W(ダブルユー:辻希美、加護亜依)の幻の新曲が配信決定!

W(ダブルユー)の幻となっていた新曲が、ついに公に配信されることになった。

2019年3月30日、幕張メッセで開催する「Hello! Project 20th Anniversary!! Hello! Project ひなフェス 2019<Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム>」で13年ぶりの再集結をする辻希美・加護亜依。 あのW(ダブルユー)がこの日ついに復活。
幻の7thシングル「どうにもとまらない/ちょい悪デビル」に、同じく幻となった3rdアルバム「W3:faithful」から3曲を加えて、13年の時を超えてついに配信スタート!

UP-FRONT WORKS NEWS W(ダブルユー)「ちょい悪デビル」3/30配信!

配信されるのは、W(ダブルユー)が活動停止となった2006年の3月に発売を予定していた作品から、シングルの『どうにもとまらない』やアルバム『W3:faithful』からの楽曲となる。この発売予定の前月に、W(ダブルユー)は活動を停止していたのだった。

W(ダブルユー)『ちょい悪デビル』 収録曲(全5曲)
1.『ちょい悪デビル』(オリジナル) 作詞・作曲・編曲:イイジマケン
2.『どうにもとまらない』(山本リンダ) 作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一 編曲:矢野博康
3.『春咲小紅』(矢野顕子) 作詞:糸井重里 作曲:矢野顕子 編曲:河野伸
4.『個人授業』(フィンガー5) 作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一 編曲:野村義男
5.『うちにかぎってそんなことはないはず』(森高千里) 作詞:森高千里 作曲:直枝政太郎 編曲:ARCHIBOLD
配信サイト
【iTunes】https://itunes.apple.com/jp/album/1456345187?app=itunes
【レコチョク】http://recochoku.jp/album/A1011541004/
【mora】https://mora.jp/package/43000030/UFDL-1425/
※リンク先のページは配信開始時刻から閲覧可能とのこと

W(ダブルユー)は、モーニング娘。4期メンバーである辻希美加護亜依の2人による女性アイドルデュオ。2004年に結成され、辻と加護がモーニング娘。を卒業してからもデュオとして活躍していたが、加護の不祥事から活動停止となっていた。

加護亜依は、W(ダブルユー)の活動停止の理由ともなった不祥事以降も、いくつものトラブルに相次いで見舞われ続け、厳しい状況に翻弄され続けていた。そうしたトラブル続きであることに加え、アップフロントとの契約解除後はハロー!プロジェクトとは絶縁状態だと見られていたところ、2018年の20周年記念の夏ハローにゲスト出演するとアナウンスされ、ファンの間に激震を呼んでいた。

夏のハロコンのステージに登場した加護の、嬉しそうでいて、そしてどこか緊張を感じさせる笑顔や、深々と客席に頭を下げる挨拶、そして高音を伸びやかに歌いあげる楽曲披露には、当時からのファンでなくとも深く感じ入るところがあったという。

そんな加護とペアであった辻希美は、この劇的とも言える加護のハロプロのステージへの復帰の際には(おめでたいことではあるが)妊娠しており、2018年の20周年記念の企画には参加が叶わず、その時点でのW(ダブルユー)復活は叶わなかった。

余談ながら、家族思いで子煩悩な夫と4人の子供に恵まれ幸せな毎日を送っている辻だが、そうした毎日をブログに綴ることで、何故か何をどう書こうとも一部からの激しい批判にさらされるという点で、やはり厳しい状況に翻弄され続けているとも言えよう。

そんな辻、加護ペアが、このほど『ひなフェス2019』で、ついに復活することになるとは、ファンには、もはや旧聞に属する話題だ。

このタイミングで、上述のとおり、幻となっていた楽曲も復活する。

このW(ダブルユー)の新曲配信の話題を受けてネットでは、「配信ではなく、CDを販売してくれ」とか「してみると2006年段階では、ほんとに製作は最終段階だったんだな」といった声から、「山本リンダさんとのコラボは、こんな背景もあったのか」といった先の現役メンバーとの共演に改めて感じ入る者や、「矢野顕子さんの『春咲子紅』が辻・加護で聴けるなんて!」と喜ぶ向きまで、様々な反応で沸き返っている。

こうした反応を含め、何より思い出されるのは、デビューを目指して日々研鑽する研修生たちのステージで、MCのシャ乱Qドラムスまことが述べた “(アップフロントは)情に厚い事務所だ” というフレーズだ。

様々な曲折を経て、ハロプロの20周年を節目に “許された” と評された一連のOGゲストだが、それは “許された” どころか、この『ひなフェス2019』での復活を切っ掛けに、幻の楽曲の再生を越えて、いよいよ本格的にアップフロントのステージに復帰する、その第一歩となるのではないかと、そう期待したいところだ。

(文=椿道茂高)

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