アンジュルム松本わかな、「右下腿挫創」との診断をうけ当面は歌唱のみの参加へ

ハロー!プロジェクトの春のライブツアー『花鳥風月』ツアーに十全な参加が叶わぬメンバーが増えたようだ。

2021年5月8日の石川県金沢市の公演で転倒し、翌5月9日の新潟県長岡市の公演を欠席していたアンジュルム松本わかなが、診断の結果、当面は歌唱のみの参加となった。

メンバーの松本わかなですが、5月8日(日)の公演後、移動途中に転倒し、
病院にて検査を受けた結果「右下腿挫創」と診断されました。
これに伴い下記公演について松本はパフォーマンス参加は控え、歌唱のみの参加とさせて頂きます。

公式サイト ニュース詳細 ​アンジュルム松本わかなのパフォーマンスに関するお知らせ

松本が歌唱のみの参加となる公演は、少なくとも以下の通り。(それ以降については医師の経過観察次第ということのようだ)

  1. 5月16日(日)Hello! Project 2021 春「花鳥風月」トークネットホール仙台(宮城) 公演
  2. 5月22日(土)Hello! Project 2021 春「花鳥風月」YCC県民文化ホール(山梨) 公演
  3. 5月23日(日)Hello! Project 2021 春「花鳥風月」千葉県文化会館 大ホール(千葉) 公演

この花鳥風月ツアーについては、すでに他のユニットからも欠席者が出ており、それに松本が加わった形だ。この花鳥風月ツアーが、個々の個々のユニットの単独公演でもなく、メンバー総出演のハロコン形式でもなく、メンバーをユニット横断的に複数のグループに分けて開催しているのは、万が一感染者が出た場合に、ひとつのユニットが丸ごと活動を自粛することになることを避けるための “リスク分散” の意味もあってのことだとは多くのファンも納得しているところだったが、そうしたリスク分散型の変則的なツアーであっても、メンバーにとっての過酷さ(従って真剣さとファンへ向けた熱意)は従来通りだったということだろうか。

アンジュルムの松本わかなといえば、その余りにも幼く可憐な様子(ルックスだけでなはなく、年齢的なものも含めて、あまりに脆く・細く・幼く・儚げに見える外見全般)から、独特な思い入れを持つファンも多い。しかしながら、その加入当初の(本気で透き通りすぎて向こう側が見えそうなくらいの)透明感も “そのまま” に、いくつかのステージを “アンジュルムとして” 踏んでいくうちに、しっかりと先輩方の攻撃力重視のステージングに馴染んでもいたことが多くのファンによって報告されている。公式のアナウンスにあるように、公演の「移動途中に転倒」したということ自体、そのアンジュルムとしてのステージングに馴染んでいたことを物語って余りある。

そうであれば、可憐で儚げなルックスのままに、アンジュルムの迫力のステージに参加して違和感のないパフォーマンスということにもなろう。そんな次世代のハロプロを期待させる松本であれば、多くのファンは、順調な回復を祈るだけではなく、この負傷を変に気負わず、ゆっくりとマイペースで療養して欲しいとも伝えたいのではないだろうか。

(文=椿道茂高)

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