンばかりが参加しているようでいながら、薄く、広く、告知して、知って貰うという意味では、ゆっくりとではあれ、SATOYAMAイベントのコンセプトは浸透しつつあるようにも感じられるところですが、上に述べたとおり、降臨するメンバーその人が、降臨した自分をこそお目当てに集まってくるファンの注意を、メンバーである自分へと寄せるヲタとしての気持ちを上手にすくい取りながら、降臨したブースの展示企画に沿って巧みに操作する場面ってのにも、今般、多く遭遇したようにも思います。
繰り返し、そんな巧みな操縦を、その「ほんわか」した感じを損なうことなく、上手に遂行していた熊井ちゃんが、けっこう意外でした。熊井ちゃんが、案外しっかりしていたことも含めて。
今般の SATOYAMAイベントには、夏焼雅さんも登壇していたんですが、こうしたファンの注意を巧みに操作する技の切れ味では、やはり Berryz工房は飛び抜けており、その中でも「みんなーー!」といった具合にファンに語りかける技を駆使していたのが雅ちゃんだったりするわけですが、Berryz工房時代は一歩引いて後ろから見てるような振る舞いが多かった熊井ちゃんすら、その気になったら、これほど巧みにヲタを操作してみせるわけで、さすが15年、人前に出るお仕事をしていただけあると感じ入った次第。
感じ入りついでに、そのように巧みな状況操作を、ファンが自分に仮託する自分のイメージを損なわずにやり遂げるあたり、ベリキューの「お仕事」は、さすがに熟練の域にあるなと感じ入った次第。
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いや「そりゃ、あんたはヲタだからそう感じるだけのことでしょう」と、実に説得力のある指摘をしてくれた方へ。これ、それでも経験の浅い若いメンバーと比べると、ほんとに熟練メンバーが状況を操作してるのが明らかってだけじゃなく、操作されて転がされるのって、ほんとうに心地良いんですよ。是非一度、こういったイベントの現場で、推しに軽く転がされてみるのも一興ですよと返しておきます(← 「だから、それは、あんたがヲタだからでしょ?」という突っ込みに、むしろ補強材料を与えただけで、なんら反論になっていないことに気付いていないのは見て見ぬ振りをしてあげて下さい)。
この他、超近い距離で見ることで、Juice 宮本佳林ちゃんの足の細さに感じ入ったり、つばき新沼希空ちゃんの横顔の可愛らしさに感じ入ったりと、こんな調子で、当日目にしたものすべてについて語っていては、いつまでも記事が終わらないので、涙を飲んで割愛しつつ。
お仕事と、そしてSATOAYAMイベントのコンセプトと
上に述べたように、自由すぎるからこそ、いろいろと見切った上で「選択と集中」を強いられることから、全般的にすべてを十分に楽しむことは最初っから不可能な仕様の SATOYAMAイベントです。でも、だからこそ、全体を通して伝えられたこともまた明らかであろうかと。
お久しぶりの元 ℃-ute メンバーは、メインステージと物販ブース降臨と、ほとんど出演しっぱなしだったのに、一瞬も途切れることのない慈母の微笑みを浮かべていたり、押し寄せるファンの圧力が危険だと見て取るや、ニコニコとした表情と微妙な滑舌のまま、それでも上手にファンの人波を制御したり、会場のどこに居てもその声が聞えてくるくらい、常に一生懸命イベントを進行させていたりしました。
そして熊井ちゃんはといえば、 SATOYAMAイベントのコンセプトにしたがって、上手に状況を操作して、ファンの注意を望ましい方向へと促したりしていました。
美しく可愛いアイドルとして、タレントとして、アップフロント所属のメンバーたちは、かくも巧みに、そうとは感じさせないままに、しっかり「お仕事」をしていたということ。
参加者の主観としては、どこまでも慌ただしく、どこを見ようか右往左往して、様々にドタバタとただ駆け抜けたような印象が残って疲労困憊して帰ってきたイベントにあって、あの愛らしくも癒される微笑みを向けてくれた(おそらくは内面も含めて)美しいタレントたちは、しっかり、きちんと「お仕事」していたのでした。
繰り返し、SATOYAMAイベントは、新しい価値観と新しい生き方を模索することをコンセプトとしたイベントです。
笑顔のハロメンが、笑顔のまま、ちゃんと楽しげに「お仕事」していたこと。それもまた、新しく模索される「新しい価値観と生き方」に添うものであったこともまた明らかであったかと。
と、そんな風に、あまりにドタバタした挙句の散漫すぎるレポを、このような形で締め括りつつ、来年もまた、心から楽しみにしていますよ、SATOAYAMイベント。
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