ハロショ千夜一夜 石田亜佑美 1/15 レポ ~「弾む心」と、美しくなっていた横顔~

2016年に入って早くも半年が過ぎた(※1)1月15日に、秋葉原のハロショ恒例のイベントであるハロショ千夜一夜に、モーニング娘。’16 の石田亜佑美さんが登場。

譜久村聖さんにプレゼントされたという肩出しニットと、尾形春水さんにプレゼントされたという帽子をかぶって登場した あゆみん は、けっこうヒールの高い靴を履いていたにもかかわらず、ちっちゃくて、可愛くて、イベントが進行する度に全身を弾ませて、終始、嬉しそうに笑っていて、とても楽しそうでしたので、その様子をご報告したいと思います。

  1. 「FM PORT ℃-ute矢島舞美のI My Meまいみ~」1月15日放送分。
    放送中盤の独白部分。

石田亜佑美さんのハロショ千夜一夜について、イベントの概要や、寄せられた質問への石田亜佑美さんからの個々の回答などは、すでに多くのレポが出ているだけではなく、いくつかの「まとめサイト」にも記事が出ています。そこは、本イベントのハッシュタグ「#だーイベ」で検索してもらうとして。
ここでは「参加したことないから、よくわからなくて不安だ」という潜在的な参加希望者に向けて、ハロショ千夜一夜とは何ぞやといった外枠のお話しと、個々の回答を閲覧しただけでは伝わらないであろう当日の石田亜佑美さんの愛らしい様子(というか、あゆみんの可愛らしさの主観的印象)を中心にご報告、という形にしたいところでございます。

ハロショ千夜一夜とは?

ハロショ千夜一夜とは、ハロー!プロジェクトのメンバーを招いて行われるトークイベントです。
参加するメンバーも、企画によっては複数のメンバーがその時々の話題に合せた組み合わせで登場したり(※2)、特定のメンバーが同じテーマでのイベントを(間を置いて)連続させたり(※3)と、さまざまな場合がありますが、基本は、ひとりのメンバーが招かれて、そのメンバーの魅力を十二分に引き出すトークイベントとなっております。

登場するメンバーに合せたトークテーマが設定される場合があったりもしますが、これまた基本は、参加者からの質問に答えていく一問一答がメインとなっており、たいがい2回のイベントがセットになっていて、一回のイベントでは50問分の質問に答える形。2回のイベント全部をこの質疑応答に当てる場合もあれば、質問に答えるイベントと別途用意されたテーマトークとに分ける場合も(※4、5)。

イベント中は、ライブも何もなく、あくまで登場するメンバーのトークのみで進行します。告知段階では1時間弱くらいに設定されているイベント時間も、トークだったり質問に答えるという型式から、時間がオーバーするのが恒例で、2回のイベントを通じて、メンバーがトークし、笑い、質問に答えようと右往左往する様子を堪能し尽くす至福の時間です。ときには質問に触発されて、それまでどこでも明かされていなかった秘事がメンバーの口からポロッとこぼれたりもする、かなり貴重なイベントです。

  1. Berryz工房メンバーが2名ずつ登場して、昔のVTRを見ながらBerryzの10年をふり返る企画があったり(魂のクールダウンに「その時、Berryz工房は」 3/14(土)~3/31(火)秋葉原ハロショ『千夜一夜 アンコール』放映)、モーニング12期がお披露目も兼ねて2名ずつの組み合わせで登場したり、こぶしファクトリーがイベントの宣伝にやってきたりする場合なんかもありました。
  2. 福田花音さんの「マロテスク・アワー」など。
  3. 参考までに、過去、エンタメアライブに投稿した千夜一夜レポを。
    ハロショ千夜一夜「℃-ute矢島舞美に100の質問」レポ ~矢島舞美のニッコニコ伝説~
    小田さくらのハロショ千夜一夜『50の質問』&『10曲』(4/24)レポ 小田さくらの意外な(?)発信力の高さ
  4. この例外が、道重さゆみさん。
    道重さんは、なんと3回まわしのイベントで150問の質問に応じきったということで、千夜一夜イベントの歴史にも伝説を刻んだかと。

