森戸知沙希のバースデーイベントに、カントリー・ガールズを卒業した小関舞がゲスト出演!

2020年2月20日の木曜日、その前日の19日に20歳の誕生日を迎えたモーニング娘。14期メンバー森戸知沙希のバースデーイベントが、東京は代々木の山野ホールで開催された。ハロプロメンバーのバースデーイベントには、サプライズのゲスト出演が恒例ともなっているが、この森戸の20歳を祝うバースデーイベントのサプライズは一味違っていた。

今更、言うまでもないが森戸知沙希は、モーニング娘。メンバーであると同時に、昨年末で活動停止となったカントリー・ガールズのメンバーであった(2017年より兼任開始)。そのカントリー・ガールズの仲間であり、カントリー・ガールズの活動停止と同時にハロー!プロジェクトからも卒業していた(が、しかし、アップフロントには在籍しており、今後の動向が注視されていた)小関舞がゲストで登場したのだ。

ダンス部仕込みのダンスパフォーマンスを終えたところで登場したゲストが小関であったことに気づいた瞬間、会場からは歓喜の余り、悲鳴が上がったとの報告もある。イベント中盤からの企画コーナーのゲームも森戸と一緒に楽しんで、ゲスト出演というには長尺すぎる登場に、会場の森戸ファンも喜び、駆けつけていたカントリーファンは随喜の涙を流し、在宅していた小関ファンは、どうして事前に一言それとなくリークしてくれなかったのかと悔し涙を流したと伝えられる。

2月10日に誕生日を迎えたゲスト小関について(参考|「矢島舞美 卒業間際のご褒美企画に託したもの」)、ホストの森戸が、小関に「18歳おめでとう」と言う場面があったどころか、事前に合同でイベントをやりたいと発言していたことも、当日には語られたという。

カントリー・ガールズのラストライブで、”カントリーの楽屋からフラっと居なくなる小関を、いつも森戸が探していた” というエピソードが語られたことも併せて思えば、その愛らしいルックスからは意外な程の “武闘派” でもあり、一部の事情通からは “北関東の姫” とも恐れられる森戸が、折々に(言葉ではなく)行動や態度で示すものこそ(この場合はカントリー同期愛)、ほんとうの森戸の愛らしさであると、このバースデーイベントに駆けつけたファンには再確認できたようだ。

グループが活動停止し、時にファンから見た経緯に納得のいかないものが含まれていようとも、やはり、こうして時折キラリと輝く一瞬の光の中に、それまでの応援が報われる場面が含まれることが、アイドルを愛するということの醍醐味なのかも知れない。

(文=椿道茂高)

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