なかなか買えなくなってる参加券

そんなファン垂涎のイベントに参加するにはどうすれば良いか。
参加のための手続きについては、こちら(ハロショ イベ『カントリー広場』森戸知沙希編/山木梨沙編 レポ ~対称的な二人が体現するハロプロの信頼感~)の記事の「イベント参加まで」の項目をご参照いただきたいところですが、昨今では、なかなか購入が難しくなっております。

以前であれば、比較的競争率が高くなりそうだと思われるメンバーであっても、告知からしばらくしてからフラッとハロショを訪れても余裕で購入できたものでしたが、昨今は、発売開始の日には、ハロショの前に行列ができるほどで、出足が遅れたら売り切れちゃって買えないことも。
昨年秋の例では、Juice=Juice の植村あかりさんとモーニングの佐藤優樹さんの発売が重なったこともあって、発売日が平日であったにもかかわらず、末広町の駅からは長蛇の列ができていたものでした(平日なのに何故それを投稿者が目撃しているのかは不問の方向で)。
当初はハロプロの「正規のイベント」というよりは、やや「傍流」的な認識だったハロショのイベントですが、今やすっかり「先を争う」レベルにまで人気が高騰している模様です。

そして、この段階で購入できるのは、あくまでイベント参加券であって、イベント当日の席次は別途抽選となります。

抽選結果が悪くても大丈夫(かも)

受付では、イベント参加券に参加者本人が記入した氏名と連絡先を確認できる写真付きの身分証明書との照合がありますので、免許証とかパスポートなどの身分証明書は必携です(逆にファンクラブ会員証とかは不要)。
照合を終えて、手荷物検査も終えて、そこで当日の呼び込み順の抽選になります。

席次は基本自由ですが、もちろん呼び込まれた順番に前の席は埋まっていきます。
イスに座れるのは、呼び込み順で80番台から90番台くらいでギリ。しかし、イスが微妙だったり床がフラットだったりするので、イスに座れても後ろの方で見るよりは、立ち見ブロックの前の方で立って見た方が良いと判断する方もいたりして、中盤の番号での、呼び込まれてからの攻防は、各自の判断といった感じ。

それでも立ち見ブロックであっても、通常のホールコンサートなどと比べれば、余裕で5列目以内くらいのステージからの近さでもあり、背に高い人の後ろになっちゃっても、半歩ズレるとか自由にできるので、視聴環境は比較的良好だと思われますよ。

投稿者は、あゆみん千夜一夜では、1回目のイベントでは10番台を引いて、前から2列目で座って参加。ハロショのイベントで前から2列目くらいだと、もう目の前にメンバーがいるってレベルですので、逆に緊張します。2回目のイベントでは100番台で、しょんぼり立ち見でしたけれども(2連続で良い順番を引いたことは過去皆無)。

必ず目が合う仕様

質問に回答するイベントの場合、参加券を購入した段階で、イベントで使用する質問用紙が配布されます。購入のその場で記入して提出しても良いし、イベント当日までハロショに設けられている質問受付ボックスに後日持ち込んでも良し。
で、イベントでは、メンバーが質問ボックスから用紙をランダムに選んで、記入されている氏名を読み上げ、それに応じて自分の名前が呼ばれた参加者が手を挙げたり挙げなかったりしてから(もちろん強制ではない)、トークまわしとイベント進行役として出張ってくれているN氏が質問を読み上げて、メンバーが答えるという流れ。

ここで、メンバーが氏名を読み上げて「○○さん、いらっしゃいますかぁ?」と言いながら、挙手している参加者を探して、会場をぐるっと見回すのが定型となっております。
そうでなくともステージで鍛えられているハロメンは、こうしたイベントにあたっては会場全体に満遍なく目線を送るように努めているわけですけど、時に最前列でありすぎて逆にメンバーの目線が頭上を越えていくとかいう例もあり、ファン側で必ずしもメンバーの目線を捉えることができるわけではないとは、今更、書くまでもないことですね。

しかるに、ハロショ千夜一夜においては、上述のような仕様となっているため、通しでイベントに参加すれば、必ずや一度はメンバーと目線を合わせることができるといった次第。

投稿者は、あゆみん千夜一夜では、1回目のイベントで質問が読まれ、それでなくとも2列目だから近すぎてビビッていたというのに、「○○さん、いらっしゃいますかぁ?」のパートだけではなく、質問の内容から、あゆみんが答えてトークする中で、「きっと○○さんに届いたんじゃないかな」などと名前を呼んでくれて(特定を避けるため詳しく書かずに申し訳ないけれど)、きちんとこちらに向って話しかけてくれるという僥倖に恵まれております。
距離的な近さで言えば、握手会の方がよほど近いわけですが、こうしたトークの最中に、きちんとメンバーが向き合ってくれる瞬間があるというのは、ハロショ千夜一夜の他ではちょっと例のない、めちゃくちゃ貴重な得難いメリットではなかろうかと。
先に引用した過去投稿の矢島舞美さんの記事の行間を読んでいただければ、その程度もご推察いただけるのではないかと。

それでなくとも、登壇するメンバーのファンだからこそ、登壇するメンバーが可愛いなとお気に入りだからこそ参加するハロショ千夜一夜。イベントの性質から、他のライブやイベントなどよりも、一層、そのメンバーの特徴的な魅力が前面に出てくるイベントではありますが、上述のように、そのメンバーと向き合えるチャンスがあるという点でも、希有なイベントとなっております。

N氏の絶妙なトークまわし

トークに不慣れなメンバーであっても、トークテーマの設定であったり、参加者からの質問であったりといった枠が準備されているので、自然にトークが盛り上がる仕様となっているハロショ千夜一夜。そうした仕様に加えて、N氏が登場してくれて、トークまわしやイベント進行に絶妙な技を提供してくれています。

あるいは、メンバーは余計なことを言わないようにイベントをコントロールするため、大人が出張っているのだと思われる向きもあるやも知れません。
ところがね、これがむしろ逆で、「これ、言っても大丈夫かなあ」とか躊躇するのはメンバーの側で、それを受けてN氏が「大丈夫でしょ、別に」と発言を促す場面も多々。

あるいは、大人がコントロールするトークにおいては、ファンが望んでいるのではない方向に、内容をねじ曲げるのではないかと懸念する向きもあるやも知れません。
ところがね、これがむしろ、「それこそ、ファンが喜ぶんじゃないの?」と、グループ内部のメンバーの軋轢的な話題を引き出そうとするのは、N氏の側だったりします。

録音や録画で後日広く散布されるというわけでもなく、あくまでその場限りのものであるということもあってか、かなり「はっちゃける」ことも希ではないハロショ千夜一夜のトークです(こうした、その場限りだからこその「はっちゃけ」として、バスツアーにおける移動時のバス車内限定DVDなどを想像いただければ、と)。
そうしたトークを上手に盛り上げ、上手にファンが聴きたがっている内容を掘り下げ、ときにはネタとしてトークをスルーし、登場したメンバーの魅力を十二分に引き出すにあたって、大きな力となっているN氏です。

そのうち、レギュラーでハロメンをゲストに迎えるN氏のトークライブなんかも期待したいほどだったりしますよ。

ハロショ千夜一夜 石田亜佑美に100の質問

さて、そんなハロショ千夜一夜、2016年最初のイベントでは、モーニング娘。’16 から石田亜佑美さんが登場。

登場してきた石田さんは、めちゃくちゃ可愛かったので、それをお伝えすべく、直に引用しちゃうのは憚れるので、公式Twitterをリンクしてみるテストなど。

さらに繰り返し、本イベントのハッシュタグ「#だーイベ」でTwitterを検索すれば、参加していた有志のおかげで、当日どのような質疑応答があったのかを逐一追えるようになっております。

先に書いちゃいますけど、上のリンクにある写真なんかでも、もちろん「めっちゃ可愛い」ってことはお伝えできるかと思うんですが、前から2列目で見た石田亜佑美さんの横顔は、鼻筋もスーッと通って、びっくりするほど美しかったです。
「だーいし感」であったり、後述するようにイベントでも盛んに話題にされた「顔ハメ」であったりと、可愛らしくコミカルに飛び跳ねるといった印象こそ強い石田亜佑美さんですが、その横顔は、とても美しかったです。

そんなつもりは全然なくて、毎日のようにふざけて笑いあっていた相手なのに、卒業して会えなくなってから、久しぶりに街角で遠目にすれ違って、声もかけられなかった同級生のように。その時になって、初めて気づいたように。
あゆみんの横顔、とても美しかったです。
(投稿者に、そんな経験があるわけではありませんので念のため)

グループ内格差問題

質問に答えて諸々トークしていく中で、N氏の促しもあってクローズアップされたのは、モーニングのグループ内格差問題(笑)。

「けち」なのではなく「節約家」なのであると言い張る石田さんは、日々、お安いお買得品を求めてスーパー巡回に精を出していることも、そこで買い求めた品々を、上手にお料理していることも話題に上ったわけですが、そこで自炊している内容について話す中で、譜久村聖さんのご実家のお料理には「金箔」があしらわれているといったお話しが。
N氏も石田さんも、特に大それたことを言い出したという自覚はない模様で、軽くスルーされましたけれど、ってか、それをさも「あたりまえ」みたいにN氏までがスルーすること自体が驚きであるわけですが、これは今後の譜久村聖さんの千夜一夜を期待しないわけにはいきませんね。

「買えない」

そんなスーパー巡回も順調な日常であるらしき石田さん。最近のお買得は何ですか?と問われて、野菜が安くなっていることを嬉しげに語る石田さんです。
毎朝、グリーンスムージーを自炊しているという石田さんですが、夏は野菜がお高くて買えないので、お安い代替品で我慢していたと。アイドルという「夢を売る」お仕事なのに、さすがに「買えない」はないだろうというN氏のツッコミに、あくまでもお金がなくて買えない(絶対的不可能)のではなくて、安いときの値段を知っているから、高い時期には、お安いときのお値段と比較してしまって手が伸びない(相対的選択)のであると言い張る石田さんです。
大好物のスイカは冬でも毎日食べていますか?との質問に接して、ニコニコしながら一言、「買えない」と応じる石田さん。見事な天丼でした。
(ちゃんと「買えない」の発言に、手のひらで押さえ込むようなゼスチャー付き)

当日のファッションも?

繰り返し、譜久村聖さんにプレゼントされたという肩出しニットと、尾形春水さんにプレゼントされたという帽子をかぶって登場した あゆみん。
「ファンのみなさんの前に出てくるのに、もらいもので済ませるってこと?」というN氏のツッコミに、ニットと帽子がメンバーからのプレゼントだというだけであって、他はタイツも、下に来ているホットパンツも、全部自腹であると強く主張し、自らのファションセンスが何かと取り沙汰されていることに言及しながら、ファンのみなさんの前に出てくるのだからこそ「ちゃんとしたものを」みたいなことまで口走り、私服がどうのこうのと話題が展開する中で、「だから買えないわけではない」と言い張る石田さんでした。

モーニング娘。のメンバーへ

いつもは「まーちゃん」と呼んでいる佐藤優樹さんに対して、ご立腹の時には「まー!」と呼ぶとか、飯窪さんはベストパートナーだとか、やっぱりヤンタンのレギュラーになれなかったことは悔しいけど、だからこそゲストで登場したときには爪痕を残すつもりだとか、いろいろメンバーについても語る石田さん。
道重さゆみさんとも、つい最近も、メールしたみたいですよ。

鞘師里保さんが卒業した今、改めてダンスバトルの相手にするには誰?という質問を受けて、その質問の細かい条件として「OG可」というのがあったので、「OGでも良いんなら、私のダンスバトルの相手は鞘師さん」と当たり前のように述べる石田さんは、ちょっと感動的でした。実に深い事柄を、なんでもないことのように言う点も含めて。

さてそんな中、気になる後輩として、牧野真莉愛ちゃんの名前を挙げる石田さんです。
ダンスバトルをしたい後輩としても、「スベりーず」に加入させたいメンバーとしても。

ダンスについて、石田さんの真莉愛ちゃん評としては、頑張っているのがわかるから、とのこと。…オーディションに合格してからを知っているファンとしては、「ああ石田さんも、いつのまにか、ちゃんと先輩なんだなあ」と感慨深いところですね。

「スベりーず」に加入させたい理由としては、次のようなエピソードを。
やっぱり最年少で可愛がられる羽賀ちゃんが、なにかと先輩からイジられていて、それを傍らで嫉妬しながら羨ましがる真莉愛ちゃんという図が、楽屋では頻発しているとのこと。そこで、たまには、羽賀ちゃんが先輩から可愛がられたタイミングで「じゃあ牧野もやってみる?」と無茶ブリすることもあるとか。で、そうやって出番をもらった真莉愛ちゃんは、ひとつの例外もなく、見事にスベるのだと。
だから石田さんは、「スベりーず」に加入させるなら、真莉愛ちゃんだと。

そんな「スベりーず」の同僚でもある生田さんちのエリポンや、不倶戴天の相手である小田さくらさんについても問われる石田さん。
生田さんとこのエリポンについては、たまに「あ、この人、ほんとに空気読めてない」って思うときがあるとか。
小田ちゃんについて、希に「ほんと、無理」って思う時もあるんだそうです。
それがどんな時なのかは、明らかにされませんでしたけれども。

小田ちゃん問題

その後、小田ちゃん関連の質問も複数あるも、質問ボックスから引いたものが小田ちゃん絡みのものであるとわかった瞬間に、”答えず” に次の質問に移るといった場面も数回。
その答えない様を指してN氏が「これが答えです」と笑いを誘う場面も。

ただ、こうした一連の流れを、それでも石田さんは楽しんでやっている様子が見えるので、それなりにガチな根っこはあるのかも知れないと推察しつつも、「ネタ」へと高めているからこそ、そこには、やっぱりメンバーへの信頼があるんだろうなと思ったり(ですよね?)。

「顔はめパネルにはワクワクする」

つい先だってお誕生日を迎えて19歳になった石田さん。20歳を迎える前にしておきたいことだったり、お誕生日などの話題から、自然に写真集についての話題も。

定型の水着とかじゃなく、固い表情のページをめくると同じアングルで満面の笑顔が出てくるのが良いといった編集への注文とか、そんな満面の笑顔が似合うと思うのは真莉愛ちゃんであるとか、写真集のロケーションとして沖縄に行ってみたいといったことも話してくれましたが、やっぱりそこは「顔ハメ写真集」でしょ、と石田さん。
話は展開して、「顔はめバスツアー」の提案に及ぶ石田さんです。行程中、顔ハメパネルを発見したら、みんなで顔ハメして、イベントではその様子を肴に盛り上がるというバスツアーだそうで、そりゃ是非参加したいところです(ですよね?)。

他にも、宣材として、モーニングのメンバーが並んでいる横に、13人目のメンバーが顔ハメとして追加されている部材を作りたいと石田さん。みなさんも、そういうのがあったらハメますよね?自分もメンバーに並んでみたいでしょ?と会場に語りかけます。
いや、そんな部材があっても、実際に自分が顔をハメに行くかどうかは微妙ながら、石田さんが嬉しそうに、「私、こんなこと考えてます」って嬉々としてお話ししてくれるので、「はいっ!」と応えないわけにはいかないところですよね。

信じてくれますか

2回目のイベントの中盤で、「石田さんのことを信頼しています。石田さんも、私たちファンを信頼して頼ってくれますか?」という泣かせる質問が。
これに、嬉しそうに「はいっ!」と応じる石田さんに、流れ的に「本日のゲストは石田亜佑美さんでしたあー」と締めに掛かるN氏でしたが、あまりにイベントのラストにふさわしいということで、その質問票は別に分けられて、ほんとのラストまで取っておくことに。

ほんとの100問目を終えたあと、改めて読み上げられます。
石田さんのことを信頼しています。石田さんも、私たちファンを信頼して頼ってくれますか?

石田亜佑美さんの答えは、こうでした。
「これからもよろしくお願いします!」

美しくなっていた石田亜佑美

他にも、道重さんの尊敬できるところ、℃-ute の矢島舞美さんの腹筋チェックで75点だったこと、「そういう矢島さんは100点なんですかね?」と話題を転がすなどと、いろんなお話しが聴けて、とても楽しいイベントでした。

楽しい楽しいと、喜んで聴いているそのお話しの中身だけじゃなく、そうした一切を話してくれる石田さんの様子がまた、なんとも楽しげで、ちょっとした客席やN氏からの反応に、じつに敏感に飛び跳ねるようにして嬉しそうに応答していて、質問ボックスを探るときにも片足をぴょこんと持ち上げるなど、身体全体から石田さん本人がこのイベントを楽しんでいる様子が伝わってくる、素敵なイベントでした。

そして、繰り返しになりますが、そんな石田さんは、これまでのように、ちっちゃくて、可愛いだけじゃなくて、とても美しかった。とりわけN氏と応答していて横を向いている、その横顔が。

2015年の秋ツアーのファイナルとなる武道館で、私は、あまりの石田さんの気迫に、少し心配にすらなったほどです。そして、その石田さんのパフォーマンスに見る気迫は、カウントダウンライブでも、今般の冬のハロコンでも、一向に衰えることはなく、いよいよ増すばかりでした。

これまでもずっと、石田亜佑美さんのことは注目していました。そして、その「だーいし感」の秘密も、可愛らしい石田さんの魅力も、自分で意識する前から、自分の気持ちを、自分の意図を越えて、思わず身体全体で表現してしまっているところにあると睨んできました。「表現」というよりは、それこそ「表出」という感じで。
しかし、昨今のライブで見せる石田さんの気迫からは、そうした「意図しないで表出しちゃってる内面」ではなく、「意図して背負うと決めた覚悟」が感じられたものです。
ですから、これまで自分が気に入っていた石田さんの魅力は、もしかしたら今後は封印されるのかもしれないなと感じてもいたのです。

しかし、おそらくはその「意図して背負うと決めた覚悟」にも関係してか、ずっと、ちっちゃくて可愛い「あゆみん」だった石田さんは、この千夜一夜では、あんなに嬉しそうに楽しそうにしていたのに、とても美しかった。

本人の意図を越えて、いつの間にか美しくなっていた石田さんは、背負うと決めた自分自身の覚悟を、もしかしたら意識していないのかもしれません。これまでと同様に(笑)。
石田さんの魅力として、これまで「だーいし感」といった側面にばかり注目してきてしまったけれど、今、ここまで美しくなっている石田さんに気付いてしまった以上、石田さんが示す凛とした覚悟について、果たして当の石田さんが意図していることなのかどうか、確かめないわけにはいきませんね。
やっぱり、2016年も、石田さんとモーニング娘。からは目が離せないようです。

こうなってしまっては、先頃ツアータイトルも決まったモーニング娘。’16 の春ツアーに参加しないわけにはいきません(← そうじゃなくとも行くくせに)。

(文=kogonil)

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